幻影の初恋

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1:勇架:2013/08/24(土) 11:22 ID:BiA

如月学園高等学校、12月19日、5日間のゲーム。と併行です。もしよければそちらもどうぞ!
今まで挫折の多かった、と言うか挫折しかしてなかった、恋物語書きます。
笑えるところは素直に笑ってもらえたら幸いです。


初恋の人と両想いになるのは、女子なら誰もがあこがれますよね。あ、男子も。
また、もう恋がかなわないほどに離れてしまった人と再会できたら、どれだけいいでしょう。
今回は、小さいころの初恋の相手と再会を果たした少女が、またその相手に惹かれてゆくお話です。



登場人物

結川雛湖 ゆいかわひなこ ♀

中西和斗 なかにしかずと ♂

塚本穂乃歌 つかもとほのか♀

桧垣龍馬 ひがきりょうま ♂

谷実里 たにみのり  ♀

幸田つぼみ こうだつぼみ  ♀

野田晶 のだあきら  ♂

草壁航輝 くさかべこうき  ♂

2:勇架:2013/08/24(土) 12:45 ID:BiA

私の心の奥深くに

ぼんやりと残る記憶


また会えるかどうかも

また恋に落ちるかどうかも

分からないけれど



君はいつでも

私の初恋の人

一生忘れられない

大切な人



どんなに月日がたとうとも


その事実は変わらない




もしももう一度会えたら

恋がかなうといいな





それは遠い


夏の日の思い出






*+。 雛湖 。+*

「ね、雛湖、今日転校生来るんだって!しかも・・・男子っ!楽しみだよね〜」
「そうかな?」
「そうだよ〜。もしイケメンだったらどうすんの?あっ、雛湖は彼氏いるもんねぇ〜」
「彼氏?居ないけど?」
「いるじゃん!じゃあその首にかけてるそれは何?どう説明するわけ?」
「これはっ、ちっちゃいころ仲良かった子からもらったの!」
「ふぅ〜ん?でも雛湖は好きだったんでしょ?それにそんなきれいなのプレゼントするなんて、向こうも絶対気ぃあるって!」
「ちょっ・・・!ほのちゃん!」

私は、首にかかったペンダントを握り締めて言った。
これは、小さいとき好きだった子にもらったもの。
本物の四葉のクローバーをきれいな透明なガラスで包み込んでいる、神秘的なデザイン。
好きな人からのプレゼントってゆうことも含めて、私のお気に入り。
しかも、その子とおそろい。私のはピンクのリボンがついていて、その子は水色のリボン。
きっとまた会えるって信じて、肌身離さずつけてるんだ。
「もしかしたら雛湖の初恋の人が来るかもよ〜?」
「まさか」
「あ、やば、先生だっ!」
ほのちゃんに言われた私はあわてて、黒板のほうに向き直った。
「それでは、朝のホームルームをはじめる。」
と先生が言ったとき、誰かが言った。
「せんせー、転校生はー?」
「おっ、情報早いな。じゃ、紹介する。中西ー、入って来ーい」


       ガララララ。

「はじめまして、中西和斗です。」
といったとたん、みんなから歓声が上がった。
「かっこいい〜〜!!!」

「うわぁ!かっこよくない!?」
隣の席のほのちゃんが言った。
「・・・うん。」
イケメンとかまったく分からない私でさえ、かっこいいと思った。
でも・・・あれ?なんか、みたことある・・・
そう思って、じっと見ていたら、あるものに視線が釘付けになった。
「!?」
私は、思わず立ち上がってたみたいで、先生にいわれた。
「どうした?どこか痛いのか?保健室行くか?」
「・・・いえ」
私が座ろうとしたとき、転校生の中西君が口を開いた。
「君・・それ」
「へ?」
「ペンダント」
「あっ」
じゃあまさか、やっぱり・・・
「雛湖ちゃん?」
「和斗くん?」
そのとき私に、電気的な何かが走った。


           End

3:勇架:2013/08/24(土) 19:22 ID:BiA

(*´д`*)眠い〜

4:勇架:2013/08/25(日) 12:28 ID:lhA

*+。 雛湖 。+*


えっ・・・
まさか、ほんとに・・・!?

確かにあの子は和斗って名前だったよ?
でも、えぇっ?
いやいやいや、ありえないっ!
そんなマンガみたいな展開、ぜ〜〜〜ったいに、ないないない!


*+。 和斗 。+*


へぇっ!?雛湖ちゃんって、あの雛湖ちゃん?

かわい・・・じゃなくて、なんでっ!?
あ、これ多分、夢だ。
うん、夢夢。

夢じゃなくても、現実じゃないことだけは確かだ。

だって俺、あのペンダント渡したのいつだっけ・・・5年位前だ。
さすがにそんな長期間つけてるやつはいない。しかも雛湖ちゃん、女子だし。そんな流行りじゃないの、未だに付けてる訳ないって。


*+。 雛湖 。+*


「ちょっと雛湖、これどういうこと?あたし意味わかんないんだけど!まさか、ほんとに雛湖の初恋の人が来たってこと!?」
私は驚きのあまり、ほのちゃんの問いかけにだまって頷く事しかできなかった。
「えぇ〜・・・何その夢展開、頭痛くなってきた・・・」
私もまったく同意見。
「おお、中西と結川はなかよしか。なら塚本、後ろの空いてる席行ってくれ。空いた結川の隣が、中西の席だ。」
へ、先生、何言ってんの?
「えぇ!?先生、やだよそんなの!あたし雛湖の隣がいいの〜!」
「中西がなれるためだ。勘弁してやれ。」
ほのちゃんがこっちを向いたので、私は微笑みかけた。するとしぶしぶ後ろの席に移ってくれた。

どうなるんだろう、私・・・



                End

5:勇架:2013/08/27(火) 18:20 ID:eac

*+。 雛湖 。+*


・・・きまずいよぉ。話しかけられないし、話しかけても、何て言ったらいいの?
相手をほめる!はどうかな。「かっこよくなったね」・・・違うなぁ。てゆうか、チャラい。キャラ変わってるし。
思ったことを言う・・・「何で戻ってきたの?」・・・。感じ悪い子みたい。
優しさを見せて親しみやすく・・・「学校案内してあげよっか?」おせっかいかもなぁ・・・なんか、上からだし。

うううううううう、何て話しかけよう?


   キーンコーン、カーンコーン。


はわわっ、そう考えてるうちに1時間たっちゃったぁ!

ほら、やっぱり。女子に囲まれちゃってるよ。
話しかけられるのは次の休み時間かぁ・・
「・え。・・・・ん。おーい?」
「ん?」
「雛湖ちゃん!」
誰?・・・

「きゃあっ!!」
「何!?どうした雛湖ちゃん!!何で驚くの!?」
だって!だって!目の前に、顔がっ!・・・って、うん?「雛湖ちゃん」?

私は、そっと顔を上げた。なっ・・・えぇ!?和・斗・く・ん!?



はぁ、はぁ、はぁ。まさか、向こうから話しかけて来てくれるなんて。

びっくりした。まだ心臓がバクバクしてる。死ぬかと思っちゃった。

「で、ど、どうしたの、和斗くん・・・和斗くん?」
どうしたんだろ。じーっと、黙ってる。考え事?
「あのさ。」
あ、しゃべった。
「とりあえず、もう中2だぞ?和斗くんって、やめよっか。”和斗”でお願い。俺も雛湖って呼ぶから!」
「へっ!?なんで!?」
「えっ、なんっ・・・あ、そ、その、さっきの女子の中に、雛湖ちゃ・・雛湖と声が似てる子が居たんだよ。その子と区別するためっていうか」
「ふぅん。」
何であわててるの?そう思ったけど私は声には出せなかった。

和斗、か。雛湖、か。

ちょっと、って言うか、だいぶ恥ずかしいけど、なんかうれしいな。

リセットされた関係から、ちょっとだけ近づけた気がして。



            End

6:勇架:2013/08/30(金) 12:55 ID:2gM

*+。 雛湖 。+*


「ひーなこっ!」
「ほのちゃん!!あっ、ごめんね、席後ろにしちゃって・・・」
「あはは、いーのいーの!授業中雛湖眺め放題だしねっ!!最近授業聞いてないでしょ〜。」
「へっ、何で分かるの!?」
「だって・・・」
「見てたら分かるよ、だろ?」
へ?
「中西君!!」
「和斗!?」
「おはよ、雛湖、塚本さん。」
「ちょっと雛湖、いつの間にそんな関係になったの?あたし、聞いてないんだけど」
ほのちゃんが耳元でささやいた。
「あ、いや、そういうわけじゃなくて・・・」
「何の話?塚本さん」
「中西君にあたしの名前覚えてもらった・・・じゃなくて、なんでもない、なんでもないの!!」
「そう?」
やっぱり昔とおんなじ。和斗と居るとすごい楽しいや。



そのとき私は、気づいてなかった。
2つ後ろの席からの、刺すような視線と話し声に。

「何なのあいつ。今までおとなしい子ぶってたくせに、何で中西君が来たとたんに仲いいって見せ付けてんのよ!ウザいわ。」
「思い出の人だかなんだか知らないけどさ、どうして毎日毎日中西君と話しこんでんのよ!うちらにだって話す権利くらいあるじゃん」
「結川雛湖ー・・・マジでむかつくー・・!!」



             End

7:勇架:2013/08/31(土) 12:44 ID:jhM

おなかすいた・・・

8:勇架:2013/09/02(月) 17:43 ID:wRI

(´・ω・`)

9:勇架:2013/09/03(火) 12:28 ID:wRI


            ツンデレ風上げ



ほ、ホントは上げたくなんてないんだけど、そんなに言うなら上げてやってもいいけど!?
あ、あんたのためじゃないんだからね!誤解しないでよね!

10:勇架:2013/11/09(土) 12:26 ID:ozU

「ねえ」
「へ!?」
昼休み、珍しく屋上に行って1人でお弁当を食べていた雛湖は、頭上から降り注ぐ声に驚いた。
「結川さん、だよね?珍しいね、1人?塚本さんと一緒じゃないの?」
にっこりと微笑んで話しかける少女は、クラスの中でも活発で、中心的な女の子だ。
周りを取り囲むグループの子達も、クラス委員だったり朝礼でよく表彰されたりと何かと目立つ子ばかりだ。
そして、彼女自身もピアノの全国コンクールで銀賞を取るなど、多くの特技を持っている。
そんな華々しいグループのリーダー、名前は・・・谷実里さん。

*+。雛湖。+*

何で、こんな子が!?
私に、話しかけてくれるの!?
「え、あ、はいぃ!ほのちゃんはここに来る途中足ひねっちゃって、保健室に・・・」
「えぇ!?大丈夫なの?後でお見舞い行ったほうがいいかしら・・」
「い、いいよ、そんなの・・・私、さっき行ったし、元気そうだったよ?保健室でお弁当食べてたし・・・」
「でも・・・」
「それにっ、ほのちゃん、お見舞いとかで大丈夫?とか聞かれるの苦手なんだ。お昼の授業からは出れるみたいだし、大丈夫だよ」

少しの間、沈黙があった。
しばらくして、
「・・・あははっ、そっか!じゃあ、お弁当一緒しよ!」
わぁ、笑うとやっぱりかわいいんだなぁ・・・
・・・って、えっ!?谷さんと、お弁当一緒に食べる!?
そんな、無理だよ!何話せばいいのかわかんないよ!
「いただきまぁす」
えっ、早!とりあえず何か話さないと!えーと、えーとぉぉ・・・!
「あのっ!その、えっと・・谷さん・・・は、何で一人なの?グループの子達は?」

考えてみれば、これは一番の間違いの言葉だった。


「え」
谷さんが、言葉を詰まらせた。
「え・・?どうか、しましたか?」
「あ、ううん!なんでもない!ほかのみんな、先にどっか行っちゃって・・・」
「え、そうなんだ」



・・・・嘘だ。


あの仲良しグループが、1人を、それもリーダーを置いていくとは思えない。


今まで明るく話していた谷さんが、なぜか言葉に詰まった。


どうして?


裏に、何かあるの?


そもそもどうして、私に話しかけてきたの・・・?




           End

11:勇架:2013/11/16(土) 17:03 ID:XDg

みんなきてくださ〜い(´Д` )

12:チョコリーナ:2013/11/16(土) 17:28 ID:smk

来たよ♪おもろいなー!!
あ、うち、キャンディの魔法。~幻のお菓子の国~っての書いてるんで、よろしくです!

13:勇架:2013/12/10(火) 14:42 ID:TwM

いきまーす(*゚▽゚*)

14:勇架:2013/12/14(土) 15:20 ID:YlQ

ちょっとここで続きが思いつかな((殴

番外編を書こうと思います。

ほのちゃんと雛湖がまだ小さかったころ、そしてそのときに仲良しだった新キャラのお話です。
なお、この新キャラは本編に登場する予定はありません(多分・・・)。
番外編では出していこうと思ってます。
このお話はキャラ視点ではなく客観視で行きたいと思います。


穂乃歌が、雛湖の家に遊びに来ています。
2人は幼稚園と小学校時代のアルバムを眺めていました。
「見て、ここの雛湖!ケーキこぼしてるんだけど!」
「そ、そういうほのちゃんだって、ここで顔に泥ついてるじゃない!」
「あたしは幼稚園の時だも〜ん♪雛湖これ、何年生?小4くらいじゃないの?」
「3年生だもん!!」
「あっはは、そんなに変わんないじゃん!」
「うう、ひどい〜・・・」
「へへ〜☆ま、ケーキならこっちの宇宙っちの方がひどいけどね!」
穂乃歌が指差す先には顔じゅうに生クリームをつけた女の子の写真があった。
「ああ、宇宙ちゃんね。これ、宇宙ちゃんのお母さんの誕生日にケーキ作ってたんだよね。ホイップ作りで混ぜてる手が疲れてきたって言ってだんだん雑になってきて、めっちゃ跳ねてたっけ・・・・」
「しまいにはあたしに代わってって言い出すしね。」
「何とかうまくできてよかったよね〜」
緒方宇宙(おがたそら)。それは、雛湖たちにとって、懐かしい名前だった。
幼稚園のとき同じクラスになって、それ以来ずっと仲良しだった。小学校でクラスが離れてもその仲は変わらなかった。
しかし小学校6年のとき、宇宙が中学を受験して私立中に行ってしまって以来、宇宙の学校が忙しかったり予定が合わなかったりでほとんど会っていない。
「宇宙ちゃん・・・会いたいなあ」
「ね。どうしてるかな、宇宙っち・・・・・・・・・・・・・・・・そうだ!会いに行こうよ!」
「え?」


遊びに行くんでここで切り上げます。


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