愛色の想い

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1:柊 ◆7Szo:2013/09/14(土) 22:06 ID:V6o

…プロローグ…

「愛色を私に塗って……? 」

 そう少年に微笑み少女は目を閉じ空の向こうへ旅だった。
「ありがとう__」
 そう少年は涙を夕日で照らされる病室の少女の頬に垂らした。


毎度毎度すみません。
今回は大好きだけど書くのは苦手な
恋愛を書こうと思います。

もうひとつの作品
「†Reaper∞Game†」
共々よろしくお願い致します。

2:柊 ◆7Szo:2013/09/14(土) 22:17 ID:V6o

…第一章…色

__何時だろうか。光(ヒカリ)が消えたのは……
俺は朝、少し太陽で眩しい空を見上げ呟く。

「光……行ってくるよ」

 そう言い笑い、鞄を持ち直し学校へ向かう。
下駄箱に着けば挨拶が溢れる光景に立ち会う。
いつもの事だから俺は上履きを履き三階にある二年生の教室へ歩く。
 足音以外の音に耳を傾ければ煩い女子の会話が聞こえる。
そんな会話でも少しだけ、和む自分がいる。
「おっす!龍也(タツヤ)」
「おーっす……勇(イサム)」

 肘で俺をつっつく男は俺の幼い頃からの親友。

そして俺はコイツより上のモノを失った。

3:柊 ◆4DCs:2013/09/20(金) 23:13 ID:V6o

 今日で何日目だろう。光が消えたのは……

「龍君」「光」
 俺達は昔からそう互いを呼びあっていた。
俺が一番思い出すのが幼稚園の時
園内を少し歩いて原っぱがある小さな場所。
 俺は空を見るのが大好きで、暇があればいつも来ていた。
一人になれる唯一の場所。

 当時四歳の俺がいつもの通り、仰向けに寝そべり空を眺めていると
俺の顔を笑顔で除き込む少女がいた。
「ねぇねぇ名前は?? 私は光だよ」
「龍也……」
 俺の名前を聞くと更に笑顔を浮かばせる。
そんな彼女に釣られ俺も笑い、二人で笑いあってた。

「ねぇ見て……!! 綺麗な虹ー」

 空に指をさし俺は上を見る。
空には光の言う通り綺麗な虹がかかっていた。

「光もね。あの空に行くんだ。
 龍君……光が消えたら空を見て思い出してね」

 俺は幼いながら光のその言葉に
『死』を意味するのは知っていた。
けれど意地っ張りな四歳の俺は笑顔を無理矢理作って
その後先生に探されるまでずっと泣いていた。

____出会いから八年。
小学六年になる頃には
俺は生意気にも『光』という名の“彼女”を持っていた。


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