*〜友情と涙〜*

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1:柚樹璃南 ◆v5Fw:2013/09/29(日) 17:45 ID:WO.



ずっどみんなで一緒に入れると思ってたのに……。

神様はなんて意地悪なんだろう……。

>>2
登場人物紹介

2:柚樹璃南 ◆v5Fw:2013/09/29(日) 17:51 ID:WO.

登場人物

*瀬川奈々*〜せがわなな〜
中学2年生
大抵グループの中心にいて、明るく笑顔が多い

*天草 愁南*〜あまくさしゅな〜
おとなしいがみんなのまとめ役で、あんまりはしゃいだりはしない

*瀬斗七瀬*〜せとななせ〜
クールで大人びているが、たまに笑顔を見せる。

*朝陽柚羽波*〜あさひゆうは〜
みんなと一緒に笑うのが好きで、いつも笑っている

3:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 17:57 ID:WO.

「おはよー!!」
今日も朝からとびきりの笑顔の奈々と柚羽波が教室に入ってきた。

先に、来ていた愁南と七瀬も
「おはよ!」
っと、言う。

今日は体育大会の日でみんな張り切ってた。

4:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 18:06 ID:WO.

柚羽波side

私達はリレーに出場する。
この日のためにいっぱい練習した。

最初は私から始まって、七瀬、愁南、奈々と続く。

私達は順調に進んで、見事一位に!!

この時私達は手を取り合って喜んだ。

あのときはほんとに楽しかったな〜

でも、私はあのとき、愁南の様子がなんか違ったんだよね…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
すみません。
これは一年前の話です。

5:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 21:26 ID:WO.

*七瀬side*
柚羽波からきかれた、あの言葉今でも覚えてる?

「愁南の様子が可笑しいよ。何かあったのかな?」

「そんなことないでしょ。私は普通に見えたよ。」

何で、気づいてあげられなかったんだろ?

何で、何で………。

後悔ばかりが私を苦しめる。

6:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 21:30 ID:WO.

訂正です。
あの言葉今でも覚えてる?
の「?」は要りません。

すいません

7:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 21:33 ID:WO.

*奈々side*

あの時、柚羽波は
「愁南がおかしい」
っていったよね…。

私はあの時、体育大会に受かれて、柚羽波の話をちゃんときいてあげなかった。

何で、聞いてあげれなかったんだろう。

私がちゃんと聞いていれば、愁南は………。

8:柚樹璃南 ◆v5Fw:2013/09/29(日) 21:41 ID:WO.

*愁南side*

なんかしんどい。
最近ずっと続いてるんだよね。

何でだろ。
明日も続くようならお母さんに言ってみようかな……

そんなことを考えていると
「大丈夫?」

っと声をかけられた。

振り向くと、柚羽波だった。

「うん、大丈夫大丈夫。」

心配をかけたくなくて笑顔をつくり、嘘をついた。

私はもう………。

9:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 23:15 ID:WO.

*柚羽波side*

次の日、いつものように私、なな、七瀬が登校した。

愁南が、居なかった。

その日の天気は雨。

私は何故か胸騒ぎがした。

10:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 23:18 ID:WO.

*奈々side*

この日を忘れることはないと思う。

私にとって人生で一番の、ショックだったのだから。

愁南がいなかった日。

窓の外で雨が降り続き、不吉な、何かが。

多分、二人も何かあるって分かってたと思う。

11:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 23:20 ID:WO.

*七瀬side*

愁南はどうしたのかしら

私は席の隣にいつも愁南がいるので、いないと、心に穴が空いてしまったみたい。

なにかしら、この虚しい気持ちは。

きっとなにかがあった。

分かってたけど、そっと心の引き出しにしまった。

12:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 23:26 ID:WO.

*愁南side*

今日のあさ私は教室に居なかった。

それは、私自身からみんなに伝えないといけないことがあったから。

あの、3人は薄々感じとっているかもしれない。

みんなはどう反応するのか。

私自身、分からない。

自分がわからなくなって、考えてるときに先生に呼ばれ、教室に入った。

天気は雨。

私が、教室に入ると、みんながこっちを向いた。

三人は心配そうな目でこっちをみている。

私は静かに、教卓の前にたった。

13:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 23:32 ID:WO.

*柚羽波side*

ガラッっとドアが開き、愁南が入ってきた。

何か、思い詰めた顔つき。

初めてみた、愁南の顔。

私は心配になり、静かに教卓の前にたった、愁南を、見つめていた。

14:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 23:34 ID:WO.

*奈々side*

愁南が入ってきたから、笑顔で、あいさつをしようとした。

でも、違う。

愁南が違う。

何を考えているの?

何が会ったの?

私は何故かすごく不安になり、心の中で叫んでた。

15:りな ◆v5Fw:2013/09/29(日) 23:37 ID:WO.

*七瀬side*

あら、いるじゃない。
何も、心配は要らなかったっとホッとして胸を撫で下ろした。

顔をあげて愁南を見たとたん。

あ、違う。
何かあったんだ。って分かった。

その理由はもうすぐわかるよね。

今から貴方は何を話すの?

不安でしかたがなかった。

16:りな ◆v5Fw:2013/09/30(月) 22:47 ID:WO.

*愁南side*

教卓から、みんなの顔が見える。

わたしは、静かに口を開いた。

「私は白血病になりました。」

最初の一言を言うだけで皆がざわつく。

「医者にあることを言われました。あなたの余命は後一年だと。」

皆が驚きと戸惑いを隠せない顔で私を見ている。

「私は限られた時間をみんなと一緒に過ごしたいです。私の、命はあと少しですがみんなと一緒にいたいと思います。」

これが、私の気持ちだ。

一年間しかない、限られた時間を大切な仲間と過ごしたい。

それが最後の願い。

もっと、生きたかったのに。

17:りな ◆v5Fw:2013/09/30(月) 22:52 ID:WO.

*柚羽波side*

教卓にいる、愁南からの、告白。

私は一瞬言葉の意味がわからなかった。

余命1年………。

あと、1年たてば、愁南はいなくなってしまうの?

もう、二度と会えない存在になってしまうの?

考えてるうちに私の頬を一筋の涙がつたった。

18:りな ◆v5Fw:2013/09/30(月) 22:57 ID:WO.

*奈々side*

愁南の言葉は私には理解が出来なかった。

「死ぬ」ってどういうことなのか私には分からない。

でも、二度と会えないことくらいわかる。

愁南はその存在になってしまうかもしれない。

分からない。

いつも、一緒にいた、愁南が居なくなる。

そう思うと悲しくて目から涙が溢れた。

19:りな ◆v5Fw:2013/09/30(月) 23:05 ID:WO.

*七瀬side*

白血病。
私の母と同じ病気。

母も白血病で亡くなってしまった。

あのときみたいに悲しみたくない。

もう、大切な人を失いたくない。

1年なんて……。

ありえないじゃない

ずっと一緒に痛かったのに。

私は目頭が熱くなるのが分かった。

20:りな ◆v5Fw:2013/09/30(月) 23:11 ID:WO.

*愁南side*

言いたいことは言えた。

もう、いい。

私は自分の席に向かい、静かに座った。

皆の真剣な顔。

泣いている人だっているなか、先生が教卓にたった。

「あと、1年という時間をみんなで最高な思い出にしていこう」

先生の言葉にみんなが頷いた。

私自身、前まで「死ぬ」ということを考えなかった。

でも、急に、気になるようになった。

今では、恐怖でしかない。

まだ死にたくない。

みんなと生きたい。

そう、強く思った時、チャイムがなり、先生が教室をあとにした。

21:りな ◆v5Fw:2013/10/01(火) 11:22 ID:WO.

*柚羽波side*

先生からの言葉に私は泣いてしまった。

チャイムがなり、休み時間に私と、奈々、七瀬は真っ先に愁南の元に駆け寄った。

「ねえ、いつからだったの?」

「ずっと前からしんどくて昨日分かったんだ。」

その言葉に私は心がいたんだ。

私は愁南の苦しそうな顔を度々みてきた。

あのとき、何かあるかもしれないっと気付いて、愁南を病院に行かせていれば…。

愁南はこんなことにはならなかったかもしれない。

事実をしり、更に後悔ばかりが募った。

22:りな ◆v5Fw:2013/10/02(水) 23:15 ID:WO.

*奈々side*

………。
私は言葉すら出なかった。

先生が話していて、最後の言葉には、涙を押さえきれずに声をあげて泣いた。

今まで一緒にいた友達がいなくなる。

それも、あと一年で。

私達約束したじゃない。

いつか、大人になったらみんなでウェディングドレス着て写真をとるんだって。

その、約束はもう果たせないの?

チャイムがなり、先生が教室をあとにした。

23:りな ◆v5Fw:2013/10/04(金) 00:10 ID:WO.

*七瀬side*

私達二度とあえなくなってしまう。

先生がゆうようにあと1年愁南が最高に楽しめるようにしよう。

私は強く思った。

そのとたん、今まで
四人で遊んだり話したりした光景が
私の頭をよぎった。

その瞬間涙がこぼれた。

24:りな:2013/10/14(月) 00:23 ID:WO.

*愁南side*

先生が教室から出ていった。

柚羽波、奈々、七瀬はすぐ、私の席にきた。

「ごめん。」

ゆうはから、言葉がこぼれた。

その声は消え入りそうな声だった。


でも、深い意味が込められてた。

「みんなが好きだよ。大丈夫、私はまだしなない。」

私はみんなに言い聞かせるように…………

いや、自分に言い聞かせるように、そう言った。

25:りな:2013/10/14(月) 11:04 ID:WO.

*柚羽波side*

「大丈夫私はまだ死なない。」

愁南は多分私たちが泣いているからこうやって、言ってくれたんだね。

愁南も、きっと、怖がってる。

死ぬことを……………。

だって、声が震えていたから。

26:りな:2013/10/19(土) 17:56 ID:WO.

*奈々side*

愁南はいつもそうだよね。

私たちを安心させようとしてくれる。

今度はなにか、私たちが愁南にしてあげたい。

残りの一年間あるんだから、精一杯のことをしてあげよう。

私は、強くおもった。

「愁南、ありがとう。」

私が言うと、愁南は、ニコッと微笑んだ。

その笑顔にまた涙がこぼれた。

27:りな:2013/10/26(土) 00:07 ID:WO.

*七瀬side*

「愁南……。」

まだ、死なない……か。

私は思った。

今のは、自分に言ってるんだよね。

話す声が震えてた。

怖いんだよね。

胸が痛いくらい愁南の気持ちが伝わって私のめからは大粒の涙が流れた。


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