グルミーLIFE

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1:氷室:2013/09/29(日) 19:47 ID:X5o

初めて小説を書かせて頂きます。
これは私のオリジナルなんですが…見て頂ければ嬉しいです。
キャラ設定などは↓に書いてあります

2:氷室:2013/09/29(日) 19:52 ID:X5o

〔キャラ設定〕

主人公

月星エルネ(つきぼし えるね)
・本作での主人公。
・スポーツマンで、活発。考えるより行動する方
容姿
・茶髪のハネっ毛ロングヘアー。目は青色(外国人かよ!!)
・背は162センチ。体重はあえて伏せます((

楠ヨツバ(くすのき よつば)
・エルネの幼なじみ。
・無口で、クール。(クーデレ…?)
・めちゃモテるが男嫌い。

容姿
・金髪のふわふわロングヘアー、前髪はぱっつん
・目の色は青色
・背は低い。150センチ

とりあえず今はここまで…
次はプロローグです

3:匿名:2013/09/29(日) 20:59 ID:X5o

あ、すいません


やっぱプロローグ飛ばして本編行っちゃいます…

4:匿名:2013/09/29(日) 21:00 ID:X5o

すいません


プロローグ飛ばして本編行きます…

5:氷室:2013/10/06(日) 12:28 ID:VsU

昼間、あんなに眩しかった太陽は、オレンジ色の夕焼けに溶け込んでいく。
そんな光景を眺めながら、私・月星エルネは自宅へと足を運んで行った。
すると、私を呼び止める声が聞こえた。
「エルネ、偶然だね。一緒に帰ろうよ」
幼なじみの楠ヨツバだった。
お人形のような可愛い顔立ち、華奢な手足、小さな身長、ふわふわの長い髪…彼女はいわゆる「美少女」の部類に入るだろう。
そして彼女は、自分のルックスに困ったことは一度もないんだろう。
「うん、いいよ」
返事をすると、彼女は笑って私の隣に並んだ。

6:氷室:2013/10/06(日) 12:36 ID:VsU

こんなに可愛い女の子なのに、彼女は昔から男嫌い。
ヨツバ曰く「なんか嫌。うざいし」だそうだ。
ヨツバは、あまり口数は少ない方だけど、幼なじみの私にだけはこうやって親しくしてくれる。
それは私がヨツバにとっての数少ない友達だからだろうか。
この容姿のおかげで彼女は女子から妬まれている。
しかし何事にも動じない性格のヨツバはそんな事どうでもいいようだ。
「今日さー、嫌いな数学が2時間もあったよね…」
「ああ、エルネは数学苦手なんだっけ?他の科目は得意なのにね」
「本当最悪だったよ…」
そんな他愛ない会話をしていると、何やら今日オープンしたようなピカピカのお店が見えた。
「なにあれ…何のお店?」
「さぁ?雑貨屋とかじゃない?どうせなら入ってみようよ!!」
「えー…ん…まあいいけど」
強引にヨツバの手を引っ張って、店内へと足を運んだ。
「開いてるかな…」
「なんだ、ゲームショップだったんだー」
店内に入ると、新発売のゲームソフトがずらりと並んでいた。

7:氷室:2013/10/06(日) 12:41 ID:VsU

「いらっしゃいませー、お客様」
店員がご丁寧に挨拶をしてくれた。
「…なんだ、普通のお店だね…」
「でしょー?あはは、ヨツバは昔から怖がりなんだから!!」
「別に怖がりじゃない…」
プイッとそっぽ向くヨツバ。
その頬はピンクに染まっていた。
(これは…照れてるのか…)


「でもゲームなんて私滅多にやらないし…」
「えー?私は結構やるよ?グロゲー好きだし」
「…花の女子高生が何やってんの…」
しゃべっているうちに、見たことのないゲームソフトが目に入った。
「…ん?」

8:匿名:2013/10/06(日) 12:48 ID:VsU

それは、ファンシーで可愛らしい動物たちが楽しそうに笑っている表紙だった。
「わー、何これ可愛いー!!」
「子ども向けじゃない?」
そのゲームソフトの側には、『残り一点!!』と大きく書かれた紙が貼ってあった。
「お客様、そちらのソフトに興味がありますか?」
先ほど、挨拶をしてくれた店員が私たちに声をかけた。
「えー、まあ、はい」
「そちらは今、子どもから大人まで大人気の新商品になります。残り一点ですが、お買い上げになられます?」
「えー、でも知らない物だしなー」
「一度やったら絶対にハマるゲームですよ、どうです?」
「んー…」
私は自分の財布を見た。
バイトで必死にためたバイト代があった。これならゲームソフト一個買ってもまだまだあるな…
それに、ちょっとやってみたいし。
「じゃあ、試しに買ってみます」
「ではレジの方へ」
美人の店員は、レジへと連れて行ってくれた。

9:氷室:2013/10/06(日) 12:54 ID:VsU

「お買い上げありがとうございましたー、またお越しくださいませー」
私の手元には、ピンクのビニール袋がぶら下がっている。
「ふふふ♪」
「エルネ、いつにも増してハイテンションだね」
「えー、そうかな?」
「そうだよ」
そして、数分にも満たないうちに家が見えた。
私たちの家は隣同士。
登下校はいつも一緒にいく。
「じゃあねー、ヨツバ」
「うん、また明日」
こうして、私たちはそれぞれの家に帰った。
「はぁー、疲れた…お風呂入ったらゲームやろっかな」
私はゲームソフトが入ったビニールを机の上に置いた。
…一人、家にいる時、いつも思い出す。
虐待されたあの頃を____

10:氷室:2013/10/06(日) 12:58 ID:VsU

〜過去編〜

「エルネ…いい加減パパとママのいう事を聞きなさい!!!」
バシッ
部屋中に響き渡る、頬を叩かれた音。
どうして…?
私、反抗なんてした事ないよ…?
いつも、パパとママのいう事、ちゃんと聞いてるよ?
勉強だって、運動だって、頑張ってるよ?
なのに、なんで…
「今日、あんたの晩ご飯はないからね!!!」
そんな…

こんな生活を日々繰り返し、私は段々と痩せ細っていった。

11:氷室:2013/10/06(日) 15:06 ID:VsU

だけど、数年前、私を置いて両親が出かけて行った時に、両親の車は事故にあった。
両親は大けがをしていた。
その事故が起こったところは私の家の近くだったから、すぐに見に行けた。
血塗れになりながら死んでいく両親の姿を、ただにらんでいた。
これは運命なんだ。
そして、神様の罰なんだって、自分に言い聞かせて。

葬式の後に叔母さんが言って来た。
「かわいそうにねぇ…パパもママも居なくなっちゃって…」
かわいそう?
私はせいせいするよ。
やっと、やっと、叩かれずに済むんだから。
そう言ったら皆はこう言った。
「仮にも親なのよ?」
知らないよ。
何日もご飯をロクにあげずに、風呂も入らせずに、殴って蹴って、罵声を浴びせられた。
それでも私は親に感謝しろと?
「貴方を産んでくれたのよ?」
知らないよ。
産んでくれたのは有難いけど、虐待させられたのに親って呼べるの?
貴方は私の何を知ってるの?


葬式の後に一人暮らしを始めた。
その時、隣の家のヨツバと親しくなった。

12:氷室:2013/10/06(日) 15:09 ID:VsU

すごく綺麗な女の子だと思った。
私もこれくらい可愛く産まれればお母さんに愛されてたの…かな…?

それから数年の年月は経ち、
私たちは同じ高校に通った。
そして現在に至るわけだ。

13:氷室:2013/10/06(日) 15:19 ID:VsU

「ふぅ」
お風呂から上がり、髪をドライヤーで乾かす。
「さてと…ゲームやりますか」
袋からゲームソフトを取り出す。
すると、あまり目に入っていなかった文字が見えた。
『グルミーLIFE』…このゲームソフトの名称だろう。
変わった名前だなあ…
「これは…なるほど、テレビに繋ぐのか…」

数分後

「やっと出来たーっ。さてと…ん?」
テレビに繋ぐなり、表紙にも居た可愛らしい動物たちが現れた。
そう言えば説明書がなかったけど…どうやってやればいいんだろう。
「ま、やればやり方なんて分かるっしょ」
ブツブツ独り言を言っていると、テレビゲームの電源がプツンと切れた。
「ん…あれ?」

14:氷室:2013/10/06(日) 15:22 ID:VsU

「ブレーカーでも落ちたのかな?」
だけどテレビ以外、電気はついている。
「あれー…おっかしいなぁ」
突然の現象に驚きを隠せない。
だけど、何度電源をつけても、全然起動しない。
「何かまずい事しちゃったのかな…ま、いいや。寝よ」
私は諦めて、テレビに背を向けた。
そして、自分の部屋のドアの開けて、ベッドに寝転がった。

15:氷室:2013/10/06(日) 15:28 ID:VsU

***翌朝***

目が覚めて、時計を確認する。
…時刻は午前7時58分。
「…え?あああ!!!どうしよう!!今日は8時15分までに学校行かなきゃなんないのに…!!!」
頭が真っ白になった。
だけど行くしかない。
「…はぁ…仕方ない。頭痛がしましたとか適当に嘘つこう」
まあ本当はダメなんだけどさ。
こういう時は仕方ない。
「いや、自分が悪いんだけどね…はは」
制服を着た途端、お腹が鳴った。
「き、昨日から何にも食べてないから…ああでも、時間ない!!仕方ない!!急ごう!!」
私は玄関を開けた…次の瞬間。
「…?ん…何この匂い…」
何だか血生臭いような匂いが鼻を刺激した。
「うえぇ…いや、今はそんな事気にしてる場合じゃ…行こう…」
…と、足を進めた次の瞬間…
「…っっ!?」
私の足元には、真っ赤な血がついたナイフが転がっていた。

16:氷室:2013/10/06(日) 15:36 ID:VsU

「な…何よ、これ…」
私は目を見開いた。
ついている血は、数十分…いや、数分前のだろうか。
…すぐに理解は出来た。
そう、人殺しが出たんだろうと。

「に、逃げなきゃ…逃げなきゃ…」
きっとまだ近くに居るかもしれない。
このまま学校に向かう?だけどどこに潜んでいるかも分からない…
とりあえず家に…

…あれ?
私の頭にはある人物が浮かんだ。
…ヨツバ?ヨツバは無事なの…?


彼女の家に、全速力で足を運んだ。
そんな…
そんな事…あるはずないよ…ね?

17:氷室:2013/10/06(日) 15:40 ID:VsU

「よ、ヨツバ!!!」
私はヨツバの家の扉を開いて、カッと目を見開いた。
「無事なの!?ねえ、返事をして!!!」
だけど声は返ってこない。
「…」

嘘…嘘…うそ…ウソだ…


彼女の部屋は、真っ赤な色に染まっていた。
ああ…手遅れだったんだ…
「…あああああ…」
私は、その場に座り込んでしまった。
嘘だ。
そう、これは夢なんだ。


「…ねえ、誰か夢だって言ってよぉ…」
私の頬に、温かい何かが伝う。
それはポタポタと血に染まった部屋の床に消えていった。

18:氷室:2013/10/06(日) 15:45 ID:VsU

もう…嫌だ…
ここで死んでしまいたい…
「…あ…」
え?
私じゃない誰かの声が聞こえた。
それは、すぐ近くだった。
「…い…」
後ろに迫ってくる、声。
逃げ場はない。
どうすれば…?
どうすればいいの…?
「…っ」
私は後ろを振り返った。
そして、拳をギュッと握って、構えた。
来るなら、来い…!!
私は相手に拳を振り落とした。
ドスっと音を立てた。
「いだだだだだだだ!!ちょ、痛い!!痛いって!!!」
間抜けな声が聞こえた。
…ん?

19:氷室:2013/10/06(日) 15:50 ID:VsU

スッと手を引く。
「いたたた…はぁ、腹だったら気絶してたよ」
嘘…聞かない!?
「誰だ!?」
「そんな怖い顔しなくても…殺人犯を見るような目で見ないでよ」
あれ?
何だろう…攻撃してこない…

というか、さっきの言動からして、
この人は無害そうだ。
「…さっきのパンチ、お見事だったよ。今までで一番効いた」
声の主はニコッと微笑んだ。
その人は背の高い男性のようだ。
「…はっ!!す、すみませんすみませんすみませんすみません!!」
さっきの自分の行動を思い出して、顔から火が出るほど恥ずかしくなった。
「いや、いいんだけどさ…」

20:氷室:2013/10/06(日) 15:56 ID:VsU

「…はあ、本当にすみません…」
私は一旦落ち着きを取り戻している。
さっき殴ってしまった男性にお茶を淹れてもらっているなどと、大変迷惑をかけている。
「本当にすみません…どこに当たりましたか?」
「ん?ああ…腕だけど、大丈夫。軽くアザが出来ただけだから」
「それ大丈夫じゃないでしょ!!!」
「大丈夫、大丈夫。包帯は巻いてあるし…」
男性はまた微笑んだ。
「まあ落ち着いてお菓子でも食べなよ、ほら」
私の前にクッキーを差し出してくれた。
だけど…
「ごめんなさい…食欲、ないんです…」
と、言った途端にお腹が大きな音をたてた。
「…わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
なんてはしたない行為をしてしまったんだろう…
「あはは…我慢しないでね?」
ちょっと!!苦笑いしないでよ!!余計恥ずかしくなるじゃん!!!

21:氷室:2013/10/06(日) 20:24 ID:VsU

…と、心の中で思っていたって仕方ない。
黙ってクッキーを受け取ろう…と手を伸ばした。
「あ、そういえば君、楠ヨツバちゃんの友達かな?」
え?


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