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1:ゆぅ:2013/10/17(木) 18:54 ID:X02


続くかわかりません…←
不定期、気分でやっていきます!w

とりま、頑張ります。はい。
コメ100%返します`・ω・´!
かもんかもんべいびー!♡←←

よろしくお願いします(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

2:ゆぅ:2013/10/17(木) 19:10 ID:X02


私には付き合って1年になる彼氏がいる。


同じ大学の医療学科の私より一年先輩。
毒舌で優しくない、彼女の私が煙草やめろって言ってもやめないし、やめるどころか逆ギレ。
お酒も強くてかなり飲む。飲んだら飲んだでめんどくさい。
良いところより悪いところの方が私は思い浮かびやすい。

そんな男でも、"顔"がかなりいい。
ムカつくけどかっこいい。スタイルもいい。
なんか、魅力がある。

しかし、性格はよろしくない。(ここ大事)

それでも私は彼が好きだ。愛してる。
本人の前では絶対言わないけどね(笑)



私は彼にはまっていってる。
彼に依存してる。

3:すぅ♪:2013/10/17(木) 19:11 ID:abE

新しい小説ですね!楽しみにしています☆☆

4:ゆぅ:2013/10/17(木) 19:34 ID:X02


春。新入生がうちの大学に入ってもう2ヶ月も経つ。
大学の大きな庭のベンチで中学からの親友、メイとお昼ご飯のお弁当を食べる。

「ねぇ、れんの彼氏すごくない?見てよ、あの人だかり」

遠くに目をやると女の子の塊。
女の子が多過ぎて自分の彼氏が見えない。
「あんなのもう少ししたらなくなるよ。いつもそうだから」
海老フライを食べながら私はメイに言った。


「確かにね、めっちゃかっこいいけどかえでくんの毒舌はエグいもんね(笑)」

そう、私の彼氏の勝間かえでは外見は良いけど中身最悪。
だから最初は女の子が寄って来るが、かえでが喋ると皆かえでから離れて行く。
この間なんか、女の子何人かがかえでの毒舌で泣いていた。
本人は「言ってること全部本当の事だろ。本当の事言って何が悪い」って。
かえでの事を知っている私の友達は「れん、よく一年も付き合ったよね・・・」と言ってくれた(笑)

5:ゆぅ:2013/10/17(木) 19:37 ID:X02

→すぅ♪さん
コメありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))!
はい♪ 嬉しいです!♡
ありがとうございます!

6:ゆぅ:2013/10/17(木) 20:08 ID:X02


授業が終わり、時計を見ると2時だった。
携帯をいじっていると誰かからLINEがきていた。

図書館に来て。
と、かえでからLINEがきていた。

私はかえでに毎日作ってるお弁当を持って図書館に行った。
図書館はいつ来ても人が全くいない。
しーんとした静かな古びた図書館の中を歩く。

図書館の椅子に座りながら、かえではいた。
「おそっ、どんだけ待たせんだよ」
むすっとした表情でかえでは言う。

かえでの隣の椅子に座りかえでにお弁当を渡す。

さっきからツンとした香水の匂いがかえでからする。
「かえでくさっ、香水付け過ぎ・・・」
鼻の前で手のひらをパタパタ動かし、匂いを消そうとする。

「あぁ、女だよ。女」
あぁ、さっきそう言えばいっぱい女の子達に囲まれてたな。それでか。

かえでは自分の腕の服とかかいで最悪と臭いを連呼した。

7:ゆぅ:2013/10/17(木) 20:41 ID:X02


「お弁当美味しかった?」

かえでがお弁当を食べ終え、図書館でグダグダしていた。

「普通」

でたっ、普通!
毎日美味しかったか聞くけどいつも大体"普通"
普通じゃなかったら微妙。

「もー、いっつも普通ばっかり。たまには美味しかったって言ってよー」
と言いながらかえでが座ってる椅子を足でコンコン蹴る。

「普通だから普通って言ってんじゃん。普通の弁当美味しかったって言ったら嘘になる」
ムカつくー!なによ、普通普通って!美味しかったって一言言ってくれたらいいのに。
私は嘘でも言われたい。あー、もう!なんなの、嫌われたいの?!
いや、そんな事で嫌わないけど!
ずっと毎日作っては聞いてるけど、美味しかったって言われた事ない!

なんて思っていたら、かえでは私から椅子を離し、前を向いて肘を付いた。
コンコン自分の椅子を蹴られてたのが気に障ったらしい。
私はかえでの近くに椅子を置いて座り、またコンコンかえでの椅子を蹴る。

「美味しかったって言ってくれなきゃお弁当作らない」
かえでは肘を付くのをやめて、私の顔を見る。
でも、すぐにまた前を向き肘を付いた。

「別にいいよ、作らなくて。作ってくれって頼んだら作ってくれる女いくらでもいるし」
真顔で前を向いたまま私に言った。
かえでの椅子を蹴っていた足が止まる。

かえでの横顔が冷たく見える。
腹が立って、悲しくて。
でも、私は冷静に「もういい、作らない。私とは違って料理が上手な可愛い女の子に作ってもらいなよ」と言い逃げた。

8:ゆぅ:2013/10/17(木) 23:10 ID:X02


家に帰り、ベットの上でぼーっとする。

溜息ばっかり出て、気付いたら泣いてた。
何こんな小ちゃいしょうもないことで泣いてんだろう。馬鹿みたい。


でも、なによ最後の。
まぁお弁当なんてかえでにとったら誰でもいいんだね。

私があのお弁当どんな想いで作ってるのか、かかえではわかってない。
美味しかったって言ってほしくて、かえでの美味しかったっていう一言の為に、苦手な料理勉強して毎日頑張って作って来たのに。
かえでにとってはお弁当ぐらい、私が作れるの当たり前なんだ。

涙を拭って、ベットでゴロゴロ回ってたらLINEの通知の音がした。
手を伸ばして携帯を取る。


かえでとなんかあったの?
かえでの友達でもあり、私の友達でもあるリョウマからLINEがきていた。
リョウマはかえでと同い年で、私の一つ上の先輩。
よくいろんな事で相談に乗ってもらっている。


LINEを開いて、リョウマに返信する。

なんで?
そう送った。送ってすぐに既読がついた。


なんか、かえでめっちゃ不機嫌。笑
それでなんとなくれんちゃんとなんかあったのかなってー

意味がわからなかった。
リョウマのLINEの内容じゃない。なんでかえでが不機嫌なのか、意味がわからなかった。
こっちがイライラする。
もーー、やだ!なんでこんなにこっちがイライラしなきゃいけないんだ!!

気付いたらたら、リョウマにLINEの無料電話をしていた。
リョウマはすぐに電話に出てくれた。

「どーしたの、いきなり(笑)」
ザワザワ雑音が聞こえる。
雑音から、なんとなくリョウマは外にいるんだなと思った。

「ごめん、いきなり電話して。なんか電話したくなって」

「全然いいよ!(笑)れんちゃんからの電話ならいつでもオッケー♡」
なんだかいきなり寒気が走った。

「うん、リョウマキモい(笑)」
私がそう言うと「はっ?!酷いぞ、れんちゃん!(笑)」と聞こえた。

リョウマと話してるとなんか落ち着く。
たまに、ほんのたまに、リョウマが彼氏だったらどんなに楽しいだろうなんて考えてしまう。
リョウマは明るくて優しいし、面白いし、尊敬できる所がたくさんある。
今はリョウマには彼女はいないけど、これからリョウマの彼女になる人はすごい幸せ者だなって思った。

9:ゆぅ:2013/10/17(木) 23:26 ID:X02


私は、今日あったお弁当のことをリョウマに話した。
リョウマに話したらなんだか少しスッキリした。


「うゎー、かえでやばいな。俺から言っとこか?」

「いいよ、もっと不機嫌になると思うし(笑)」

「んー、それは困る(笑)けど、言ってあげるよ?」

「大丈夫!ありがとう。なんか話したらスッキリした(笑)」
リョウマは私の言葉を聞いて「おー!それはよかった!(笑)」と笑った。

「うん、ありがとね!」

「いえいえ!もー、かえでが羨ましいゎ(笑)れんちゃんみたいな可愛い子に毎日弁当作ってもらって。俺もれんちゃんの弁当食ってみたい(笑)」

「作ろうか?(笑)」

「え、マジで?!よっしゃきた!え、本当にいいの?(笑)」
と、いきなりさっきよりリョウマの声がデカくなった。

「全然いいよ!明日作ってくる」

「ありがとー!めっちゃ嬉しい!(笑)」
ほら、これが普通の反応だよ。
かえでにもこんな反応してほしい。
こんな反応してるかえでなんて想像つかないけど(笑)

10:ゆぅ:2013/10/17(木) 23:48 ID:X02


私は自分の分と、リョウマの分と、一応ほんのついでにかえでの分のお弁当を持って大学にいった。
お昼、リョウマにお弁当を渡しに行く。

「れん、あんたかえでくんいるの他の男に手作り弁当なんていいの?!」
メイは若干怒って言った。

「いいの!あんな男もぅ知らない!!どーにでもなれ、ハゲ!!」
いや、ハゲてない!(笑)というメイの鋭いツッコミを軽く無視してリョウマの元に弁当を持っていく。

今日メイは、もぅ午後に授業もないらしくご飯を食べないで帰ると言っていたのでリョウマと一緒に食べる事になった。

「おぅ!れんちゃん!」
手を振ってリョウマは庭のベンチに座っていた。

「はい、お弁当!」
リョウマの隣に座り、お弁当を渡す。

「サンキュー!めっちゃ楽しみにしてたんだよ!(笑)」
風呂敷をといて、いただきますと言ってリョウマは私のお弁当を食べた。

「え!めっちゃうまい!!やばっ!」
リョウマはすごく美味しそうにお弁当を食べてくれる。
見てると自然と笑顔になった。

さて、私もお弁当食べようかなとした時、キャーキャー黄色声が聞こえる。
かえでが女の子達に囲まれて、お弁当を渡されていた。

あぁ、嫌なとこ見ちゃったな。

女の子達の輪の中にいるかえでと目が合った。
私はすぐに逸らして俯いた。

「れんちゃん、他の所に行こうか!日照ってて暑いし、中で食べよう!」
リョウマは私を気遣ってそう言ってくれた。

「うん、ごめんね」
私とリョウマはベンチを離れた。

11:ゆぅ:2013/10/18(金) 00:31 ID:X02


食堂の2人席に私とリョウマは座る。

「ごめんな、いきなり」

「なんでリョウマが謝ってるの?逆にありがとうだよ。あそこにいるの結構キツかったし(笑)」


リョウマは首を振って溜息をついた。
「いや、やばかった。俺、かえでに掴みかかりそうになった」

リョウマ、本当にいい人だね。
シュンとしてるリョウマの頭に軽くチョップする。

「なにリョウマがシュンとしてんの(笑)本当にありがとう。お弁当食べよう!」

リョウマはニコッと笑いお弁当の蓋を開けた。

12:ゆぅ:2013/10/18(金) 00:43 ID:X02


お昼ご飯を終え、リョウマと別れて授業も今終わった。


さっきからメールの着信が鳴り止まない。
おかしいと気になってメールを見た。

かえでくんがいるのに他の男にお弁当作って一緒に食べるなんて、最低。
かえでくん可哀想。

キモい。お前にかえでくんの彼女は似合わない。
はやく別れろ。

別れろ、死ね。

二股とか最低ー。はやく別れろよ。


なにこれ、なんでこんな・・・。
こんなメールがリョウマとお昼ご飯食べてる間に100件以上きていた。
誰がこんな・・・。

ハッと顔をあげると近くにいる女の子達が私を睨みつけていた。
ずっと震える携帯。

誰?誰が私にこんなメール・・・。
近くにいる私を睨みつけている女の子達皆が怪しく見えた。

私は電源を切って、大学を出た。

13:ゆぅ:2013/10/18(金) 00:50 ID:X02


家に着いて、携帯の電源を入れる。
メールは500件を超えていた。

全部が死ね、うざい、別れろ、ブス、キモい、殺す等のメールだった。


♪♪〜♪〜♪〜

携帯から非通知で電話がかかってきた。
恐る恐る出る。

「誰?」

ブチッ
え、切れた。そう思っていたらまた電話がかかってきた。

「はい、」

「死ね」

ブチッ
え、なに。嫌がらせ電話?
また電話がかかってくる。

出るとキモいと言われ、又出ると別れろと言われた。
なにこれ。腹立つ。
私何も悪いことしてないのに、なんでこんな・・・。

14:ゆぅ:2013/10/18(金) 01:10 ID:X02


普通なら、携帯小説とかでは悲劇のヒロインみたいなことになるけど、私はそうはなりたくなかった。
断固、嫌がらせメールと電話と戦う!!

♪♪〜♪〜♪

また電話がかかってきた。
私はすぐに出る。

あの毒舌かえでと一年間付き合ってきた女だぞ。
そんな簡単には折れないっ!

とりあえず、電話には言い返した。
ブスと言われればハゲと言い返し、キモいと言われればキモくないと言い返し、別れろと言われれば嫌じゃボケと言い返し、死ねと言われれば生きると言い返した。
すぐに切られた場合は自分から掛け直し、そんなことしか出来ないのか!と文句を言ってやった。


メールには丁寧に返信をした。
ブスとメールがきたらドブスと返信し、キモいと言われればそんなキモい奴にメールしてるあなたはもっとキモいですねと返信し、別れろと言われればあ◯しのOne Loveの歌詞を返信し、死ねと言われれば生きてギネスに載りますと返信した。

こんな感じでずっとやっていると相手も段々メールも電話もしてこなくなってきた。


ふん!そんなもんか!!
私がこんなメールと電話に負ける訳がないっ!

次の日の朝には完全に嫌がらせメールと電話は来なくなっていた。

15:ゆぅ:2013/10/18(金) 01:24 ID:X02


私は今日、お昼から授業だからお昼から学校に行った。
学校に行くと女の子達はものすごい顔で私を睨みつける。

女の子達はたかって私をチラチラ見ながらコソコソ耳打ちしていた。
仲間がいなきゃ何も出来ない。
メールや電話でじゃないと文句も言えない。
最近の若者は全く・・・。と、一つ下の子達に呆れた。


授業が終わり、大学の図書館に本を返してから帰ろうと人気のない廊下を1人で歩いていると女の子達数人に囲まれた。
え、何々。ついに集団リンチですか?
身長154センチ、体重36キロの普通より小さい私は、口は勝てても力では到底勝てない。
これは逃げるしか・・・!と、思ったけどもう遅い。
完全に囲まれている。

やばい。荒野れん、絶体絶命ーっ!

16:ゆぅ:2013/10/18(金) 01:35 ID:X02


チャラチャラした女の子達に囲まれ変な汗がでる。


「先輩、かえでくんといつ別れてくれるんですか?」

「かえで先輩にお弁当美味しかったって言われなかっただけで拗ねて他の男に乗り換えるなんて、先輩もなかなかですね」

ジリジリと詰め寄ってくる女達。
次々と言葉を投げかけられる。
キーキーうるさくて何言ってんだか謎だった。

てか、臭い!香水臭い!
さっきから鼻の奥がツンとする。


「あのね、文句なら1人ずつにしてくれない?あとね、そんなに寄って来ないで。香水臭い!」
私は鼻をつまみ、手のひらでパタパタ臭いを消そうとした。

17:ゆぅ:2013/10/18(金) 23:40 ID:dH.


私の臭いという言葉が気に障ったのか、女達は私を睨む睨む。
女って怖い・・・。


「かえでくんと付き合ってるってだけで調子乗るのもいい加減にしたら?超うざい」
この言葉の後に次々と私に文句を言う女達。

かえでくん、かえでくん。
そう言っている女達を見ていると昔のかえでと付き合ってなかった頃は、自分もこうだったのかなって思った。


皆、かえでに狂わされてる。
かえでに夢中なんだ。かえでの魅力にはまってる。
私もそうだ。

18:ゆぅ:2013/10/18(金) 23:59 ID:dH.


「あのね、私別にあなた達に悪いことなんてしてないし、私は、かえでとは別れない。私に嫌がらせとか文句とか言って別れろとか言わないで私からかえで奪ったらいいじゃない。こんなことするならかえでに気に入られる様なことすれば?かえでを振り向かせなよ。私に嫌がらせしても文句とか言っても別れないから」


ザワザワしていた女達は静かになった。
すると、女達の塊の後ろの方から前に飛びたして、私の胸ぐらを泣きながら女の子が掴みかかってきた。

「アンタがいなかったらかえでくんは私達のものなのよ!別れてよ、かえでくんと別れてよ!!」
胸ぐらを掴まれ、グラグラと私は揺らさる。

「れんちゃん!」
遠くから私を呼ぶ声がした。
この声は、リョウマ!

女達をかき分けて私の目の前に現れたリョウマ。
私の腕を掴んで、また女達をかき分けて階段を降りる。


え?え?って訳のわからないまま階段を降りて食堂連れていかれる。
腕を離され、食堂の椅子に座る。

「大丈夫?」

「うん、ありがとう」
ふぅ・・・と、息を吐く。
何が何だか。もうわからなかった。

19:ゆぅ:2013/10/21(月) 00:28 ID:HRc


「大丈夫?」
さっきからリョウマは何度も聞いた。
それから、食堂の温かいココアも奢ってくれた。


「全然平気!」
私は笑顔でリョウマに言った。


「無理しないでね。あと、かえでのこと嫌わないでほしい。あいつ、口には出さないと思うけどれんちゃんのこと大好きだから。お弁当だって俺にはすげーうまいって言ってるよ?(笑)」

「え!!本当に??私のお弁当、美味しいって言ってる??」
驚いた。リョウマに私のお弁当美味しいって言っていた事に。

「ほんとほんと(笑)いっつも自慢してくるよ(笑)でも、れんちゃんには言うなとかかえでが言うから言わないでいた(笑)」
リョウマからの突然のカミングアウトにびっくりだ。
ちゃんと美味しいって思ってくれてたんだね。よかったー!

「えー!何それ!!言ってよ!(笑)」
何だかホッとした。気持ちが軽くなった気がした。

20:ゆぅ:2013/10/21(月) 01:04 ID:HRc


その後はリョウマと他愛もない世間話の様なもので盛り上がり、話をしているうちにリョウマに呑みに誘われた。
お酒は苦手。ほんの少ししか呑めない。
けど、何だか断りにくかった。まだリョウマと喋ったりしたかったし、そんな呑まなかったらいいか!って大学をリョウマと出てそのまま居酒屋に行った。

居酒屋に着き、まだ夕方なのに店はいっぱいでカウンターしか空いていなかったので端っこのカウンター席にリョウマと並んで席に着く。
カウンターの前で料理を作る40代ぐらいのおじさんが注文を聞く。

「俺、酎ハイ!」

「あ、じゃあ私も!」
酎ハイなんて呑むのいつぶりだろう。
あとは食べ物適当に焼き鳥を頼んだ。


「リョウマは彼女とか作らないのー?」
リョウマの恋愛話とか聞いたことなかったから聞いてみる。
ずっと気になってたし(笑)

「ん?俺?(笑)」
笑いながら携帯をいじるリョウマ。

「いや、リョウマしかいないじゃん!(笑)ね、彼女いないんでしょ?好きなひとは?(笑)」
渋るリョウマを問い詰める。
リョウマはずっと唸って言おうとしない。

「好きな子・・・、まぁ、いないな!(笑)彼女な〜欲しいね〜」
好きな子がいないのが嘘っぽく聞こえた。
超棒読み(笑)

「嘘、好きな子いるでしょ!(笑)」
リョウマはギクっとした顔で、そして笑った。
リョウマ好きな子いるんだ。きっと、リョウマが好きになった子だからいい人なんだろうなとか考える。

「うるさいリア充ー!リア充には教えませ〜ん(笑)」
憎たらしいいたずらっ子の様な顔で笑うリョウマ。


「うざっ(笑)そんなんだから彼女できないんですよ先輩♡(笑)」
2人でケラケラ笑いながら運ばれたお酒と焼き鳥を食べて呑んだ。

21:ゆぅ:2013/10/21(月) 01:17 ID:HRc


夕方から居酒屋に入ったのにリョウマと語りに語って、もぅ11時を過ぎていた。
居酒屋を出て千鳥足で帰っていく。
調子に乗り過ぎてお酒飲み過ぎた・・・。
気持ち悪い。吐きそう。そして最強に眠い。
グラグラする。思う様に歩けない。

リョウマも酔っているのか歩き方がぎこちない。

酔っ払い2人、真っ暗な夜道をワイワイ騒ぎながら歩いて行く。


「やばーー、はきそー!」
キャッキャ笑いながら私はその場に座り込む。

「れんちゃーん!いけるかー?」
リョウマの顔をよく見ると真っ赤だった。
暗くて気づかなかった。


「うふふ、ねむーい」
ふあぁ・・・とあくびが出る。

「歩けるかーー?」
リョウマは私の手を引っ張る。


「もーん、大丈夫だってー!」
リョウマの手を払ってその場にうずくまる。

あー、眠い。
そんで吐きそう。吐きたい。

そっと目を瞑った。そしてその後の事は覚えていない。

22:ゆぅ:2013/10/21(月) 20:29 ID:irw


んー、なんか、頭痛い。
眩しい・・・。

ハッと目覚めると全く知らない所に居た。
え、ここどこ?私誰?状態。
重たい体を起こして座る。
真っ白なタブルベットの上に今私はいる。

でかいなー。シングルとはやっぱ違うわ。なんてどうでもいい事を考える。
キョロキョロ辺りを見回すと壁には高そうな絵、私が今いるベット、それにキッチンに綺麗なテーブル。
あまり生活感が出てない、シンプルな必要最低限のものしかない部屋だった。

てか、ガチでここどこ?
昨日どうしたっけ?
昨日の出来事をさかのぼってみる。
えーっと、昨日は夕方からリョウマと呑みに行って・・・あ!んじゃ、ここリョウマの家?!
え、これは浮気になるんですか??
いや、でも何も過ちは犯してないよね??

1人でパニックになっていたらドアの開く音がした。

23:ゆぅ:2013/10/24(木) 18:53 ID:otM


出てきたのはかえでだった。
かえでは私がいるベッドまで来て右手に持ってる何かが入ったコンビニ袋を渡した。
渡された私は黙って受け取り、袋の中を覗き込む。
サンドイッチと私の大好きなさけるチーズと水が入ってた。

「食ったら帰れよ」
かえではそう言って部屋を出た。
え、ここってかえでの家だったの?

そんなことを疑問に思いながらも私は、かえでに貰ったサンドイッチとさけるチーズを食べる。
水をゴクゴク一気飲みして、完食。
あー、美味しかった。
私は食べたゴミのカスを袋に詰める。
ちょうどそこに、かえでが部屋に入ってきた。


「あ、かえでありがとー!ゴミどうすればいい?」
ベッドから出て、かえでの目の前に立つ。

「そこら辺おいといて。はやく帰れよ」
そう言って私に私のカバンを渡した。

私はかえでからカバンを受け取り、「ねぇ、ここってかえでの家?」と訊く。
それに対してかえでは、「そう」と短く答えた。
んー、何かかえで不機嫌。ま、いつもの事か!

「何で私、かえでの家にいるの?昨日、何が何だかあんまり覚えてないんだよねー」
ベッドに腰を下ろし、かえでを見上げる。

かえでは溜息をつき「呆れた、覚えてないのかよ」と言った。

24:ゆぅ:2013/10/24(木) 19:21 ID:otM


私は、昨日の事をかえでに話してもらった。
酔って動かなくなった私をリョウマが私の家まで送ってくれたらしいんだけど、家の鍵が無くて、バックの中を探しても無かったらしく、困ったリョウマはかえでに電話をかけて私の家まで来てもらい、かえでの家に私は泊まっているという事らしい。

「私、全然覚えてない・・・。」
どんなに思い出そうとしても思い出せない。

「お前、リョウマだったからよかったものの、他の男とかだったり1人だったら危なかったかもしれないんだぞ?酒飲めないくせに飲むなよ。もっと考えて行動しろ」
かえでは私を睨みながら言った。

もっと優しく言えないの?
確かに私が悪かったけど、そんな睨みながら言わなくてもいいじゃん。

私は立ち上がり、かえでの正面に立って顔を近づける。
れんとかえではもう鼻がつきそうな距離だ。

「私が悪かったかもしれないけどね、そんな言い方しなくてもいいでしょ!何でそんな言い方しか出来ないの?もっと考えて発言してよ」


私とかえでとの間に火花が散った。

25:ゆぅ:2013/10/24(木) 19:55 ID:otM


「もー、何泣いてるのー」
メイに頭を撫でられながらメソメソなく私。

「もー、腹立つ!!かえでなんか知らない」

私とかえでとの間に火花が散った後、ずっと口喧嘩。
リョウマのこと悪く言ったから、リョウマはそんなんじゃない!って言ったら「何でそんなリョウマの事かばうの?リョウマの事好きなんだろ?」とか言われた。
そこから口喧嘩はヒートアップして、「もぅリョウマと付き合えよ。もぅどうでもいい」と、リョウマに言われてしまい、泣きそうになったので何も言わずリョウマの家を出て、メイを自分の家に呼んでメソメソ泣くこともう3時間経過している。

「れん、もぅかえでくんとは別れたら?れんならもうちょっといい人いるよ。あれ以上の顔は無いと思うけど」
本当に別れてやろうか、あのハゲ!なんて思いながらメソメソメイの胸の中で泣いた。


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