この大空を飛び越えて

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1:  とろっぷ.:2013/10/28(月) 17:37 ID:fsg







君に逢いに行きたいよ―

2:  とろっぷ.:2013/10/28(月) 17:43 ID:fsg




俺。玉城佑斗。
ごく普通の高校一年生。
恋愛にはかなり奥手。
まぁ、別にも-恋なんてい-んだけど。

俺の入る高校は
男子の割合が約一割。
いや、一割も行かない。
そんな学校だ。

はぁ...行く前から
気が重い...

3:  とろっぷ.:2013/10/28(月) 17:47 ID:fsg




入学式から一週間が過ぎて
ようやくクラスの人達の
顔や名前が一致してきた。

だが ―
誰とも話していない。
このまま誰とも口きかないまま、
三年間が終わりそうだ。

変わらない一日が、
終わり、玄関で靴を取ろうとした時、
忘れ物をした。
取りに行かないと。

4:  とろっぷ.:2013/10/28(月) 17:51 ID:fsg




教室に入ると
先生と男子生徒が一人いた。

「お-玉城良い所に来た。  
 大田と一緒に掃除してくれ。」

はぁ...教師は全く指示するのが
上手い生き物だ。

ため息交じりに
返事をすると。
俺と大田は掃除を始めた。

5:  とろっぷ.:2013/10/28(月) 17:59 ID:fsg




あ-この沈黙は嫌いだ。
誰かと一緒に居て
口きけないって生まれて初めてだ。
まぁ勇気だして、話しかけてみるか
友達いないとやっぱきついし

「あの-。」
「君は...」

同時に喋っちまった。

「先にどうぞ」

ふっくらした顔を
緩ませながら言ってきた。

「名前何て言うの?」

あ-知ってるくせに。
俺最低だわ。
遮ってまで言う内容じゃなかった。

「俺?大田健二よろしく」

うん。知ってる。

大田健二かぁ、いい奴みたいだな。

6:  とろっぷ.:2013/10/28(月) 18:01 ID:fsg




大田健二とは
話が合った。
30分前が嘘のように思える。

大田健二はぽっちゃりしてて
でも、声は優しい。

俺の友達第一号だな。

俺はそのまま、
健二と一緒に歩いて帰った。

7:  とろっぷ.:2013/10/28(月) 18:11 ID:fsg




入学してしばらくたった日だった。
ある女子が、肝試し企画した。
全員参加。はい?
二人一組でペアを組むらしい。
ペアはくじ引きで決めるそうだ。
男子は俺と健二。
ペアを組む事はまずないだろう。

ガサゴソ...
くじを引いた、11番
健二は13だった。

はぁ...

俺とペアを組む人は
谷口侑加だ。
ちっちゃくて、いかにも大人しそうな人だ。

まぁ、健二以外だったら誰だって一緒だ。


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