オシャレズ☆バンパイア

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1:~ななみそ~:2013/11/02(土) 17:07 ID:smk

何となく小説作ります…ここでは、オシャレとバンパイアにまつわる小説を書きます!感想、よろしくお願いします♪

2:~ななみそ~:2013/11/02(土) 17:10 ID:smk

私は悪夢に襲われているのだろうか。私を知る人が一人もいない町で、これから生活するだなんて…

3:~ななみそ~:2013/11/02(土) 17:42 ID:smk

少しだけ落ちまふ

4:~ななみそ~:2013/11/02(土) 21:19 ID:smk

たくさんの目が私を見ている。誰?この子?みたいな目。無理もない。私は転校生のオリビア・マリーなのだから。ここはフラングリン中学。私は元ダンス部リーダー。振り付け、衣装も担当していた。ダンスの実力はチーム大会5回入賞、そのうち3回は優勝、1回は準優勝。ソロ大会は数えきれない。
ファッションも、学校新聞、校内放送では何度も取り上げられ、雑誌にも載せられ、モデルのスカウトまであった。その苦労は水の泡。引っ越しだなんて嫌だった。引っ越しなんてしなければ、今頃ダンス部メンバーの
フェアリー・アボットと一緒に教室で新しいステップの披露をしていたにちがいない。なのに私は教室の前で始業のチャイムを待ってるなんて…もうこれ以上に悲しいことなんてない。それに私完全に浮いちゃってる。周りの子はほとんどゴス。私みたいなピンクのドット柄キャミに白いショーパン、ピンクのミュールにピンクのネイル…こんなピンクピンクしてる子はいないもの。これからの学校生活、どうすればいいんだろう…

5:~ななみそ~:2013/11/02(土) 21:58 ID:smk

はぁ…もうマジでサイアク。
私はアイビー・ベガ。校内でもベスト3に入るゴス。今日のファッションは黒いワンピースに赤さび色のベルトとパンプス。
手芸部の一員で、みんなでゴスっぽい小物や服をデザインしてるんだ。
それでさっきのマジ最悪なことってのはフラングリン1のアホ不良、[負け犬ども]のメンバー、ワトソン・ドレームが私のペンケース隠してただなんて…信じらんない。おまけに親友のエマ・アネッサに大爆笑されたし…
だがそんなことどこかに吹っ飛んでった!私の大好きなブレンダン・フォールド!!!!!カレってマジヤバイ…あ、ヤバイってのはゴスの言葉で、
ヤバイ=サイコーって意味。でも違うかも。ブレンダンの場合、超究極スペシャルドリームヤバイってとこかな…
きっと私この教科、落第するっ!!!
ブレンダンがこんなに近くにいちゃぁ、集中なんてできるわけない。彼のゴスっぷりは本当に大好き。今日は黒いスエットのズボンに黒っぽい赤のTシャツの下に黒いタンクトップ…何てこと考えてたら…!!
「アイビー、ちょっとペン貸して」
きゃっ…ブレンダンがペン貸してだって…
「あ、うん」
やっと出せたその声は、かすれていた。震える手で、ペンケースに手を突っ込み、黒いシャーペンを取り出して、だまってブレンダンにわたす。
「ありがと」
ブレンダンはそのペンで紙に何かを書き、私にその紙とペンを渡した。
えっ…ウソ…
紙には、
[今日の放課後、ショッピングモール行かない?]
と書かれていた。やったっっっ!!!
ブ、ブレンダンに…デートに誘われた…!!!私は震える手で、その下に、[何時にする?]
と書いて、そっとブレンダンの机に置いた。その時、始業のチャイムが鳴ったのだった。

6:~ななみそ~:2013/11/02(土) 23:13 ID:smk

明日は出掛けますなので書き込めないかもです。
始業のチャイムとともに、1−C組の教室に一歩。私は、[ゴーゴーオリビア!]と、心の中で自分を応援する。
教室に入ると、生徒がわめき出した。
「転校生だっ!」「めちゃくちゃ可愛い!」「あの娘私よりイけてるかも…」
「はいはい、静かに!」
アラビア先生がそう叫ぶと、みんなしんとした。先生は少し間を開けると、こう言った。
「こちらは転校生のオリビアよ。ブルックリンから越してきました」
私は息をすうと、自己紹介を始めた。
「オリビアです。前の学校ではダンス部のリーダーで、ダンス大会では数えきれないくらい入賞しています。ダンスをしている人も、そうでない人とも、フラングリンを楽しみたいと思います!」
そしてまた教室がガヤガヤする。
「ダンス…か。」「私と気が合いそう!」
オリビアは、「やべぇ俺の彼女にしてぇ」と連発する男子を見た。オリビアは、はっとした。まさに…一目惚れであった。その男子は後ろの方に座っていて、ゴス…だったが、オリビアは好きになってしまったのだった。

7:~ななみそ~ :2013/11/02(土) 23:41 ID:smk

「ブ…ブレンダンに…デート…に誘われたっ!!!」
私、アイビーは親友のエマに伝えた。
「マ、マジ!?」
エマは心底びっくりした顔で聞き返す。
「マジ…」
「うぉぉぉぉぉーーーーーっ!!!」
「なななな何っ!!」
エマが思いきり叫んだのでアイビーは驚き、声が裏返ってしまった。
「だって…あんたがブレンダンに会ってから3年間…あたしずっと見守ってきたのに…今の今までっ…何の進歩もなかったのにいいぃ」
私はあきれた顔をエマに向けて肩をすくめた。
「可愛い娘が来たなぁ」
遠くからこんな声が聞こえた。あのフラングリン1のアホ不良どもめ、転校生をあいつらなんかの餌食にするわけにはいかないっ!私は[アホども]に歩みより、[必殺究極蹴り]をお見舞いしてやった。
「痛ぇぇっ」「おえええぇ」
と、アホどもがグチったので、最後の切り札、[必殺鉛筆ギリギリざし]で、アホどもの胸の辺りをギリギリまで刺さなかった。アホどもはちぇと舌打ちしてそそくさと教室を逃げていった。
「ありがと…あなた名前は?」
「私はアイビー・ベガ。あんたはオリビアって言ったっけ」
「うん助けてくれてありがと!今度何かお礼をするわ。」
「うん、じゃ。」

8:~ななみそ~:2013/11/03(日) 00:07 ID:smk

ううん…オリビア・マリーは、転校初日の放課後、日記をつけていた。
[11月2日
今日、私を彼女にしたいという男の子に一目惚れした。名前はヘンリー・ワトソンと言った。私の隣の席で、教科書見せてくれたりした。それから、アイビー・ベガって子に、不良から助けてもらった。どっちもゴスだけど仲良くなれそう。]

9:~~:2013/11/03(日) 14:14 ID:smk

はぁ…私って幸せ者…
アイビーは[幸せの]ため息をついていた。それもそのはず。昨夜、大好きなブレンダンとデートをしたのだ。その一部始終を教えよう。
2人はスムージーを飲みに行き、ゲームセンターでホッケーをし、ブレンダンは「この続き、またやろう」と言った。アイビーは遠回しに「またデートして」と言われていると確信したのだった。
で、今は朝のフラングリン中学。机にひじをついて、ため息をついているのだった。
「ビー…!アイビー!」
親友のエマに呼ばれているにも関わらず。
「ふぁ?」
アイビーはねぼけなまこで返事をした。
「ふぁ?じゃないわよ!オリビアが来てるわよ!」
アイビーははっとしてエマの指差す方を見た。そこには申し訳なさそうな顔をしてこっちを見ているいかにもなピンク・ガールが立っていた。オリビア・マリーである。
「ハイ!アイビー」
「あぁ、オリビア…」
「ランチ一緒に食べたいんだって!」
エマが言う。
「ああ、どうぞ?」
「あのぉ…さぁ?[私のフラングリン友達第一号]は、アイビーで…いい?」
「私の[友達境界線]はランチが食べられるようになったらだよ」
「OKってことね?!」
「そーゆーこと」
「ちょっとぉ?あたしを忘れないでくださる?」
エマがわざとらしくさえぎる。
「じゃ、フラ友第二号はエマでいいんじゃない?」
アイビーがオリビアに聞き、
「フラ友?」
と、オリビアとエマが同時に聞いた。
「フラングリン友達の略」
アイビーはにやっとした。
「もちろん!エマは第二号だよ」
なぜか全員爆笑した。
「やばっツボったーアハハ」
アイビーが叫ぶと、チャイムとともに理解のチャールズ先生が
そこの3人!と言われ、3人の笑い声が消えていったのだった。

10:~~:2013/11/03(日) 16:44 ID:smk

11月3日。ランチの時間。
アイビーとオリビアはあるところを見つめていた。
ブレンダンとヘンリーだ。
「2人とも、夢中になりすぎ。オリビア、あんたヘンリーに一目惚れってヤツ?」
「な…」
2人はひるんだ。それから肩をすくめて、それぞれトレイの上のランチを食べ始めた。
「そう。一目惚れ。」
オリビアは切り出した。
「ちょっとまって?!」
アイビーとエマは同時に言う。それからヒソヒソ話し始めた。
「だってどう見てもちがうよ!」
「でも、オリビアがSVの可能性も無い?」
その話声は、だんだん大きくなり、オリビアにも一部が聞き取れた。
オリビアは2人の話を聞いていて、ぴんときた。
でもそんなことあるはず…いいえ、一か八か…!!
「ちょっと来て!」
オリビアは2人をトイレにひきずりこんだ。個室を一つ一つ確かめ、誰も居ないことを確認し、ハサミを取り出して、2人にこう言った。
「これで、自分の指を切って。」
奇妙な要求である。だが、2人はすんなり自分の指をハサミでちょこっと切る。もちろん血があふれる。オリビアは血にそまった指をティッシュでぬぐった。すると…!ないのだ。傷口が。無かったのだ。
「やっぱり…!あなたたちはVJ!」
と、オリビア。説明しよう。
VJ=バンパニージュニア。
バンパイアの10~18のことをバンパニージュニアと言い、1~9歳をバンパニーキッズ、略してVK。18歳以上がバンパイア。略してVだ。
そして、バンパイアは全員、ケガをしても数秒で治る体質である…!
続く

11:~ななみそ~:2013/11/03(日) 17:42 ID:smk

私、オリビア・マリーはバンパイアである。転校生でもある。前の学校ではバンパイアなんて私以外一人も居なかった。が、だ。フラングリンにはバンパイアがうじゃうじゃいるらしい。まぁ、白黒バンパイアはめったに居ない。けど黒バンパイアと黒バンパイアがうじゃうじゃ…
ここで説明しておこう。
白バンパイア=明るい性格で服や物も明るい色、ナチュラルなものを好む。
黒バンパイア=クールな性格で服や物も黒っぽく、カッコいい物を好む
なのだが、オリビアの場合、もっと特集で、白と黒のハーフ。白黒バンパイアなのだ。
暗い色も明るい色も好み、かっこいい物もナチュラルでキュートな物も大好きなのである。
で、だ。フラ友第一号、二号のアイビーとエマが黒バンパイアなのである!いくら違う種のバンパイアとはいえ、私はバンパイア友達を見つけて舞い上がっていた。聞けばひそかに思いをよせているヘンリーも黒バンパイアと言う。これほどラッキーな事は無いであろう。
「ア!リビア!オリビア!!!」
誰かが私を呼んでいた。アイビーだ。
「あ、ごめん!嬉しすぎて…」
今、アイビーとエマからこの町のバンパイアのことについて聞いていたのだ。
「で?満足?」
「あ、うんありがと。」
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

12:~~:2013/11/03(日) 18:51 ID:smk

私、アイビー・ベガは、ちょっとほっとしていた。オリビアがもし人間だったら、ヘンリーはVJ。そうすると、バンパイアの固い掟、
[バンパイアルール大一条
バンパイアがほかの種族に恋をしてはならない]
を、やぶることになるではないか。あの時本当に焦った。だってオリビアは昨日、あんなにピンクピンクしていたのに今日は黒いTシャツで黒いスウェットに赤いストライプの格好で来たんだもの。でも白黒のハーフだったなんて…もうこれで寿命が30年くらい縮んだ気がする…

13:~ななみそ~:2013/11/03(日) 22:27 ID:smk

その日の放課後のことだった。オリビアはヘンリーのことを考えていた。ヘンリー…今すぐ告白しても、きっとOKしてくれるよね?けど、私を彼女にしたいって言うのが冗談だったら?でも、本当に好き…告白…
オリビアの頭の中はヘンリーでいっぱいだ。それから悩んで悩んだ結果。
「よし…!告白、しよう…!」
と、小声で言った。そしてオリビアはダッシュで宿題を終わらせて、人生初のラブレターを書き始めた。夜中まで。今は午後12:57。できたラブレターをオリビアが読み返す。
[ヘンリーへ
突然だけど、好き。あなたに一目惚れ。転校3日目で告白するバカはきっと私しかいないね。返事は、今日の放課後、体育館で待っています。]
その短い文を読み終わると、黒い封筒に、そのピンクの便せんをいれて、ぐっすり眠ったのだった。

14:~ななみそ~:2013/11/04(月) 16:52 ID:smk

アイビーはオリビアに向かって心底驚いた顔をしていた。そのおかしさと言ったら…目は飛び出るほど見開いて、口はOの字。首が伸びてきそうだ。なんといえども、転校3日目のオリビアに先を越されるのだから。アイビーだって大好きなブレンダンに告白していないのに、出会って3日目で告白なんてイカれている。オリビアは
「そういうこと」
と言って、肩をすくめた。告白の相手…ヘンリーには、ランチの時間に体育館に来てほしいと言っている。親友のエマは、「頑張れ!」と、親指を突き上げている。
オリビアは、美術に遅れるからと言い、おかしな顔のアイビーを取り残して、美術室に歩いて行ったのだった。

15:~ななみそ~:2013/11/04(月) 17:14 ID:smk

オリビアは、今までなかったほどドキドキしていた。今はランチ前の授業。ヘンリーに告白する直前でもある。チラッと隣の席…ヘンリーを見た。すると目があって、さっと目をそらした。私、きっとトマトみたいに赤くなってる…!と、オリビアは思いながら、ポケットの中の黒い便せんに目をはしらせる。前で社会のフリン先生が話しているけど、そんなこと全く耳に入らない。その時、授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。オリビアは教室を飛び出して、体育館へ急いだ。体育館に来ると、後ろからエマとアイビーも来た。告白の瞬間を見るために。エマとアイビーがピアノの裏で隠れたのを見て、オリビアは深く深呼吸。すると、ヘンリーが来た。
「話って何?」
ヘンリーが聞く。
「こ…これ!」
オリビアはラブレターを押し付けて、ドアに走る。ドアの裏で、ヘンリーの様子をうかがう。ヘンリーがオリビアからのラブレターを読んで、少し赤くなった。ピアノの裏にいるアイビーとエマもニヤッと笑う。ヘンリーはオリビアには気がつかないで、どこかへ走っていった。するとアイビーとエマが拍手して、オリビアの方へ歩いてきた。
「きっとヘンリーはOKするよ!」
「告白成功!!」
と、笑いあう。そして、3人はランチを食べに歩いていった。告白の瞬間を、撮られたとは夢にも思わないで。

16:ななみそ:2013/11/04(月) 18:10 ID:smk

その日の放課後。
オリビアは、泣いていた。悲し涙ではない。嬉し涙だ。ヘンリーの答えはYES!実はその場にブレンダンも来ていて、ブレンダンはアイビーに告白した。そして、フラングリンにカップルが2組も誕生したのだった。で、今は
近所のバーガーショップ、[ミートバーガー]に来ていた。カップル誕生パーティで、ここはエマのお父さんが店主のお店であった。ということで、貸しきりにしてもらえた。歌を歌ったり、オリビアのダンス、ブレンダンとヘンリーのモノマねショーなど、楽しいパーティになったのだった。


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