本当の自分

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1:しおり:2013/11/04(月) 00:32 ID:enw

私は、すぐに強がるところがある。
今までもずっとそうだった。
本当は、泣き虫で弱いのに・・・
(中学に入ったら、絶対に変わりたい)
私は、強く思った。

中学の入学式
『えー・・・、新入生の皆さん、
入学おめでとうございます。』
校長先生がそういっていたが
回りは何も、聞いてない。
私も、同小の<のあ>と
ずっとしゃべっていた。
「入学式って、ワクワクするよね♪」
のあは、目を輝かせながら
そういった。
「まぁね!確かに、ワクワクするよね!!」
私達二人は、入学式の途中だっていう事を忘れて
ずっとしゃべり続けた。
入学式が終わり、自分の教室にいくと
自分の知らない子が、結構いた。
私とのあは、
「ねぇ、どこの小学校から来たの?」
「うちらはT小だよ!」
すると、
「ありがとう。」
「私達はS小だよ!よろしく!!」
その子たちがいった。
「うん!よろしくね!!」
S小から来た二人の子の名前は
杏美離とあんず(あんちゃん)。
杏美離とは同じ班で、
すぐに仲良くなった。
あんちゃんは、のあと同じ班で
二人もすぐに仲良くなった。
私達四人は、よく一緒にいるように
なった。
でも、私は本当の私じゃない。
(こんなに、強くないのに。)
私はいつも、そう思う。
本当の事を言えばいいだけなのに。
嫌われたくなくて
本当の事が言えない。
入学初日は、こんな感じで終わった。

2:しおり:2013/11/04(月) 00:38 ID:enw

ここで、登場人物紹介です!

登場人物:詩織(主人公)
     のあ(詩織と同小だった)
     あんず(中学からの友達)
     あみり(中学からの友達)
  先生・井坂あずさ

3:しおり:2013/11/04(月) 00:47 ID:enw

入学二日目
今日は朝からテンションが高い。
なんたって今日は、部活紹介があるからね!!
もーお、昨日の夜から
楽しみだった。
学校へ向かう途中、
「おっはよー!しおりちゃん!」
後ろから、あんちゃんと杏美離が
抱きついてきた。
私も、笑顔で返した。
「おはよ!二人とも!!」
私達は、走って学校へいった。

4:しおり:2013/11/04(月) 21:25 ID:enw

教室へ行くと、クラスの皆は
「部活、どうするかー?」
「俺サッカー部!」「あたし吹部!」
などと話をしていた。
すると、のあは
「おはよ!そう言えば、
しおちゃんと杏美離ちゃんとあんちゃんは
どーするの?部活。」
私は
「どうするかなー・・・
部活紹介を見てから、決めようかな。」
すると、あみりとあんちゃんが
「だよね〜!
やっぱり、部活紹介を見てからだよね!」
と、言った。

5:しおり:2013/11/04(月) 21:37 ID:enw

朝の会で先生は
「部活紹介は、好きな人と見ていいですよ。」
と言った。私たちは
「やった!四人で一緒に見ようね!」
と言い、部活紹介の時にどこに座るかを決めた。
〜部活紹介〜
ザワザワ ガヤガヤ
「わぁー、盛り上がってるね!」
「うん!面白そー!」
「だね!ねぇねぇ、どこから行く!?」
「んー、女バスは?」
「あー、いいね!女バスにするか!」
私たちは盛り上がりながら女バスを見に行った。

6:しおり:2013/11/04(月) 21:52 ID:enw

「うわぁー、女バスカッコイー!!」
「うん!カッコイーね!!」
「憧れるなぁー。シュート決めたらさ、かっこいいよね!」
「確かにね!」
「あ、そうだ!次、どこいく?」
私たちは<女バス→女テニ→女バレ>という順番をきめた。
〜女テニ〜
「女テニって、可愛いんだね!」
「まぁ、ユニホームはね。」
「でもでも、女テニ強いらしいよ!」
「マジ!?」
〜女バレ〜
「女バレって、弱いけど先輩達仲良いんだって!」
「弱くてもさ、先輩達が仲良いところって、良いよね!」
「そうだよね!」
「ウチ、女バレに入ろうかな?」

こんな感じで2日目が終わった。

7:しおり:2013/11/04(月) 22:09 ID:enw

「いってきまーす!」
朝、私は元気よく家を出た。
私の目の前には、あみりとあんちゃんがいる。
(昨日驚かされたから、今日はうちが・・・)
私は二人に「おはよー!二人共!」
といい、抱きついた。
すると二人は、
「おはよ!!しおちゃん!」
と言った。
でも、次の瞬間ー・・・
「おはよ。
ねぇー・・・しおちゃん。
うちらに隠してる事ない?」
後ろからきたのあに、そういわれた。

8:しおり:2013/11/04(月) 22:22 ID:enw

その言葉を言われた時、頭が真っ白になった。
「悪いけど、しおちゃんがそれに気づかない限り、
私達はしおちゃんと距離をおく。」
のあはそういって、あみりたちと一緒に
学校に行ってしまった。
本当は、分かってる。でも、それを言ったら
のあ達に嫌われるかも知れないから、その時は言えなかった。
でも、言わなきゃ。言わなきゃいけない。
嫌われるかも知れない。でも、隠すよりは
いった方がいいのかも知れないと、思った。
『のあ、話したいことがあるから
後で渡り廊下のところに来て。
あみりたちも一緒に。〜しおりより〜』
授業中、私はこの手紙をのあに回した。

9:しおり:2013/11/04(月) 22:36 ID:enw

のあと目があった時、のあは大きく頷いた。
授業が終わったあと、私は急いで渡り廊下へ行った。
「皆に本当のこと、言うね?
私、実は皆が思っているほど強くないんだ。
すぐに泣いちゃうし、弱い。
この性格を変えたくて、頑張ったんだけど、だめで・・・」
「本当の事、言えなくてごめんね?
言ったら嫌われると思って、言えなくて・・・」
私は、三人の顔が見れなかった。恐くて。
「バカっ!」
のあが、泣きながら抱き着いてきた。
「うちらのこと、そんなふうに思ってたの!?」
「そうだよ!大丈夫だよ!
うちらは、そんなことで嫌ったりしないよ!」
「ウチらは、本当の事を教えてくれなかった方のが
辛かったよ!」
三人は、そう言いながら抱きついていた。

10:しおり:2013/11/04(月) 22:41 ID:enw

「ごめん。本当の事言えなくて・・・」
私もいつの間にか泣いていた。

11:しおり:2013/11/04(月) 22:51 ID:enw

私たちはそのあと、一緒に教室に戻った。そして
前よりも、仲良くなった・・・そんな気がした。
「三人とも、ありがとう。」
「何言ってんの?」
「うちら、友達じゃん!!」
「えっ?」
「そうだよ!友達じゃん!!」
「いいの?本当の事言って、嫌わないの?」
「嫌うわけないじゃん!
むしろ、言ってくれた方のが良かった!」
「ありがと・・・。ありがとう!」
アハハ!!
「もう、謝んないでよ!」
「うん!」
私は、本当の事を言って良かったと思った。
「もう、うちらの間では隠し事、無しね!」
「うん!分かった!」
でも、もうひとつ伝えてない事がある。

12:しおり:2013/11/05(火) 00:16 ID:enw

これを伝えるのは、恥ずかしすぎる。
でも、伝えなきゃ。隠し事は無しって
決めたから。
「あのね?うち、まだ伝えてないことがあるの・・・」
「え?なになに〜?」
「うち、モデルになりたいの!」
言っちゃったよ〜!
「えっ!?モデル!?」
「うん・・・。詳しく言うと、ピチレの専モになりたいの。」
「いいじゃん!!しおちゃんなら、
大丈夫だよ!」
「今、何かオーデションとか受けてるの??」
「う・・・うん。」
「結果は??」
「それは・・・」

13:しおり:2013/11/05(火) 00:23 ID:enw

「なになに?」
「2つ受けたんだけど、2つとも・・・受かったよ!」
「やったじゃん!!」
「でも、一時審査だけだよ?まだ。」
「それでも、すごいよ!」
「それに、親に反対されてるから」
「え・・・?」
「だから、諦めるの!受かったけど、
やっぱり出来ませんって言うの!」
「もったいないよ?いいの??」
「うん!いいんだ!三人が話、聞いてくれただけで結構楽になったから。」
「そっかー・・・。じゃあ、また何か受ける時は、
教えてね!!」
「うん!もちろん!!」
いいんだ・・・
これで・・・。

14:しおり:2013/11/05(火) 19:04 ID:enw

自分ではいいと思ってるのに、なんか胸がチクチクするな。
なんだろう?
やっぱり、本当は受けたいって思ってるのかな?
自分の事なのに、情けないな・・・
その気持ちのまま一日が
終わった。

15:しおり:2013/11/05(火) 22:45 ID:enw

〜次の日〜
私は少しイライラしてた。
その理由はささいな事だった。
私は勉強してるのに、お母さんは
勉強しろ!勉強しろ!って言うから、ぶち切れたら
もう勝手にしろ!!って言われて
朝ごはんも食べてなかった。
そのせいか、イライラしてた。
でも、いつものように
杏美離、乃唯、あんちゃんと一緒に
学校へ行った。
三人には昨日の出来事を話して
「今日は帰りたくないな・・・」
と、私が言ったら
「じゃあ、今日はうちの家においでよ!」
そう、あみりが言った。
「ちょうど、夏休みに入るし
いいんじゃん?うちの家は別にいいからさ!」
と、言ってくれた。

16:しおり:2013/11/05(火) 22:50 ID:enw

私は、
「ありがとう!あみりちゃん。
じゃあ、お邪魔します。」
と言った。
「うん!分かった。
じゃあ、今日は良いとして。
明日からは、どうするの??」
と言われた。
「あっ、そっか。どうしよー・・・」
私が悩んでいると、
「じゃあ、うちの家においで!!」
と言われた。
これを言ったのが・・・

17:しおり:2013/11/05(火) 22:58 ID:enw

のあだった。
のあの家は来ちゃダメと、ずっと言われていたので
意外だった。このチャンス、逃してはいけないと思い
「ありがと!のあ!!」
私はそう言った。
そして、あんちゃんも
「ウチ家もいいよ!おいで、おいで!」
「ありがとね!あんちゃん。」
私は、それぞれの家に
二泊三日することになった。

18:しおり:2013/11/06(水) 20:56 ID:enw

〜夏休み〜
今日から3日間あみり家で、
その次がのあ家で、
最後があんちゃん家。
私はドキドキしてた。
(何か持っていった方がいいのかな?)
私は、マカロンを買って持っていった。
[ピーンポーン]
「はぁーい、ちょっと待って。」
[ガチャ]
「しおちゃん、おはよ!
どーぞ、上がって!!」
「おはよ!じゃあ、お邪魔します。」
私はそういって、あみりの家に入った。

19:しおり:2013/11/06(水) 21:07 ID:enw

「あ、そうだ!スイーツ買ってきたよ!」
「え!?いいのに〜。ありがとう。
じゃあ、あとで食べよ!」
「でも、あみりのお母さんとお父さんも食べたいんじゃない?」
「あれ?言ってなかった?
今日は、うちらだけだよ?」
「えっ!?どーして?」
「親は旅行中〜」
「そうなんだ!いつ帰ってくるの?」
「んー、来年かな?」
「来年!?遅くない??」
「大丈夫、大丈夫!」
「そうなの?」
「うん!」
その、あみりの笑顔は前の私に
似ていた。

20:しおり:2013/11/08(金) 00:44 ID:enw

その時は、(気のせいかな)
としか思っていなかった。でもー・・・
私があみりの家に泊まっている間ずっと、
あみりの仕草、表情・・・全てが前の私に似ていた。
特に、笑ったときの顔が・・・
その笑顔はどこか悲しそうで、切なそうだった。
その時、私は思ってしまった。
(あみりは、無理してるんじゃないかな)と。
でも、私が
「大丈夫?」
と聞くと
「大丈夫だよ!どうしてそんなこと聞くの?」
と答える。
私は、あみりの事を
助けたい・・・!!
そう強く思った。

21:しおり:2013/11/08(金) 00:55 ID:enw

でもー・・・
どうしてそんな表情をするのか。
どうしてそんな仕草をするのか。
どうして・・・
そんなに悲しそうで切なそうな笑顔をするのか。
それが分からないと、助けたくても
助けることができない。
私はどうすればいいのか。
どうすればあみりが、本当の事を
話してくれるのか。
私が本当の事を話せずに居たとき
あみりたちは、私と少し距離を置いた。
その時のように、あみりにも同じ事をすればいいのかな?
と、私は考えた。

いつの間にか、私は母親の事よりも
あみりのことを、考えていた。

22:しおり:2013/11/08(金) 02:15 ID:enw

私は、あみりの家での二泊三日が終わる
少し前に、あみりに手紙を書いた。

【あみりへ。
無理をしなくていいんだよ。
うちや、のあ。あんちゃんだって
いるんだから、何でも話してね。
うちは、あみり達のお陰で
“本当の自分“を、変えることが出来た。
だから、今度はうちの番。うちが、
あみりの本当の気持ちをちゃんと
聞くから。
だから、だから・・・
うちらに出来ることがあったら、
何でも言ってね?
         〜しおり〜】
という手紙を書いて、置いてきた。

23:しおり:2013/11/09(土) 08:26 ID:enw

(あみり、どんな反応するかな?)
そんなことを考えながら、のあの家に行った。
(そうだ!のあとあんちゃんにも、相談しよっかな・・・?)
[ピーンポーン、ピーンポーン]
「はぁーい」
[ガチャ]
「おはよ!しおちゃん!」
「おはよ!のあ。」
「どーぞ!入って!!」
「うん!お邪魔します!」
私はそう言ってのあの家にお邪魔した。

24:しおり:2013/11/10(日) 08:38 ID:enw

そして、早速のあに相談した。
「のあ、実はあみりの事で相談したい事があるの」
「え?あみりちゃん?」
「うん。そう。」
「あみりちゃんがどうかしたの??」
「うん。実はーーー・・・」

25:¨:2013/11/10(日) 19:25 ID:enw

「あみり、無理してると思うんだよね。」
「え?無理??
考えすぎだって!だって、
あのあみりちゃんだよ!?」
「うん。そうだけど。でも、そう思うんだよね。」
「いやいやいや。だってあの、
悩み無さそーな、あみりちゃんだよ?」
のあは、ちゃんと考えてくれなかった。

26:しおり:2013/11/10(日) 19:29 ID:enw

(のあがダメなら、あんちゃんにも
相談しよ!)
私たちは、あみりの話を終わりにして
二泊三日の間ずっと、遊んでた。
まさか、
このやり取りが最悪な事になるなんて
このときはまだ知らなかった___.....

27:しおり:2013/11/10(日) 19:32 ID:enw

「じゃあ、お邪魔しましたー!!」
私はそういって
あんちゃんちに急いで行った。

28:しおり:2013/11/10(日) 19:47 ID:enw

(やっとついたー!)
そう思いながら
前をむいたその瞬間___....
「えっ??わぁー!!」
思わず、声が出てしまった。
だって、目の前には・・・
すっごくでかい家があるんだもん!
(まさか、ここが、あんちゃんち??
いやいやいや、そんなまさか!)
[ピーンポーン]
【カチャ】
「はい、どちら様でしょうか?」
「あ、えっと。南です!
あんずちゃんの友達の!」
「あぁ!しおりちゃんですね。
少しお待ちください。」
【カチャ】
(はぁー。緊張したー)
【ガチャ】
「しおちゃん!おはよ!!
朝からごめんね?弟が。」
(弟!?めっちゃ、礼儀正しいじゃん!)
「おはよ!さっきの、
弟さんだったんだ。別に平気だよ!」

29:しおり:2013/11/12(火) 18:32 ID:enw

「そぉ?なら良かった!
あ、上がって、上がって〜!」
「あ、じゃあ、お邪魔します!」
そういって、杏ちゃんちに上がった。

30:しおり:2013/11/12(火) 18:41 ID:enw

そして、私はすぐにあみりの事を話した。
一通り話終えると・・・
「あみりちゃんの事なら大丈夫でしょ?
それに、のあちゃんからも言われたんだ。
しおちゃんが絶対にあみりちゃんの事を
相談するけど、あみりちゃんは大丈夫だよ!
って。だから大丈夫!」
そう。私はあんちゃんに言われた。
結局、あみりの事を二人に相談しても
のあたちは何もしてくれない。
私はそう思った。
私が、のあの家に泊まっていた時の
嫌な予感は、夏休み明けの二学期で
的中した。

31:しおり:2013/11/16(土) 22:00 ID:enw

〜二学期〜
ガラっ
「おっはよー!!」
私はいつもの様に教室のドアを開けた。
でも、誰一人返事はしてくれなかった。
「ねぇ。どうしたの??」
私は近くにいた子に聞いた。
でも____
「喋りかけないでくれる?」
「え・・・?どうして・・・??」
「あれ、見た?」
「あれ、あんたでしょ?」
そういわれ、私は黒板を見た
その瞬間____
「何・・・?これ・・・」
そこには

32:しおり:2013/11/16(土) 22:13 ID:enw

数えきれないほどの写真があった。
それも、合成写真だ。
同じクラスのある男子との。
その写真は、他のクラスや学年にも貼ってあった。
その男子とキスしてる写真や
キス以上の写真があった。
その瞬間から私はクラスで孤立していった。
男子からはイヤらしい目で見られるし
女子からは嫌がらせが始まるし、
何もかもが、最悪だった。
あの三人でさえも、離れて行った。
けど私は知っている。
あの写真を作った人物を。
それは____
・・・のあだ。

あの時ののあの様子を見ると、
のあがやってもおかしくない。
私はそう思っていた。

33:雪奈:2013/11/17(日) 00:22 ID:oBM

すごく、おもしろいです。

続きが、きになります。

34:しおり:2013/11/17(日) 12:22 ID:enw

>>33
雪奈さん、ありがとうございます!

35:¨:2013/11/17(日) 12:35 ID:enw

でも、本当にのあか分からないし
確かめる方法もない。それに、
どうしてこんなことをするのかも分からない。
あんちゃんやあみりも側にいない。
そして、だんだん月日が流れ
一ヶ月がたった。
相変わらず、男子からはイヤらしい目で見られるし
女子からの嫌がらせも終わんない。

36:しおり:2013/11/17(日) 18:49 ID:enw

もう嫌だよ・・・
どうしてこんな事になったの・・・?
私はずっとそう思っていた。
そしてついに、体が限界を越えた。
バタンっ!
私はついに倒れてしまった。

〜病院〜
気がつくと病院のベットの上にいた。
「ん・・・、ここは?」

37:しおり:2013/11/17(日) 19:08 ID:enw

「病院だよ!しおちゃん、学校で倒れたんだよ!」
「え・・・?そうなの?
てか、あみり何でいるの?
あんちゃんも。どうして・・・?」
私の隣には親じゃなく、あみりとあんちゃんが居た。
「しおちゃんのお母さん達から
代わりに行って。って言われたから。」
やっぱり、娘が倒れても
私の親は来ないんだ。
「そう。でも、ここにいていいの?
のあに何か言われない?」
「あっ、大丈夫だよ!
うちら、のあちゃんとは
絶好したから。」
のあと絶好!?それって・・・
「なんで?そんな事したの?」
「のあちゃんよりも、しおちゃんと一緒にいたいから。」
え・・・?
「でもうちといると、イジメられるかもよ・・・?」
「いいよ!別に!うちらはしおちゃんと一緒にいるから!」
本当は怖いと思うのに・・・
「ありがとう・・・!」
「側に居てくれて、ありがとう!!」
でも、何で倒れたんだろう?
「ねぇ?何で倒れたの?うち」
「あぁ。それは、しおちゃんが
ストレスを溜めすぎて
体が耐えきれなくなったんだって。」
「そっか」
やっぱりそうだったんだ。

38:しおり:2013/11/18(月) 02:48 ID:enw

やっぱり体は正直だ。
どんなに大丈夫、大丈夫って思っていても
体は正直なんだ。
「本当にありがとね。二人とも。」
「何いってるの〜?当たり前でしょう?」
「そうだよ!うちら友達じゃん!」
ん、なんか嬉しいな。
二人がいて良かった。
「やっばい!!もう帰んなきゃ!」
「え?もう6時まわってるの!?」
「そろそろいかなきゃ!うちら帰るね!
2、3日で退院出来るって!また明日も来るね!
バイバイ!」
「うん!バイバイ!!」
ガラガラ
ふぅ。やっぱり来なかった。
うちの親は異常だ。
自分の娘の事なんて、どうでもいいんだ。
きっと・・・
うちの母親は睡眠薬飲んで
副作用がめっちゃ出て変になるし
父親は父親で、家にろくに帰って来ない。
きっと、うちの母親に愛想が尽きたんだろう。
それはしょうがないけど。うちもそうだから。
そうなるなら、さっさと離婚すればいいのに。

39:しおり:2013/11/18(月) 03:08 ID:enw

まぁ、うちがいるからだろうけど。

〜次の日〜
はぁぁぁぁ、退屈だな。
二人共、早く来ないかな♪

ガラガラ

来た!
「お帰り!!学校どうだっ・・・」
一瞬、時間が停止した。
「何だ。元気じゃない。
来るんじゃなかった。」
「はっ・・・なに・・・しに来た・・・の?」
気持ち悪い、吐き気がする。頭痛が酷い。
「何って、見舞いに来たに決まってるでしょ?」
「来ないで!!帰って!!帰ってよ!」
ガラガラ
「しおちゃんきた・・・」
「しおちゃん!?何してんの!?」
「ちょ!しおちゃん!!」
「帰って!!帰ってよ!!」
「しおちゃん!ちょ!落ち着いて!ね?」
「はぁ、はぁ」
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気付いたら、あみり達がいた。
部屋はめちゃくちゃだ。
花瓶は割れて、自分の手も血だらけだ。
「ごめん。あみり、あんちゃん。」
「ううん!落ち着いた?」
「ん、ありがとう。」

「呆れた。自分の母親に向かって怒鳴るなんて。
悪いけど、二度と来ないから。」
ガラガラ
「どうしたの?しおちゃん。」
「ううん!大丈夫!心配しないで!」

40:しおり:2013/11/18(月) 03:43 ID:enw

二人には、心配かけたくない。
「何かあったら、いつでも頼ってね!」
「うん!
そう言えば、今日学校で何かあった?」
「あぁ、あったよ!
今日ね、クラスで話合ったんだけど
明日、みんなで来るね!」
え?みんな?ん?何をいってるのかな??
「んー、いまいちよく分かんないんだけど。」
「んーとね。クラスのみんなで
明日、お見舞いに行こー!
って話になったんだ!だから、明日皆で来るね!」
あぁ、そういうことか。
でも、明後日退院するし、
来なくてもいいような・・・
「ねぇ、でも明後日退院するよ?
来なくてもいいんじゃ?」
「だーめ!みんなで来るの!」
「そう?ありがとう!分かったよ!
待ってるね!」
「うん!楽しみにしててね!」
「ふふ。楽しみにしてる!」
「あっ!ねぇ、ちょっと耳貸して。」
「ん?」
コソ
『あのね、皆でお見舞いに行こう!って言ったの、
隆啓なんだよ!隆啓が言ったの!』
「え?隆啓が??ありえん。嘘でしょ?」
ありえないでしょ。
「いやいや、ホントだってば!(笑)」
「とにかく、楽しみにししてね!」
「分かった!」

〜次の日〜
今日は早く来るって言ってたから
そろそろかな?
ガラガラ

え・・・?なんで・・・?
「何で・・・?なんで来んの?
来るなって言ったじゃん!!
昨日来ないって言ったじゃん!
何で来んの?帰って!
あんたの顔なんて見たくない!」
「はいはい。
まだ帰んないけど。」
何で?何で来んのよ!
「帰って!帰っててば!!」

ガラガラ

「しおちゃん!約束どーりみんな・・・でって、何してるの!?」
「しおり!元気か!!!なにして・・・!」
「ちょっと、しおちゃん!」
「しおり、落ち着けって!!!」
「離して!離してよ!」
「ふぅ。呆れた。なんなの?その態度!」
「あんたには関係ない!」
「「しおちゃん、しおり!落ち着いて、落ち着けって!」」
え?またか・・・
「ごめん。」
「はぁ、お母さんもう帰るから。」
「勝手にしろ!」
あいつは、溜め息を一つして
病室から出ていった。
ガラガラ

41:しおり:2013/11/18(月) 10:16 ID:enw

「しおり、お前どうした?
何であんな・・・」
この人は隆啓。男子仲はいい方だ。
「ごめん。あの人は母親。」
あれ?男子のフインキがいつもと違う。
どうかしたのかな?
「ねぇ。何?いきなり。のあはいいの?」
直球すぎた?
ん?あれ?
「アハハ!大丈夫だって!お前の事なら
隆啓が全部片付けたから。」
「おぉ。のあと話つけてきたから。
もう心配すんな!」
「うん・・・///」
「ありがと。」
隆啓は少し笑ったあと、私の頭を
ポンポンってやってきた。
ちょっとドキってしたよ〜///

42:しおり:2013/11/18(月) 13:04 ID:enw

あれ?
何話してるの?
なんか耳打ちしてるんだけど。うちも知りたいよ。
「ねぇ!何話してるの??」
「ナイショ!なぁ?」
「うん!いくらしおちゃんでも、教えられないよ!」
えぇー、何それ〜。
「まぁいいじゃん!もう分かる事だし!」
「そおそお!もうすぐ分かるよ!」
えー?なんだろう?めっちゃ楽しみ!
気になるなぁ。

43:ちおり:2013/11/19(火) 18:39 ID:enw

まぁいいや!
「あ、ちょっと俺達出掛けてくる!
すぐ戻るから!」
「え??どこいくの?
てか、全員で行くの?」
「隆啓以外で!何か
食いたいものある?」
「隆啓と一緒にいんの?んーまぁいっか。
じゃあ、ケーキ買って来て!
すぐ戻って来てね!」
「おぉ。ケーキな!
じゃあ行ってくる!おい皆いこーぜ!」
「うん。じゃあ、ちょっと待っててね!
いってきます!」
「いってらっしゃい!」
ガラガラ
二人っきりって、気まずい・・・
何か言わなきゃ!
「ねぇ、隆啓って好きな人いるの?」
「え・・・・・・・・・」
もしかして、まずいこと言っちゃった?
「隆啓?」
「いるよ。お前はいんのか?」
「まぁ、いるけど。」
って、なにいってんの私!
好きな人って、隆啓じゃん!

44:漣 ◆WOJE:2013/11/19(火) 19:52 ID:uwA

お邪魔します。
私、小説コンテストというものをしているのでよかったら推薦を。
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1384855318/l50

45:しおり:2013/11/20(水) 21:22 ID:enw

「そいつって、どこ小だった?
俺らと同じ?」
それ言ったらばれるでしょ?でも・・・
「うん。同じだったよ!
今も同じクラスだよ!」
ここまで言っちゃた。
「俺もそう。小学校も今のクラスも
同じ。」
そうなんだ。
誰だろう?知ってる子かな?
「ねぇ。それって誰!?
うちの知ってる人!?」
「え?言えねぇよ!
じゃあ、同時に言おうぜ。それならいい。」
え?
「んー。わかった!
じゃあ、せーのーで!で言おうね!」
「じゃあいくよ?
せーのーで!」
「「詩織、隆啓!」」
えっ?今何て?
「今、何ていったの・・・?」
「俺は、詩織って・・・///
そっちこそ、何て言った?」
「うちも、隆啓って言ったよ///」
え、じゃあ両想いなの!?
「じゃあ両想いなの!?うちら。」
「おぉ!じゃあ、付き合お!」
「うん!!エヘへ///
嬉しいね♪」
「そうだな!」
私たちは、両想いになることが
出来た。

46:漣 ◆WOJE:2013/11/21(木) 18:38 ID:TuE

突然ですが・・・
今日、結果発表をしたいと思います。すいません・・。

47:しおり:2013/11/23(土) 19:48 ID:QBI

えー、打ちきりにしたいと思います!
面白くないので。すみません。


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