私と君だけの特等席。

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1:桜乃李空 ◆Lc9U:2013/11/15(金) 22:07 ID:Viw

*Prologue*
放課後、生徒は帰り家で遊んでいるだろうぐらいの頃の事。
私は、いつもの様にキシキシと音がなる古いドアを開け、一番奥、右の席に座る。
カバンからノートとペンポーチと教科書を取り出し、シャーペンを中から取り出し、
カチカチ、と芯を出す。
教科書をペラペラめくり、あるページで止めた。
ノートを開き、シャーペンを動かす。
……と、その前に時計を見た。
針は4時23分をさしていた。
「……そろそろかな」
ドアに視線を動かしたあと、
再びシャーペンを動かした。
静かな図書室では、自分のはく息と、カリカリというシャーペンの音が聞こえるだけ。
これが、私の毎日の日課。
放課後みんな帰っても、私は帰れない。
お母さんは子供の頃頭が良く、私にも期待している。
私は、勉強をしないと愛されない。
完璧じゃないと、愛されない。
家族といえるのか、たまに考える。
……と、その時。
ガラッ

2:*桜乃李空* ◆Lc9U:2013/11/15(金) 22:19 ID:Viw

「……凛ちゃん。今日も教えてね?」
こちらへ歩いてくる彼が純粋な瞳で言う。
「……はい。」
迷わず返事をした。
針は32分をさしていた。
時間には忠実だなあ、と思う。
すると彼は、私の左隣へと座る。
「さてと。今日は……数学だよね」
「……頑張ってくださいよ。」
彼が苦手なのは数学らしい。
すこし眉を寄せたあと、ノートを取り出した。
「今日は20ページの……」
今日やるところを説明する。
ドクン、ドクンという胸の鼓動が恥ずかしいぐらいによく聞こえる。
毎日熱心な、君の隣の席が……
________私の、特等席……

3:*桜乃李空* ◆SRMc:2013/11/16(土) 07:22 ID:Viw

第1章 「関係」

4:*桜乃李空* ◆SRMc:2013/11/16(土) 07:27 ID:Viw

「ただいま」
「お帰り、凛」
お母さんが何かを煮込みながら、ひょいと顔を見せた。
「勉強は、やったよね?」
「……うん」
適当に返事を返す。
「今度のテスト、期待しているからね」
胸がズキンと痛む。
“期待”というおもりがのしかかる。

5:*桜乃李空* ◆SRMc:2013/11/16(土) 07:28 ID:Viw

「ただいま」
「お帰り、凛」
お母さんが何かを煮込みながら、ひょいと顔を見せた。
「勉強は、やったよね?」
「……うん」
適当に返事を返す。
「今度のテスト、期待しているからね」
胸がズキンと痛む。
“期待”というおもりがのしかかる。

6:*桜乃李空* ◆SRMc:2013/11/16(土) 07:34 ID:Viw

2重投稿すみませんm(_ _m
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「頑張るよ……」
そう言い残して、階段をトントンとかけていく。
期待ばかり。
勉強ばかり。
恋愛なんてできなくて。
こんな見た目じゃ…
メガネに黒のみつあみ。
いつも、こう。
私は勉強でできているようなものだよ。
だから……
_____アイツが好きだ.なんて言えないから。

7:匿名さん hoge:2013/11/16(土) 08:30 ID:Viw

やめ。修正ver.で


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