そう。
それはいつもの下校。
ぼーっと下校していた目の前にいる琴が急にたちどまる。
琴「なぁリアルドラ○エやろーぜ」
そして後ろからすっと流れるような動きで花梨が一歩前にでる。
花梨「たったいへんだぁっ!勇者様!ドラゴンが現れた!どうする!」
花梨は私に目を向けてくる。まさか勇者って私のことか。
よしここは逃げるってコマンドを選ぼう。
花梨「1戦う2自害する3焼かれる」
な・・・なんだこれ・・・
私「って!これ三つ中二つが死ぬことじゃん!」
琴「やばいぞ勇者・・・ドラゴンがかなり怒ってる。どうする?」
うぜー・・・。
私「シカトする。」
花梨「ぐわっ!」
琴「勇者は、ドラゴンに精神的ダメージを与え倒した!」
琴「さて・・・次に進むでごわす!いいごわす?」
琴がいきなりしゃべり方を変えてきた。
私・花梨「だれだよ!その役!」
琴「あっしの名前はアンダーソンっていうごわす!」
アメリカンな名前だな。
花梨「そういう設定なのね。うんわかった。」
琴「さあ勇者!次にすすむでごわす!」
私「ちょっと待った!」
・・・・セーブ、させてください。