あの日、君と見上げた空の色。

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1:蒼空 ◆vPxo:2013/12/02(月) 19:41 ID:T3E


お久しぶりです。(初めましての方もいらっしゃるかも知れませんが。)


元『碧空』です。



嘆き文庫の方で執筆させて戴いていましたが、久しぶりにこちらでも書いてみようと思います。





まだ自分の事を知っている人、または憶えていてくれている人がいたら嬉しいです。



初めましての人もどうか気軽にお付き合い下さい。




それでは、よろしくお願いします。




蒼空

2:蒼空@プロローグ ◆vPxo:2013/12/02(月) 20:34 ID:T3E


ねぇ、君は憶えていますか?



あの日、一緒に見上げた空の色。




真っ青な空に白い飛行機雲がキレイだった。




【飛行機雲を一緒に見た二人はね結ばれるんだって】



君はそう言って幸せそうに笑ったね。



あの時は『迷信なんじゃねぇの?』


なんて言ったけど。




本当は嬉しくてたまらなかった。





お前の事を守っていこうって決めたんだ。







だから、もう一度。




もう一度、僕にチャンスを下さい。







忘れるなんて出来ないよ?








帰って来てよ。

3:蒼空 ◆BrZE:2013/12/12(木) 18:27 ID:T3E






桜の花びらが舞う4月。



学校へと続く坂道を登りながら思う。




【君はいったい今どこにいるのだろう。】



それだけが心配で知りたくて。





後ろから近づいて来るあいつの足音に気がつかなかった。




「しんたろーー!!」



俺の名前を叫びながら髪を振り乱し走ってくる幼馴染は少し小っ恥ずかしい。




周りの視線が一気に集まってくる。





「はあぁぁ」


思わず大きなため息が出てしまった。



「だから、叫びながら走ってくるのはやめろって言ったろ!! 実涼!」



申し訳なさのカケラもなさそうにエヘヘと笑いながら近づいてくる。




「ってかお前。幾ら何でもリボンくらい結んでこいよ!」



実涼はぷうッと頬を膨らましながら、

「だって遅刻しそうだったんだもん!!!」




相変わらずのコイツの無頓着さに腹が立ってくる。




アイロンのかかっていないワイシャツにシワのあるスカート。

あっちこっちに飛び跳ねる寝ぐせ。



「はぁぁぁ。お前それでも女子かよ!」




さぁ、今日も憂鬱な学校生活が始まった。


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