とある少年少女の物語。

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1:桜 ◆Iuwo:2013/12/21(土) 09:32 ID:Vt2



今まではいつも通り、だった。

君と喋って、遊んで、喧嘩して____


いつからこの平凡な日常は、
狂い始めたのだろう_____

2:桜 ◆Iuwo:2013/12/21(土) 09:43 ID:Vt2

第1話:少女の平凡な日常

「はよー…」

私、芳野梓に幼馴染みの八坂玲がめんどくさそうに挨拶をしてくる。

「おはよ」

前までは長続きしていた会話が、今では挨拶だけで途切れる。
話す話題も無くなってきてしまって。

「…あのさ」

とつぜん玲から声が掛かった。

「なに」
「俺ってさ、将来何になるんだろうな」

そんなことをいきなり言うもんだから、「ニートじゃん?」と即答した。

「ひでぇ」

玲はそういったが、笑っていた。

これが、私の平凡な日常。

3:桜 ◆Iuwo:2013/12/21(土) 10:39 ID:Vt2

第2話:不思議な転校生

「今日は転校生を紹介するわよ〜っ!」

いつもノリノリの担任、ひーちゃんこと、樋山櫻子。
今日は三倍増しのノリノリ感でやって来た。

「ひーちゃんテンション高すぎ〜」

と一人の男子生徒が言った。
こいつも毎度毎度テンションが高いので人のことを言えないが。

「んじゃ、沢辺さん入って来て〜」

こんな雰囲気の教室の中に入るというのは相当なプレッシャーがかかるだろう。
ひーちゃん先生にはそれくらい考えてほしい。
転校生の第一声は「この世の中、くだらないことばかりだわ。転校生で教師まで騒ぐなんて」だった。
私の哀れみなど必要なかったのか。

「…沢辺琉歌。宜しくして頂かなくて結構よ」

転校生…沢辺さんには誰もが引いていた。
心の底から。


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