ずっと隣にいるからね

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1:海莉:2013/12/22(日) 19:04 ID:Qpg

___ずっと隣にいるからね___




ああ、あなたは嘘をついた





だから私は





___狂ったの___

2:海莉:2013/12/22(日) 19:28 ID:Qpg

〜図書館にて〜 石崎飛美(いしざき あすみ) :日曜日 午後

「あ……図書館、涼しい〜」

家でゴロゴロしてた私のことを
『邪魔者』扱いするようにさ、大嫌いな母さんが
「家でゴロゴロするほど暇とか、お前見てるとイライラすんだけど。」

……って言ってきたから、さ
図書館にきた

なんか面白い本、ないかな?

ん〜……

あ、健人の誕プレなんか作ろうか

ケーキ?

……いや、どうせさ家族で楽しく母さんが作ったの食べるよね

んんんんんん〜〜〜〜〜〜〜

困ったよ

ああ、困ったよ

……そうだ!

私は、お菓子のレシピが載っている本を探した

……いや、探してない

目の前にあった

「マカロン……マカロン……」

あった!

美味しく簡単♪初心者でも作れる手作りマカロン

これならできそう!

「あ、なにそれ?マカロンだ!」

「ほえ!?え!?」

「ん?」

「なんで健人いるの!?」

「え、借りたい本あったから」

「そ、そうなんだ……」

「もう帰るの?」

「うん」

「んじゃ、あっちで待ってる」

そう言うと出入り口に向かって歩く健人

カッコイイな……

もう本当、ムカつくくらい、さ

「お待たせ!帰ろ?」

「ん」

健人と私の家は隣だから並んで帰った

3:海莉:2013/12/22(日) 19:38 ID:Qpg

「じゃあね!」

「……ちょっと待て!」

「なに?」

「……これ」

スっと出された手には銀色に光る、輪

「……え?なんで急に?」

「え、だっ……誕生日だろ」

「忘れてた……」

「これ、欲しい?」

「……うん」

「なら、俺と付き合え」

なに、それ

馬鹿じゃないの

「ばーか」

「馬鹿はお前だ」

「当たり前に決まってんじゃん」

「お前が馬鹿なこと?」

「じゃなくて!……付き合ってあげてもいいよ」

「……これ、なんかのドッキリ?」

「違うよ、はげ」

「ハハ……ハハハハハハ!」

笑顔で喜ぶ健人

この笑顔が、好き

全部、好き

「ずっと隣にいるからね」

「……本当に健人?」

「うるせ」

私の左手を取って小指の隣の指に輪をはめた

ぎゅーっと抱きしめてきた、健人

暖かくて、私よりも背が高くてちょっと困る

「飛美……」

そう言うと額に唇をくっつけた

グッと手を引かれ健人の家に入った


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