幼馴染の君に恋する私。

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1:林檎:2013/12/27(金) 10:23 ID:RAw

登場人物

森崎 明日香 -Morisaki Asuka- ♀
* 主人公、容姿端麗で人見知り

浦西 翔太 -Uranishi Shota- ♂
* 眼鏡男子、成績トップで明日香の幼馴染

柊 実咲 -Hiiragi Misaki- ♀
* 明日香の親友

2:林檎:2013/12/27(金) 10:30 ID:RAw

プロローグ

幼稚園の頃からの幼馴染…翔太
何時も私の傍に居た大切なヒト

小五の時に意識し始めて五年____…
私達は高校一年生になる

翔太は相変わらず私の傍に居てくれる
……幼馴染として

でも私は…
好きな人として傍に居たい…

この先もずっと___…
翔太の傍に居たい……


高校を卒業して翔太が大学に行き、
私は就職して離れ離れになっても

ずっと…
ずっと翔太と一緒に居たい___……

3:林檎:2013/12/27(金) 10:53 ID:RAw


私、森崎 明日香
極々普通の高一です!

何時も一緒に登下校してるのは幼馴染の翔太
私の好きな人です…

入学してまだ一週間位です
友達は小学生からの親友、実咲しか居ない
私、人見知りだからなー…

「明日香ー!」
「ん?」

誰かに呼ばれて校門の近くを見ると…

「あ、実咲!」

手を振って笑顔の実咲
私は来た道を戻り校門へダッシュする

「実咲!久しぶり〜!」

と実咲に抱き付いた

「もう!登校中に抱き付くの禁止!」
「御免…嬉しくてつい…」

翔太が呆れて私達の光景を見てる
翔太は私達の近くに来ると言った

「明日香と実咲元気だな…」
「翔太が低血圧なだけでしょ」

翔太は朝に弱い
だから授業中は半分寝ている始末
でも頭が良くて学年トップ
本当羨ましい…

私なんて徹夜で勉強して二位だもん

「翔太と明日香は羨ましいわ…私、明日香と同じ位勉強しても十位に止まってばっか…」

実咲は溜息を付いて私達を見る
でも実咲は部活と勉強両立していて十位だよ?

私なんて部活と勉強両立出来ないから部活は帰宅部だ
翔太も同じく勉強との両立が難しくて帰宅部だ

「あ…今日、日直なんだ行くね」
「うん!バイバイ!」

実咲と別れて私と翔太は何時もの教室に向かった

4:林檎:2013/12/27(金) 11:07 ID:RAw


教室に入ると騒がしい

翔太が入って来て女子は興奮していて
男子は翔太を冷やかしてる
多分私と一緒に居るからだろうけど

翔太は静かに自分の席に座った
私も翔太の隣に座る
窓際の席なのでずっと景色を見ていた
翔太はヘッドホンを耳に付けて頬杖をついている


窓際を見ていて退屈なので翔太の方を向いた

長め黒髪に茶色い縁の眼鏡
眼鏡越しはキリッとした目元に綺麗な瞳

頬杖をついて音楽を聴いている翔太を見ると
急に大人っぽく見えた


私が見惚れていると翔太が視線に気付き目が合った

あ…ヤバ…///


「何?俺の顔見て」
「あ…いや…べ、別に…」

狼狽える私に翔太がクスッと笑った
大人っぽく笑った翔太にドキッとした

「変な奴」

と言ってまた笑った

何でだろう…
急に自分が子供っぽく思えてきて…
私…翔太とつり合って無いよね…

途端に心配になってきた

どうしよう…翔太に彼女が出来たら…


嫌……だな…

5:林檎:2013/12/27(金) 11:15 ID:RAw

HRが始まり今は出席を取っている

私はまだ考えていた

もし…翔太に彼女が出来たら私はどうすべきなのだろう…

応援する?
でもそれは諦めると言う意味を示していた

諦めるなんて…私に出来るかな…
五年間も想い続けて来たのに
今更諦めるなんて…

私…本当にどうすれば……


「……さん…崎さん…森崎さん!」

「え…?あ、はい!」

慌てて返事をする

「何ですか…?」
「出席。森崎元気ですか?」
「は…はぁ…」


し、しまったー!
翔太の事考えてて耳に入らなかった…

「明日香…大丈夫か?」

翔太が私を見る
心配そうな目をしていた

「だ…大丈夫…」

翔太はまだ私の事を気にしていたが私は平然とした

翔太って意外と鋭いからな…
気を付けないと…

6:林檎:2013/12/27(金) 11:26 ID:RAw

今は数学の授業中
一番苦手な教科だから頑張らなきゃ!

私はノートを真剣に写した
うう…ここ難しいんだよな…
頭が爆発しそう…



「じゃあ…ここの問題を……森崎!解いてみろ」


え…?!
何で私?!
そんなぁ…
私はゆっくり立ち上がる
私、家で勉強しないと理解出来ないタイプなんですけど…

「……」
「どうした森崎。分からないのか?」

黙ってると先生に言われた
やだよ…皆見てる前で分かんないって言いにくいよ…


「俺解けます」

え…?翔太?
先生は翔太を見て私を座らせた

「おおそうか。じゃあ浦西頼む」

翔太は私の分からなかった所をスラスラ解いた
す…凄い…

さすが学年トップ…

「正解だ。浦西は凄いな」

そう言い方が私と翔太を比較してるみたいでズキリとした

私…やっぱり翔太とつり合わないんだ…

一応私は翔太にお礼を言った

「翔太、ありがとう」
「いや。明日香が困ってたから」

やっぱり優しいな翔太は…
でもその優しさが辛いの…


翔太と私の距離が遠ざかって行くみたいに___…

7:林檎:2013/12/27(金) 11:30 ID:RAw

微妙に訂正
最後の

翔太と私の距離が遠ざかって行くみたいに___…

は間違いで

翔太と私の距離が遠ざかって行くみたいで___…

です。
本当に微妙な訂正すみません!

8:林檎:2013/12/27(金) 11:37 ID:RAw


「明日香。一緒に帰るぞ」

全ての授業が終わり帰り支度をしてたいたら翔太が言った

「あ…御免…ちょっと用事有るから先に帰ってて」


何だか今は翔太と一緒に居たくない気持ちだ
何か…翔太と居たらダメな気がして…


「分かった…冬だし暗いから気を付けろよ」
「うん。心配してくれてありがと」



翔太が帰ってシーンとした後、
ガラッ…と戸が開いた




「あれ?まだ居たんだ」
「実咲!」

実咲が私の隣に来た

「翔太は?」
「翔太は今日用事が有るって」

早急自分が言った嘘だ…
何か嘘付いた後何か罪悪感がするんだよね…

「そっか…じゃあ一緒に帰る?」
「うん!」

実咲となら翔太の事を考えずに済むから安心出来る


私達は教室を出て二人で帰った

9:林檎:2013/12/27(金) 11:54 ID:RAw


「ねぇ…明日香」
「ん?」

突然、校門を出て道路ら辺で実咲が呟いた

「翔太が用事が有って帰ったって嘘でしょ」

う"っ…
そうだ…実咲ってエスパーみたいに勘が鋭い子だった…

「ほ、本当だよ? 嘘なんて人聞き悪いなぁ…!」

冷や汗が吹き出しそうなくらいだ
うう…見逃してよ…

「本当に…?」

もう…疑り深いんだから…

「じゃあ本当の事言ってくれたらクレープ奢るよ?」
「クレープ?!うん!本当の事言う!」

あ…言ってしまった…
実咲がニヤリとした
もう…私ってば単純…


「じゃあ先、クレープ買おうか」

商店街に出来たクレープ屋に着いて、
その近くの公園で食べた

私がショートケーキクレープで
実咲がチョコティラミスクレープ

「実咲って何時もそれだよね…」
「ティラミス美味しいから」

ええ…私、ティラミス嫌い…
だってクリームチーズが有るから…

「で…何で嘘ついたの?」
「それが……」


私は全てを話した
自分と翔太がつり合わない事
翔太が大人に見えた事

全部…ぜーんぶ話した

「アハハハハ!」

突如、実咲が笑い出した
え…?!こんな時に笑う?!

「ちょっ…人が真剣に悩んでるのに…」

実咲は笑うのを止めて言った

「良いんじゃない?大人にならなくても」

え…?
どういう事…?

10:林檎:2013/12/27(金) 15:03 ID:RAw


「何それ?」

実咲がクレープを一気に食べて鞄を掴んで言った

「焦らなくても少しずつ大人になれば良いって事!」

え…?
実咲…??

「ほら!早くしないと置いてくよ?」
「え?!ま、待ってよー!」

実咲って時に良く分からない事を言う
少しずつ大人になればって…
私…大人の一面なんて持ってない…


私がしばらく考え込んでいるともう家に着いていた


「じゃーね!」
「うん…またね」

そう言って実咲は小走りに行ってしまった
忙しい子だなぁ…




「明日香?何つったってるの?」
「お母さん…」

「早く勉強しなさいよ…全く…お父さんみたいに平社員何かにならないでよ?
学費なんてバカにならなんだから…
お母さんを失望させないでよ」

何なの…
勉強勉強勉強勉強…
息が詰まりそうだよ…

「煩いな…私の事なんて放っておいてよ…!」


バンッと玄関を閉めて階段を上がる

ガチャ…と開いてお母さんが叫ぶ

「明日香?!何怒ってるの?ちゃんと勉強しなさいよ!!」


煩い煩い煩い煩い煩い…

もう私何かに構わないで…

11:林檎:2013/12/27(金) 15:10 ID:RAw

ダダダダダッ…!

ガチャ…

私は勢い良く開けて勢い良く閉めた

バンッ!!!!!


ベッドにうずくまって涙が零れた
何なのよ…
私は勉強をするロボットじゃ無いんだよ?!
なのにどうして勉強しろばっかり言うの…
もう受験が終わって落ち着いてたのに…

これじゃあ受験前と一緒じゃない…
私を追い詰めてばっかり…
お母さんなんて大嫌い…

こう怒ってるのも子供っぽいのかな…


もう嫌だ…!

私が窓を見ると、翔太が勉強をしてた
何時も見たいにヘッドホンを掛けて頬杖をついて…

やっぱり翔太は大人なんだなって思うとまた涙が一筋流れた

また一歩…翔太と距離を置かれたみたいで……


その時、翔太が私の視線に気付いたのか此方を見た

あ…!ヤバ…!!
翔太は私が泣いていた事に驚いてる
私は咄嗟に隠れた


ダメ…翔太に心配掛けちゃダメだ…

12:林檎:2013/12/27(金) 15:27 ID:RAw


-翔太side-

俺は珍しく一人で帰り勉強をしていた
何時も明日香と一緒に帰るのに今日は用事が有るらしい

でも何の用事なんだか…

何時も通りヘッドホンを装着して勉強をした
もうこれは日課になっている

すると窓の外で凄い音が聴こえた
あ…明日香?
何か荒れてるっぽいけど何か合ったのか?

俺は一旦窓の外を見たが窓が高いのでベッドの下は見えない

あーもう!

俺はガラッ…と窓を開けた

「おい!明日香!」

何度も叫ぶけど聴こえてないのか反応が無い

気のせいか…?
俺がまたヘッドホンを付けて勉強してると何かの視線を感じた

ん…?
俺が窓をもう一度見ると…

あ…明日香…?!

明日香の目には涙が零れている
彼奴何か合ったのか…?!

明日香は驚いてまたベッドに戻った
本当にどうしたんだ…明日香…




明日の朝訊いてみるか…

13:林檎:2013/12/27(金) 19:18 ID:RAw


-明日香side-

しばらくベッドに顔を伏せていたら

「明日香ー!夕御飯よ!」

え…?もうそんな時間?
私が窓の外を見ると冬なので空は真っ暗だった

「明日香ー?食べないのー?」
「要らない!」

もう食欲なんて無くて食べる気も失せてしまう

リビング行ったらお母さんにネチネチ言われるんだから…

「明日香、本当に良いのー?食べないなら勉強しなさいよ!」

ほらまた勉強って…
あーもう面倒だな…

「今行くわよ!」

私は立ち上がって階段を下りた
十三畳位のダイニングルームに行く

今日のメニューは…
ご飯と魚、味噌汁だ

「頂きます」

私がそう言って魚を解して食べる
お母さんが此方を斜めに見ている

「そう言えば…友達は出来たの?」
「は?」

お母さんは無表情で味噌汁をすする

「…翔太と実咲」
「それは小学校からの友達でしょう?私は高校の友達の事を言ってるの」

そんなの知ってるって…
居ないからワザと言ったのに…

「ご馳走さま」
「え?もう要らないの?まだ一口ずつしか食べて無いじゃない」

私は苛々して机を叩いた

ガチャン!

「煩いな…友達友達…勉強勉強ってそればっかり!
そんなの言われたら食う気が失せるのよ!」

私は小走りで部屋に戻る

「明日香!なんなの今の言葉遣い!自分の食器くらい片付けなさい!!」

バンッ!

戸の音でお母さんの怒鳴り声を遮る
だから嫌なのよ…
お母さんと一緒に居たら血糖値上がるわ…!!

もう早く明日になってよ…!



私は苛立ちながら制服のまま眠りについた___……

14:林檎:2013/12/27(金) 19:34 ID:RAw




ピピピピピピッ…!


目覚ましのアラーム音で目が覚める
素早くプッシュして窓のカーテンを開ける

朝日の光で自分が制服のままだと気付いた

「あ…」

しまった…昨日あのまま寝過ごしちゃったんだ…

最悪…制服にしわが…


急いでストレートの髪をとく
絡まりやすいんだよなーストレートって…

私って元からストレートだから髪が絡まりやすいの
それに髪が腰まで有るので髪洗うのも一苦労

よし!なんとか何時ものストレート完成!
すぐにアイロンで制服のしわを整えて…

そして長い前髪を銀のピン留めで留めて…

うん!我ながら上出来!

歯磨きと弁当を持って…完璧!
玄関で挨拶無しに出た



門を開けると電柱の所で翔太が待っていた

何時ものヘッドホンスタイル
私に気付いて微笑んだ翔太




……どうしよう…

15:林檎:2013/12/27(金) 19:47 ID:RAw


私は翔太を無視して素通りした
咄嗟に翔太は私の腕を掴んだ

「…?!離してっ!」

私はほどこうをするけど翔太の力が強くと振りほどけない…

翔太は男子なんだな…
外見はイケメンだけど力なんて強そうじゃ無いのに…

「明日香。逃げんなよ」

やだ…!今日の翔太何か怖いよ…!

「嫌っ…離して!」
「隠し事してるだろ」
「してないっ!」

翔太は真っ直ぐに私を見る
その涼しげで綺麗な目元で…

「……俺、明日香が悩んでたら何でも聴く」
「……」

泣きそうだったけど翔太ばかりに頼れないよ…
自分が弱いみたいじゃん

「明日香は強がり過ぎだろ。もっと弱味見せれば」

弱味…?
そんな所を…翔太に見せない様に頑張ってたのに…?

「……御免…私…もう翔太と一緒に居られない…」

翔太は手を離した
呆然としていて私から視線を外した

「分かった…もう明日香に近付かない」
「……うん」


そうして私達は距離を置き始めた____…

16:林檎:2013/12/27(金) 20:09 ID:RAw

  ×
私はほどこうをするけど翔太の力が
  ×
強くと振りほどけない…

○ 私はほどこうとするけど翔太の力が強くて振りほどけない…

-------------------------------------

私達は授業中も話をせず顔も見なかった

登下校もしなくなって、部屋のカーテンも一日中閉めたまま

その異変に気付いたのか実咲が昼休みに私を呼び出した

「どうしたの?実咲」
「どうしたの?は此方の台詞だよ!最近、二人共変だよ?」

変…?
何処が変なんだろう…
私達は普通に顔を合わせずに会話せずにしてるだけなのに…

「別に変じゃ無いでしょ?ただの言い合い」
「あの翔太と?」

まぁ翔太は喧嘩なんてしないタイプだ
それにあの時は私が怒ってただけだ

「とちかく!明日香達が喧嘩してるなんてらしく無いよ?」

確かに私も親としか喧嘩なんてした事無い…

「……でも…原因は私だし」

そう…私が一緒に居られないって言ったから……

17:林檎:2013/12/27(金) 20:17 ID:RAw

あーもう!また?!

× 「とちかく!
○「とにかく!


>>16 の×が変!

× 私はほどこうをするけど翔太の力が強くと振りほどけない…

○ 私はほどこうとするけど翔太の力が強くて振りほどけない…

あ"ー…何なのこの連鎖…
確認すれば良かった…

18:林檎:2013/12/27(金) 20:31 ID:RAw


「じゃあ謝りなよ!」
「え…そんなの…無理…」

もう後戻り出来ないよ…
今更、仲直りなんて…

「もー!無理無理ばっかり言い過ぎ!
無理って言うから無理なんでしょ!」

実咲に正論を言われると口が固く閉じてしまう
反論出来ない…




「はぁ…もう…私が説得して来る!」

え"っ?!
何でそうなるの?!


「や…それは…って実咲?!」

止めようとしたけど遅かった
もう実咲は私の教室に入ってしまった



ちょっ…ちょっと…

こ、心の準備が…
に、逃げなきゃ…!

逃げようとするけど足がすくんで逃げれない!





…どどどどどーしよう?!!!!

19:林檎:2013/12/27(金) 22:01 ID:RAw


そうこうしてる内に翔太が来てしまった
しかも実咲が帰ってくし…!

「ちょっと!実咲!」
「じゃ頑張りたまえ〜」

もうっ!余計なお節介するんだから!

「翔太…あの…!」

翔太はフイッと横を向いた
ズキン…
お、怒ってる…?
こんな翔太見るの初めて…

「翔太…何で無視するの…?」

恐る恐る翔太に聞いても翔太は聴いてくれない…

「ねぇ翔太……?」
「……」

無表情で翔太が何を考えてるのか理解出来なかった…

「……用が無いなら呼ぶなよ」
「…?!」

怒りのこもった様な言い方でビックリした

何でそんなに怒ってるの?
意味が分からないよ…


「……」

翔太はそのまま無言で教室に戻って行った


……どうしよう…
あんな翔太見たこと無いよ…

20:林檎:2013/12/27(金) 22:16 ID:RAw

私はまた実咲の所へ戻った

ドドドドドッ…!

「実咲ぃー!!!!!!」

周りに居た生徒達がビックリしている

「何よ!猛獣みたいに走って来て!」

実咲も驚いた顔をしている

「どうしよう…」
「何が?」

呑気に尋ねる実咲
あのねぇ…貴方のせいなんだけど?!

「翔太が…凄い怒ってた…あんなの初めて見たの…」

本当にあの変わり様はおかしい…
普段、翔太は優しいのに…
あの時…凄い冷たかった…

「翔太は元は冷たいよ。明日香は特別だったから優しかったんじゃない?」

特別…?
何で……?幼馴染だからとか?

「でもさすがに喧嘩したからねぇ…」

確かに…

って…何呑気に語ってんのよ!!
元は実咲が撒いた種でしょう?!
無責任過ぎ!

「無神経だよ!実咲!」
「何が?」
「何がじゃないわよ!」
「でも原因は全部、明日香に有るじゃない!」

……私?
何で私が…!

_____もう翔太とは一緒に居られないの…!


あ…そっか…
で、でも!翔太は聞く耳も持たなかった…

何であんなに冷たかったのだろう…

21:林檎:2013/12/27(金) 22:34 ID:RAw


「ちゃんと話し合って見なよ…ね」
「うん…」

あんな状態で話し合えるのだろうか?
実咲も付いて来て欲しいな…

「ねぇ…実咲も行くよね?!」
「は?!何で私が!悪いけど今日、塾で行けないの」

そんな…
あんまりだよ…
無責任にも程が有るって…!
でも塾なら仕方がないかぁ

「分かった…」
「じゃ。もうすぐ放課後だから話し合えば?」
「うん」

そんな簡単に行くのかな…


        *


放課後、翔太が帰りそうだったので慌てて後を追う

「翔太!」
「……」

翔太はヘッドホンを掛けてて聴こえてない

それなら…
私は覚悟を決めてヘッドホンを取り上げた

「…!!明日香」
「翔太。話し聴いて…」

翔太はムスッとした顔でヘッドホンを取った

「返せよ。森崎に話しは無い」


……森崎…
急に苗字で呼ばれて遠くなる様な気がした

こんなので終わりたくない…!

「翔太…!」

翔太は無視して東棟の階段を降りる
待って…!

私は素早く階段を降りて翔太の腕を取る

ビクッとして翔太が振り返る

「何だよ」

その言い方は冷たく棘が有った

「話を聴いてよ…」
「……泣くなよ。迷惑」


私はカッとなって翔太の頬を叩いた

「……最低!」

もう涙が止まらなかった
私は翔太に泣き顔をこれ以上見せない為に顔を附せて去った


もう翔太なんて嫌い…!
あんなの…

あんなの翔太じゃないよ…!

22:アリス:2013/12/27(金) 23:16 ID:FI.

わぁ!見やすくてすごくおもしろいです!!
読者になっていいですか?
続き楽しみにしてます!

23:林檎:2013/12/28(土) 09:11 ID:RAw

アリスsama…*

ありがとうございます!
是非読者になって下さい!
面白いなんて恐縮です…

はい!頑張りますね!

24:林檎:2013/12/28(土) 09:34 ID:RAw


-翔太side-

俺も気付き始めてた…
明日香とこのまま一緒に居ても良いのかって…

明日香は大人っぽいし容姿端麗だから俺と一緒に居たら明日香に悪いと思い始めていた

そして明日香に一週間前に告げられた

「もう翔太とは一緒居られない」と…

でも俺…何であんなに冷たくしたのだろう

仕舞いには明日香に殴られたし…

俺…明日香の言う通り最低だな…



「ちょっと!翔太!」

ざわつく人混みを掻き分けて、実咲が駆け寄って来た

「翔太、今の見てたわよ?!何やってんの!」
「あ…俺…最低な事言って…」
「馬鹿!翔太は明日香の隣に居れば良いだけでしょ!」

でももうそれは無理なんだ…
明日香はもう俺と一緒に居られないって言ったから…

「無理なんだよ!明日香は俺と一緒に居られないって言ったんだぞ!!」

実咲はハッと気が付いて呟いた

「もしかして…前の話はこういう事だったのね…」
「実咲、何か知ってるのか?!」

俺は実咲の肩を揺する

「ゆ、揺すらないでよー!ちゃんと話すから!」

と言ったので俺は手を離す



「あのね………」

25:アリス:2013/12/28(土) 12:50 ID:FI.

読者になりますっ!
いつも楽しみにまってます♪

26:林檎:2013/12/28(土) 21:12 ID:RAw


「それ…マジ…?」
「本当に決まってるでしょ!」

まさか明日香が俺と同じ気持ちだったとは……

「翔太!早く行きなよ!」
「は?もう間に合わねーって」
「間に合うわよ!翔太の運動神経なら」

いやいや…俺、運動部じゃなかったから無理だろ…
しかも彼奴…元陸上部だぜ?

「明日香…結構傷付いてるから…学校来ない可能性も有るよ」
「え…」

実咲の勘は百発百中
絶対当たる

「だから今すぐ追い掛けなよ!」
「……いや…行かない」
「何でよ?!」

だって…俺達は幼馴染だぜ…?
そこまでするのか…?
何か恋人見てぇじゃん

「今更何言ってんの?!見損なったよ!」

実咲は叫んで行ってしまった


俺…本当に最低だ

だが、明日香とは恋人でも無い
だから首を突っ込まなくても良いんじゃねぇの?







全く…本当女子って良く分かんねぇ

27:林檎:2013/12/28(土) 21:31 ID:RAw


-実咲side-

本当に見損なったわ!!
翔太ってホント冷たい!
少しは明日香の気持ち考えたらどうなのよ!


それに…

翔太は明日香を特別って思ってるんじゃないの?

幼馴染とかじゃなくて…
もっと特別な存在じゃない訳?

行かない…なんて…

ならどうして前まで明日香の傍に居たのよ…!

仕方がない…翔太に力ずくでも説得しなくちゃ…

じゃないと明日香が可哀想だよ!

よし…もし明日香が学校休んだら無理にでも翔太を連れて行くか…


        *


翌日___…

明日香のクラスに行って見た

ガラッ…

皆、私をジロジロ見ている
他のクラス行っただけで注目されんの?

明日香はまだ来てない……か

……あ。翔太に聞こうかな…

「翔太」

ビクッとして私を見る
あのね…私を怪物見たいな目付きで見ないでくれる?

周りの女子が私を見て何か言ってる

「ねぇ…あの二人ってどういう関係?!」
「もしかして翔太君の彼女?」
「ええ…!嘘!何処の子よ!あの女」

へー翔太モテてんのか…
そう言えば…
中学時代に翔太と明日香が登下校してたの翔太の隠れファンに見られてて…
イジメられたよな明日香…

まぁ私が阻止してあっさり終わったけど

「何だよ。今勉強してんだけど」
「あんたねぇ明日香の事なんとも思わないの?!」

叫んだので女子のヒソヒソ声を浴びた

「思わないよ」

平然と言ったのでヘッドホンとノートを取り上げた

「…!何すんだよ」
「明日香の気持ちも考えなさいよ!」
「やだね」
「はぁ…?!ふざけてんの?!」


ぎゃあぎゃあ騒いでると…


ガラッ…



「実咲…?どうしたの…大声出して」

28:林檎:2013/12/28(土) 21:45 ID:RAw


「明日香…」

女子は視線を私から明日香に変える
結構…野次馬だね…このクラス

てか今日は来たんだ
まぁ予想ハズレたけど良いや
明日香に来て欲しいし

明日香は翔太を見るとフイッと視線を反らして自分の席に着く

「ほら翔太。言いなよ」










「……」

翔太はガタンと立ち上がって鞄を持って行く

「ちょっ…!何処行くのよ?!」
「帰る。授業する必要無いし」

そう言って翔太は出て行った


嘘…
あの真面目で学年トップの翔太がサボり?!

まぁ秀才だから次の授業する必要無いと思うけど…


すると、明日香も立ち上がり鞄を持って教室を出ようとする

ええ?!明日香までっ?!!


「明日香待って!」


私は腕を掴むけど元運動部の明日香に敵わず振りほどかれた



どうしよう…!
私のせいで二人の関係が…

29:林檎:2013/12/28(土) 22:45 ID:RAw

-明日香side-

私は翔太の後を追う
帰るって言ってたのに屋上…?!
確かに今外に出たら生徒指導の先生怒られるけど…

元陸上部の鍛えた脚を舐めんなよっ!
二段飛びで翔太に追い付く

でも一年生で辞めたからなのか体力が持たない
もうずっと陸上して無いからな…

「はぁはぁ…」

屋上のドアを開けると翔太が息を切らして寝そべっていた

「……はぁ…っ翔…太…」
「…あ…すか…何でサボるんだよっ…」

それは此方の台詞だよ…
秀才で学年トップなのにサボっちゃダメだよ…!

「何時もの翔太に戻ってよ…!」
「俺は俺だよ?」

違う…
あんな最低な奴は翔太何かじゃない!

「……また一緒に居て欲しい…」
「……!」

翔太は少し同様したがまた無表情になり叫んだ

「俺はお前見てぇな奴と一緒に居たくないんだよ!俺達ただの幼馴染だろ!!」
「……っ!!」


私が一番言われたく無い言葉を言われてカッとなったが抑えた

ダメ…また殴ったらダメ…!


「殴りたければ殴れば?」

翔太が睨む様に私を見る

「殴れよっ!」
「……無理だよ」


私は涙が出そうだった
翔太を殴るなんて出来ない…
そりゃあ前はつい殴ってしまったけど…

殴れって言われたら殴れないよ…


キーンコーンカーンコーン…

「もう戻ろうよ…翔太がサボるなんて絶対ダメだよ!」
「……やだね。下校するまで俺は此処に居る。明日香は戻れよ」

本当に翔太なの…?
学年トップがずっと屋上に居るなんて有り得ない!

30:林檎:2013/12/29(日) 09:34 ID:RAw


私と翔太はそのまま屋上に居る事にした



「俺さ…」

急に翔太が喋り出した
何時もの穏やかで優しい声だ

「ずっとお前には優しくしてたけど…他の奴には冷たかっただろ?」
「う、うん…」


翔太は屋上の柵に身を任せて笑った
久しぶりに翔太の笑顔を見た



「俺、怖いんだよ…もしあの冷たい性格で明日香を傷付けたら…だから距離を置いた」

え…?
て事は…あれは私の事嫌ってた訳じゃ無いんだ…



「もし俺が早急みたいな性格になっても…幼馴染で要られる?」

「……」


翔太が悲しげな目で私を見つめる

あの冷たくて棘の有る目付きが翔太の本来の姿だなんて…
ちょっと抵抗有るかもだけど…




「良いよ。翔太は翔太…根は優しいもん。でも何時の翔太が好きだよ」

「…!じゃあ優しいままじゃ無くても良いのか?」

「うん!翔太…また傍に居てね?」
「…おぅ」


翔太は照れたのか頭をガサガサッと掻く








それから私達はそのままの自分で傍に居る事を決めた


翔太は翔太____…
私は私のままで___…

31:林檎:2013/12/29(日) 09:47 ID:RAw


「おはよう!」
「…おはよ。明日香」

翔太は微笑んだ
何時もの翔太だ…

「悪い…やっぱ明日香には優しくなる見てぇ…」


それは実咲が言ってた『特別』って事?

「実咲には優しいの?」
「……微妙。でも他人よりは優しいつもりだと思うな」

へー…
やっぱり私は特別なの…?
え…てか特別って事は……!


無いか…

翔太は何故か『幼馴染』を強調してたし

私は…『恋人』として翔太と一緒に居たいな…


「あれ?明日香と……翔太…?!」

実咲がビックリした様に私達を代わる代わるに見る

「な…何だぁ!どうなるかと思ったよー!」

安心した様に微笑む実咲

「御免ね…実咲に心配掛けて…」
「ううん。取り合えず仲直りしたんなら嬉しいよ!」






こうして私達は何時も通りの日常が戻ったのだった____…

32:林檎:2013/12/29(日) 10:02 ID:RAw


キーンコーンカーンコーン…


「翔太、一緒に帰ろ」
「おぅ」

翔太が鞄を掴んで私の手を引いた
その行為にドキッとした
翔太の手は温もりがあって翔太の様に優しかった




職員室付近を横切ると誰かがウロウロしていた

どうしたんだろう…?



「あの…どうかしましたか?」


私が微笑んで訊くと女の子は戸惑いながらも答えた

綺麗な黒目の大きな瞳で肌は雪の様に真っ白

髪は茶髪でフワフワのウェーブ
まるでお菓子みたいな子だった

年齢的に同い年かな…?


「私…明日…此処の生徒になるんですが…校長室が分からなくて…」

すると翔太が歩み寄る

「校長室は職員室から真っ直ぐ行って右に有りますよ」

さすが翔太…
私なんて方向音痴だから説明なんて出来ないよ!


女の子はパアッと顔が晴れて微笑んだ

「あ、ありがとうございます!」

微笑むと可愛いんだな…
女の子は何度もお礼を言って走って行った



「じゃ俺らは帰るか」
「そうだね」


あの女の子…転校生…だよね?
同い年だったら良いな…

33:林檎:2013/12/29(日) 10:20 ID:RAw


「あの女の子可愛かったねー」
「そうか?明日香の顔ばっか見てるからそんなん分からんーな」

私の顔ばっか見てるからって…
何げに酷くない?


「翔太が居てくれて良かったよ!私達だったらあの子より分からないもん」

「まぁ…方向音痴だからな」


何か最近、酷くない?
まぁそれが本来の性格なんだろうけど


「じゃーな」
「うん。バイバイ!」









久しぶりに翔太と登下校出来て良かった…




ガチャ…


「ただいまー」
「お帰り。もう暗いんだからノコノコ帰って来ちゃダメよ…全く…もうすぐ二年生になるのに…」


お母さんの説教は始まると十五分は続く
そんなの御免だ

「へ、部屋行くね」
「ちょっと?!もう二月になるのに呑気よ!高二が勝負所なんだからね!」

煩いババアだ事…


部屋のドアと閉めると翔太が窓を開けて私に手を振っていた


私はすぐに窓を開けた

「どうしたの?勉強は?」
「サボり」

クスッと私は笑った
翔太って時々、サボるからそこが男子らしいと言うか…

34:林檎:2013/12/29(日) 10:24 ID:RAw

あ、何か違う

○ 「そうか?明日香の顔ばっか見てるからそんなの分からねーな」

× 「そうか?明日香の顔ばっか見てるからそんなん分からんーな」


分からんーなって何語?w

35:林檎:2013/12/29(日) 10:45 ID:RAw

暇なので登場人物の紹介!

森崎 明日香 -Morisaki Asuka- ♀
年齢* 十六歳
学年* 高一 クラス* 1-A
性格* 大人しくて方向音痴
容姿* 容姿端麗で黒髪のボブ

* 元陸上部で高校に入りお母さんが勉強する為、陸上部に入るのを断り帰宅部。


浦西 翔太 -Uranishi Shota- ♂
年齢* 十六歳
学年* 高一 クラス* 1-A
性格* 明日香と実咲には優しいが他人には冷たい
容姿* 黒ぶちの眼鏡で長めの黒髪

* 学年トップなのにヘッドホンを良く着けている。
 中学はパソコン部で高校は帰宅部


柊 実咲 -Hiiragi Misaki- ♀
年齢* 十六歳
学年* 高一 クラス* 1-C
性格* 明るくてお節介、恋バナ大好き
容姿* 黒髪で横縛り、天パ

* 明日香の親友。中学は演劇部で高校でも演劇部を続けている


そして新キャラが登場しました!
その子は後程、紹介します!

36:林檎:2013/12/29(日) 12:31 ID:RAw

二時間程、翔太と喋って居ると…


「明日香ー!夕御飯よ!」
「あ、今行くー!…御免!じゃーね!」
「おぅ!じゃーな」


翔太が手を振ったので私も振り返す
幸せだな…


急いで階段を上がるとお母さんの膨れっ面

「全くもう!呼ぶ前に来なさいよ!お母さん忙しいんですから」
「御免御免。翔太と喋ってて」

私が言うとお母さんは溜息ついた

「翔太君と喋るのは良いけど…他に友達作りなさいよ…」

「要るもん。実咲が」
「実咲ちゃんは高校で出来た友達じゃないって前にも言ったわよ」

そう言ってお母さんは冷蔵庫に入っていたグラタンを解凍した

冬の時期はお母さん、料理に結構凝るんだよねー

先月なんてステーキだよ?ステーキ!
私の期末の順位が良かったご褒美とクリスマスだったからだけどね

あ、ちなみに順位は二位だよ?
やっぱり二位止まりかって?
失礼な!
い、一回だけ翔太を越して一位になった事有るよ?!

一回だけど…


チン!


「グラタン出来たわよー」


やったぁ!私の大好きなマカロニグラタンじゃん!

熱々のチーズがとろけて…
マカロニと相性抜群!

一口食べただけで自分がとろけそう!

「旨っ!チーズたっぷり〜!」

美味し過ぎるよ〜!!
お母さんってば何時もはババアだけど今日はやるぅ!

私はあっと言う間にグラタンを食べた

「ゴチ!マジ旨かった…」

「ゴチじゃ無くてご馳走さま
 マジじゃ無くて本当に
 旨かったじゃ無くて美味しかった」

もう!お母さんってば細かい!
私は渋々言い直す
面倒くさいなぁ

「じゃあ勉強して来る…」
「そう?無理しないでね」

無理して欲しいんでしょ…
ま、勉強は口実ですよー

今から翔太の家に行くもんねー

私はお父さんのグラタンを持ち去り、階段を上がった


どうせお父さん飲みに行くし
グラタン嫌いだから貰っちゃえ!

37:林檎:2013/12/29(日) 13:00 ID:RAw


私は翔太の家のインターホンを鳴らす

実は私が食べるんじゃ無いの
これは翔太の分

翔太のお父さんは実は弁護士!
だからホテルに泊まってて何時も居ない
翔太のお母さんはスーパーの店員

朝から夜まで働きづめで十一時に帰って来るらしい

翔太のお兄さんは二年前から留学している
作詞作曲が出来てドイツに留学していると言う

だから翔太は家でほぼ一人
だから私がこうして料理を持って行くと言う訳

え…?私が食べると思ったって?
何でよ!
私は食いしん坊じゃ無いわよ!

少しして翔太が玄関を開けた

「何?」
「ご飯持ってきた!」
「おお。何時もサンキュ」

私はグラタンを翔太に渡した

「何時も御免…明日香のお母さんに悪いな…」
「大丈夫!お父さんの分だから」


翔太はその場で食べた
三分で食べたのでビックリ!

「はい。食器」
「もう…ゆっくり食べれば良いのに」

私は呆れて苦笑した
あ、もうこんな時間?!

「御免!もう帰るね!」
「おう。遅くに御免」
「ううん!じゃ」


翔太が玄関の戸を閉めるのを確認し、
自分の家へこっそり戻った

38:林檎:2013/12/29(日) 13:04 ID:RAw


>>36

× 私はお父さんのグラタンを持ち去り、階段を上がった

○私はお父さんのグラタンを持ち去り、こっそりと玄関を出た


です!

やっぱり完結した後これの修正した奴建てよ((汗

39:林檎:2013/12/29(日) 13:20 ID:RAw


翌日___…

「おはよう!」

私が声を掛けると翔太が私を見つめる
え…?何…
凄い照れるんですけど///


「翔太…ど…「じっとしてて」

え…?何…?

翔太が顔を近付ける
え…?ええええっ?!!

「ちょっ!翔太…?///」


すると……


スッと私の唇を触る
え…?!!///
翔太…?












「お前の唇にご飯粒付いてた」


え…ええ…
ええええっ?!//////

は、恥ずかしい…!!


「大丈夫。俺取ったから」
「あっ…ありがと…///」

恥ずかしかったぁ…

でも…

翔太が触れた唇が暑い…
こんな事されたの初めてで…

翔太の事…余計意識しちゃうじゃん…

40:蜜柑:2013/12/29(日) 13:35 ID:X/s

うわ…。ヤバいやん!!面白い!!
林檎、何者?!
てか この話、Sの事を思っての妄想?!!ww

41:林檎:2013/12/29(日) 13:38 ID:RAw


私は顔を真っ赤にした状態で歩く
翔太に見られない様に下を向いた

その時、誰かにぶつかった


「きゃ…!」


その子は小さく叫んだ
しまった…下向いてたから

「明日香…気を付けろよ…」
「う、うん。大丈夫?」


私がその子を見ると…


「あ、昨日の…方でしたか…」

女の子が微笑む


「誰?」


途端、女の子と翔太がずっこけた
え?え??


「あのなぁ…昨日、会った転校生だよ!」

そう言われて気が付いた
昨日のお菓子みたいな子か!

「ああ!」
「ああ!じゃねぇよ。記憶力ねぇのに良く二位取れるよな…」

呆れた様に呟く翔太
だって…早急ので頭真っ白になったもん!


「昨日はありがとうございました」

とご丁寧にお辞儀と敬語
礼儀正しいなぁ…

「いいえ!別にそんな大した事は」
「明日香は声掛けただけだろ」

もう!それを言わなくて良い!
てか私…最近大人しく無い気が…
ボケ役になってるし…

「二人って面白いですね」

彼女はまた笑った
笑った所が好きなんだよねー…

「あ…先生に挨拶して来なきゃ!じゃあまた」

彼女はペコリとお辞儀して職員室に入って行った

「礼儀正しいな。明日香と違って」
「何だと?!」

私は頬を膨らませて怒る
もう!最近の翔太は失礼だな!

「ほらほら。チャイム鳴るぞ」
「あ!本当だ!急がなきゃ!」


私達は急いで教室へ向かった

42:林檎:2013/12/29(日) 13:42 ID:RAw

蜜柑…*

何者だって?!
私は生物d((蹴

何でそうなる?!

翔太は格好いいの!
Sはイケメンじゃ無いから違うしw

まず翔太みたいに学年トップじゃねぇだろw

どっちかって言うとK?
あ、もっと違うかww

妄想なんてしてねぇよw

43:林檎:2013/12/29(日) 13:48 ID:RAw


ガラッ…!


ふぅ…ギリギリセーフ!

その三十秒後に先生来たから本当に危ない…


「それじゃあ…HRを始めます」

ああ…あの子ウチのクラスじゃ無かったのか…

「あ、その前に…転校生を紹介します」

おお!やったー!

女子は男子?男子?って言ってるし、
男子はスゲェ興奮してるし

あ、男子っつっても翔太と抜いて
だって翔太、無表情だし
まぁ知り合いだからね…

「さ、入って」




しかし…入って来たのは……






あの子では無かった…




「え…?!何で?!」

44:林檎:2013/12/29(日) 14:02 ID:RAw





「谷津 空です。宜しく」


男子だった…

え?!何でっ?!!
あの女の子は…?!

「ねぇ翔太…どうゆう事?!」
「…多分、双子か弟姉なんじゃねぇの?」

確かに…
あの女の子一年生って決まった訳じゃ無いよね…

「実は、谷津は双子でもう一人は1-Cに居る」

1-Cって…実咲のクラス?!
じゃああの子は実咲のクラスに居るのか…

あーあ残念…
でもあの谷津って子…結構格好いい…

ま、私は翔太派だけど!


「じゃあ谷津君は…森崎さんの後ろで」

え…?!
確かに私の後ろは机が有って誰も座って無いけど…

何で私の後ろなの?!

谷津君は通り過ぎて言った

「宜しく。森崎」
「あ…宜しく…谷津君」


翔太は後ろを気にせずヘッドホンを聴いている

あのね…
いくら授業が簡単だからってヘッドホンはダメでしょう?!

秀才なのか不真面目なのか良く分からないわ…

とにかく…谷津君か…
…あの女の子が良かったな…
しかも名前聴いてないし…

あーあっ!

45:林檎:2013/12/29(日) 14:07 ID:RAw

ほい!新キャラ登場!

谷津 空 -Yatsu Sora- ♂
* 転校生。翔太より優しい

谷津 海 -Yatsu Umi- ♀
* もう一人の転校生。同い年なのに敬語を使う。


双子ですよ〜!
ちなみに海の方が上です!

46:林檎:2013/12/30(月) 19:15 ID:RAw


授業中
どうせ一番後ろだから見えないし、翔太と喋っていた

「ねぇ翔太…休み時間、実咲のクラスに…「やだ」

ええ…何でよ!
ただあの子に会いたいだけなのに…

「お願い!ちょっとだ…「嫌」

むむ…頑固め…
すると後ろで谷津君がクスッと笑った

「君達って仲良いんだ。まさか恋人?」

谷津君がそんな事を言い出した
私は顔を赤くして否定した

「「違う!!」」



え…?
ハモってるし!



「森崎と浦西!仲が良いのは良いが授業中だ静かにしろ」

声に気付いて先生が怒る
数学の佐々木先生って煩いんだよなぁ
お母さんよりはマシだけど

私が謝ると谷津君は微笑んだ

「ほら。やっぱり仲が良いんだ」
「まぁ…一応幼馴染だから」
「一応って何だよ。一応って」


その言い合いしてる時も谷津君はクスクス笑っていた

そんなに私達のやり取りが仲良く見えるのかな?

「でも何か幼馴染以上の関係な気が俺はするよ」

幼馴染以上の関係…?
そう言われてカァッと赤くなった

それをバッチリ谷津君に見られた
ヤバイ…張れたかも…

だって「やっぱり」って顔してるんだもん…

谷津君は危険人物だわ…

47:林檎:2013/12/30(月) 19:37 ID:RAw


キーンコーンカーンコーン…

休み時間だ!
私は立ち上がった

「翔太。実咲のクラス行くよ!」
「何で」
「良いから黙って私に着いて来て!」

私は無理矢理、翔太を引きずる

「おい!服が破れる!」
「じゃあ逃げないでね」
「…分かったよ…」

よし。いい子だ
って私何か最近、強引な気が…
実咲の性格が移ったのかもね


すると谷津君が私達を見付けて…

「森崎達、何処か行くの?デートとか?」

「「はぁ?!」」

谷津君が大声で言うものだから慌てて口を塞ぐ

「デタラメ言わないでよ!私達はね…ただでさえ目立ってるの!」

と小声で喋ってると……





「あれ?明日香じゃない!どうかしたの?」

実咲!
…と…転校生の女の子だ!


「あ、この子転校生の…」
「谷津 海です。昨日は本当にありがとうございました」


海ちゃんって言うんだ
フワフワの緩め二つ縛りが良く似合ってる
昨日は下ろしてたけど此方の方が可愛い

「あれ?昨日って…知り合いだったの?」
「はい!校長室を教えて下さったんです」

実咲は納得した様に頷く

「あ、紹介するね!私の親友の明日香」
「宜しくね。海ちゃん」
「で、明日香の幼馴染の翔太」
「……宜しく」


何か自己紹介って照れるな…
小学校の時と違う緊張感

あれ…?谷津君は…??

「そう言えば…明日香ちゃんのクラスに私の双子の弟…居ますよね?」
「ああ…谷津君?」
「はい。優しい子なんだけど…冷やかしやすいタイプだから…」

ああ…確かに…
授業中の冷やかしてたもんね


「では…明日香ちゃんと浦西君…空を宜しくお願いします」

ペコッとお辞儀した海ちゃん
同い年なのに敬語って…
雰囲気的に敬語使わなさそうなのに

「じゃあ次の授業、体育だから行くね」
「うん。海ちゃんバイバイ!あ。後実咲も」
「何で私はおまけなの?!」
「はい!また」


実咲と海ちゃんと別れて教室に戻った

48:林檎:2013/12/30(月) 19:48 ID:RAw

>>47

× 実咲と海ちゃんと別れて教室に戻った
○ 実咲達と別れて私と翔太は教室に戻った

です。

まぁどっちでも良いんですけどねw

49:林檎:2014/01/02(木) 13:02 ID:cbI

今日、先生が出張なので自習だ
そのせいか凄い騒がしい

翔太一人が黙々と、自習していた
私も自習しよ!

まず、苦手な数字にした
私は数字で順位が大きく変わってしまう
だから時々翔太に教えてもらっている

でも……翔太に頼り過ぎだよね……私
そう考えていたら、手が止まってしまった

「明日香?数字分かんないのか?」
「ううん。大丈夫」

翔太は、まだ私を見る
ダメダメ!翔太が自力で頑張ってるんだから
私も頑張らなきゃ!

「森崎、数字分かんねぇの?俺教えるよ」

谷津君まで!

「気にしないで続けて」

私が断ったのに、谷津君は首を横に振った
半分無理矢理に教えてもらった

でも、谷津君は翔太より教え方が優しい
翔太とだったら説明も長いしね……
谷津君は数字だけ得意なんだって
でも羨ましいなぁ
数字以外は、覚えれば簡単だもん

翔太何か全教科得意だし……

「森崎?お前説明聴いてる?」
「あ、うん……」

しまった……全然聴いて無かったよ……

50:& ◆7tqo:2014/01/02(木) 13:25 ID:cbI

何とか谷津君の授業は終わった
つ、疲れた……

「明日香、先帰ってて」

何だろう…先生に用事かな?
それなら待つけど……

「待ってるから一緒に帰ろうよ」
「分かった。待ってて」



しばらく待って居ると……

ガラッ……

「あ。谷津君!」

谷津君が教室から出て来た

「森崎?お前まだ教室に居たのか?」

谷津君こそ…!

「俺は、携帯忘れて」

ああ……忘れ物か
すると、谷津君が照れくさそうに呟く

「あのさ……もう暗いし一緒に帰る?」

え?でも翔太は?

「えっと……あの…」



と私が迷ったその時……



ガラッ……

51:林檎:2014/01/02(木) 13:48 ID:cbI



「明日香ー?悪い…遅れ……谷津?」

翔太…?!
どうしよう…


「何で谷津が此処に居んの?」

翔太が鋭く谷津君を睨む
その迫力と言ったら…!!

「俺は…忘れ物しただけ」
「なら明日香から離れてくんない?」

「何で?」

谷津君の声も鋭くなってきている
どうしよう!喧嘩になっちゃう…?!


「森崎と帰るんだけど」

「…?!本当か明日香」
翔太がビックリした様に私に言う

ああ…谷津君…何で言っちゃうの…

「違…「森崎と一緒に帰るから」

ちょっと!谷津君?!



すると、谷津君は私の腕を掴んだ

えっ?え?!!

「行くぞ。森崎」
「え?きゃあ!」


谷津君が私の腕を掴みながら教室を出る

嘘…翔太は…?!
どうしよう…

よし…こうなったら

「嫌…!離してよっ!先生に言うわよ!」

そう言って振り払う
自分の身は自分で守らなきゃ!!

谷津君が溜息を付きながら呟いた

「お前……浦西が好きなのか?」

そう言われてドキリとした
嘘…張れてる?
私って分かりやすいのかも…

「だったらどうだって言うの?」
「別に…」


しばらくの沈黙の後、ダダダダッと走る音が聴こえた



「明日香!」

え…?翔太…??

翔太が一直線で走って来て谷津君を睨む

「明日香に近付くな」

翔太ってキレると怖い
本心を知ってから特に…ね

「そんなの俺の勝手だろ」

サラリと谷津君が言った
反対に谷津君は怒ると冷めるタイプみたい

「行くぞ。明日香」

急に力強く手を握られドキッとした
翔太って時々男っぽい
手を握られた時とか凄いドキドキする

でも少し胸がチクリとした

大丈夫かな…谷津君…
谷津君はただ優しさで一緒に帰ろって言ってくれたのに…

私が断れば良かったのに…
翔太と一緒に帰るからって…
そう言えば…谷津君を傷付ける事無かったのに…

何か凄い後悔と罪悪感がした

52:林檎:2014/01/02(木) 14:01 ID:cbI


「御免…明日香」

翔太がうつ向きながら呟く
そんな…!
翔太が悪い訳じゃ無いのに!

「違うよ!私が谷津君に断らなかったから…」

そう…谷津君に断らなかったから…
謝るのは此方だよ

「てか急に谷津…どうしたんだ?」

確かに…何で急に一緒に帰ろうなんて…

「でも…暗くて危ないから…じゃない?」

実際そう言ってたし…
でも翔太は首をかしげる

「でも何時も俺と明日香が帰ってるの見てるのにか?」

あ…そっか…
普通見てるよね…
何でだろう?

「明日香が気になってるとか?」
「え"…?!」

ないないない!!
そんな事有る訳無いじゃん!

しかも知り合ってまだ一週間位だよ?
そんな事絶対に無いって!

「…お前が好きなんて物好きな奴しか居ねぇよな」

何だって?!
翔太ってば一言多いっ!

「もう!谷津君の事考えるの止めっ!」
「何で止めんだよ」
「良いでしょ!考えるのは嫌いなの!」

無理に考えさせないでよね…
頭がパンクして勉強に使えないでしょ
私、そういう人を考える気持ちに不器用なんだしさ

谷津君は気になってるとかじゃ無いんだよ!

だからただ誘っただけ!
うん!それでOK!

「何か無理矢理過ぎだろ」

もう!これだから翔太は…
深く考え過ぎだよ!

53:蜜柑:2014/01/02(木) 14:12 ID:X/s

ちょいと失礼。
>>49の数字じゃなくて数学じゃない?
違ったら御免、それじゃ!

54:林檎:2014/01/03(金) 11:51 ID:L4o

ホントだww
まぁ>>49 は、3DSじゃ無いのでやってたから

慣れてないのかもねw

では皆さん、

>>49 のは『数字』じゃなくて
     『数学』です


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