君との約束...

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1:ヨルtake6:2013/12/27(金) 23:17 ID:2rM

どーも!ヨルtake6です!
前作品の「あの列車に乗って…」と同時更新します!

注意は同じですので書きませんが
当たり前のことしか無いです!




では…スタート!

2:ヨルtake6:2013/12/29(日) 13:36 ID:2rM



君は……覚えてる?
あの日、あの場所で誓った約束。

私ははっきりと覚えてるよ?
14年たった今でも……。


〜音菜side〜

「音菜ー!起きろ!学校遅れるぞ!」
「ん〜…………きゃ〜!!!!!!遅刻する〜!」

布団から飛び起きて洗面所に行って髪をとかして顔を洗う。

「やばいー、やばいー!」

急いでパジャマから制服に着替えて朝ごはんを食べる。

「いただきまーす!」
「音菜、朝からうるせぇ…。」
「あ!秋兄!ごめんって!送ってって!」
「はぁ…仕方ねぇな……。」
「やった!」

おっと、自己紹介が遅れましたね。
私、笠原音菜(カサハラオトナ)。
高校3年生です!
彼氏?今は……いません。
家族はお父さん、お兄ちゃん3人と弟と私です。
そう、こう見て分かるように私は…。

「何で男に囲まれて生活してるの〜!!!」
「は?うるさ、何急に…。」

はっ!失礼。
そう…家に女が私しかいないのです……。
お母さんは4年前から病院に入院してるし
お姉ちゃんと妹もいないし……。

「いや、何でもない……。」
「それはいいけど…音菜、時間だいじょうb…。」
「きゃぁ〜〜〜!!!!!」

時間よ!止まってくれぇ〜!!!
お願い〜!!止まって〜!!

…と言って止まる訳ないよね〜。
私、そういう能力信じてないし。

「ふぁ〜……秋、音菜、おはよ〜。」
「あ!珀兄!おはよ!」
「うん、音菜…スカートめくれてる。」
「ぎゃっ!珀兄の変態っ!!」
「え〜……。」

本当に男って言う人はデリカシーってものが無いんだから!

「はやく!行くよ!」
「お、おぅ……。」
「行ってらっしゃーい!」

家を出て秋兄の車に乗り込む。

(…はぁ…遅刻かなぁ……?)

そう思いながらシートベルトをつけた。

3:ヨルtake6:2013/12/30(月) 23:51 ID:2rM

キーンコーンカーンコーン…

何とかギリギリセーフッ!!

最近朝の部活に出れていないなぁ……。
そんなことを思いながら車から降りる。

「ありがと!」
「行ってらっしゃい。」
「はーい!行って来まーす!」

バンッ!と車のドアを閉めて校舎へと向かう。

「音菜ちゃん!おっはー!」
「美由(ミヨリ)ちゃん、おはよっ!」

この子は小埜美由(オノミヨリ)ちゃん。
私がここに来て初めてできた友達。

一人だった私に話しかけてくれてグループに入れてくれた。

「音菜〜!美由!」
「あ!架澄殿!!!」
「殿言うな!美由!」
「おはよ、架澄!」
「音菜、おはよ!」

この子がグループ内でのリーダー的存在の子。

尾田架澄(オダカスミ)ちゃん。
家が動物病院で結構お金持ち。

美由に“架澄殿”って呼ばれてるのは……。

「あ!お殿様がいる!」
「友介!このバカッ!!」
「わ〜!殿様が怒った〜!!」

一長友介(イチナガユウスケ)くんが原因。

「あ!笠原、昨日お前のお兄さん見たぞ!」
「…秋兄?珀兄?」
「知らねぇけど。」

知らねぇけどって……あんた…。

まぁ…兄達は顔がそっくりだからねぇ〜…。
うん、仕方ないか。

「音菜ちゃん、そういえば今日転校生が来るらしいよ?」
「そうなの?」
「うん!しかもすっごく美形の!」
「何!?」

あ、これはヤバいぞ……。
架澄のイケメンスイッチが入ってしまった……。

4:ヨルtake6:2014/01/02(木) 02:56 ID:2rM

「なぁ!美由!その子ってうちのクラス?」
「うん、らしいよ?」
「ひゃっほーい!!」

あぁ…イケメンスイッチ入ってしまった……!

「名前は!?」
「流石にそこまでは知らないけど…。」

転校生……どんな子なんだろう……。

「音菜?どうした?」
「え?何で?」
「いや、ボーッとしてるから。」

あ!考えすぎてボーッとしてた!

「な、何でもないよ!」
「そう?ならいいけど、無理しないでよ?」
「架澄、ありがと…!」

架澄は優しい……。
美由も優しいけど……。

「あ!!遅いわ!」
「ごめんごめん!」
「まったく…待ちくたびれたわよ!」
「ごめんって!」

この子はここの学校の校長先生の娘さんの
諏佐凛奈(スサ リンナ)ちゃん。
いかにも女の子らしくお嬢様っぽい。

「凛奈ちゃん、おはよう!」
「あ!音菜!おはよう!」

不思議と凛奈ちゃんに好かれてしまった私。
朝と帰りには必ず抱きつかれる。

「やれやれ、なーんで音菜なんだろうねー?」
「だって、音菜は天使ですもの!」

私が天使?いや!ありえないよ!

「凛奈ちゃんの方が可愛いよ?」
「何言ってるの!私より音菜の方が可愛いわよ!」
「確かになー!」

架澄ちゃんがこくこくと頷いて納得するけど……。
私には理解不能だ……。

「音菜ちゃん。」
「へ?何?美由。」
「あのさぁ…あれってもしかして…。」

指の差された方を見ると……。

「……!?珀兄!どうしてここに!?」

そこにいたのは私の兄。
名前は珀(ハク)。
何かかっこいいよね(笑)

で…なんで珀兄がここに……?

5:ヨルtake6:2014/01/02(木) 16:55 ID:2rM

「なんでって…。」

え?何?私何か忘れ……!!

「あぁ、そっか…ごめん、忘れてた☆」

そうだった……。
珀兄はこの学校で今1年間先生やってるんだっけ?

「んで、これ忘れてったろ。」
「え?あぁ!!」

お弁当!すっかり忘れてた!
珀兄がこの学校の仮の先生で良かった。

「ありがとー!」
「あと、今日あいつが来るって。」
「……!!嘘!」
「マジで。」

うそ……帰って来たんだ……!!

「じゃ、俺行くな…って聞こえてねぇか。」
「……。」
「あの…先生…どうすれば……。」
「引っ張って教室連れて行けばいーよ。」
「はい!」

嘘……いつ帰ってきてたんだろ……。
多分、今私の周りにはお花が咲いてると思う……。

気づけば教室にいた。

「もうっ!大変だったんだからね!」
「美由、ごめん…!」
「で、誰なの!?その“あいつ”って!」

あー…架澄、戻ってなかったのね……。

キーンコーンカーンコーン……。

チャイムが鳴って架澄は納得してないけど席に戻っていた。

「はいはい、おはようございます。」

先生が入って来た……。
今日も朝からヒョロヒョロだな……。

そう…うちの担任はめちゃくちゃ頼り無い。
おまけにヒョロヒョロで声が小さい。

「えー…今日は転入生が二人います。」
「えー!?」「二人?」

教室内がザワザワとざわついている。

「入ってきてー。」

ガラガラと入って来たのは……。

茶髪の少年と黒髪の少年。

「えー、この二人が転入してきた子です。」

ん、変わってない……。安心した。

「笹原辰(ササハラ タツ)です。」

と、茶髪の少年。

「笹原幸斗(ササハラ ユキト)です。」

と、黒髪の少年。

「ちなみに、笠原音菜ちゃんの婚約者です。」

…幸斗くん!?

「えー!?音菜!あの美少年が…。」

「婚約者〜!?」

はぁ……知られてしまった……。

「この二人は双子だからねー、仲良くするよーに。」

私は皆の注目を浴びたので机に顔をかくした。


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