自由に生きたいよ・・・

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1:ホワイトべーにゃん:2013/12/28(土) 23:03 ID:6QM

ある出来事がきっかけで暗い寒い牢獄に閉じ込められている少女のお話です。

名前 弧乃咲 摩李茄 (このさき まりな
性別 女
性格 外の世界も言葉も人の優しさも知らないため冷たく、無口。
   一度は外に出たいと願う
容姿 ボロボロの薄着で全身あざだらけ。
   黒の腰までつく髪の長さ。
   手には9と数字が彫られている

名前 弧乃咲 零斗
性別 男
性格 明るく探検が大好きで人とはすぐに仲良くなるタイプ
容姿 白いパーカーに黒のズボンをはいている
   手には9と数字が彫られている
備考 摩李茄とはある関係がある

2:ホワイトべーにゃん:2013/12/28(土) 23:33 ID:6QM

微かに聞こえる外の音。笑い声。話声。歩いている音。
今日もまたこの音たちでなにも変わらない、残酷な一日が始まる。

なんどもこんな生活が早くなくなってほしい。
もう一度空を見たい。一度でいいから外という世界に行きたい。
鎖のついた手足を暗いシーンとした部屋で動かす。すると全身が痛くなる。
全身についた痣が原因だろう。その痛みに耐えながらも立ち上がった。何度も痛さで転んでしまったが
転ぶと痣が地面にあたりよけいに痛い。

お腹が減った。私はそう思った。
いつから食べ物を食べていないだろうか。二日?時間も日付を分からないなかそんなことを思う。
こうしていることでさえ、一日たったような感覚があり不思議な感覚になる。
とにかく一刻も早くなにか食べたい。私は想像で自分が食べ物を食べている想像をする。
私が豪華な貴族の服をきて美味しい美味しい食べ物をお腹いっぱい食べている。
そうしたらよけいにお腹が減った。  こんな想像をしたせいでと後悔してしまった。

もう無理だと座り込み土を食べ始めた。
まずい。けれど食べなければ死ぬかも知れないんだ。でもこんな日々が続くなら死んだほうがいいと思った。
でも、私はどこかで誰かが助けてくれるかも知れない。明日から幸せな日々になるかも知れないと思っていたからだった。
そう思いながら土を食べ続ける

3:ホワイトべーにゃん:2013/12/28(土) 23:56 ID:6QM

土を食べ続けた結果
お腹を壊した・・・。最悪だ。
運良く此処にはトイレだけがある。しかし暗闇では何処にあるかわ分からない。

「っ!ハァハァ。いたっ」

探すのに一苦労して、やっとの思い出トイレに手が届いた。嬉しかった。
周りから見ればきっと、どうしてそれだけで嬉しいのか分からないと思うけど例えば求めていた物が手に入れば嬉しいでしょ。
それと同じぐらい私は今嬉しい。

「げっほ、ゲホゲホッ」

吐いてしまった。でもそのおかげでスッキリしたような感じがする。まだ気持ち悪いけど。
水で流し、少し場所をふらつきながら移動し壁があるところにもたれかかり、座り込んだ。
しんどいなー。でも少しはお腹いっぱいなったかな。少しだけ。

4:べノア ◆XMdw:2014/01/03(金) 20:13 ID:2O.

あれから何時間たったのだろうか。もしかしたら一日たったのかもしれない。
私からしたらこんな毎日は過ぎてほしい。

この世の人たちはきっと幸せな生活をしているに違いない。
私だけなぜ幸せに暮らしてはいけないの?私がなにをしたというの?
どうしてなの?誰も助けてくれない・・・死ぬまで一人なのかも知れない。
そう考えれば涙が出てきた。私にとっては当たり前のことなのにもう慣れてるはずなのに。
その場にうずくまり泣き喚いた。
静かな暗い暗い部屋では私の泣き喚く声が響いた。
もうこんな人生嫌だよ。

神様・・・私は幸せに暮らしてはいけないのですか?自由に生きてはいけないのですか?
私には闇しかないのですか?神様は私を選んでくれなかったのですね。
私は・・・誰にも愛されず、誰にも存在を知られずこの苦しみと憎さとつまらない日々と一緒に死ぬまで
居ないといけないのですか?神様。
誰でもいいから生きる価値を私に教えてください。
誰でもいいから私に自由を分けてください。
誰でもいいから私の存在に気付いて
誰でもいいからこの地獄から助けてください

その願いはかなうことのない私の我侭。妄想。欲。
私がなにを願ったってかなわないから。
ただこうして泣き喚いて泣き喚いて発散するしかない。
私だって分かるよ・・・この世簡単には上手くいかないんだって。
分かるけど・・・
助けてください。私を

5:ホワイトべーにゃん ◆EbUo:2014/01/03(金) 20:14 ID:2O.

名前を間違えた

6:べノア ◆XMdw:2014/01/03(金) 20:39 ID:2O.

〜零斗視点〜
「おきなさいっ!零斗」
朝から母さんの怒鳴り声が聞こえてきた。
俺はウトウトしながら起き上がりボーっとしていた。
それでも頑張ってベットから下りた。ふらふらしながらパジャマから私服に着替えた。
着替え終わったら早歩きで一階におり、顔を洗いに行った。
冷たい水が俺の顔全体にかかる。それで俺は目が覚めるんだ。
それが終わったらリビングに行って母さんと父さんに「おはよう」って挨拶をする。
そして朝食を食べる。
それが俺の朝の日課。今日はなんだかいいことありそうな予感がしていて嬉しかった。
「母さん!俺探検に行ってくるよ」
と言った。
母さんは呆れたように「行っておいで。暗くなる前に帰るんだよ?」とニコッとして行ってくれた。
探検は俺の楽しみ。いつも大発見がある。将来は探検家になるって決めてるからなっ
もぐもぐと父さんの隣でパンを食べていると急に母さんが「山の奥にいっちゃ駄目だからね」と注意深く言ってきた。
いつもいつも母さんに言われていることなので「分かってるって」とふざけながら言った。
そしたら母さんは溜息をついた。
「ふざけるなっ。山の奥には危ない生き物がいるんだから」
と父さんに怒られた。俺は「ごめんなさい」と謝った。

食べ終わり急いで探検する準備をしていた。
迷ってもいいように水やら食べ物やらを沢山入れておいた。
いつもはこんなには準備はしない。
なぜならさっき話していた山の奥に行くから。あんなに注意深く言われたら誰でも行きたくなるさっ
「ごめん」
と小さく呟けば鞄を背負いドタバタと大きな音をたてて玄関に向かった。
元気な声で
「いってきまーす!」
と言い早々と出て行った。

7:ホワイトべーにゃん ◆EbUo:2014/01/03(金) 20:39 ID:2O.

名前が

8:ホワイトべーにゃん ◆EbUo:2014/01/03(金) 20:45 ID:2O.

自転車で5〜10分走らせれば山の奥についた。
山の奥にはさっきまでと不陰気は違っており目の前には洞窟があった。
いかにもなにか居そうな感じだ。
俺は恐る恐る洞窟の中にはいった。
「さむっ」
今の季節は真夏だというのに洞窟に入ればとても寒かった。
持っていたパーカを羽織った。
一歩一歩足を止めずに歩いていく何かにつまずいて転んだ。
「いてて」
と言い立ち上がろうとすると
ズルっと言う音とともに俺は洞窟の置く不覚に落ちていった。

9:ホワイトべーにゃん ◆EbUo:2014/01/04(土) 12:13 ID:Uw.

〜摩李茄視点〜
何時間か泣いたあと疲れたのか寝ていた。
目の下が少し痛い。泣きすぎたのかと後悔しながらも私はボーっと真っ直ぐ見つめていた。
すると何処からか何かが落ちてくる音がした。上から聞こえてくる。
私は怖かった。何が振ってくるのか。音は大きくなっていく。
私は目を瞑った。私が我侭を言ったから何かが落ちてきて下敷きになって死ぬのかもしれない。
嫌だ・・・。
とうとう天井が破れどすっという音とともに何かが落ちてきた。
石の破片が私の方に飛んできて頬に当たって斬れた。
落ちてきたものは何か気になるが暗くて見えない。私は涙目になりながら震えていた。
 「いてて。暗いな。えっと懐中電灯、」
と言えばゴソゴソとなにかを取り出していた。
どうやら人のようだ。良かった誰かか私を救い出してくれる。嬉しかった。
私は勇気を出して
 「あのー」
と震えながら相手に話しかけた。すると
 「うっうわ!?」
相手はびっくりしたのか手に持っていた懐中電灯?を投げた。
その光が私に当たる。見たことのない光に私は驚いた。
 「えっと・・・って女の子?」
相手は光で私の存在に気付き「良かった。人が居た」と嬉しそうに言った。
でも、きっと彼は私の姿を見て驚くだろう。痣だらけなのだから。
 「君大丈夫?痣だらけだけど。」
やっぱり。私の思ったとうりだ。
すると彼は鞄からなにやら布を取り出した。それを見れば私はこいつは私を縛るつもりなんだと震えた。
 「お前はそれで私を縛るの?」
と言った。すると
 「違うよ。怪我を手当てするんだ。これは包帯。分かるだろ」
と彼は言うが私は知らない。だってずっと昔から此処に一人だから。彼は近付いてきた。
初めて彼の顔を見た。これが人なんだって思えた。
 「ほら手出して」
と言われたので恐る恐る手を出すと優しく包帯で手を巻いてくれた。
私は嬉しかった。人に優しくされたことなかったから。人に私の存在を知ってくれた嬉しさ。
多分一生このことは心に残るだろう。
 「あ、ありがとう」
人に言ったことのない感謝の言葉。
私にもそんな言葉が出るなんて思いもしなかった。

10:ホワイトべーにゃん ◆EbUo:2014/01/04(土) 20:15 ID:YIw

私は手当てをしてもらえば全身包帯だらけだった。
 「君の名前はなんて言うの?どうしてここに一人だけ?」
と男の子に質問された。私の名前・・・ここに居る理由?
 「私は・・・摩李茄。此処に居る理由なんて知らない。気がついたら此処に一人だけだった。痣だらけで」
悲しくなった。想像していたのと違ったから。話したらスッキリするんじゃないかと、存在を知ってくれて嬉しいはずなのに
なぜか悲しい。
 「そっか。ずっと此処に一人で居たんだね。だったら俺と此処を出よう?」
と思いもよらない言葉だった。
今まで願ったことが叶う。嬉しかったでも嬉しいのになぜだか不安だ。
不安だけど、外に行きたい。もうこんなこと無いかもしれないのだから。
 「出る!外に行きたい」
私はそう言った。勇気を出して。
 「あっ俺の名前言ってなかったね。俺は弧乃咲 零斗宜しくなっ。摩李茄」
レイト?
レイトの顔は見れないけどきっと微笑んでくれているんだ。
レイトは暗闇の中私の手をとり微かな光を頼りに部屋をでた。
私の足と手についている鎖がズズズズッと音をたてて動く。
今までは動くと痛かったけどレイトが巻いてくれた包帯のおかけで痛みは減った。
 「頑張って。外に着いたら鎖を取ってあげるから」
と言ってくれた。その言葉が痛みを引いてくれた。
結構歩いて行くと光が見えた。その光を見ると私は好奇心にあふれた。
外に出れる!やっとやっと空が見れる。と
レイトは光の方に歩いていった。
 「もうすぐだから」
と言って歩いて行くと
 「ついた」
私は暗い暗いあの日々から抜け出せたと嬉しかった。
凄い。外だ。綺麗。
綺麗な青色の空。眩しい太陽。
これが私の見たかったこと。
レイトの方を向く。レイトは疲れていたのか座り込んでいた。レイトも此方を振り向くとレイトは驚いていた。
 「どうしたの?」
と聞くと
 「摩李茄って俺と凄く似ているね」
と言われた。
私は自分の顔を見たことが無いため分からない。
 「そう、なの」
と言った
 「うん」
その一言に驚きを隠せなかった


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