僕らはずっと消えない何かで繋がっているんだ。だからどれだけ離れても寂しくないだろう?サヨナラは僕らの辞典に存在しない

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1:& ◆qWkc:2013/12/30(月) 15:41 ID:w8E

こんにちは(≧∇≦) なうっちです!

「forest love」って言うのを書いてたんですが、話の構成がまったく出来てないので、アレは放棄したいと思います(笑)

今度はちゃんと書くよう努めますので、温かい目で見守っていただきたいです。


タイトルは「僕らはずっと消えない何かで繋がっているんだ。だからどれだけ離れても寂しくないだろう?サヨナラは僕らの辞典に存在しない」

です!!

他でもなく長いですよね(笑)

まぁ、なんだかんだで頑張ります!よろしくお願いします\(*^▽^*)/

2:なうっち:2013/12/30(月) 17:48 ID:w8E

登場人物の紹介です。

●七瀬 亜稀(ななせ あき)♀
高校3年 18歳 「THB会」所属・会長

●東 湟哉(あずま こうや)♂
 高校3年 18歳 「THB会」所属・副会長

●八神 潤(やがみ じゅん)♂
 高校3年 18歳 「THB会」所属・会員

●井ノ上 リナ(いのうえ りな)♀
 高校3年 18歳 「THB会」所属・会員

●小野田 宏茂(おのだ ひろしげ)♂
 高校3年 18歳 「THB会」所属・会員


主な登場人物はこんな感じです!他にも色んな人が出てきます。


アドバイスや(荒らしや中傷以外の)コメント大歓迎です!(*'‐'*)♪

3:黒猫P 907:2013/12/30(月) 19:17 ID:PPg

題名がかっこいいですねっ

4:水色:2013/12/30(月) 19:37 ID:zSA

おー!
展開楽しみ!
なうっち頑張ってね!
応援してるよ〜!!

5:なうっち:2013/12/30(月) 20:36 ID:w8E

『特別活動秘密特捜部絆創会』 略して 『THB会』

 それは選ばれし者だけが入れる謎の組織。

 会員に選ばれた者は必ず了承し、活動に専念しなければならない。

 そして、会員である者は、自分が会員であること、活動の内容を第三者に話してはいけない。

 もし、第三者に以上のことを話した場合、罰を受けることとなる。

 以上が会員に課せられた条約上の決まりである。

6:& ◆Y8DY:2013/12/30(月) 20:43 ID:w8E

黒猫P様、水色様、コメント誠にありがとうございます!

すっごく感激です!ヾ(>y<;)ノ

7:なうっち:2013/12/31(火) 19:19 ID:w8E

「・・・で、読み上げましたけど。何ですかこれ」

「何ですかこれって、全くその通りだよ。」

何で私は大学生と一緒にいるんだ?



思い返せば数分前ー・・・

日直で帰りが遅くなり、私は一人で玄関に向かった。

私は「七瀬亜稀」とかかれた自分の下駄箱を開いた。そしたら一通の手紙が私の下駄箱に入っていたのだ。

内容が意味不明だからくしゃくしゃに丸めてごみ箱に入れた。それで帰ろうとしたら、

「いった!」

頭に何か当たったと思って振り返ると、捨てたはずの紙が落ちていた。そして、後ろにいたのは、卒業したはずの先輩が立っていた。

「あなたは・・・えっと、黒川稔(くろかわ みのる)先輩!」

「正解。まぁ、元副生徒会長を忘れるわけないか。いいかい、今からそれを持って裏庭にいくぞ。急げ。」

先輩に言われるがままにくしゃくしゃの手紙を持って行ってー



で、今に至った。

8:なうっち:2013/12/31(火) 22:50 ID:uqI

「君が次のTHB会会長だ。しっかりやるんだぞ!!」

「知りません、何ですかTHB会って!」

「お前、まさかこの学校に3年もいるクセに知らないのか!?っていうかそれに書いてあるだろ。」

「読んでも意味不明ですよっ」

先輩は呆れたようにため息をついた。

9:& ◆qWkc:2014/01/01(水) 15:48 ID:w8E

「仕方ないな。俺が説明する。」

先輩は別人のように真剣な顔になった。

「THB会は、この学校で伝承されてきた秘密の組織なんだ。俺はその会長だった。他にも桐谷、林、加賀、佐倉、この5人で活動してたんだ。」

「全員3年ですね。」

「ああ。会員は3年しかなれないんだ。そして、お前が会長に選ばれたんだ。」

「どうして私なんですか?他にも優秀な人はたくさんいるのに。」

やっと冷静になれた私は話を整理できた。そして質問。

「さぁな。俺達が決めた訳じゃない。」

「え?」

「昔から決まっているんだ。これにお前らの名前がかかっている。」

渡されたのは一冊の分厚いノート。開いてみると、それにはびっしりと人の名前が書いてあった。

私の名前も。先輩の名前も。先輩が出した名前も。その続きも。

「なに・・・これ?」

会長:七瀬亜稀
副会長:東湟哉
会員:八神潤
会員:井ノ上リナ
会員:小野田宏茂

「湟哉以外、しゃべったことない人達だよ・・・。まさかこの人達と一緒に活動するってこと?」

「そういうこと。で、会長の初仕事はこいつらを会員にさせることだ。」

10:なうっち:2014/01/02(木) 16:17 ID:w8E

手からぽろっと手紙が落ちた。

「また捨てる気かっ」

「無理です、私、しゃべったことないひとに声かけるなんて。人見知りですもん。」

ウソです。人見知りじゃないです。面倒くさいだけです。

「そんなら何故俺と話している?そのオープンな性格でなにが人見知りだ。ただ面倒なだけだろうが。」

バレてる!読まれてる!この人、どれだけウソついてもダメだ!

私は観念した。

「・・・わかりました。やります。」

良くできました、と先輩はにっこり笑った。

11:なうっち:2014/01/02(木) 18:02 ID:w8E

手からぽろっと手紙が落ちた。

「また捨てる気かっ」

「無理です、私、しゃべったことないひとに声かけるなんて。人見知りですもん。」

ウソです。人見知りじゃないです。面倒くさいだけです。

「そんなら何故俺と話している?そのオープンな性格でなにが人見知りだ。ただ面倒なだけだろうが。」

バレてる!読まれてる!この人、どれだけウソついてもダメだ!

私は観念した。

「・・・わかりました。やります。」

良くできました、と先輩はにっこり笑った。

12:なうっち:2014/01/03(金) 18:39 ID:w8E

〜翌日〜

爽やかな青空が晴れわたっていた。

教室のドアを開けると、もうクラスメイトが来ていた。

「あっ、湟哉!」

茶色の綺麗な髪と目がこちらを向いた。彼は東湟哉。私の幼馴染みだ。

「ちょっと来て。」

まずは湟哉から会員にすることにした。

13:なうっち:2014/01/04(土) 17:32 ID:w8E

湟哉は幼なじみでもあり、私の好きな人なのだ。

でも湟哉のタイプは『かわいくて繊細で優しい、頭が良くてか弱い子』だから私には何一つ当てはまらない。

(半分あきらめている。)

湟哉は明るいしちょっと意地悪、けど成績優秀のイケメン。男子にも女子にも人気がある。

高校に入ってから湟哉が好きって言う子も多くなった。

「話って何?」

話し掛けられて、湟哉の顔をみると、顔が少し赤い。俯いていた。

ああ、こいつすっごい勘違いしてるんだな。

「ちょっと、私は別に告白なんてしないわよ。何変な期待してんの?」

「え、なんだそうだったの。」

超素直だなぁ。何かおかしい。

「何笑ってんだよ・・・まあいい。で、本題は?」

14:なうっち:2014/01/05(日) 14:13 ID:w8E

「あはっ、湟哉おもしろすぎ。」

「うっさいな。早く本題に移る!ほらっ」

笑う私をみて少しふくれている。もっと顔が赤くなっていた。

「ああ、本題ね。ハイこれ。読んどいて。」

湟哉に渡したのは、一通の手紙。そう、私が稔先輩にもらった手紙だ。

案の定、湟哉は顔を歪めた。

「亜稀、何のイタズラだよ。いい加減にしないとー」

「イタズラじゃないわよ。これの噂、聞いたときないの?」

「あるけど・・・」

相変わらず顔を歪めたままの湟哉。私みたいに理解するのが遅い。

「まあいいや。どうせ断れないってことだろ。やるよ。」

えっ!オッケー出すの早くない!?

「なんで!?」

「噂で聞いた事あるし、おもしろそうだし。第一お前を信じるからな。」

信じる・・・って、何か・・・男子に言われたことないから

少し恥ずかしい、けど嬉しい。

「ありがと・・・」

湟哉の顔は優しかった。


だから好き。私のことを信じるって言ってくれる人、あまりいないから。

私のこと、一番わかってくれてるから。

ねぇ、湟哉。

大好きだよ。だから・・・ずっと私のそばにいて。

15:ヒヨリ:2014/01/05(日) 14:27 ID:.wQ

おもしろいです

16:なうっち:2014/01/05(日) 17:02 ID:w8E

ヒヨリ様

コメント誠にありがとうございます!

こんな小説を見ていただいて・・・今後もがんばりますのでよろしくお願いします!

17:ヒヨリ:2014/01/05(日) 17:11 ID:.wQ

頑張ってください!

18:なうっち:2014/01/05(日) 19:29 ID:w8E

そこにホームルームを知らせるチャイムが鳴った。

「じゃあ行こうか?」

「うん。」

少し顔が赤いかも・・・なんて心配しながら湟哉の後ろをついて行った。

19:なうっち:2014/01/05(日) 23:43 ID:w8E

教室に戻ると、複数の男子達がニヤニヤしながら近付いてきた。

「湟ちゃ〜ん、朝っぱらから告られた?熱いねえ〜!」

「なっ・・・!?私は告白なんてしてないわよ!」

かぁっと頭に血がのぼる。湟哉は落ち着いた表情だった。

「湟哉っ、何で黙ってるの!誤解されるじゃない!」

「落ち着け亜稀。こいつらいつでもどこでも茶化すんだ。そうやってアタフタしてると逆効果だぞ。」

さすが人気者。クラスメイトのことはだいたいわかってるのか。

だから私とは釣り合わない。

20:なうっち:2014/01/06(月) 17:04 ID:w8E

あれは5年前の出来事。




私は中学1年。

その頃は私がクラスの女子の中心だった。

みんな私の周りにいて、笑って、楽しくて。クラスのみんなが大好きだった。信じていた。

でも裏では全く違った。

「亜稀ってうざい」 「いっつも出しゃばって、うるさい」
「ブス」 「バカ」

偶然だった。トイレの個室にいたら、みんなが水道のそばでコソコソ話していたのだ。


ー今、私がトイレから出たら、私の居場所は無くなる。

でも、逆にあの子達がどんな顔をするのか。どんな言い訳をするのか。黒い感情が湧き出る。


気づいた時にはドアを開けていた。

21:なうっち:2014/01/06(月) 22:55 ID:w8E

「亜稀・・・!?」

私はみんなの前に立っていた。

「えっと、違うのっ今のは、その・・・」

口を開いて必死に言い訳をしたのはリカ。いつも隣にいた子。

黙っている私を見て、リカはだんだん口を閉じた。

「もういいよ。どうせ全部聞いてたんでしょ?じゃあこれで終わり。みんなアンタのことなんて嫌いなの。これからはあたし達に近づかないでよ。」

「マリ!言い過ぎだよ!」

ユマが止める。

「ねぇ亜稀。今のは言い過ぎた。ごめんね。みんな正気じゃないの。ただ魔が差しただけなの。だからお願い、許して・・・」

「そうやっていつも私を騙してたんだ。」

私は勝手にしゃべっていた。頭では考えてない。ただ口が動いた。

22:なうっち:2014/01/07(火) 20:06 ID:w8E

「え・・・?」

「そうやって自分だけ正当化するんだ?何が魔が差したよ。心底思ってるくせに。」

今まで信じていたユマの言葉。でももう無理。さっきの悪口の中にユマの声も入ってた。聞いたことないくらい上機嫌な明るい声。

「亜稀、そんなつもりじゃないの」

ユマの手が肩に触れる。


パンッ!!!


「その汚い手で私に触れないで」

手を叩いたわけじゃない。

ユマの頬が赤く腫れ上がる。その頬に一筋の涙が転がった。

「ちょっと!ユマ、大丈夫!?保健室行こう!」

「ユマに謝りなさいよ!!」

周りにいた女子達がぎゃあぎゃあ騒ぐ。

「なんで私が謝らなきゃいけないのよ。」

そのままトイレから出て、校門から出て、何も持たずに家に帰った。


それから不登校になった私は、別の町に引っ越すことになった。


今振り返ると、あのとき、どうしてあんなに冷静でいられたのか不思議になる。


それから引っ越し先の学校に通い、中学生活を終えてまた引っ越してもとの町に戻った。

高校は県外の所に入学した。知り合いなんているはずない、そう思ってたら幼馴染みの湟哉が偶然にも同じ学校だったのだ。

23:なうっち:2014/01/09(木) 22:48 ID:m9c

それから、友達というものを信じず、湟哉だけを頼りにしていた。

仲の良い人はクラスにたくさんいるが、全体を見渡すのは、今の生活だけで精一杯なのでそれは無理だった。



人気者の湟哉と人間不信で目立ちたくない自分。

この恋が叶うとは到底思えない。

24:& ◆Y8DY:2014/01/09(木) 22:49 ID:m9c

それから、友達というものを信じず、湟哉だけを頼りにしていた。

仲の良い人はクラスにたくさんいるが、全体を見渡すのは、今の生活だけで精一杯なのでそれは無理だった。



人気者の湟哉と人間不信で目立ちたくない自分。

この恋が叶うとは到底思えない。

25:& ◆XL8M:2014/01/10(金) 22:56 ID:m9c

と、私の昔話は終わり。

私は今日は日直ではなかったので、通常通り早めに校門を出た。


ザワザワ・・・


「・・・?」

向こうで1年生がかたまりになってきゃあきゃあ騒いでいた。

「あの人達格好いい!」
「大学生!?イケメンー!!彼女いるのかな!?」

興味無さげにさりげなく通ると、稔先輩率いる大学生集団が立っていた。

「稔先輩!?」

「おう、七瀬じゃんか。待ってたぞ。」

先輩は強引に腕を引っ張る。

「えっ!何ですか今度は・・・」

「何ですかじゃねーよ。会議だ。説明は後でやる、早く行くぞ。」

耳元でボソッと先輩は言うと、さっさと歩き出した。

そこにー

「亜稀!」

私の名前を叫んだのは湟哉だった。

「すみません、絡むのやめてもらえますか?」

湟哉は先輩の掴んでいた腕を払い退けた。

私の手を握ってー・・・。

「あれ?七瀬リア充だったのかよ。このイケメン君と?俺にも紹介してよ。」

先輩は顔が赤くなっている私をチラッと見て、ニヤニヤ悪い笑みを浮かべている。

「からかってるんすか。元副生徒会長でもこんなことするんですね。軽蔑します。」

「あ、俺のこと覚えてるんだ。どうもね。」

湟哉は一瞬だけ先輩に向かって殴りかかろうとした。

26:ゆゆ:2014/01/12(日) 16:37 ID:rjU

めっちゃおもしろいです!
恋の行方は・・・・?きゃー

27:なうっち:2014/01/12(日) 22:40 ID:i3U

ゆゆ様

コメント誠にありがとうございます!

本当に感激です(*^^*)

これからもがんばりますので、よろしくお願いします!

28:なうっち:2014/01/12(日) 23:00 ID:i3U

「待って、ここじゃ目立ちます!やるなら向こうでやりましょう!」

先輩はまだこの彼が会員だということを知らない。湟哉も先輩が元会長だと知らない。

この流れで彼らを自己紹介させて関係を知り合おう!

「・・・七瀬の言う通りだ。よし、じゃあ行くぞ!」

稔先輩は他の大学生の仲間に湟哉を捕まえさせて、私は先輩に手を引かれてその場を立ち去った。

「離せっ!」

「まあまあ、じっくり話そうよ。」

稔先輩はニコニコしていた。



「ここは・・・?」

連れてこられたのは、アンティークなどこか懐かしいカフェだった。

『happiness cafe』と書かれた古い木の看板。

稔先輩がドアを開くと、カランッと鈴が鳴った。

「いつもの特等席。イケメン君と七瀬はそっちに座って。」

フカフカの椅子に座って、湟哉はその隣に座った。

29:なうっち:2014/01/13(月) 14:59 ID:cbU

先輩達は私達の向かいに座った。

「稔先輩、何ですかここ?」

「ん?このカフェがどうこうより君達の関係が知りたいなぁ。」

本当は付き合ってるんじゃないの?みたいな目でこっちを見ている。

ふぅ、と私はため息をついた。

「変な勘違いしないでください。彼は東湟哉。THB会副会長です。」

湟哉は驚いた顔をした。

「亜稀お前っ!第三者には話すなって・・・」

「大丈夫大丈夫。ここにいる先輩達は元THB会の人達だから。ですよね?」

「ああ。七瀬の言う通りだ。なんだ、イケメン君は会員なのか。じゃあこっちの自己紹介しよう。」

よかった。湟哉も先輩もわかったみたい・・・。これで一安心!

「俺は元会長の黒川稔だ。順番に言ってって。」

チラッと目で合図をおくると、稔先輩の右隣の髪をはねさせた真面目メガネがうなずいた。

30:きてぃーちゃん:2014/01/13(月) 17:39 ID:i-0aw

はまったぁ(´ω`*)

最新の楽しみにしてまぁーすね(●・ω・●)

31:なうっち:2014/01/14(火) 21:06 ID:i3U

きてぃーちゃん様

コメント誠にありがとうございます!
こんな私の小説にはまってくれるなんてっ・・・光栄です!!

これからもがんばりますので、どうぞ私の小説を見捨てないでいただければ幸いです!(;o;)

32:& ◆Y8DY:2014/01/14(火) 23:10 ID:i3U

「僕は桐谷信(きりたにのぶ)。元副会長です。・・・よろしく。」

ペコリと頭を下げたので、つられてこっちもお辞儀をした。


バンッ!!!カランッカランッ


いきなりドアが開いて、激しく鈴が鳴った。

「!!?」

びっくりして振り向くと、見覚えのあるポニーテールの女性が息を切らして入ってきた。

「あぁー疲れた!すいませーん、アイスコーヒーひとつください!」

間違いない。あのきれいな顔立ちと完璧なスタイルはー・・・

「璃乃先輩っ・・・!」

33:なうっち:2014/01/15(水) 22:58 ID:i3U

「へ?」

くるりとこちらを向いた。大きな瞳が私達を見つめる。

彼女は林璃乃(はやしりの)先輩。私の一つ上の幼馴染みで、「りのちゃん」が抜けなくて「璃乃先輩」って呼ぶのに苦労した記憶がある。

「遅いなぁ、25分の遅刻だぞ。」

稔先輩は腕時計を見て笑っている。

何で璃乃先輩がここに・・・?まさかっ!

「あらー!亜稀と湟じゃない!ひさしぶり、会員なんだぁ。いやぁ、驚いた!」

ハイテンションな所は全く変わらない。

「林、お前遅れてきた分際で何をへらへらしている。親しき仲にも礼儀あり!しっかり自己紹介しろ。」

と、桐谷。

「あぁもう、わかったわよ。コホン・・・えーと、私は林璃乃。元会員で、書記をやってたわ。そして、誰にも知らせていなかったけど、稔の彼女だよ!よろしくね!

34:なうっち:2014/01/17(金) 23:06 ID:i3U

「はあっ!!?」

先輩方と私と湟哉は大声を出して顔を歪める。

稔先輩は呆れた表情でため息をついた。

「何何?いつからだよ?」

一番に身を乗り出して明るい笑みを浮かべたのは、『金髪のイケメンな不良』で有名だった加賀日比哉(かがひびや)。

「何故私に報告しないんだ、璃乃!」

ちょっとワナワナして、璃乃先輩に血相を変えてしがみついたのは、『学校1クールで男らしい女子』で有名だった佐倉霧(さくらきり)。

「あぁもう、言おうが言うまいが俺らの勝手だろ!っていうか、こうやってうるさくなるから言わないんだ!璃乃、勝手に言うなよ!」

「ん〜?言おうが言うまいが私の勝手だも〜ん」

「うっわ、林から名前呼びになってる。僕はリア充御免だぞ。」

35:なうっち:2014/01/18(土) 22:54 ID:i3U

どんどん先輩方が話をそらしていき、とうとう私と湟哉は着いていけず苦笑いで黙り込んだ。

「何か、うるさいな。・・・でも」

「おもしろいねっ!」

じゃれあってる先輩方を見ていると、こっちまで笑えてくる。

THB会って、こんな感じなのかな・・・?

「あのぉ・・・お待たせしましたぁ。お水とアイスコーヒーでーす・・・」

「あ、ありがとうございます。あれ?」

水とアイスコーヒーを持ってきた定員にどこか見覚えがあった。

「・・・・・・あっ!!!!」

36:& ◆Y8DY:2014/01/19(日) 19:43 ID:i3U

同じ制服だったことに気づいた瞬間、大声をあげてしまった。

「何だよいきなり・・・・・・井ノ上?」

「ふぇ!?あ、東君!」

声をかけた湟哉を顔をあげて見つめる美少女・・・

思い出した!隣のクラスの井ノ上リナちゃんだ。サラサラの胸までのびた髪、小さな顔、細くて長い脚・・・

まるで生きた人形みたいな子。

「別に湟哉って呼んでいいのに。中学からの付き合いだしさ。」

「ううん!失礼にあたるから、名字でいいの・・・」

さっきまでの大人しい湟哉とは違う。学校のときの、明るい湟哉だ。

私と二人のときは、こんな顔しないのに・・・?

胸が苦しくなる。

「あらら、困ったなぁ。この話、他人に聞かれちゃダメなのに。」

稔先輩は困った様に声をあげた。

井ノ上さん、確かー

「会員に入ってる・・・」き

ボソッと私が言うと、井ノ上さんは「?」と首をかしげた。

「え、まじで?じゃあラッキー。一緒に会議に混ぜちゃおうよ!」

明るい声で加賀先輩が言う。

「それもそうだな、こんな可愛い子なら大歓迎だ。」

冷静な声の霧先輩。

少し混乱気味の井ノ上さんに、私は声をかけた。

「井ノ上さん、いきなりで悪いんだけど、ここに座ってくれない?大事な話があるんだけど・・・」

「えっ、でも、あたし、バイト中でー・・・」

「少し井ノ上さん借りますけど、給料下げないですよねー!優しい店長さん!」

璃乃先輩が奥にいた店長のおっさんに大声で言う。店長は「おう、もちろんだ!優しいからな!」とドヤ顔で返事をした。

井ノ上さんはしぶしぶ椅子に座った。

37:& ◆Y8DY:2014/01/19(日) 22:25 ID:i3U

同じ制服だったことに気づいた瞬間、大声をあげてしまった。

「何だよいきなり・・・・・・井ノ上?」

「ふぇ!?あ、東君!」

声をかけた湟哉を顔をあげて見つめる美少女・・・

思い出した!隣のクラスの井ノ上リナちゃんだ。サラサラの胸までのびた髪、小さな顔、細くて長い脚・・・

まるで生きた人形みたいな子。

「別に湟哉って呼んでいいのに。中学からの付き合いだしさ。」

「ううん!失礼にあたるから、名字でいいの・・・」

さっきまでの大人しい湟哉とは違う。学校のときの、明るい湟哉だ。

私と二人のときは、こんな顔しないのに・・・?

胸が苦しくなる。

「あらら、困ったなぁ。この話、他人に聞かれちゃダメなのに。」

稔先輩は困った様に声をあげた。

井ノ上さん、確かー

「会員に入ってる・・・」き

ボソッと私が言うと、井ノ上さんは「?」と首をかしげた。

「え、まじで?じゃあラッキー。一緒に会議に混ぜちゃおうよ!」

明るい声で加賀先輩が言う。

「それもそうだな、こんな可愛い子なら大歓迎だ。」

冷静な声の霧先輩。

少し混乱気味の井ノ上さんに、私は声をかけた。

「井ノ上さん、いきなりで悪いんだけど、ここに座ってくれない?大事な話があるんだけど・・・」

「えっ、でも、あたし、バイト中でー・・・」

「少し井ノ上さん借りますけど、給料下げないですよねー!優しい店長さん!」

璃乃先輩が奥にいた店長のおっさんに大声で言う。店長は「おう、もちろんだ!優しいからな!」とドヤ顔で返事をした。

井ノ上さんはしぶしぶ椅子に座った。

38:なうっち:2014/01/21(火) 19:28 ID:i3U

「それで・・・何の用でしょうか?」

上目づかいで少し困った顔をしている。私は早く話を終わしてもらいたいのだと思い、急いでカバンの中をあさって手紙を取り出した。

「あの、これを一応読んでもらいたいんだ。意味わかるかな・・・?」

おどおどした態度で手紙を渡すと、

「俺のときと態度違うなあ?」

湟哉が不機嫌そうな目をしていた。

「湟哉は黙っててよ・・・」

ぺしっと肩を叩く。

39:なうっち:2014/01/21(火) 22:43 ID:i3U

「それで・・・何の用でしょうか?」

上目づかいで少し困った顔をしている。私は早く話を終わしてもらいたいのだと思い、急いでカバンの中をあさって手紙を取り出した。

「あの、これを一応読んでもらいたいんだ。意味わかるかな・・・?」

おどおどした態度で手紙を渡すと、

「俺のときと態度違うなあ?」

湟哉が不機嫌そうな目をしていた。

「湟哉は黙っててよ・・・」

ぺしっと肩を叩く。

40:なうっち:2014/01/22(水) 23:40 ID:i3U

「にしてもさ、リナちゃんって本当に可愛いね!メアド交換しない?」

いつの間にか井ノ上さんの隣に加賀先輩がスマホを持って座っていた。

手紙を読んで驚いた顔をし、さらに加賀先輩からの突然のナンパに混乱しているようだった。


ボキッ・・・・・・


「ぅぎゃアアあぁあ!!!か、肩、外れっ・・・!!」

にぶい音が響くと、いきなり加賀先輩が悲鳴(?)をあげた。

加賀先輩の背後にはものすごいドス黒いオーラを放った霧先輩が肩を掴んでいた。

井ノ上さんはビクッと体を震わせていた。

「日比哉・・・、自分から告白してきたのは誰だ?やっぱりお前とは合わないようだな。別れよう。」

「ごめんね!ごめんね!霧ちゃんは俺が他人に気が行ったら怒るかなって実験したんだよ!ね、別れるとかマイナスなこと言わないで!あと、肩戻してほしいな!!霧ちゃん!」


ガコン・・・・・・


「うぎッ!ふう〜」

一息ついた加賀先輩を、全員が見つめた。

41:なうっち:2014/01/23(木) 23:17 ID:i3U

「?」

きょとんとした愛らしい目でこちらを見る加賀先輩。少し首をかしげる。

「しまった」と言わんばかりに、手で目をふさぐ霧先輩。りんごのように顔を赤らめている。

はあ、とため息をついたのは桐谷先輩だった。

「もう驚かないぞ。うん。何となく予測していた。うん。うん・・・」

桐谷先輩は両手で顔を覆った。

どうやら自分だけ恋人がいないのに、っていうことを実感したらしい。

42:なうっち:2014/01/24(金) 23:35 ID:i3U

「あの、私、これ、噂で聞いたことあります。まさか本当にあったなんて・・・喜んでやらせていただきますっ。それにー」

井ノ上さんはポッと頬をピンクに染める。

「それに?」

続きを聞く湟哉を、井ノ上さんはずっと見つめた。はっとしてすぐ目をそらす。

「うぅん・・・何でもなぃ・・・あ、そうだっ」

いっせいに井ノ上さんに視線が行く。

「七瀬さんにお話があるの・・・外で話さない?」

美少女のいきなりの指名に驚いてしまった。璃乃先輩が少し体を動かす。

「私トイレ行ってくるね〜!そっちで勝手に進めておいて!」

そう言って璃乃先輩は席を立った。

43:なうっち:2014/01/25(土) 19:39 ID:i3U

「急にごめんね?どぅしても聞きたいことがあって・・・」

「ううん!それで、話って?」

また井ノ上さんは上目づかいでこちらを見る。

少し目付きが鋭くなっていた。

「井ノ上さん?」

「リナって呼んで?亜稀ちゃん。」

「は、はい!」

なんとなく怖い雰囲気をまとっていた。

「亜稀ちゃん、東君好き?」

「幼なじみとして好きだけど、恋愛感情はわかないなあ。」

反射でいつもの返事をしてしまった。

「フフッ・・・もっと自分に素直になって言えばいいのに。」

黒い笑みを浮かべたリナちゃん。さっきとは全然違う目・・・何だか怖い・・・。

「え?」

「じゃあー私の協力、してくれるよね?」

44:なうっち:2014/01/25(土) 23:32 ID:i3U

湟哉side



俺はずっとあいつしか目になかった。

どんなに顔のいいやつでも、頭のいいやつでも、性格のいいやつでも、俺の目には何の取り柄もないあいつしか入ってなかった。

「亜稀と井ノ上?何はなしてんだ・・・?」

「静かに。じきにわかることよ。女子といったら恋バナしかないでしょ?」

隣でずっと璃乃先輩が携帯を眺めていた。


数分前ー・・・亜稀と井ノ上が外に出ていくと、璃乃先輩が俺の手を引っ張り、死角の席に座らされた。

窓からはちょうど二人が見えて、何か話していた。

「できた・・・!ちょっと静かにしてな。」

ニッと璃乃先輩が笑うと、携帯から音声が流れてきた。

それは確かに亜稀と井ノ上の声だった。

『幼なじみとして好きだけど、恋愛感情はわかないなあ。』

45:& ◆Y8DY:2014/01/26(日) 19:35 ID:i3U

え・・・?

『じゃあ、私の協力、してくれるよね?』

井ノ上の声ー・・・

『昔からよく言われたよ。でも、私は何の力になれないからー全部断ってるんだ。ごめんね』

『じゃあ、この会のこと、みんなにバラしちゃおうかなあ』

なっ・・・!?

『それはダメ!わかったからっ!』

必死に止める亜稀の声。

『じゃあ、協力してくるのね?』

『う、うん・・・』

ピッ ツー、ツー、ツー・・・

「璃乃先輩、これ・・・」

「美少女の井ノ上リナちゃんがあんたのこと、好きみたいね!」

おもしろいと言わんばかりに目を輝かせる先輩。

「湟、あんた亜稀が好きでしょ。」

「はあ!?」

「わかるわよ〜?今の会話からして、亜稀は湟を恋愛として好きじゃない。リナちゃんが湟を好き。」

「なっ、なっ・・・!!」

図星なだけに顔が真っ赤になる。

46:& ◆XL8M:2014/01/31(金) 19:50 ID:ZS6

「あ、ヤバイ。二人とも戻ってくるっ。このことはナイショで!あとは湟次第ね。がんばっ!」

パッと席から去る璃乃先輩。つられて先輩の後を追った。

47:なうっち:2014/02/01(土) 08:57 ID:ZS6

さっきの怖い声の井ノ上はいなかった。

相当猫を被っているらしい。

「何話してきたのー?やっぱ女子同士なら恋バナ?」

けたけた笑っている稔先輩。

「あんたデリカシーなさすぎだ。大体そういうもんでしょ、そこのイケメン東を取り合うとか。」

「霧のほうがデリカシーなさすぎだと思っグハッ!!」

霧先輩が加賀先輩のみぞおちに鋭く拳を入れる。

井ノ上はニコニコしているが、亜稀は少し青ざめている。

井ノ上を諦めさせて亜稀を振り向かせる。俺に課せられた難題。

48:なうっち:2014/02/01(土) 23:36 ID:ZS6

「・・・亜稀?顔色悪いぞ。大丈夫か?」

「え、あ、うん・・」

少しニコッと笑うが、すぐに暗い顔をする。

ー・・・?

49:なうっち:2014/02/06(木) 19:30 ID:i-vT6

亜稀side


男子なら断然タイプであろうリナちゃん。

が、腹黒い猫被り女子だったなんて…。

この会、このメンバーでやっていけるのかなぁ?

それに、あいつのこと好きって…、リナちゃん、タイプにドストライクだ。

ヤバい!もう駄目だあぁー!!

危機感が半端なく襲ってくる。

50:& ◆Y8DY:2014/02/07(金) 21:57 ID:jz6

「えーと、話がそれてきたんで、いったん進めるよー。」

パンッと手を鳴らしたのは稔先輩だった。

「まず、現段階で集まった会員は三人。あと二人を会員にすることを最優先とする。」

結局しゃべりだしたのは桐谷先輩。

「その二人の会員って、誰なんですか?」

ぱっちりした大きな目で桐谷先輩を見つめるリナちゃん。きっと誘っているのだろう。

先輩が全く動じないところを見ると、リナちゃんはタイプではないようだ。

「井ノ上だっけ、その目キモいから止めろ。んで、名前が八神潤と小野田宏茂。」

「ひどい〜!あ、潤ちゃんと宏茂君なら顔見知りですよぉ?」

「本当?じゃあ話は早い。会長が今所持している手紙を二人に渡してくれない?絶対見つからない所で。」

稔先輩が明るい顔になる。

「うむ、リナは会長よりずいぶんと頼りになるな。」

霧先輩の言葉が胸に突き刺さる。

51:なうっち:2014/02/09(日) 23:52 ID:jz6

「わかりましたぁ!あ、東君。宏茂君と友達だよね?一緒に渡しに行かない?」

湟哉の腕に手を回す。そしてこちらを向いて黒い笑み。

心臓が破裂しそうなくらい、怒りと不安が痛みとなって押し寄せてきた。

「しゃあねえな。わかったから腕放そうか?」

明らかに本気で拒否してる湟哉。それでも不安は襲ってくる。

52:なうっち:2014/02/10(月) 17:17 ID:jz6

「よし、もう遅いし、これで本日の会議は終了!お疲れ〜」

稔先輩がひらひらと手を振って店から出ていった。

それに続いて先輩達が去って行った。

53:なうっち:2014/02/12(水) 17:10 ID:jz6

「亜稀、頑張るんだよ!」

璃乃先輩はウインクをして勢いよく店から出ていった。

「・・・じゃあ俺達も帰るか。井ノ上はバイト続けるか?」

「うーん、店長ぉ〜!今日はもう上がっていいですかぁ?」

「お〜う」

「えっ、何で・・・?」

「もう外暗いしぃ・・・何かあるとやだもん。帰りも一人だし、東君、送ってくれない?家まで・・・ダメ?」

リナちゃんの必殺・上目づかい。

湟哉は普通を装っていた。

「悪いけど、亜稀の方が家近いし、亜稀と帰るわ。じゃあな。亜稀、行くぞ!」

グイッと私の手を引っ張る湟哉。

「えっ!?ちょっ、東君!!」

それさえも聞こえないかのように店を出る湟哉。

「亜稀ちゃん!さっきの約束、覚えてるはずよね!?」

「うっ、リナちゃ・・・わあぁ!?」

強引に手を引っ張り、走り出す湟哉。抵抗できずにそのまま私も走る。

54:なうっち:2014/02/13(木) 17:45 ID:jz6

リナside


「ちょっと・・・何よあれ!」

睨みながらにドアの前に立ち尽くす私。

「井ノ上さーん、今日はもう上がるー!?」

店長のうるさい声が響いて、最高潮に怒りがピークをむかえる。


ガッシャァァアン!!!


「うわぁお何何何!?」

「店長、フミ姉はどこですか!」

「フミノ?いやまずその割ったコップどうにか・・・」

「どこですかって聞いてるんです!!!」

「そうだなあ、部屋にいんじゃねえか?」

フミ姉は店長の娘さん。成人で大人っぽくて美人で優しい、憧れの人。本名は永澤文乃(ながさわふみの)。

一目散に店から出て、フミ姉の部屋に駆けた。

55:なうっち:2014/02/13(木) 23:54 ID:jz6

「フミ姉?入っていい?」

「いいよ。おいで。」

そっとドアを開く。目の前にはいつものフミ姉がいた。髪を横に一つにまとめている、真面目な雰囲気を漂わせている。

「今日はどうしたの?」

「うん、なんかフミ姉の声聞きたくて。あと、グチも聞いてもらいたい・・・」

フミ姉はニコッと微笑んだ。死んだお母さんと同じような優しい顔で。

「あのね、フミ姉・・・あ、れ?何か・・・ごめん、泣くつもりは全く、ない、のに・・・」

今日のストレスと昔のことが頭をよぎった。そのせいで、知らないうちに涙が溢れてくる。

「大丈夫大丈夫。落ち着いて・・・。ゆっくりでいいよ」

フミ姉の優しい声が、私を包んでいた。

56:なうっち:2014/02/14(金) 23:46 ID:jz6

「今日、気になってる男子と話す機会があったの。」

フミ姉が背中をさすってくれたおかげで、私はやっと冷静になれた。

「気になってる男子?八神君とは付き合ってるんじゃなかったの?」

「だって、潤ったら全く話しかけてくれないんだもん。だったら気になってる男子・・・東君の方がいい。」

「それだけで八神君を裏切るの?」

「裏切るってわけじゃ・・・!」

フミ姉は、私が道を外そうとすると、さりげなく正してくれる。

今も少し責めてる感じがするけど、そのためだと察した。

「八神君はさ、きっとリナのことを守ってるんじゃないかな」

「どういうこと?」

「リナは学校で目立つ方でしょう?その彼氏が根暗な目立たない奴なんて噂たったら、リナのプライド崩れると思った、とか。」

残念ながら、バカで幼稚な私には理解できなかった。

57:なうっち:2014/02/21(金) 19:18 ID:Nbs

「どういうこと?」

「そうねぇ、ま、後にわかるよ。」

優しい顔で私の頭を撫でたフミ姉。

58:なうっち:2014/02/22(土) 23:25 ID:Nbs

「暗いからもう帰りな?」

フミ姉は微笑みながら、私を見送った。

59:なうっち:2014/02/24(月) 22:52 ID:Nbs

亜稀side

60:なうっち:2014/02/28(金) 19:12 ID:k/.

「こ、湟哉!待って、速い!もう無・・・理っ・・・!」

「えっ?お前、もう走れねーの?」

「当たり前でしょ!ハァッ、吹奏楽部よ、文化部よ私!!バスケ部とは違うの!」

疲れと、手を握られてるので心臓がもたない。

61:Ruka RJK:2014/06/08(日) 11:54 ID:H1.

これ、すごくおもしろいです!!続き楽しみです!

62:凛:2014/06/08(日) 19:29 ID:xCk

面白すぎです〜!
応援してます!!!
続き楽しみにしてるよ!!

私も小説書いてるのでよかっやらみに来てください
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1402222289/l5

63:なうっち:2014/06/11(水) 22:19 ID:BhA

Ruka様、凛様、コメントありがとうございます!

これからも頑張りますので、よろしくお願いします!

64:なうっち:2014/06/14(土) 20:55 ID:BhA

「・・・なんでこんな走ったの?リナちゃん心配だし・・・一緒に帰ってあげれば良かったのに」

少しそっけない言い方をしてしまった。

内心、嬉しかった。あんな可愛い子じゃなく、私と帰るって言ってくれたから。

「別に。わざわざ反対方向に行くの面倒なだけ。だったら同じ方向のお前と帰った方がいいよ。」

湟哉は、手握ったまま、優しい目でこちらを見て微笑んだ。

65:なうっち:2014/06/17(火) 22:00 ID:BhA

湟哉side

ずっと、この手を握っていたい。
離したくない。


_____俺の隣に、ずっといてほしい。


なんて、何を変なこと考えてんだ?

「ねぇ、湟哉」

「ん?」

「・・・・・・・・・手、その、ははっ」

目に映っているのは、苦笑いの亜稀。

目線を下げると、俺の手より一回り小さい亜稀の手が触れていた。


しまった・・・離すタイミング逃した・・・!!!!

66:なうっち:2014/06/20(金) 23:24 ID:BhA

「えっと、あ、別に気にしなくても良くないか?昔は普通だったし。今さら気にしても意味ないだろ」

目を泳がせ、とにかく冷静を装った。

「そうだけどさ・・・!っ!」

亜稀は無理矢理手を振りほどいた。

何故?いきなりどうしたんだ?

「悪い。そりゃ昔とは違うよな」

「私こそごめん。もう帰ろう。」

亜稀は下を向き、髪で顔を隠した。

67:なうっち:2014/07/03(木) 22:08 ID:vwU

亜稀side

「ふぅ・・・」

家に着いて、自分のベッドに倒れ込む。

顔が熱いのがわかる。

___そりゃそうだよね。好きな人に手を握られるんだもん。誰だって緊張するよ

ピロリン・・・ピロリン・・・

携帯が音を立てて光る。

手に取ると、見覚えのないメールアドレスから届いていた。

「誰だろう・・・・・・“minoru”?って、まさか稔先輩!?」

受信ボックスを選択し、未読メールを開いた。

68:クロス:2014/07/07(月) 19:04 ID:Zxw

楽しみにしてますね、小説。

69:なうっち:2014/08/25(月) 21:20 ID:DdQ

こんばんは〜(*^▽^*)

クロス様、コメントありがとうございます!


最近は忙しくて全く更新できませんでした。

亀よりおそい更新回数です。

本当ごめんなさい_| ̄|○

70:なうっち:2014/08/30(土) 22:01 ID:DdQ

『こんばんは、黒川稔だ。

 今日はお疲れ様。これからお前たちがこの活動に慣れるまで、俺らとの会議を行っていく。』

71:なうっち:2014/09/08(月) 16:11 ID:DdQ

ごめんなさい!


だんだん話が、文章がめちゃくちゃになってきたので、放棄させていただきます。


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