Blue*Sky

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1:遥:2014/01/10(金) 22:12 ID:L4o

すみません!書き直します(※恋色の事です)


登場人物

織戸 柊 -Orito Shuu- ♀
*中一。男っぽくて一人称は『俺』

瀬上 翔太 -Segami Shota- ♂
*中一。馬鹿で柊とは幼馴染


-------------------------------------

では、

>>2 からプロローグ
>>3 から本編予定です。

2:遥:2014/01/11(土) 09:48 ID:L4o

プロローグ

昔から俺は女らしく生きていた事が無い
小学校の頃の服装は、パーカーにショートパンツと言う格好

髪型は一応伸ばしていた
でも鬱陶しくなったので小五で今の髪型


そして中学生になると丸々男子になった

口調も荒くなり制服も男子スタイル
女子とは元から一緒じゃないが、
男子とつるむ事が多くなった

授業も上の空で何時も寝ている
でも成績は学年トップ
授業を受けなくても代々は把握出来る頭は持ってる


それと…

中学生は恋愛とか彼氏とか…
そんなうわついた言葉を耳にする

俺は別に恋愛とか興味無いし
『お前の方が彼氏だろ』とか言われそうだからな


だけど…

俺は"彼奴"に恋をした
俺が恋愛対象外だと絶対思ってた奴に

3:遥:2014/01/11(土) 10:32 ID:L4o


「な…なぁ…織戸って…女子…だよな?」

朝から男子のヒソヒソ声
もう慣れている

その男子を横切りロッカーを開ける

「絶対男子だろ!女子に見えねぇって!」

悪かったな女子に見えなくて
荒々しくロッカーを閉めて靴を履いた


俺、織戸 柊
名前も外見もこの通り男子に見える

身長は176cm
黒のパーカーにベージュのセーター
靴はローファーじゃ無くて運動靴
耳にはイヤホンを着けている

授業はいつも寝ている
(勉強しろよ!! by作者)


まだ二年目で俺らの担任…宮部が俺の髪をぐしゃっと乱す

「よっ!織戸。相変わらず男子みたいだな…」
「それは余計なお世話」

あっかんべーをして生徒玄関を通り過ぎた
直ぐ様、パーカーのフードを掴まれる

「わっ!何をする!」
「敬語使えよー。後、校内では携帯禁止」

イヤホンを外され、俺の携帯を没収された

「これは卒業式に返すなー」

はぁ…?!
後、二年も有るじゃねぇか…
しかも最近買ったばっかりだぞ

朝からツイてねぇ……なーんて
もう一個スマホ持ってるし♪

鞄から別の携帯を取り出してイヤホンを装着する
人目に付かない様、教室に向かう

教室をドアを開けようとすると…

4:遥:2014/01/11(土) 11:04 ID:L4o


グイッとまたフードを掴まれた
また宮部かよ…と思いっきり睨むと



「おー怖っ!本当男子だな…」


……翔太かよ…


紹介する必要なんて無いが一応する
一番の男友達で幼馴染の瀬上 翔太
俺と隣の席で馬鹿の部類に入る

面倒だから翔太の紹介終わり


「何だよ」
「お前が本当に女らしく無いのか検査」

……?
意味不明…

そのまま翔太は教室に入って行った
首をかしげながら俺も教室に入る



ガラッ…


「柊、おはよー!」
「今日も格好いいー!」



…ウザッ…
しかも俺…アイドルかよ

「あのさ…俺、女だからな」
「じゃあ何でそんな格好なの?」
「俺が女の格好してたら変だから」
「ええ?!女子なのにぃ?!!」


…煩い
馬鹿デカイ声で耳が壊れそうだ

「煩い。邪魔」

軽く手で払って自分の席に座る
ふて腐れて頬杖を付く


「お前、朝から不機嫌だなー」

翔太がケラケラ笑う
翔太は注目されて良い気分になるのか…
めでたい奴だな

「不機嫌にもなる。女って意味不」
「お前も女だろ…」


…俺は好きで女に産まれたんじゃねーの!


はぁあ…朝から不運だな…

5:優海:2014/01/11(土) 14:28 ID:JhQ

はじめまして(*´∀`*/)
優海ですぅ(^^)

遥さんの『Blue*sky』、とても面白いですぅ(ω)

これからの展開に期待しています♪

6:文乃:2014/01/11(土) 14:36 ID:X/s

うぃっすw
やっぱキドは格好えぇな〜((

てことで頑張れ〜

7:遥:2014/01/11(土) 15:29 ID:L4o

優海sama*

ありがとうございます!
貴方がリア友以外の最初の読書様です!
此処での書き込みは一日一回なので明日も書き込んで下さると助かります。


文乃*

うぃ〜っすw
キド似の柊でっせ〜!
ツンデレタイプ萌え萌え萌e((黙

また来てねん♪((蹴

8:遥:2014/01/11(土) 16:04 ID:L4o


はぁあ…数学とか面倒くせぇ…
俺はうつ伏せになる
どうせ一番後ろだから見えないし


窓の外は雪が降っていて少し肌寒い
一月も、もうすぐ半ば

俺は冬が大嫌いだ
何故かと言うと寒がりだから

まぁ俺…夏生まれだしな…
そう思いゆっくりと目を閉じた








パコン!



どれくらい時間が経ったのだろうか
突然、鈍い痛みが頭にきた
朝から不機嫌な俺は目を開けた

「痛ってぇ…何だよ…」


見ると宮部が教科書を丸めて俺を見下ろしていた


「ゲッ…」





「織戸ぉぉおおお!!!!」

9:遥:2014/01/11(土) 16:58 ID:L4o



        *


「お前マジでダッセ〜!」
「…悪かったな。ダサい奴で」


笑い転げる翔太を見て俺は溜息を付く

今は昼休み
屋上で翔太と購買でGETしたパンを食べてる最中
翔太が笑ってるのは先程の出来事

あの後、先生にこっぴどく叱られて数学の100問テストをやらされた
ああ…超しんどい…

「朝に携帯没収されて五限に寝てて100問テストやらされたとか…
災難過ぎだろ…!」

一生笑ってろボケ!!
翔太って本当に俺の友達か?
にしては酷くね?


「まぁ良いし。テストは無事満点だったから」
「お前っ!どんだけ頭が良いんだよ!」


満点取ったら宮部も文句を言ってた気がする

「お前って天才なのか馬鹿なのか分かんねぇな…」

悪かったな!天才か馬鹿か分からん奴で!
俺は完全にふて腐れて焼きそばパンにかじりついた


「ふて腐れてる顔、結構面白いぞ…」

再び笑い出す翔太に益々むくれて、蹴りを一発

マジで失礼だな…翔太の野郎…

10:遥:2014/01/11(土) 22:09 ID:L4o


「よっしゃー!授業受けるぞー!!」

急に馬鹿デカイ声で叫ばれたので耳を塞いだ

うるせぇな…

「馬鹿デカイ声を出すな。それに次、掃除」

「ええ…マジかよ…やる気出ねぇ…」

ガックリと肩を落とす翔太
結構面白い格好だ

「翔太も教室掃除だろ。早くしろ」
「急かすなよ…まだ一分もあんのに」

まだ一分って…もう一分だろうが!!





キーンコーンカーンコーン…


「ほら。早くしろ」
「ならお前も残りの食べろよ」

翔太が残りかけのパンを指す
…あ。そう言えば忘れてた

俺の特技は早食い
だから焼きそばパンを三口で食べ終わる


「お前の口って…まるでブラックホールだな…」
「男子には負けねぇし」
「……本当に女子なのか?お前って…」
「あぁ?何か言ったか?」


全部丸々聴こえてんだよ
翔太を鋭く睨む
男子のくせに怖じけついた翔太


…弱っ!


「あー面倒くせぇ…」
「何か言った?」
「…い、いえ…な、何でも有りません…」


ふーん意外と従うのか…
って俺、幼馴染に何してんだ?

11:遥:2014/01/11(土) 22:49 ID:L4o

俺らは教室に戻った
…ギリギリセーフ…

すると、仲の良い男子が近付いて来る

「柊と翔太って仲良いよなー。ひょっとして付き合ってんの?二人」

う"っ…
この状況嫌いなんだよな…
女子の方がウザイと思ってたけど
男子も相当ウザイ…

しかも付き合ってねぇし


「ふざけんな」

ギロッと鋭く睨んだ
皆がタジタジになる
…どんだけ俺の周りの奴等って弱いんだよ



「俺らはただのダチ&幼馴染!なー」
「肩を組むなっ!」

ただこんなやり取りをしているだけなのに…
付き合ってるとか…付き合ってないとか
マジこのクラスって疲れる…



「翔太ー!こんなオカマ何かより私と付き合ってよ」
「何言ってんのよ!私が翔太と付き合うんだけど?」
「こんなブス達よりぃ私と付き合ってぇ?」



…何だ?この集団
しかも、どさくさに紛れてオカマとか言ってたし…

そう言えば…翔太って意外とモテるんだっけ
俺には噛み付いて来るのに女子には優しい
まぁ…俺は女子として論外だからな


「悪い…俺、そう言うの苦手だからさ」

へぇ…翔太も苦手なのか…
でも女子は容赦ない

「どうして?!私、浮気しないタイプよ?」
「へーそれ嘘でしょ」
「違うわよ!このブス!」
「何ですって?!」
「いやーん!二人共…怖ぁい…」

…だー!!もう我慢出来ねぇ!!


バンッ!!!!

俺は荒々しく机を叩く
翔太や三人は勿論、クラスメートもビクッとしている

「お前らさぁ…黙れよ!!掃除しねぇ奴は最初からしろ」


シーンとなる教室
それでも俺は焦らず黙々と掃除を続けた
ヒソヒソ声を浴びるが完全無視

あー本当に超疲れた…

12:遥:2014/01/11(土) 23:24 ID:L4o


あの後、女子が集まってヒソヒソしている
ババアの井戸端会議みてぇ…

どうやら俺の悪口らしい
スゲェ声が大きいし…

中一のくせに小学生みたいだな


「なんなの?!あのオカマ!翔太といつも一緒に居るよねー」
「あの性格…怖くない?いきなり怒るしぃ…」
「だよねー本当に女なのかな?性別確認してるの?って感じー」

クスクスと笑う女子達
マジで感じ悪…
一番大嫌いなタイプだ


「そこ邪魔。何ババア会議してんの」
「バッ…!何ですって?!」

一人の女子が大きい目を俺に向ける

…確か女子で一番強い…高橋…だっけ?
逆切れとか怖いねー

「言っとくけど。会議してる暇有ったら掃除してくんない?」


俺はわざと箒で女子達の靴を掃く

「な、何してんのよ!!汚いじゃん!」
「あ。御免ねー…ゴミだと思ったからー」

クスッと悪戯っぽく笑って通り過ぎた



「何彼奴っ!ムカツク!」

「…聴こえてますよー。おばさん」


…あ。火に油を注いじゃった?
まーいっか…何も出来ないだろうし





「お前、その性格どうにかした方が良いぞー」

ヘラヘラと笑う翔太
…聴いてたのかよ

「…悪趣味だな。盗み聞きとは」
「ぬ、盗み聞きなんてしてねぇよ!」

…聴いてたんだから盗み聞きだろ
どう違うんだよ

俺は溜息を付きながら箒を片付けた

13:遥:2014/01/11(土) 23:36 ID:L4o


でわ、新キャラの感じ悪い女子の紹介です


高倉 奈々 -Takakura Nana- ♀
*中一。翔太が大好きでリーダー的存在


-------------------------------------

>>12 では『高橋』と書いて有りますが、
柊が間違えただけですw

14:遥:2014/01/12(日) 11:01 ID:L4o



        *


理科の時間…
担当の森岡先生はいっぱい黒板を使うので前を向く事が少ない

だから俺は携帯をいじる
先生は全然気付いていない


その時…


コンッ…と俺の頭に紙が当たった
ん…?と思い紙を拾い広げた


紙には…

『これ以上私達に逆らうなら…どうなるか分かってるよね? 高倉』

なーんだ高橋か…(高倉ですっ! by作者)


俺は高橋はチラリと見る
高橋はフフと微笑んでる
俺は紙をグシャリと丸めて遠くのゴミ箱へ投げる
先生は全くその事を知らない

忠告って訳だな
まぁ女子のする事なんて代々予想が付く


「なぁ…柊。何で紙を見てたんだ?」

ゲッ…鋭いな
鈍感のくせに…

「な、何でもねぇよ!」


ヤバいな…
これは翔太に隠さねーと…

15:遥:2014/01/12(日) 11:13 ID:L4o


-翔太side-

理科の授業なんて面倒くせぇ…
全然分かんねぇ…
隣の柊を見ると余裕で携帯をいじってる

はぁ…?!
その自信はどっから来るんだ?!
学年トップが余裕で携帯いじってるとか…
勉強してる二位の人が気の毒だぜ…

その時…

柊の挑発に怒ってた高倉が紙をわざと柊に投げていた

なんだ…?彼奴…
それに気付いた柊は紙を拾って一瞬、呆れた様な顔をした

スッゲェ気になる…

柊は紙をグシャッと丸めて凄い遠い筈のゴミ箱へ投げた
うぉ!スゲェ!!
あんな遠いのに…

って違う違う…


「なぁ…柊。何で紙を見てたんだ?」

俺が尋ねると柊がビクッとした
ん…?
でも直ぐにいつもの無表情に戻った

「な、何でもねぇよ!」

無表情だけど目が微妙に泳いでる
…怪しい


一体、高倉は柊に何をしようとしてるんだ…?

16:遥:2014/01/12(日) 11:32 ID:L4o


-柊side-

全ての授業が終わった
今日は部活が無いので早く帰れる


俺は、陸上部に入ってる
大会で一位の実績を四回取ってる
期待の新人…らしい



「ねぇ早急の紙見たでしょう?」


高橋が俺に近付いて来る

…面倒くせぇー

「見たけど。何か?」
「今後逆らうなって書いて有ったでしょう?」

余裕の笑みで言う高橋
俺は余裕の笑みで返す

「くだらねぇ。そんな脅し聴かねぇよ」

馬鹿にした様に笑う俺
カッ!っとなる高橋

「明日…体育館裏に来なさいよ。痛い目に合わせてやるんだから!」

最後に凄い捨て台詞を残して去って行く高橋
あ…マズかった?
体育館裏ねぇ…面倒くさっ






「おいおい…お前…大丈夫か?高倉を目の敵にして」
「…お前盗み聞きの癖。治しとけよ」


からかい混じりに俺は教室を出た

17:遥:2014/01/12(日) 12:27 ID:L4o


帰り道、翔太がしつこく訊いてくる

「何で高倉に呼ばれてたんだよ」
「…掃除の事で謝って来たから」

我ながら苦しい言い訳
誤魔化すの苦手なんだよなー…

「ふーん…じゃあ授業の時の紙は?」
「偶然俺に飛んできただけ」

…マジで苦しい言い訳だなコレ…
翔太の顔も珍しく険しいし

「でも彼奴ら怒って無かったか?」
「き、気のせいだろ」

もう誤魔化しきれん…
別に翔太より俺の方が強いから女子には負けない
喧嘩だって一番強いから
でも高橋(だから高倉!)に暴力振るうのはなぁ…

「お前…嘘付いてねぇよな?」

うわっ!いつも鈍感なくせに今日だけ敏感!!

「だ、だから嘘なんて付いてねぇよ!」

ダメだ…嘘付くの下手だからバレバレかも知れねぇ…
冷や汗がどっと吹き出しそうだ

「本当に嘘付いてないよな?」
「だから付いてねぇよ!」

次第に苛々してきた
早く別の話題に変えろよ…



「…あ。お、俺…コンビニ行くから」

俺は口実を付けてコンビニに逃げる様に走る


「お、おい!柊!」

18:遥:2014/01/12(日) 12:39 ID:L4o


何とか逃げ切れた…
直ぐに息を整えた

せっかく来たからジュースでも買うか…
ジュースが売ってる棚へ行くと、









ゲッ…高橋じゃん…
高橋が化粧品の棚に居た
…ヤベェまた何か言われそうだな…



すると…

高橋はキョロキョロ辺りを見回して…
香水やリップを…






鞄に入れた


…は…?
まさか万引き…?!


俺は直ぐ様、高橋の腕を掴む



「おい、高橋。何してんだよ」

鋭く高橋を睨む

「…?!あんた!今の見て…?!」

同様した高橋
まぁ俺にバッチリ見られてたもんな…

「い、今の見なかった事にしてよね!それに私は高橋じゃ無くて高倉よ!」

俺は黙って高橋の腕を掴んだまま、店員の所へ行く

「ちょっと?!何するのよ!」

腕をほどこうとする高橋
でも俺の握力は男子並み
簡単にほどけない

「店員さん。この人、万引きしてました」
「な、何ですって?!君!ちょっと此方に来なさい」

四十代前半の店員が高橋を連れて行った


高橋は俺を射ぬく様に睨んでいた
…よしこれで安心して帰れる…

19:遥:2014/01/12(日) 12:49 ID:L4o


-南side-

最悪…
よりによって…万引きしてたのを織戸に見られるなんて…

店員はバンッと机を叩く

「万引きしたモノを出しなさい」
「…あのさぁ私が万引きした証拠なんて有るの?
彼奴が嘘付いてるって疑わなかったの?」

私は店員を睨む
私は万引き常習犯
良くこのコンビニで化粧品を盗む
監視カメラ化粧品コーナーは写らないんだよねー

だから誰にも見付からなかったのに…

しばらくしてお母さんが来た


「南っ!あんた万引き何かして!!」
「…して無いわよ」


そう呟くとパンっ!と乾いた音がした
頬に痛みが走る

「痛ったぁ…」
「嘘おっしゃい!!店員さんに誤りなさい!!」


今度はお母さんを睨む
親のくせに信用しないとか最低…


「万引きしてすみませんでした」

悪びれも無く適当に謝った
お母さんが私を頭を下げさせる

「本当に申し訳有りません…」


チッ…
織戸 柊…




許さないんだから…!!!

20:遥:2014/01/12(日) 12:51 ID:L4o

ちょっと間違い!

× お母さんが私を頭を下げさせる
○お母さんが私の頭を下げさせる

です((汗

21:遥:2014/01/12(日) 13:15 ID:L4o


-柊side-

ガチャ…


「ただいまー」

誰も居ないけど何となく
階段を上がり鞄を放り投げた

「はぁ…疲れた」

ドサッ!とベッドにダイブする
ベッドに横になると自然と眠くなる

何か最近スゲェ疲れる…

携帯没収されて…
女子に怒鳴って…

それに…高橋の万引き…


そう言えば明日、体育館裏に来いって言ってたよな…
店員にチクったから激怒してるだろうなー

まぁ大した相手じゃ無いから良いか…



俺はそのまま瞼を閉じた…


        *


ピピピピピピッ…!!

うーん…
眠てぇ…

俺は目を擦りながら瞼を開ける
朝日が窓から溢れて雀の鳴き声が聴こえる


…あああっ!!
しまった…制服のまんまだ…

しかも時計を見ると…


「え…?!マジかよ!!」

時刻は七時過ぎだった
俺はダッシュで学校に向かう

陸上部の足を舐めんなよ!!
走って二分で学校に着いた
いつも通りの時間で間に合った…


「来たわね織戸。早く体育館裏に行くわよ」

は…?!
朝から?!

「悪いけど。昼休みにしてくんねぇ?
朝は忙しいから」
「ダメよ。体育館裏は朝じゃ無いと人に見られるもの」

人に見られたらヤバイ事なのかよ…
俺は仕方がなく高橋の後を付いて行った

22:遥:2014/01/12(日) 13:28 ID:L4o


体育館裏に着くと女子の集団が待ち構えて居た
ザッと15人くらい


「昨日は散々叱られたわ。お母さんに打たれたのよ」

ムスッとして俺に頬を見せる
確かに赤くなっていた

「お前が万引きするからだろ」



「…そんな事言ってられるのも今の内よ?」

…は?
何企んでるんだ…コイツ…

ニヤッと笑う高橋



「皆!織戸に陸上の大会に出られない程にしなさい!」


すると一斉に遅い掛かる女子の集団
高橋はニヤニヤするだけだ

俺は遅い掛かる女子をすり抜ける

こんなの楽勝
と思った矢先___…






ガシッ!


…?!!
突然背後から捕まえられた
三人の女子が俺を取り押さえて居た
クソッ…!

「離せよっ!」

身動きが出来なくて叫ぶ事しか出来ない


高橋はニヤニヤしたままだ
…このままじゃ…やられる…!!!


高橋が金属バッドを持っていた
…?!まさか…


容赦なく金属バッドが俺の足に直撃する

「痛っっ!!!」

足に凄い激痛が走る
骨折したら…四月の大会に出られないかも知れない…
そんな屈辱…ぜってぇ嫌だ!!!

何度も足を強く打たれて悲鳴も上げる事が出来ない
何でだよ…
男子より喧嘩は負けねぇのに…

23:遥:2014/01/12(日) 13:37 ID:L4o


-翔太side-

彼奴…大丈夫か…?
朝___…
俺は次第に心配になり、教室へ向かう


ガラッ!

でも高倉も柊も居なかった…


「なぁ!飯島!柊を見なかったか?!」

俺は仲の良いダチに訊く
でも飯島は首を横に振る


そんな…


もし…高倉が柊を恨んでるなら
女子を大勢連れて来るだろう
喧嘩の強い柊でも大勢居たら無理だ

それに彼奴は女だぞ…


俺は廊下を飛び出した

体育館に行くか…


体育館に行くと…

鈍い音が遠くから聴こえる
体育館裏から聴こえるな…

俺は体育館裏に繋がってる扉を開くと




柊が三人に取り押さえられ金属バッドで足を打たれていた

もう柊の足は真っ赤で血が出ている
何回も打たれたのだろう

…あれじゃあ二度と陸上が出来ない


「柊…!」

俺は必死に名前を呼んだ

24:紅& ◆MVj6:2014/01/12(日) 15:28 ID:W9c

遥様の小説、続きがとても
気になります!

この後、柊はどうなるのだろう………?

更新頑張って下さい!*\(^o^)/*

25:遥:2014/01/12(日) 17:10 ID:L4o

紅& ◆MVj6 sama*

ありがとうございます。
また来て下さいね。

-------------------------------------

ルールを書き忘れたので書きます

*ルール*

*荒し、雑談者はこのスレから退治して下さい
*書き込みは一人一日一回にして下さい
*宣伝は此処ではお止め下さい
*依頼では無いアドバイス等は受け付けておりません

-------------------------------------

では、続きを書きます。

26:遥:2014/01/12(日) 19:25 ID:L4o

-柊side-

もう何回も足を踏まれたりバッドで打たれたり
足の感覚が無くなるぐらいだ

立ち上がれなくて情けない…

これじゃあ骨折だけでは済まない
もう陸上断念するしかねぇのか…

俺が唇を噛んだその時___…



「柊…!」


見慣れた顔…
聞き慣れた声…

息を切らした翔太が居た

「翔太…!」

もしかして…助けに来てくれたのか?
居場所なんて伝えてねぇのに…



「ちょっとぉ…ヤバくなぁい?」
「に、逃げよ!」


高橋達が一斉に逃げた
翔太はまだ高橋達を睨んでいる




「柊…大丈夫か?」

声が出せない程に痛いので頷いた
でもスゲェ悔しい
一発くらい殴れば…


俺は立ち上がった…が…

「…!!痛っ…てぇ」
「大丈夫か?!」

激痛が立ってるだけでもする
これは凄い重傷だ




「仕方がねぇ…手貸せ」
「は…?うわっ!ちょっ!翔太…?!///」


急にお姫様だっこをされて不覚にもドキッとする俺

「は、恥ずかしいだろ!お、降ろせ!」
「暴れんなって。怪我人だろ」

ヤベェ凄い顔赤いかも…
俺は恥ずかしさで顔を隠した

何だよ…コレ…
ドキドキして顔が熱くなる…
この気持ちって一体…?

27:遥:2014/01/12(日) 20:26 ID:L4o



        *


その後、保健室に行ったら病院へと言われた
だから放課後翔太と一緒に行った



「これは…酷い骨折ですね…後遺症が残る可能性が有ります…」

え…も、もしかして…


「じゃあ…陸上大会出られないんですか?!」

先生の顔が険しくなる

「はい…それだけでは無く…部活を続けるのも無理かも知れませんね…」

そ、そんな…

「ぜ、絶対に無理なんですか?!」
「落ち着けよ…柊」

落ち着けられねぇんだよ!!
一生部活が出来ねぇなんて考えられない!

「……もう後遺症が残らなくても…四ヶ月は掛かる」

…四ヶ月…
それじゃあ大会には間に合わない…


「一応四ヶ月間は安静にして下さい。悪化すると二度と部活は出来ないかも知れないからね。
もし四ヶ月経っても悪い場合はまた此処へ来て下さい」

「はい。ありがとうございました…」


パタン…


「おい…柊。大丈夫か?」
「…もう陸上出来ねぇなんて…」

せっかく実績キープしてたのに…!!

「悪い…俺が早く見付ければ…」
「何で翔太が謝るんだよ!火に油を注いだ俺が悪い」

…そう
高橋達に逆らわなければ…

「取り合えず…安静にしてろ。登下校は俺と一緒に行けば良いし」
「お、おう…」

コイツってこんな優しかったか?
妙に今日は優しい様な…
気のせいか…?

28:優海:2014/01/12(日) 22:02 ID:f/6

こんばんわ(*´∀`*)/

遥さん>私が一番デスか!?  いやぁ〜、嬉しぃです♪

ルール、了解しました(`・ω・)ゝ
これからも頑張ってくださぃ*

29:遥:2014/01/12(日) 23:04 ID:L4o

優海sama*

ルールをご理解頂ありがとうございます!
はい。頑張ります!

(この返事はしなくてもOKです)

30:遥:2014/01/13(月) 19:07 ID:L4o


取り合えず翔太に肩を貸して貰い、学校に戻る

ガラッ…


今は三限目らしい
皆が俺に注目する

「織戸。大丈夫か?」
「まぁ…陸上大会に出られないけど」

そう言ってチラリと高橋を見る
高橋は他人事の様に無視している
…俺が陸上二度と出来ねぇかも知れない状況なのに…
無神経過ぎだな…

「落ち込むな。来年有るんだから」

呑気だなぁ宮部は
今年頑張らねぇと皆に追い付かれる
それだけは御免だ


俺は高橋を睨み付けながら席に座る
こう普通に歩くだけでも悪化しそうだ


        *


放課後…
いつも通り帰り支度をする

「悪い…宮部に呼ばれてるから待っててくれるか?」
「おぅ。分かった」


……こう言う待ってる時間って退屈…
ジッとしてるの嫌いなんだよな…

すると席にずっと座って居た高橋が立ち上がる

「ちょっと織戸。宮部にチクって無いわよね?」

やっぱり…

「俺はチクり野郎じゃねーよ。
俺あんまり高橋と喋りたく無いんだけど」

高橋を無視して窓の外を見る

「だから高倉だってば!
それより翔太に見付かるとヤバイから女子トイレに来て」


…はぁ…
まだやる気なのか?
どんだけ復讐すりゃあ気が済むんだよ

俺は頭をかきむしり面倒くさそうに立ち上がる

面倒くせぇな…
ま、いざとなれば女子でも本気で相手してやるか

31:遥:2014/01/13(月) 19:27 ID:L4o


「で。何だよこんな臭い所に連れて来て」

睨む様に高橋を見つめる
少しも怯まずニヤニヤする高橋


「まだ復讐が物足り無くてね。
…私の気が済むまで付き合って貰うわ」


するとまた背後に視線を感じる
またこの手かよ…!

俺は背後の視線を避ける様に交わして高橋を見る

「もうその手には乗らねーよ」

フンと鼻を鳴らす
二度も引っ掛かると思うなよ?








「馬鹿ね。それが狙いよ」

…は?

すると高橋に後ろから押された
まず…!閉じ込められる!!


だが俺の判断は遅かった


既に閉じ込められ身動きが取れない
遠くから高橋達の笑い声が聴こえる


…クソッ!
俺は苛立ってドアを蹴る
だが当たり前にビクともしないドア
暖房が無いので寒い個室

…マジかよ…
どうすんだ…この状況…

32:遥:2014/01/13(月) 19:39 ID:L4o


-翔太side-

俺は宮部の雑用を済ませ、教室に戻る

「悪い!遅くなっ……あれ?居ねぇ…」

そこにはシーンとした教室内と柊の鞄が有るだけ

…何処行ったんだ?彼奴…
てかこのパターン今朝も合った様な…

まさかまた彼奴らか?!
俺が教室から出ると東棟廊下に高倉達が居た


「て言うかさー。織戸って馬鹿だよね」
「そうそう!うちらの作戦にまんまと引っ掛かるしねー」

俺は高倉達の会話に耳を立てる
柊が居たらまた怪訝な顔されそうだな


「でもさー。彼奴凍死すんじゃ無い?トイレ暖房無いし」
「むしろ凍死すれば?って感じー」
「アハハ!言えてるー」


…トイレ?じゃあ彼奴は女子トイレに居るのか?
この近くだと東棟の女子トイレだが…

教室からだと西棟の女子トイレの方が近い
あー考えるの面倒くせぇ…!

俺は仕方がなく高倉の腕を掴む

「おい。高倉」
「ん?あー!翔太じゃん♪あのは御免ねぇ?」

…俺は高倉を睨み付ける

「そんな事どうでも良いんだよ!柊は何処だ!教えろ」
「嫌よ。どうせ助けに行くでしょ」


そっぽを向く高倉の胸ぐらを掴む

「何処だって聞いてんだよ!」


俺は今までに無い顔で高倉を見つめる

「わ、分かったわよ…教えるわよ!」

33:遥:2014/01/13(月) 19:56 ID:L4o

-柊side-

ガチャガチャ…!と何度も開ける
無意味だがやらないと苛々するから
やっぱり全然ビクともしない

此処は西棟のトイレ
教室からは近いが階段からは遠い
声など聞こえる筈がない


こうなったら最終手段だな…
俺は足に力を込める

こうなりゃあ無理矢理にでもドアを壊す……!
反対の足は無事だから、そんな負担は掛からない筈!



「はぁあああ!!!!」


俺は力一杯、ドアを蹴飛ばした
ドアは壊れたが何とか開いた



「柊…大丈夫か!……ってうぉ!」

ドアが倒れるのにビクリとする翔太
は…?!何で翔太が?!

「翔太!此処…女子トイレだぞ?!」
「ん?あぁ…別に良くね?放課後だし」

良くねって…
相変わらず楽観的だなぁ…


「お前今、ドア蹴飛ばしただろ」
「ん?おぅ。力は男子より強いし」

反対の足だから怪我した場所は心配無用だし


「て言うか電話って言う手段は無かったのか?」
「……あ」


全然考えてねぇ…
この馬鹿より冴えてねぇとは…

「はぁあ…マジで天才か馬鹿か分かんねぇぜ」

馬鹿に馬鹿って言われたくねーよ!

「取り合えず…帰るぞ」
「ん」


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