〜モテない私とイケメン4人との物語〜

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:*ざわわ*:2014/01/13(月) 20:14 ID:x2A



 登場人物

 −家内 璃莉−kanai riri
  中学2年生のモテない女子。
  だが、運命の神様により可愛くなる。
  すごく優しい子だ。
  
 −斉藤 あきら−saito akira
  学年で2番目に人気のある男子。
  璃莉と同じクラス。
  そして、璃莉の幼馴染。
  璃莉の事が前から好きなのだが、気持ちを伝えられない。
  気配り上手で明るい男子。

 −長谷川 凛−hasegawa rin
  学年で1番に人気のある男子。
  璃莉とあきらと同じクラス。
  璃莉の事は眼中にも無かったが、可愛くなってから好きになる。
  あきらとは野球仲間で、親友だ。
  ツンデレ男子。  

 −宮本 昌−miyamoto syou
 後輩からも人気のある先輩。
  中学3年生。
  璃莉とは委員会で一緒だ。
  前から璃莉の事を気になっている。
  クール男子。

 −横山 竜也−yokoyama tatuya
  先輩から人気のある後輩。
  中学1年生。
  璃莉とは委員会で一緒だ。
  凛と同様、璃莉のことは嫌いだったが可愛くなってから好きになる。
  腹黒男子。
  

2:*ざわわ*:2014/01/13(月) 22:46 ID:x2A


 私はブスだ、みんな私の事を嫌っている。
 私はブスだ、みんな私の事を嫌っている。
 私はブス___
 「りっちゃーん!!!」
「!!!あきらちゃん!!!おはよう!!!」
 あきらちゃんは唯一の私の友達。
 私、あきらちゃんが大好き!!!
 あきらちゃんはどう思ってるのかな………
 「おはよう!!!りっちゃん、このままやと遅刻するで?」
 「えぇ?!もうそんな時間ですか?!」
 「乗ってけ!!!」
 正直私は重い、この時乗るのが怖かったがあきらちゃんが早くって急かすから………
 あぁ、絶対重いって思ってる!!!
 「ごめんなさい、あきらちゃん…私重いのにあきらちゃんの後ろになんか乗って………」
 「へ?何言っとるん?りっちゃんは軽いで」
 「いやいや、重いですし、しかもこんなブスがバックにいたら、あきらちゃんも嫌でしょうし」
 「りっちゃん、りっちゃんはブスやない。世界一可愛い女の子やと俺は思う」
 この時、あきらちゃんの顔がチラッと見えた。
 嬉しかった。
 だって、顔も耳も真っ赤だったんだもん。
 ふふふ。
 「ありがとう、あきらちゃんは世界一カッコいい男の子だよ」
 「あほっ」
 ふふふ。
 胸が高鳴る。



 無事に学校に着き、授業を受けた。
 「璃莉ー!!!次、体育だよー」
 「はーい」
 この子は、るりかって言って私のデブ仲間。
 でもね、すっごく優しい子だよ。
 「はー、最近また太ってさー。璃莉は?」
 「私もヤバいんだよねー、まー気にしない気にしない」
 だって、気にすると生きていけなくなる。
 私は今70キロという脂肪を持っている。
 本当に痩せたいなー


 「おい!デブ!邪魔だよ、どけ!」
 「あ、ごめんなさい」
 「ったく、これはドッジボールなのに、お前どうして当たんないんだ?」
 「ごめんなさい、ごめんなさい」
 私は長谷川君が苦手だ、嫌いじゃない。苦手だ。
 あきらちゃんはあっちのチームだし、誰か助けてー
 「?!おい、デブ!あぶねーぞ!!!」
 へ?!
 バッチーーーーーーン!!!!!!!!!
 「りっちゃん!!!」
 「璃莉!!!」
 「デブ!!!」
 え?私、どうしたの?長谷川君と話してて、いきなり顔に硬いものが…
 あぁ、ボールだ…わぁ、あきらちゃんが見てる前で恥ずかしい。



 「りっちゃん!!!気がついた?!」
 「あ、きらちゃん」
 「お、俺が、守ってあげられなかったから…」
 「大丈夫だよ、私怪我一つしてないよ」
 ん?ここ、保健室じゃない?どこ?
 「りっちゃん、りっちゃんは…左目を失明したんだ…」
 「え?!」
 何言ってるの?あきらちゃん…
 「顔にボールが当たって、運悪く左目に直撃して…あぁ…ほんまに、ほんまにごめん!!!」
 「あははは、あきらちゃん、冗談よしてよ。私、どこも痛くないし、失明した感ないよ」
 「りっちゃん!!これは冗談やない」
 「う、嘘でしょ?やだ、失明したなんて…」
 う、うわあぁぁぁぁあああ______
 あきらちゃんが泣いてる、本当なんだ…
 「あきらちゃん、大丈夫だよ。左目だけだし、ちゃんと見えてるし、ねっ?」
 「でも…」
 「ほら、明日から学校だよ。今日はありがとうね」
 「………ほんまにごめん」
 「あきらちゃんが謝る事じゃない、ほらほら私も明日から行くから。じゃあね」
 「明日、ずっと待ってる」
 「うん」
 大丈夫なわけがない、失明だよ?
 もう、二度と戻ってこないんだよ?
 はは、ほんと笑える。
 デブが、ブスが失明?オタクと見間違えられるし。
 ほんと、最悪………
 う、うぅぅぅぅ………
 「私がブスじゃなければ、デブじゃなければ、もっともっといい人生になったのかな」
 「ねぇ?辛い?」
 「まぁね………」

3:*ざわわ*:2014/01/14(火) 20:07 ID:x2A


  「まぁね………」
  「だーよねー」
  クスクスッ。
  「?!あんた誰?!」
  「気づくの遅くないですか?」
  クスクスッ。
  「何がおかしいのよ…誰なの?」
  「ふふっ、私はんー、神様ってところですかね」
  神様?ふざけてんの?
  だいたい、神様がこんなところに…
  「神様?ふざけてんの?だいたい、神様がこんなところに…って、思ったでしょ」
  ?!
  「まぁ、そういうものよね。私は運命の神様」
  「は、はぁ?運命の神様?」
  「そう、運命の。あ、あと、あなたの願い事を叶えに来たの」
  私の願い?
  「可愛くなりたいんでしょ?叶えてあげる、その願い」
  うっ、なんか、体が………
  「ほら」
  渡された鏡に映るのは…可愛い女の子だ。
  「?!えっ?!なんで?」
  「これはね、あなたが頑張ればなれる姿なの」
  「………」
  「あなたが、璃莉ちゃんが本気で可愛くなりたい!って、思ったらなれる姿だよ」
  「本気で?」
  「そう、でも、特別にその姿あげる。そのかわり……」
  「?」
  「私とゲームをしてほしいの」
  そういうと、神様らしき子はニヤリと笑った。
  「ルールは簡単だから、まず、璃莉ちゃんが高校にあがるまでその姿をあげる」
  「う、うん」
  「そして、高校にあがるまでに彼氏が出来たら…失明も直してあげる」
  「え?!」
  「姿は5`以上増えたら、元の姿に戻るわ」
  何?何言ってるの?私に彼氏なんか出来るわけないじゃない…
  でも、断ればきっと…元の姿に…
  今の姿なら、あきらちゃんも好きになってくれるかも…
  「分かったわ」
  「そうこなくっちゃ!!!それでわ、ゲームスタート!!!」
  そういって、彼女は消えた。
  そこからの記憶はよく覚えていない。
 

4:*ざわわ*:2014/01/14(火) 20:17 ID:x2A


 私はあの後家に帰ったみたいだ、だって、今私の部屋にいる。
 「彼女…本当に神様なのかな」
 まぁ、とりあえずあきらちゃんに気持ちを伝えよう。いつか…
 「学校に行かなくちゃ」
 いつものように支度して、気づいたこと二点。
 私の左目には眼帯、そして、痩せてるし、可愛い。
 「夢じゃなかったんだ…はぁ、とりあえず学校に」
 よくよく考えてみると、私変じゃないかな?
 いきなり変わってておかしくないかな?
 あぁ、なんかドキドキするな。
 「璃莉、気をつけてね」
 「あ、はい。行ってきます」
 「行ってらっしゃい」
 ?!あきらちゃん?!
 「…もしかして、りっちゃん?」
 「あきらちゃん!!!てっきり、もう学校に行ってるかと…」
 「言ったろ、待ってるって。それより、りっちゃん」
 「あ、やっぱり変ですよね…」 
 

5:*ざわわ*:2014/01/26(日) 09:10 ID:4iA


 「いや…変じゃないよ。可愛さ倍増」
 そう言って、あきらちゃんはニカッて笑った。
 「そうかな?ありがとう」
 「へへっ、じゃあ行こうぜ。遅刻する」
 「え?!もうそんな時間?!あきらちゃん!先に行っててもいいよ」
 「ばーか、りっちゃんは俺の後ろに乗るの」
 え?!また…でも、痩せたんだし大丈夫だよね?
 いやいや、こんなブスを乗せて走りたくないよね…
 「りーっちゃん、あと五分」
 「あぁ!早く行かなくては!すみませんが、乗っけて下さい…」
 「おう!乗れ…っしゃ、かっ飛ばすからしっかりつかまっとけ!」
 「はい」
 はぁ…私、本当に幸せ者。あきらちゃんったら、優しすぎ…






 「おはよー」
 ギュッ
 「ん?どうした?」
 「…怖いな、私…変に変わったから…」
 「大丈夫!ほら、入ろう」
 「う、うん…」
 ガラガラッ
 「おはよー」
 「ぉはょぅ…ござぃます…」
 ザワザワザワッ
 (誰?)(あきらが女連れで登校?!)(まさかだけど…家内さん?)(まっさか〜)
 (家内さんって、あのデブでブスでヲタク系女子でしょ?)
 やっぱり、変だよね…私がこんな姿してたら変ですよね…
 今日、来なければ良かった…
 「おい、ひそひそとなんなんだよ?言いたいことあるなら、ちゃんと言いなさい」
 あきらちゃん…
 「あきら、その子誰だよ」
 「え、凛分かんないの?りっちゃんだよ」
 「は?何言ってんの、あきら目悪くなったんじゃね」
 クスクス
 もうやめて…
 「おい凛!どういう意味だよ?!」
 「だーかーらー、家内璃莉はデブでブスでヲタク系女子の奴だろ」
 「何だよ、それ…いっくら、親友だからって、ゆるさねー!!!!」
 「あきらちゃん!!!良いの、あきらちゃん、しょうがないんだよ」
 もうやめて…お願い…
 「りっちゃん…」
 「私がこんな姿になっちゃったから…あきらちゃんの親友君、大切にしなきゃですよ」
 「まじで、家内璃莉なのか」
 「はい」
 「あきらちゃん、ごめんね。私は大丈夫だから」
 「こっちこそ、ごめん」
 ガラガラッ
 「出席とるぞーみんな、座れー」
 そう、私がこんな姿だからだ…でも、ちょっと自信があったんだけどな…
 明日から学校に来るのやめようかな…


書き込む 最新10 サイトマップ