ドMは好きですか?

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1:三ノ宮 カエデ:2014/01/18(土) 18:51 ID:23o

久しぶりに浮上しました(´・ω・`)

これは実話を参考に作りたいと思います!
多分、予定としてはドS先輩とドMな後輩が出てきます。

お願いします。

2:三ノ宮 カエデ:2014/01/18(土) 19:43 ID:23o

あんたの第一印象は最悪だった。

女子5人に対して男子はあんた一人。

それに、眼鏡の奥に光る眼は獲物を狩るような目つきで、なぜか好かなかった。


そんなあんたに恋しちゃうなんて・・・・・・あの時はそんなこと考えてなかった。

3:三ノ宮 カエデ:2014/01/18(土) 21:46 ID:23o

桜が舞い散る校庭。

小学校よりも大きな校舎。

まだ着慣れていない制服。

まるですべてが入学を祝福してくれているかのようだった。


私は自分の名前を探す。


(えっとー、確か5組まであるからー)

一組から順に紙を見ていく・・・・・・って、ないっ!?

いやいや、落ち着け。
自分の名前くらいあるはずだ。

1組、ない。

2組、ない。

3組、な、いやあった。

出席番号25番  南関高 蘭(なかんだか らん)

自分の名前を見つけ、用がなくなった掲示板から立ち去ると、後ろから声をかけられた。


「なっかんだからーん!!」

「ん、瑞希おはよう」

「うち1組やった、蘭は?」

「僕は3組だったよ」

「またボクっ子になってる、ちゃんと直さんとあかんで!」

(お前はおかんかっ!)

心の中で突っ込みつつ、私は

「蘭ー」と言って抱きついてこようとする瑞希を振り払った。

「もう、そうゆうとこも可愛いわぁ〜。

さらに蘭のこと好きになった〜!」


・・・・・・こいつには話が通じない。
とりあえず離れようと思った私に、校内放送という救いの手が差し伸べられた。

《新一年生の皆さんは、体育館に集まってください》

「ほ、ほら瑞希、体育館やて、ほら行くで!」

「あー、待ってえなぁ」



校長先生がいくつか喋って、入学式が終わり、教室に入って一年の流れを説明する。

しょうもないといえば失礼だが、しょうもない話が終わり、やっと帰りの会が始まった。

「では、担任の名前は奥田 結城です、覚えて帰ってください!

では、起立! 礼! さよならーっ!」

「「「さよならーーー」」」


みんなは新しく作った友達、もしくは同じ小学校の元からの友達と一緒に下校する。

私はぼっち。

瑞希に声をかけようかと思ったが、瑞希も瑞希で忙しそうだったので、結局はぼっちで帰った。

入学式に一人で帰るなど、ぼっち極まりない行為だが、いいじゃないか。



ぼっち最高。

4:三ノ宮 カエデ:2014/01/19(日) 13:00 ID:23o

南関高 蘭(なかんだか らん)

中学一年生・♀

放送部所属。

ガキっぽい性格だが、たまに大人のような表情を見せることもある。
放送部ではいじられる存在。
今年入学してきた。

基本ドM。





三宮 太陽(さんのみや たいよう)

中学三年生・♂

放送部、サッカー部をかけ持ち。

大人っぽい性格。
放送部ではご意見番的存在。
今年受験生。

基本、ドS。




灰谷 悟志(はいたに さとし)

中学三年生・♂

放送部・パフォーマンス部を掛け持ち。

人の噂が大好き。
放送部では諜報活動で仕入れたネタを売ったり、逆に調べたりしている。

今年受験生。

基本、ロリコン?

5:三ノ宮 カエデ:2014/01/20(月) 17:19 ID:23o

中学校と小学校には、たくさんの違いがあった。

一つは上靴がないこと。
だから週に一度上靴を洗うなんてことはしなくていい。

二つは給食がないこと。
給食だけが楽しみだった私にとって、それはとても辛かった。

そして……ここ重要です。
20分休憩がないっ!

授業の合間合間の休み時間は10分に増えたものの、20分休憩がない。

さらに言えば、授業が50分になったことだ。

「5分しか変わってないじゃーん!」
ってみんなは思うだろうが、私にとって5分は大きい。

暇だし落書きでもしようかなーなんて思ってたら、先生に大声で名前を呼ばれてしまった。

えっと、今は数学だから萩原先生……?

「は、はい、なんですか?」

「南関高、Q1を読めー」

「あ、えと……ごめんなさい、教科書忘れました」

「おう、次からは持ってこいよー。

なら田中、代わりに読め」


「ふぅー」

初日から忘れ物ってどうゆうことだよ。

自分の情けなさにため息をついていると、お隣の机から、白い物体が出てきた。

「ん、教科書忘れたんだろ。
 俺の見れば?

 あ、あと、俺の名前は香田レオ。
 レオって呼んでくれたらいいから」

ぶっきらぼうにそう言うと、レオ君は机に突っ伏して寝てしまった。

いいのかな?と戸惑いはしたものの、せっかくレオ君が貸してくれたんだからと思い直し、授業に取り組んだ。

6:三ノ宮 カエデ:2014/02/04(火) 14:33 ID:23o

中学校に入ってから、約2週間くらいが過ぎた。

放課後には、部活の仮入部に行く子や、新しい友達と遊びに行く子が増えた。



「部活ぅ?」

すごく間抜けな声を出して振り返った私に瑞希は目を輝かせる。

「そう! うちはやっぱり吹奏楽部にしようと思ってるねんけどなぁ」

「うーん、でも僕には吹奏楽部なんて向いてないし……」

「大丈夫やって! ほな行こう!」

「だから、なんでほなってことになるねん!」

あーだこーだ言い合ってるうちに相殺しようという事になった。

「なら、うちは無理には誘わへん。  せやけど、部活にはちゃんと入りいや」

「分かってる、んなら瑞希も部活行っといで」

ふぅーとため息をつくと、私も帰る準備をする。

「あら? 南関高さん、まだ残ってたの?」

「奥田先生、そうですがなにか?」

「あ、いや、その……あ! 部活のことなんだけどね!

 ……何に入ろうと思ってるの?」

「別に、決めていませんが」

どうして私って先生と話すとき、こうつっけんどんな話し方になるんだろう?

先生いも話しづらそうにしてるし……

「あ、えと……、音楽が好きなのよね、南関高さん」

そういえば、新学期の自己紹介でそんなことを言った気がする。

「でも、吹奏楽部には入る気などないので」

「あ、じゃなくて、放送部なんかはどうかしら?」

「放送部、ですか?」

そんな部活、あったっけ?

「ええ、お昼休みに音楽を流したりする部活らしいんだけど、どう?」

「放課後とか、だるいんで部活はパスです」

そう言って荷物を持って去っていこうとする私に、先生が慌てて止める。

「放送部はお昼しか活動ないし、掛け持ちができる部活なのよ」

……それは、美味しい。

「ま、考えるだけ考えておきます」

そういうと、今度こそ私は去っていった。


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