とあるヤンキーの予想外の恋

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1:Roa:2014/02/05(水) 06:54 ID:92I

初めまして!恋愛小説初のRoaです!
まず、題名からしてオカシイですね…はい………駄作になると思います…いやなってしまいますが、是非是非コメント等頂ければ嬉しいです!(^^)

>>2 主人公のプロフィール
>>3 登場人物のプロフィール

2:Roa:2014/02/06(木) 21:48 ID:92I

名前:槙埜 南魅〜Makino Nami〜
年齢:高1(15)
性別:女
性格:罪の無い者や仲間には優しいが自分からする敵には牙を向く
容姿:黒い腰までのストレート、少し茶色いつり目
備考:普通の家庭で生まれ育った。
   元校内1のヤンキー
   誕生日は6.21

3:Roa:2014/02/07(金) 22:14 ID:92I

名前:花城 蓮〜Kashiro Ren〜
年齢:高1(15)
性別:男
性格:ちゃらんぽらんで南魅に恋に落ちるまでは遊びにしか女を相手にしてなかった
容姿:金に染めていて長さは首元より少し長めで猫っ毛

備考:誕生日は5.14
   ヤンキー

4:Roa:2014/03/01(土) 16:54 ID:2xw

〜プロローグ〜

私は今まで…学校トップのヤンキーだった…暇さえあれば喧嘩をしているような…ヤンキー………

だけど…高校ではそんなヤンキーの一面を隠し、落ち着いた、何処にでもいる様な女子高生というキャラを作り…平凡に高校生活を送りたかった……

適当にクラスメイトとつるんで授業を受けて部活をして遊んで……笑って泣いて怒って……


そんな願望を胸に抱いて…中学を卒業した……



      なのに…なんでこうなった……?

5:Roa:2014/03/01(土) 17:15 ID:2xw

〜第一話〜

私は親の転勤で中学まで住んでいた所とは離れた土地で高校生活を送る事になった…
今日はその高校生活一日目

「魅南〜?何時まで寝てるの〜?」
ふわふわとした母の声が私の耳に届く…
私はその声で目覚め時計を見た

デジタル時計に刻まれた7:51の数字

「ヤバ…」
そう自分の呟いた言葉とは裏腹に私はゆっくりとベッドから降りて制服に着替える…
部屋のドアを開けた瞬間…新しい家の匂いと同時にコーヒーのほろ苦い香りが私を包んだ

「おはよ」
と眠い目を擦りながらリビングに着けば母と父と兄の姿
コーヒーを一口飲みパンを二分の一食べ洗面所に向かい、顔を洗い髪を整え、歯を磨く

母に渡された弁当と筆記用具をカバンに入れ玄関に向かいローファーを履いていれば後ろから母と父と兄が来た

「入学式なのに…本当に行かなくて良いの?」
「そうだぞ?父さんは魅南の晴れ姿を見たいのに……」
母は目尻を下げて訪ね父は私に抱き付いてそれぞれの言葉を私に紡ぐ

「あぁ…帰って来たらたくさん話をするから家で待っててよ…母さん
それと父さん……離れて…ハズい」
と私も母と父に言葉を送れば兄が口を開いた

「まぁ…ムカつく奴が居たら俺に知らせろ…金属バット持って殴り込みに行ってやるから」
とニッと笑って父を私から放す

「あぁ…ありがとう…行って来ます」
私は家族に笑顔を見せて家を出た

6:Roa:2014/03/02(日) 19:55 ID:2xw

入学早々遅刻…そんなくだらない事してたまるか!!
と心中叫びながら自分の腕時計を見ながら走って学校へ向かっていた………
はずなのに……何だこの状況は!!!!

私は今、ガラの悪い集団に囲まれてボロいアパートに居る…
何でかって…?
それは…数分前………

「大丈夫ですか?」
走って学校に向かっていれば目の前で重そうな荷物を持った腰の曲がったお婆さんが危なっかしくフラフラと歩いてたからつい声を掛けてお婆さんの家まで荷物を運んだ…そう…このアパートに…そしたら隣のドアが開き髪を金に染めたチャラチャラした男が目を見開き

「ばっちゃん何やってんの?知り合いなんて居たっけ?」
と言い出した。
その言葉にお婆さんは

「うるせぇよクソガキャァ…この子が気を使って声掛けてくれたから言葉に甘えただけじゃ…!」
と優しそうなお婆さんから口の悪い婆さんに変わってしまい…ソレを聞いた男は

「へぇ…お前名前は?」
とニヤリとしながら訪ねて来た

「槙埜南魅…城王高1年……急いでるから私はこれで…」
嫌な感じがしたので名乗って回れ右をしたところ

「よし南魅、来い」
「は?」

男にひきづられ男が出てきた隣の家に連行……そして今に至る

「あの…急いでるんだけど」
私は不機嫌オーラMaxで男に訴えた
「だから?」
何だコイツ…せめて名乗れや…といけない……キャラが崩れてしまった((作者:キャラとか言わないでぇ!!?

うるさい駄作者は置いておこう((作者:酷っ!?

「あ、遅れて悪かったな…俺は花城蓮…ちなみにお前と同じ城王高1年だ」

……は?いや…んな阿呆な………

私は唖然としていた…高校の入学式を金髪で行く気かよ…

「ちなみに此処に居る奴等全員お前と同い年な」
…マジかよ……?リーゼントさんに金髪を高さ10cmくらいにセットした人にドレッドヘアに頭に刺青入れてる奴……ヤンキーの集まりじゃんか………(泣)
せっかくヤンキー止めたのにこんな…こんな………

「って!んなんどうだって良いんだよ!早く俺を帰らせろよ!!」
あ、しまった……ブチ切れちゃった……(汗)

7:Roa:2014/03/02(日) 19:58 ID:2xw

【主人公のPF付けたしで切れると一人称が俺になります!w】

8:Roa:2014/03/02(日) 20:42 ID:2xw

「まさかの二重人格?」
蓮は目をパチクリさせて私を見て言った…

「あ?二重人格じゃねェよ…キャラ作って大人しくしてただけだ本性は此方……んで?帰らしてくれんのか?」
ちょっと待て、私大丈夫なのか?此方でキレたら絶対フルボッコ確定だろ…?何考えてんだ駄作者シバくぞ…?((作者:すんません…でも大丈夫だから!!(汗)

「ますます気に入ったぜ?帰れるものなら力付くで帰ってみろよ?」

ーブチ
はい。私完璧キレたんで……暴れます。

「なめやがって…!!!やってやらァ!!」

私が雄叫びを上げればそれが合図の様に集団が殴り掛かってきた。

流石に素手は痛いな…っと…良い物発見♪

「闘牙姫…参る!」
私は飾ってあった木刀を構え闘牙姫という異名を口にし低い位置から正確に集団の足、鳩尾、首根を打っていく

数分後…私は無傷で集団をフルボッコにした

「さぁ…最後は蓮…お前だ」

私は静かに木刀を蓮に向け…笑みを浮かべた

9:Roa ◆DGig:2014/03/15(土) 08:47 ID:2xw

~蓮side~

綺麗だった…
仲間を倒す相手に言う言葉ではないけど…かなり綺麗だった…

一人一人、的確に無駄な動きをせずに倒す姿を見て、かなりケンカ慣れしてるなと予測した…まぁ……あくまでも予測だが………

ー俺の女(モノ)にしたい

ふと、そんな気持ちが頭をよぎる

初めてで少し怖い…南魅の笑顔、怒ってる所、泣いてる所…全て自分のモノにしたい…そんな独占欲が…溢れていた……………

ーバンッ!!
「気に入った…」

俺はいつの間にか、南魅を壁に追い詰め…世に言う壁ドン?をし、「気に入った」と…告げていた……

10:Roa ◆DGig:2014/03/15(土) 10:29 ID:2xw

?「ちょっと〜…俺の南魅に手出さないでくんない?」

この…声は…

「飛鳥…って誰がアンタのだよ」

ーーーーーーーーーーー
短いですね…はいw
>>11では
飛鳥のプロフィール書きます

11:Roa ◆DGig:2014/03/15(土) 10:43 ID:2xw

火賀深 飛鳥〜Kagami Asuka〜

南魅と同じ年齢

南魅の幼馴染みで両親が居なく、八歳の頃から南魅の両親に世話になっていて、南魅の理解者。
「なんであんなに人間が溢れている学校なんかに行かなきゃいけないの?」と言い今までテストの日以外は学校に行かない様な人間だが、IQ200超えの天才。
いつもPCをいじっている
 
髪は赤に染めていてウルフヘア。
制服は男用でブレザーの下にパーカーを着てフードを深く被って口から上を隠している。
身長 169cm
女だがその容姿と身長の高さ、話し方や声で男と思われている。というか自ら男と偽って生きている

12:Roa ◆DGig:2014/03/15(土) 10:57 ID:2xw

「ねぇ…南魅を解放(はな)してよ?」

飛鳥がいつもより低く殺気籠った声で言えば蓮は舌打ちをして私から離れる

「飛鳥…アンタ学校は…?」
「行くわけ無いじゃん…何で俺があんなに人間の溢れてある学校なんかに行かなきゃいけないの?」

うん…いつもの台詞だね

「あぁ…そう…って何で此処に?」
「GPS」
「いつの間に……」
「ってちょっと待て!どうやって入った!鍵閉めてた筈だ!」

あ、そう言えば蓮の存在忘れてたわ

「君バカなの?鍵開けるくらい簡単でしょ……?」

そう言って飛鳥は変形したアメピンを三本見せる

え…?それって……「犯罪だろ!」
ナイスツッコミ蓮w

「南魅…どうせ学校行く気無いんでしょ?帰ろ?」
流石、飛鳥…私の気持ち分かってるね…

13:Roa ◆DGig:2014/03/18(火) 11:53 ID:2xw

「うん…」
私は微笑んで飛鳥の手を取り歩み出そうとした…が、蓮はやはりソレを許さずに私の腕を掴んだ

「何…?」
「帰らせるなんて言って無ェ…それとソイツ誰だ…お前の何だ」

恐らく、蓮の言うソイツとは飛鳥だろうなって感付いたけど…『お前の何だ』ってのが分からない……
そうこう考えている間に珍しく飛鳥が口を開いた

「紹介が遅れてしまった…俺は火賀深飛鳥…南魅の幼馴染み…それと何か勘違いしてるみたいだけど俺は女だから…勿論、南魅が百合って可能性も無いから…狙うなら好きにすれば良いけど……気をつけて?南魅を泣かせたら……君の喉喰い千切って、なぶり殺しにするから…俺だけじゃなく…南魅を慕っている全員が………」

飛鳥は今まで私が見たことも無い位の低い…殺気の籠った声で長々と蓮に述べた…

14:Roa ◆DGig:2014/03/18(火) 11:59 ID:2xw

「チッ」
飛鳥の言葉に短く舌打ちをした蓮はグイッと私の腕を引き、私を抱きしめた。

「ーーーーーーーーーー」

私の耳元で蓮は「ーーーーーーーーーー」と告げると手を離し軽く背中を押した

ートクン

静かに私の心臓がいつもとは違う音を奏でたのは…誰も……私自信も気付かない………




「明日…朝の7:30校門にて待っている……覚悟しておけ………」
蓮は…そう甘く……囁いた………

15:Roa ◆DGig:2014/03/18(火) 12:17 ID:2xw

「ハァ……」
蓮のアパートから出て腕時計を見ればもう一時過ぎ………
「しかし…災難だったね…南魅」
と隣で呑気に抹茶アイスを食べながら言う飛鳥……待てよ…抹茶アイス……だと…!!!?

「ズルい!私も抹茶アイス食べたい!」
私よりも背の高い飛鳥を見上げながら抹茶アイスをねだる

「言うと思った」
そう呆れた様に言えば微笑んで抹茶アイスを何処かから取りだし私の頬に付ける

「ひゃっ!?冷たいよ……まぁ…ありがと♪」

私はアイスの袋を剥きハムッと一口…

「美味しい」
「南魅って本当に抹茶好きだよね」
「抹茶は世界で一番美味しいもん」

私は甘党で特に抹茶系が大好き…
っと…そうこうしてる内に家に着いたわ

「ただいま〜」
「おかえり〜って学校は?」
母さんがリビングからヒョコッと顔を出して訪ねて来た

「どっかの婆さん助けたらヤンキーに絡まれて行く気失せたから帰って来た」
と素直に話せば母さんは

「あらあら…入学初日から無断欠席なんて…早速有名人ね♪」

と、なんともズレた発言を…

「明日もサボるから」

そういって…私は部屋に戻りベッドにダイブして…眠りについた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント頼みます!> <

16:はるん ◆Lq6:2014/03/20(木) 10:27 ID:pBA

面白いですね!!

17:Roa:2014/03/22(土) 21:22 ID:2xw

目を覚ませば深夜の2時…

「無理。怖い。死ぬ。」
私にとってこの時間帯はかなり苦手な時間…え?何でって?丑三つ時だからっすよ…はい((←キャラがぁあ!?

私は小さい頃からお化けとかそういう類いの物が大の苦手でこの時間帯は必ず泣いてた

風呂まだ入ってなかった…
そんな事を考えれば隣の部屋から飛鳥の声とパソコンを打つ音が。

「飛鳥に電話しよ」
私はスマホを取り出しすぐさま飛鳥に電話をした  

『もしもし?どした?』
飛鳥の声だ
「飛鳥〜…風呂入りたいんだけど…時間がぁ……」
『ははっ…そゆこと…一緒に入るか?』
「ゴメン…頼みます」
『ん…じゃあPCの電源落としてから部屋行くから待ってて』
「マジ感謝してます」
はぁ…私は良い友達を持ったな〜……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ありがとうございます!!!><
>>はるん様

18:roa:2014/03/27(木) 20:02 ID:2xw

「南魅?入って良い?」
五分ほどすれば飛鳥の声がドアの向こうから聞こえた

「ん…大丈夫…」
「風呂沸かして来た」
「ありがと…も…マジ怖くて死ぬかと思った」
と部屋に入って来た飛鳥に抱きつけば「…可愛いな…クソ…」と飛鳥が呟いた…まぁ…聞こえないフリをしたけど(笑)

数分もすれば風呂も沸き二人で風呂に入った

「明日…ってか今日だけど…マジであの野郎に会うの?」
二人でお湯に浸かっていれば不意に訪ねられた
「まぁ…喧嘩強そうだったから…」
と私が笑えば飛鳥は「うわ…喧嘩馬鹿め」と顔をひきつらせながらも笑った

そんな下らない話を数分して風呂から上がればもうすでに外には日が登っていた。
今日は朝蓮と会う約束をしているのだが飛鳥が心配だと言って一緒に行く事になった…あの学校嫌いな飛鳥が…(笑)

19:Roa:2014/04/05(土) 10:17 ID:2xw

次の日の朝、7時半に飛鳥と校門に立っていればコソコソと早い登校者が私達を見て話している。
まぁ、入学式には居なかった思いっきり殺気を出した女生徒と制服のブレザーの下にパーカーを着た口から上の隠れた男生徒が校門に立っていては目立つし怖がられるだろう……

「悪いな…遅くなった」

その言葉を発しながら来たのはヤンキーをぞろぞろと率いて歩く蓮…

「遅ェよ、で?何の用?」
「大人しいキャラ作るんじゃなかったのか?」
「昨日のテメェの行動のせいでパァだ」
「ま、そっちの方が楽だろ?」
「…チッ…」
真顔で顔を合わせて軽い言い合い。
こんな事にでも楽しいと思ってしまうのは重症なのでは無いだろうか?

「で、本題なんだが…俺のチームに入ってくんねェか?」
「無理だな」
いきなり何を言い出すのかと思いきやそんな事…私は、引っ越してしまったとはいえ以前つるんでたチームを捨てる事は出来ないから…そんな願いは聞き入れられない。
「そうか…」
「あぁ…つか、職員室行かなきゃだから行くわ…お前…今日学校サボるなよ」
「今日だけな」
そんな会話をして私は飛鳥と職員室に向かった

20:Roa:2014/04/06(日) 10:38 ID:2xw

[職員室]

「失礼します。」
校舎に入り二階に上がって少し歩くと職員室がある…と飛鳥に聞いて職員室のドアを開ける。
開けた途端コーヒーの香りが私を包むのと同時に職員室の中に居る教師やら生徒やらの視線が一気に集まる。
学校嫌いな飛鳥にも一応一緒に来てもらって自分の担任を探す
どうやら自分の担任は若い女らしい…
担任の方に足を向け前に立つ

「1-F槙埜南魅です。先日は無断欠席をしてしまい申し訳ありませんでした。」

私が頭を下げれば飛鳥も同じ様に名乗って面倒だったのか同じ文で謝った

「あはは!!そんなかしこまらなくて良いよ!私の生徒なんだから!!」
私と飛鳥が謝れば担任は吹き出して職員室の中のはりつめた雰囲気をブチ壊した

「あ、私は今年から大学出て1-Fの担任になった深山阿樹よ。バリバリの元ヤンだから」
と人懐っこい笑みを浮かべながら自己紹介をする担任。
バリバリ元ヤンって…そんな教師の自己紹介あるかよ…と、内心思いつつ何処か安心してしまったのは私だけではなく飛鳥もだ…

「教室には私と行こっか!初対面だしね」
とニコニコ笑顔で述べる阿樹先生…
「はい…宜しく御願いします。阿樹先生」
私はふわりと頬を綻ばせて軽く頭を下げた

「あ、言うの忘れてたけど、私に敬語使うの禁止ねあと阿樹で良いから」
なんも言えねェ…つかツッコミ所満載過ぎるだろ…どうツッコめば満足すんだ…
「阿樹」
早速飛鳥は担任を涼しい顔で(つってもフードで口元しか見えないけど)呼び捨てにしてる

「んぁ?何?」
「この校内の生徒…と教師の載った書類とかあれ頂戴」
「あぁ良いよ、昼休みで良いか?」
「あぁ…頼む」

なんか…凄いな……と思っていれば後ろからぞろぞろと蓮率いるヤンキー軍団が登場…

どうやら同じクラスだったらしく阿樹先生…じゃないや…阿樹は随分と不思議な自己紹介をしたのであった(笑)

21:Roa:2014/04/08(火) 01:18 ID:2xw

[☆。・。校舎の説明(語り:南魅)。・。☆]

私達は今、教室に移動している…
つい先程 阿樹から教えてもらって知ったのだが、A〜Fまでクラスがあるのかと思いきやA〜DとFのクラス…つまり、Eを抜かしてFが存在するとの事。
コレは今年度のみの特別制でFのみ別校舎で三年間クラス換えをしないらしい…。

そして…Fには校則違反をしている生徒やヤンキーのみが集まっているという……何とも言えない状況であった……

1-Fのある校舎は普通の校舎を出て東に歩いて十分程で着いた。
普通の校舎より、少し古いだけでFのみの使う校舎としては勿体ないほどのデカさだ。
ちなみにF用の校舎にはいつでも出入りokだそうだ…

22:Roa:2014/04/10(木) 22:11 ID:2xw

「姐さん何処だって聞いてんだよ!!!」
教室まで目と鼻の先に来た頃、ざわついた校内からガシャンッという大きな音と、聞き覚えしかない声が響いた…

「飛鳥〜?何でアイツの声がするんだろうな〜?」
「幻聴かと思ったら南魅にも聴こえていたのか」
「「いや待てお前等…置いてくな。話に着いて行けん。」」

私と飛鳥が遠い目をしながら会話をしていれば阿樹と蓮がキレイにハモってツッコんできた

「居た!!おいお前等!!闘牙姫様と風牙姫様がいらっしゃったぞ!並べ!!」

金髪のドが付く程派手な女は廊下に出て私と飛鳥を見付けた途端に教室に向かって叫んだ

「なぁ…飛鳥…今、『お前等』っつったよな……?」
「言ったな…そしてさりげなく俺達の異名をバラしたな……」

「「「「「闘牙姫に風牙姫ェエエエ!!!?」」」」」

「「(ビクッ)」」

金髪のド派手少女の呼び掛けでガラの悪い二桁は越えるであろう女集団がキレイに廊下に並び二人分の道を開ける。
いや、私と飛鳥が驚いたのはその後だ。

『闘牙姫』と『風牙姫』という異名が出た瞬間に1-Fだけではなく阿樹まで大声をあげて驚いていた。

そんな反応されると思わなかった私達は目を見開き呆然とした。
(これこそ豆鉄砲を喰らった鳩なのだろう…)

「月…お前等何しに私達の引っ越し先に来たのよ…」

かろうじて意識を此方に引っ張って来れば半ば呆れた様な状態で訪ねる。

「いや、ソレがヤバイんすよ!闘牙姫である南魅さんと風牙姫である飛鳥さんが居なくなった瞬間に同盟を組んでいた連中の一部等が調子に乗って割れてしまって…アタシ達じゃ纏められないんすよ」

ションボリして述べる月に私と飛鳥は黙って聞く…
長い月日を掛けて出来るだけお互い怪我をしないようにと考えながら組んだ同盟が割れるのは流石に哀しいのと苛立ちでおかしくなりそうだった。
今にも泣きそうな月を含む私の仲間に向けて「聞け」と地を這う様な低い声で命じた。
そうすれば月達は姿勢を正し一人一人が私を見つめる。

「今から戻ってソイツ等に話をしてくr「南魅」話の途中スよ……?」

「いや…俺達が行かなくても大丈夫みたいだぞ?」

私の話を遮り飛鳥が口を開いたと思えば飛鳥お得意の情報集めの力が発揮…

「ん、じゃ校門で待ってようかな…月、木刀持ってる?」
「すいません…折れました…」
「マジ?」
「オイ…」
月と会話をしつつ顎に片手をかざして考えていれば後ろから蓮の声と共に黒い木刀が現れた

「わ…凄……」
蓮から渡された黒い木刀には一本の尾から二匹の竜が彫られていて少し重いが、硬度や形は文句無しで感嘆の声を漏らす…
木刀に見とれる私に飛鳥を含む私の仲間には呆れるようなため息をつかれ蓮には「使え」と無愛想に言われ、阿樹は楽しそうにF組を教室に入れた。
ハッと我に帰った私は月に目配らせをした。

「阿樹…私と飛鳥は今から掃除に行くから、Fの人達は教室から絶対出さないで。それと、隣の教室使って良い?」
「南魅さん!飛鳥さん!準備出来たっす!」
「好きに使って良いよ〜♪」
「わかった…ありがとう…飛鳥いくよ」
「ヤだな…」

阿樹との会話を終えればFの隣の教室に入り着替えをする。

木刀を握り閉めて…
 月達の哀しみと辛さを思い締めて…
  笑顔で送ってくれる人や協力をし
  てくれる人がいる幸せを噛み締め
て……

23:Roa:2014/04/10(木) 22:20 ID:2xw

【備考:月⇒現在、南魅が総長をしていたチームを受け継いで総長をしている。南魅の1つ下で名前は憑城月{ツキシロ ルナ}】

24:Roa:2014/04/11(金) 00:01 ID:2xw

「月…」
「南魅さん!」
着替えが済んでF組に待機している月に声を掛けた。
ちなみに今私が着ているのは隊服だ、手作りの((←
黒い腰より少し下までの丈のジャケットにサラシで胸を隠し、その下はベルトから下の右足部に深いスリットの入った、もはや衣服の意味を満たしていない踝丈のスカート。ジャラジャラと鎖やらベルトやらを腰にかけピアスを両耳計8ヶ所、ヘソ、唇に2ヶ所ずつと…髪は上部半分をアップにしたあきらかなヤンキーである。

阿樹は何かはしゃいでるし、クラスの所々の顔が赤い…
そして何故か蓮の機嫌が悪い……

「蓮?」
私は不思議に思い、教卓の上に堂々と座る蓮の顔を覗き込んだ

「うぉ!?なななななんだよ!!?」
何故か蓮まで真っ赤になって焦っていたが結構元気だったので安心した。

ん?何でだろう…?
素の自分を隠せないのも…
一緒に居ると調子が狂うのも…
一緒に居たいって思うのも…
いつの日か…胸がいつもとは違う音を奏でたのも…
蓮が初めてだ……

……もやもやする……

この事件が片付いたら…飛鳥に相談しよ…

25:Roa:2014/04/12(土) 08:48 ID:2xw

「行ってくr...[ガシャンッ]だから話の途中なんスけど何で遮るかな…」

行ってくると伝えようとした最中、ガシャンッとガラスの割れる音が響いた。

「闘牙姫ェエエエ!!!覚悟ォオオオオオ!!!!」

勇ましい女の雄叫びが鼓膜を震わせる…また…私の心を震わせる……
---野性の本能とでも言うかのように…

「清聴ッ!!!!!!!」
今すぐ凪ぎ払いたくなる気持ちを抑え、女の雄叫びに負けない程の声をあげる…肌で感じるまでの殺気を放ちながら…

「お前等何なんだよ?勝手に約束受けて勝手に約束破って…あ?挙げ句の果てに人にまで迷惑かけて?…ふざけるなよ…?」

トンと木刀を地面に軽く付けば窓が全て割れる…それは俺が放つ殺気の仕業…

「それに何だ?俺がお前等自身に手を出さずに解決させようとしたのにも関わらずお前等は殴り合いで解決か?それもそれで可笑しいよな?」

今までポーカーフェイスで語り続けていた俺だが…プツリと何かが切れて…哀しみや嬉しさではない……怒りと、憎しみの含んだ涙が頬に伝った…
嗚咽を漏らしながら流すのではない…
ただ…涙腺が緩んで…小さな滝の様に流れるだけの涙…

「先に拳を振り上げたのはお前等だ…容赦はしねェぞ…」

地を這う様な…
殺気籠った声を合図に…

喧嘩が始まった……

26:Roa:2014/04/13(日) 08:57 ID:2xw

一気に体勢を低くして木刀を構える…
間抜けな軍団が力任せにねじ伏せて来ようとする隙をついて、的確に…
一撃で倒す

50は軽く越えてはいたが、三分掛からずに終えた

「わかったかよ…格の違いってモンがあんだ…テメェ等ザコが好き勝手暴れてんじゃねェ…あの場所は…まだ俺の城だ」

地面にねじ伏せる軍団を見下し淡々と文字を並べて発した…

軍団は腰を抜かしながらも自分の家に帰った……らしい……

27:Roa:2014/04/13(日) 09:27 ID:2xw

〜それから数ヵ月後〜
ーピンポーン

「はーい…」
蝉が煩く鳴く季節…つまりは夏…
気だるい中、インターホンを押した主の元へと向かう…

「どちら様ですk…って蓮?どうしたの?」
「うぉっ!?つかお前なぁ…上着かなんか着てから来いよ…目のやりどころに困る……」

顔を真っ赤にしながら顔を反らして慌てた様に述べた蓮…

そんなに変か?
(ちなみに、今の服は上が黄色い無地のビキニらしき服、下はショートパンツだ。髪はポニテ)

「うっさい…こちとら暑くて死にそう何だよ…とりあえず上がれば?」

ぐったりとしながらも上記を告げれば蓮は良いのか?的な目線を送ってきたので早くしろと答える

「で?要件は?」
客人用のグラスに氷と麦茶を注いで蓮の前にコースターと一緒に置き、リビングのテーブルに座る蓮の前に座る

「あぁ…俺のチームの奴の母親が海の家を経営していて…今年はバイト少ないから友達と一緒に来て手伝ってくれって言われたらしいけど…家事も接客も出来なくてだな……」
「んで、私と私のチームの奴等に頼もうと…」

アイスを食べながら納得した様に言えば目の前の奴はこくりと頷く

「はぁ…まぁ…私のチームの奴等も連れてって良いんなら良いよ」

「助かる…じゃ…日時とかはメールで…てアドレス知らねぇ…」
「じゃ交換する?」
「おぅ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
世間話をしたりゲームをしたり…そんなこんなで空がオレンジに染まった頃…蓮はそろそろ帰ると言って家を出た


この時は…誰も予想していなかった…この後の悲劇を………

28:Roa◆:2014/04/24(木) 22:05 ID:2xw

蓮が帰った後、メールを知らせる着信音が響いた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Dear 南魅

○月□日 △△時▽▽分 ◎◎駅集合。

○月□日〜●月■日の10日間。

海で遊ぶ&海辺で花火&肝試し&バイト目的

持ち物
・水着
・浴衣
・着替え
・筆記用具
・その他諸々御好きにどうぞ。

               From蓮

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

29:Ruka RJK:2014/04/25(金) 16:19 ID:H1.

おもしろいですね!はじめましてRukaって言います。タメOKです!

30:Roa◆:2014/04/26(土) 20:42 ID:2xw

わわわわわっ!!!?コメントありがとう!!
タメでいかせてもらうね!!!

む〜…全然ダメだよ…面白くしたいんだけどなぁ…

>>Ruka

31:Roa◆:2014/04/26(土) 20:55 ID:2xw

「暑…」
私は今、水着と浴衣を買いにデパートに向かっている。
流石に外に出る訳だから露出の多いのは控えてる。が…暑い…。(白いタンクトップの上に黒いジャケットとショートパンツ)

「久しぶりだな…南魅?」

「ウ……ソ…………」

暑い夏…蝉の鳴き声…幾つもの足音……吐き気と共に襲う恐怖の中…私は…意識を切った………………

32:Roa◆:2014/04/26(土) 21:19 ID:2xw

目が覚めた…
感じるのは……
タバコの臭い……
暑い夏とは思えない程冷たい…床…壁…
そして自分の体…嫌な意味で懐かしい…声……

「此処って!!!!!?」

全身から嫌な汗が吹き出る…
怖い。
その思いだけが頭の中を回る。

「目が覚めたか?久しぶりだな〜…南魅?」

「嫌…嫌……離せ!!!嫌だ!!!帰せよ!!!!」

ギシギシと鳴る…私を縛った縄……愉快そうに笑う…男達…

33:Roa◆:2014/04/26(土) 21:37 ID:2xw

【こっから少しグロ&少しの裏が入ります。閲覧注意です。】

34:Roa◆:2014/04/26(土) 23:05 ID:2xw

「うるせェよ…!!!」
「ッ!!!!!!?」

男の怒号と共に私の衣服を破く音が響く

「成長したなァ?体…」
クククッと喉を鳴らしながらなめ回す様に私を見る男…

下着しか着ていない姿を最悪の男に見られるのは厳しく…嗚咽が漏れる…

「コレも邪魔だな…」

ニヤリと口角を上げれば下着も破り捨てられた…私は今…複数の男の前で縛られ、全裸の状態だ…

男達に体を触られる…
体をナイフで斬られる…
薬を塗られる…

感じたくも無いのに…声を出させられる…
いっそ…死んでしまおうか……

「あぁあっ!!!」
「ハッ…元気じゃねェか…四時間ヤられっぱなしなのによ…」
男は…私がいたぶられている姿を楽しそうに見ている…
玩具や…薬等で弄ばれた私を…

私にはもう抵抗する力も無い…

縛りを解かれても…

……逃げられない……

「助けてよ…蓮…お願いだから…蓮…」

こんな状況の中…こんな姿を見られたくないと思うのと同時に…助けて欲しいと…頭に浮かんで来るのが蓮一人だけって状況の私は…
やっぱり壊れちゃったのかな…

       痛いよ
        気持ち悪いよ
         寂しいよ 
          助けてよ…

35:Roa◆:2014/04/27(日) 07:15 ID:2xw

助けて……













蓮!!

36:[◆cU:2014/04/27(日) 08:06 ID:zkE

オッいーね!!

37:Roa◆:2014/04/27(日) 13:44 ID:2xw

コメントありがとうございます!!!!!(T∀T)

>>36

38:りったん:2014/04/27(日) 17:51 ID:pBA

前にも書き込んだ、りったんです!!笑
やっぱ、面白いね!!タメオッケーで!!

39:ROA:2014/04/27(日) 18:58 ID:c8Q

ありがとう!!!
二回もコメントしてくれるなんて(感動)
それに面白いとか…泣ける…私明日死ぬのかな…←

>りったん

40:悠汰:2014/04/27(日) 19:53 ID:c8Q

面白かったです
頑張ってください
続きを楽しみにしています

41:Roa◆:2014/04/27(日) 19:55 ID:2xw

まさか君は!!!!?wwww

>>悠汰

42:どんぐり◆cU:2014/04/27(日) 21:26 ID:zkE

エロ系最高ですっ(´∀`)♪♪ノ

43:りったん:2014/04/28(月) 01:47 ID:pBA

いやいやいや、死なないから!笑ww

44:Roa◆:2014/04/28(月) 06:40 ID:2xw

ありがとうございます(笑)
いやはや、恥ずかしい//

>>どんぐりさん

いや、そんくらい幸せなんよ(笑)←
>>りったん

45:Roa◆:2014/05/01(木) 22:40 ID:2xw

「南魅!!」
重そうな鉄の扉が一瞬で砕け散って、眩しい光が射し込んで来た
その光が闇夜に浮かぶバイクのライトに気付くのには数十秒掛かってしまった。

そして、私の名前を呼んだのは、私の待ち望んでいた…
……蓮だった
「蓮…遅いよ……」

周りの男達を殴り倒し、私の体をそっと優しく抱き締めた蓮は、少し震えた声で囁いた

「ごめん」

と、一言

46:Roa◆:2014/05/05(月) 15:43 ID:2xw

「ふっ…ん…蓮…今…私に触れないで…」

「誘ってんのか?」

「アホか」

風邪が肌に当たるだけで感じてしまう程の薬を塗られ続けていた為、抱きしめられるのは恥ずかしい…
まぁ…声とか、ね…

「薬のせいで風当たっただけでヤバイんだよ…」

「あ、成る程な…」

47:Roa◆:2014/05/05(月) 22:40 ID:2xw

「つか、何で此処がわかった訳?」
そう…こんな所普通分かる訳がない…

「飛鳥がスゴい焦った顔で呼びに来て、此処にお前が拉致られてるから助けてくれってさ」

「納得した」

うん…納得……まぁ…飛鳥が助けに来てもわざわざ餌になってしまうだけだしな…

つか風呂入りたい…確か…

「何処行くんだ?」
「風呂」
「あっそ」
「待ってて」
「了解。」

48:Ruka RJK:2014/05/06(火) 09:54 ID:H1.

飛鳥&蓮さすが!!!

49:kido◆:2014/05/11(日) 08:27 ID:U4Q

なかなかこの二人は相性が良いかもですww

>>Ruka様

50:Roa◆S2:2014/05/11(日) 08:44 ID:U4Q

「ごめん…待たせた…」
「別に…っぶふっ!!!!!?」

この野郎…吹きやがった…

「何吹いてんだよ…」
「吹かねぇ方が可笑しいだろ…半裸状態じゃねぇか」

そう…シャワーを浴びようとした時気付いた…

服破られてるから着る物が無い…と

そういう事でとりあえず今はバスタオルで胸元から腰少し下まで隠している。

「うるさい。その男共縛っておいて…」

「何する気だ?」

「服破られて、着る物が無いから作る」

「マジか…まぁ分かった」

短い会話の後、蓮はそこら辺に倒れた男共を軽々と縛っていく

その間私は基地にあったシーツを洗う。

「なぁ…」
不意に蓮が口を開いた

「飛鳥もお前も…この男共に関係あるんだろ?」

「…あぁ……」
「どんな関係なんだ……」

「………それは………」

51:Ruka RJK:2014/05/11(日) 11:59 ID:H1.

どんな関係なんだろう?すごく続きが楽しみです!

52:Roa◆S2:2014/05/11(日) 17:00 ID:U4Q

いやはや嬉しい御言葉有難う御座います!!

>>Ruka様

53:Roa◆S2:2014/05/12(月) 20:40 ID:U4Q

〜5年前〜

「飛鳥帰ろ?」
「うん!」

私と飛鳥がまだ小学5年生だった時…

その時は、私も飛鳥も…明るい無邪気な女の子って感じで色んな人に好かれてた……

飛鳥は小さい頃、両親が亡くなって…親戚の居なかった飛鳥は私のお母さんと飛鳥のお母さんが親友だったってので私の家で暮らす事になったの…

飛鳥は…最初来た頃は…死人の様に…何も写していない
怖い様な…悲しいような目をしてた…

毎日声を殺して泣いて…

でも、2年経てば柔らかい表情になって充実した生活を送れる様になったわ…

今は男の子っぽい性格と容姿だけど…昔は髪は腰まであって…ちょっぴり泣き虫で…ワンピースを好んで着る様な可愛い子だったの…


だけどね…5年前…

「嫌だ!!離してぇ!!!!!」

小学校5年生の時に悲劇は起こったわ…

下校途中男数十人に襲われて、暗い所でレイプされかけた…

その時は無事母さんと父さん達の友達が助けてくれたから未遂で済んだけど……幼かった私と飛鳥には精神的な面で大きな傷が出来た…

飛鳥には極度の『異性恐怖症』っていう傷が出来て、飛鳥は異性から避ける為に自分を男と偽って生きる事にした……

私はこの通り荒れに荒れたわ…

その時に襲って来た男数十人の正体は
こいつら……



コレが…私の過去………

54:Roa◆S2:2014/05/16(金) 18:19 ID:U4Q

「……」

蓮はうつむいて静かに聞いていてくれた…

「私はその時から好きな人なんて作れなかった…男が嫌いで……だけど…今年…好きな人が出来た……」

そう…私に取っては奇跡も同然だ…

「蓮…お前の事が…大好きなんだ…」

ケド…恋なんて叶う筈がない……

「気持ちだけ…伝えたかったんだ……私なんて…もう汚れた身で…恋なんてして良い立場じゃないから…」

そう……私は汚れた身なんだ…

「今までありがとう…じゃあな…」

私は笑顔を見せた…
大好きな人に張り付けただけの笑みを…

そして…綺麗になったシーツで体を隠し…蓮に背を向け歩き去った……

55:Roa◆S2:2014/05/16(金) 21:33 ID:U4Q

「待てよ…」

不意に抱き締められた…後ろから…

「今までありがとう…?じゃあな…?どういう意味だよ…」

蓮は震えた声で、私の耳元で囁く様に訪ねた…

「此処にコイツらが居るってわかった以上…私も飛鳥も此処には居られない……」

「引っ越す…って事か…?」

私はただ、頷いた…出したくもない涙が溢れ出て、声が出なかったんだ…

「ふ…ざけんなよ!!!!!!!!!!」

蓮の怒号が…冷たいコンクリートに囲まれた部屋に響いた。

「お前は汚れてなんかない!!俺はお前の事…初めて見た時から好きなのに!!!!勝手に言って…勝手去ろうとしてんじゃねェよ!!!」

蓮は私と顔を合わせて泣きながら叫んでいた…
そう…泣いていた…

驚いた…好きだなんて…言われて…汚れてないなんて言われて……

嬉しかった

「なぁ…俺と付き合ってよ…?」

「良い…の?私…なんかで…………」

「バカ…当たり前だろ…?」

私と蓮は抱き締め合い、しばらくお互いの温もりを感じあった……

56:Roa:2014/05/30(金) 18:13 ID:c8Q

「帰るか…」
「あぁ…」

暫く抱き合って気持ちを落ち着かせた後、クスクスと笑い合いながら立ち上がった。

冷たいコンクリートの基地を出れば、夜の空に浮かぶ星が輝いていて……その星の下には、飛鳥率いる私の仲間と、蓮の仲間が待っていて、飛鳥は私が顔を出した途端に泣きながら抱き着いてきた。

「飛鳥……そんなに泣くなよ…」
「ゴメン…何も出来なくて……」


私はこの日…かなりの幸せ者だな……って改めて感じた…

57:ROA:2014/07/10(木) 18:30 ID:c8Q

「っちわっす姐さん!!今日はお願いしやす!!」

あの事件から半月程経った夏の日デカいバスのような車の前でミルクティータピオカを飲んでいれば、蓮率いるド派手なヤンキー軍団が私に声をかけてきた…
…そして……少し後ろをグダグダと歩いてきたのは…私の大好きな…蓮の姿

「よぉ…相変わらずな恰好だな…」

ニヤリと笑いながら私の頭を撫でてくる…ちょっとムカつく様な感じもするけどそんな所も大好きな私は頭がやはり可笑しいのかな…

「悪い?暑くて死にそうなんだけど…?」
ジト目で睨んで言えば笑いながらキスをしてきて「悪くねぇよ…似合ってる…」と囁いてきた

「運転頼むぞ…テツ…」
「任せてください!!!!!」

丸刈り頭で、右耳の上に鉄と刺青を入れた男が、人懐っこい笑みを浮かべて運転席に乗り込む…それを合図とでも言う様に私の仲間と蓮の仲間が車に乗っていくわたしもそれに続いて蓮と手を繋ぎながら乗り、3時間掛けて移動する

車の中では他愛もない話をしたり、しりとりをしたり…眠ったり…ずっと蓮と手をはなさずに過ごした…


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