☪Les Larmes du croissant de lune☪

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1:紅& ◆MVj6:2014/02/09(日) 08:56 ID:W9c


煌く雫が
舞い降りて

大地に恵みを与えた


星をぶちまけたような夜空
空っぽな世界の真ん中で
三日月

ただ一人で
涙流す


そんな三日月は
まだ青い



白い月に憧れて、紅い月に恋い焦がれて、
銀の月に恨まれて、金の月に見守られ、
青い月はまだまだ未熟。



太陽はそれを
あくびしながら楽しそうに
見ていて



空っぽな世界は
今日も平和



そんな三日月に
僕は今日も
祈りを捧げる





_______星に願いを、月に祈りを

2:紅& ◆MVj6:2014/02/09(日) 08:59 ID:W9c

☪Les Larmes du croissant de lune☪
(仏語で「三日月の涙」の意味)へようこそ。


このスレッドでは私、紅が三題噺を書こうと思います。
三題噺と言うのは、三つのお題にそって
お話を書いていくことです。


例:「色鉛筆」「伊達眼鏡」「カレンダー」

みたいな感じで、皆さんから出た
お題にそって書いていきます。


>>3 ルール*
>>4 おはなし*
※レス禁※

3:紅& ◆MVj6:2014/02/09(日) 09:20 ID:W9c

ルール*

・荒らし、中傷、相手を傷付けるような
発言はご遠慮願います。

・リクエスト、感想、コメントは
大歓迎!


リクエスト方式で書いていきますので、
いつでもリクエスト受け付け中です!


こちらと同時進行でやっていきます。
見てくださると嬉しいです。
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1390006438/l50

ジャンルなどは、お題によって
変わります。
あなた様の意図した通りにならないかも
しれせんので、そこはご了承ください。


では、更新はマイペースで誤字脱字も
あると思いますが、宜しくお願いします。
(題名の文字化けは気にしないでくださいorz)



では、start*

4:紅& ◆MVj6:2014/02/09(日) 11:50 ID:W9c

「赤色鉛筆」「伊達眼鏡」「愛らしい」


画用紙に描かれた赤いチューリップの
絵はカラフルでとても愛らしいものだった。


「赤」をテーマに描かれた絵。
伊達眼鏡がチャームポイントの女の子が
クマのぬいぐるみを片手に、満足そうに
微笑みながらその絵を見つめていた。

「おかあさん、みて!わたしがかいたの!」

目を輝かせながら、少女はチューリップの絵を
自分の母に手渡した。

母は嬉しそうに笑い、女の子の頭を
優しく撫でた。


幸せそうに笑う親子の会話を聞きながら
冷たく暗い金属の部屋で体を休める
色鉛筆が一本。
その色鉛筆は、女の子のもので女の子の
持っている色鉛筆の中で一番背が低かった。

色鉛筆の体には「あか」と彫られており
髪の毛も洋服の色もいちごのように赤。

女の子は赤が好きで、よく赤色鉛筆を
使った。

太陽の赤、りんごの赤、お花の赤。
女の子が赤を使うたび、赤色鉛筆は
小さくなってゆく。


でも、色鉛筆はそれが嬉しかった。
絵を描くのが好きな少女のためなら
それはそれは光栄だ、と思っていた。

自分の命を削っても嬉しい。
これも何かの縁だから。



月日が経つと女の子のスケッチブックは
愛らしいカラフルな赤に染まって
いったという。

色鉛筆も女の子もきっと、幸せだったに
違いない。


ーENDー


****

短いですね……。
思い出をテーマに書きました。

リクエスト待ってます!!

5:紅& ◆MVj6:2014/02/09(日) 11:57 ID:W9c

*追記*

レス禁解除です!

あと、三題噺の話の
長さは超短編、短編、中編、が
あります!

さっきのは………短編?

お題待ってます!( ´ ▽ ` )ノ

6:匿名さん:2014/02/11(火) 16:39 ID:W9c

「学校」「飛び降り自殺」「失恋」


「ねぇねぇ。あの怪談話知ってる?」

掃除時間、箒を片手に怪談話が
大好物の可奈(かな)が、話しかけて来た。


「さあねー、知らない。
ま、そういうのいいからさ
掃除してよ」

「でね!その怪談話っていうのがね!」

「可奈さん、話聞いてますかー?」

そう言うと可奈は私を睨んできた。
目が「のれないなー」と言っている。


そもそも私は、怪談話とかに興味がない。
そんな私に話しても迷惑行為にしか
ならないし、この世には人が溢れかえって
いるのだから他の人に話した方が良いと思う。


と、言ってみたら、また睨まれた。
まったく、なら何と返せばいいのだ。


「私達、心友でしょ?心の友でしょ?
信愛なる友達の怪談話の一つや二つは
聞いてあげなよー」


「一つや二つって………
これで、何回目だと思ってるの?トイレの
花子さんが出ただとか、理科室の骸骨が
動いただとか、全部見間違いとか
デマだったじゃない。」


「それはそうだけど………
今度はマジだから!」


可奈が言った時、掃除終了の
チャイムが鳴った。



****

どうも。
お題は、友人から頂きました。

友人よ、読んでくれているのなら
感謝感激です!

では、続きます。

7:紅& ◆MVj6:2014/02/11(火) 17:14 ID:W9c

〜*昼休み*〜

「で、さっきの続きだけどさ〜
その怪談がさ〜」


「あ、私図書室行こ。」


「ちょい、ちょい!待て!
図書室ならさっき行ってただろ!」


可奈は、離さんぞと私の腕をがっちりと
掴む。

嗚呼、厄介だ。
私は顔をしかめた。
幽霊なんて実態の掴めない者に頭を
使うくらいなら、来月にあるテスト勉強に
頭を使ったほうが良い。

と言ったら、また睨まれるだろうから
呑み込んで私は仕方なく席についた。


「お?聞いてくれる?
あのね、今回の怪談話はねぇ。ほんと、
もうマジだからね!」


「それこの前も言って、違ってたじゃん。」


「煩い……。それでね、学校の屋上あるでしょ?
今から、15年前に自殺者が出たんだって!
その子は、失恋しちゃってそれがショックで
精神的にもあやふやだったみたい。
それで、飛び降りちゃったんだよ!
キャーー!怖い!」


足をじたばたさせて、はしゃぐ可奈に
顔を引きつらせ、苦笑いしてやったが
気付いてないご様子。


「それでね、その自殺した子の命日が
今日なんです!だから、屋上に行ったら
その子が出るんだよ〜
あ、もし会ったらサイン貰っててね!
私も屋上、行くけど美沙にも紙渡しとく。
これで、二分の一の確率でサインが貰える………!!
あれ?二分の一?三分の二?」


分数も分からないのに、勉強しないで
何やってるんだ、この子は。

テスト前に、教えてって泣きついても
無視して家に帰ってやる。

それに、幽霊からサインって………。


私はため息をついた。


****

読みずらかったら、すみませんm(._.)m

8:紅& ◆MVj6:2014/02/11(火) 17:43 ID:W9c

*追記*

□訂正■


× 来月にあるテスト勉強に
頭を使ったほうが良い。

○ 来月にあるテストに備えて
頭を使った方が良い。


なんか、こっちの方がしっくり
くるので。

9:紅& ◆MVj6:2014/02/12(水) 20:41 ID:W9c

〜*放課後*〜


「じゃあ、美沙ばいばーい」


可奈が、右手を降りながら笑顔を
向けてくる。
先程、(授業をサボって)屋上に
行ったらしいが、一時間粘ってもその霊には
会えなくて、折れてしまったらしい。


「あ、うん。ばいばーい」


軽く手を降り、私は教室を見渡した。
今日は私は日直で、教室には誰もいない。

仕事終わったし、帰ろうかな。
そう思った時、教室に先生が入ってきた。


「おう、中谷。まだ、残ってたのか。」


「あ、はい。でも、もう帰ります。
さようなら。」


「おう。あ、中谷。ちょっと、帰りに
屋上のドアの鍵閉めてくれないか?」


「屋上………?あ、はい。分かりました」


ぺこり、と頭を下げて教室を出ると、
後ろから、よろしくな〜と声が
追いかけてきた。



「屋上かぁ……………」


屋上って、あの自殺した幽霊が出るっていう……。
ま、そんなの信じないけど。


私は、ぱたぱたと急ぎながら
屋上へ向かった。

静まり返った廊下に、私の足音が
こだました__……

10:紅& ◆MVj6:2014/02/13(木) 16:32 ID:W9c

〜*屋上*〜


錆びた鉄の扉を開けると、不快な音と
共に開いた。

鍵を閉めて帰ろうかと思ったが、
私は屋上に足を踏み入れた。


辺りを見渡すと、少女が一人。
私に背を向けていて、顔が見えない。



……そろそろ閉めるんだけどな……
そう思い口を開いた。


「あの、もう閉めるんですけど………」


少女は振り返った。
長い髪の毛が風になびく。


「あ、すみません。すぐ出ます」


振り返った少女と目が合い、私は
息を呑んだ。

11:紅& ◆MVj6:2014/02/13(木) 16:41 ID:W9c

きちんと切り揃われた前髪、
大きな切れ長の目、ふっくらとした真っ赤な唇、
白い肌に、艶めく黒髪。


人形のように可愛らしい女の子だった。

それに、見かけない子でもしかしたら
転校生?


「…どうしたんですか……?」


気付けば、その子が目の前にいて、
私は思わず後ろに下がる。


「いや、見かけないから転校生かなーと
思って」


そういうと、彼女は、ふふふと
笑った。


****

短くて、すみませんっ(>人<;)

12:紅& ◆MVj6:2014/02/13(木) 17:19 ID:W9c

「ふふっ、転校生じゃないですよ。
ワタシはずっと前からこの学校の生徒です。
3年6組、森野 千里。貴女は?」



吊り上る口角が何だか不気味だ。



「えっと2年2組の……中谷 美沙です……」


「美沙ちゃん……いい名前ね……」



森野さんはそう呟いて、空を見上げた。
横顔が少し寂しげだ。



「美沙ちゃん……ワタシね……」


「はい?」


いきなり何だろうと思い、問うと



「いや……なんでもないわ」



「そう……ですか……でも、何か悩み事でも
あるなら溜め込まない方がいいですよ」


私がそう言うと森野さんは、微笑んだ。
髪の毛が揺れる。

ふわりと香る薔薇の花のような
めまいがするほど甘い香り。



「あ、もうこんな時間……」


異常なほど赤い唇を動かして
森野さんは言った。


そうして私に近づいて来て、
耳元で囁いた。



「じゃあ、ワタシいくから」



ぞくっと鳥肌が立つ。

いくから、という言葉が脳内でリピートされる。


甘い香りがする吐息と共に発せられた一言。
ごくりと唾を飲み込んで
私は答えた。


「はい。さよなら。気を付けてください」


森野さんはもう一度微笑んで、
私の横を小走りでかけていった。


『じゃあ、ワタシいくから』
呪いのように頭から離れない。
いくから……………いくから…………
逝くから!?


勢い良く振り返るが、
そこに森野さんの姿はなく
ただ甘い香りが漂っていた。


ーENDー


****


はい。
中編(?)が終わりました。

なんか一度こういうの
書いてみたかったんですが………
上手くいきませんでした(苦笑


アドバイス、感想貰えると
嬉しいです!!
(まだ長編でも短編でもコメントを
貰った事がない紅)


【お題募集中】

13:秋桜:2014/02/13(木) 20:49 ID:qVo

めっちゃ面白かったです!
もー続きがとてもきになっていて
とても楽しみにしていました!
小説頑張ってください!

14:秋桜:2014/02/13(木) 21:29 ID:qVo

えーと、リクエストさせていただきます!

「ゲーム」「紅色」「夜空」

バラバラですが…書いていただけると
嬉しいです!
書けない場合は書かなくて大丈夫です。

何度もコメすいません。

15:紅& ◆MVj6:2014/02/13(木) 21:34 ID:W9c

>>13-14 秋桜様へ


コメントありがとうございます!(*^^*)


続きが気になっていたなんて……
ありがとうございますぅぅ!



いやー、めっちゃ面白かったという
お褒めの言葉も頂いて、しかも「めっちゃ」の
おまけ付きで!


まあ!ほんっと、まじでありがとうございます!(3回目



しかもリクエストまで!
書かせてもらいます!

16:匿名さん:2014/02/14(金) 20:52 ID:W9c

Happy Valentine!

今日はバレンタインなので、
バレンタイン話を書こうと思います!!


では、どうぞ!

17:紅& ◆MVj6:2014/02/14(金) 21:59 ID:W9c


「バレンタインですなー」

「バレンタインですねー」



私達は、並んで机に座り呟いた。


今日はバレンタインデー。
女子はキャイキャイ、男子はそわそわする日だ。


今も教室内で友チョコ交換をして盛り上がっている。

あー、バレンタインではしゃがない私って
女子らしくない女子なんだなー、なんて
思いながら私は机に突っ伏した。



「ねぇねぇ、由美はさー男子にチョコ
あげないのー?」



横にいた南美が、突っ伏した私の頭を撫でる。
人に髪を触られるのは、気持ちが良いので
私は撫でられながら答えた。



「チョコは作ってきたけど………
あげないで、自分で食べようかなー」



そう答えると、南美にがっちりと頭を
掴まれ無理やり顔を上げられた。



「あげないの!?折角、作ったのに
あげないの!?阿保!
七瀬くんにあげなさいよ!馬鹿!」


「うぅ…………だからって、
最後に暴言はくのやめて……」



七瀬くんというのは、七瀬 翔といって
私の意中の相手だ。


バスケ部で、明るく元気な
青春全開の男の子。



いつだったか、私が体育の時
貧血で倒れてしまい、そこを七瀬くんが
保健室まで運んでくれたという。


そこから私は、好きになってしまったのだ。



「だってさー、私あんまり七瀬くんと
しゃべった事ないし、いきなり
あげたら「え、何こいつ」って思われない?」



「馬鹿!あの時、保健室に運んでくれて
ありがとうって渡せばいいでしょ!
ついでに、告って!」



「むりむりむり!
あと、馬鹿はよけい」



私は拒否して、また机に突っ伏した。



嗚呼、どうしよう………



そんな事が頭を回るばかりだった。

18:紅& ◆MVj6:2014/02/14(金) 22:28 ID:W9c

〜*放課後*〜


「なんで、時って経つのが速いのかねー」



「あんたが、だらだらしてるからでしょ。
さっさと渡して来い」



渡すか、渡さないか悩みに悩んでいると
もう放課後。


「はよ、渡して来いや!」と思うかも
しれないけど、かなり勇気いりますから!


これで、渡して「あ、ごめ〜ん。君になんて
キョーミないんで」とか言われたら私は
立ち直れない………



「ねー、南美ぃ〜
やっぱ、私渡すのやめる〜」



「渡せや、ボケ」



「さっきより、酷くなってる!」



私が言うと、南美は馬鹿にしたように
鼻で笑った______否、嗤った。



「ヘタレねー。ま、せいぜい
頑張りな。私は、帰りまーす」



捨て台詞のおまけ付きで、去って行った
南美を私は呆然と見送った。




………………………え?





じゃあ、私………一人で七瀬くんにあげるの?

19:紅& ◆MVj6:2014/02/14(金) 22:51 ID:W9c

〜*体育館へ*〜


嗚呼、ここまで来てしまった………



体育館前でチョコを片手に立ちすくむ。



目の前にある体育館のドアを開けて
「はぁ〜い、七瀬くんいる〜?」と言ってしまえば
終わる事なのにどうも勇気が出ない。



作戦その@

「七瀬くん、これ。あの時は
ありがとね。」



だめだ…………無愛想………



作戦そのA


「ななせくーん!はい、これ!
由美特性ラブラブチョコ〜!」



うん、単純に気持ち悪い。



作戦そのB


「べっ、別にあんたのために作った
んじゃないんだからねっ!」



お前、何様だよ………




そんなこんな考えていると………



「なにしてんのー?」



びくっと飛び跳ねる。


おそるおそる振り返ると、そこには
体育館ドアから顔を覗かせた
七瀬くんがこちらを見ていた。

20:紅& ◆MVj6:2014/02/14(金) 23:04 ID:W9c


「いえっ、別にっ………
怪しい事はしておりませんっ。
だから………そのー」



こんな事は予想もしていなかったから、
意味不明な言葉が飛び出る。



「あれ?木村さん?」


「はいっ!木村でございます!」



突然、名前を呼ばれて驚いた。
七瀬くんは私を知っているのか!



「木村さんだー!どうしたのー?」



どうしたのとは、どうしたの!?


どうしよう。
そうだ......………………このまま、
渡してしまえば楽になれるのだ………

さあ、渡してしまえ!




「あのー、七瀬くんっ……さん……
えっと、よかったらチョコどうぞ………
いらなかったら、まじ捨てていいんで!
ドブだろうが、ゴミ箱だろうが捨てていいんで!」



「捨てはしないけど…………
なんでチョコ?」



七瀬くんが、首を傾げる。




「えっとバレンタインだから……です」



「あっ、今日バレンタインか!
だから、みんなチョコ持ってきてるんだー!」





!!!!!

まさか、この子…………………
バレンタインを忘れて…………………


まあ、いいや。
チョコ渡して………その次に、告わなきゃ!



「あのっ、七瀬くん………さん……
この前は、貧血の時こんな重い私を持ち上げて
保健室に連れてってくださり、ありがとうございます!


それで………えっと…………
その時から…………………………ずっと……

す…………………す……」



「??なに?」



「すき焼きに誘おうと思っておりました!!」

21:紅& ◆MVj6:2014/02/14(金) 23:16 ID:W9c

神様、女神様……………


どうやら、私は究極の馬鹿のようです……



「すき焼き?」



「いやっ、違います!すき焼きじゃなくてー
だからー、その…………
す……………」



好き、の二文字が出てこない。



「す……………………好きでしたぁぁ!!」



叫ぶように言って、私はもう何もかも
どうでもよくなった。
告えた…………告えたから、もういいや。



「え………………………す、好き?」




七瀬くんは、顔を真っ赤にして
問いかける。




「いや、ほんとすみません。
こんなヤツに言われても嬉しくないでしょうが、
そうです。好きです」




そう言うと共に、ぐらり。
バランスを崩して、何かに受け止められた。




「いや…………おれも………………
前から木村さんのこと見てました!」



耳元で、七瀬くんの声が聞こえたかと思うと
私の作ったチョコの香りと共に
体温が伝わってくる。



抱きしめられてるということに気付いて
私の体中の熱は頬に集中的に
集まってきた。



「だから……………………
チョコとかもらうと、期待しちゃうんで…

よかったら、おれと付き合ってくれませんか!」



なんて、夢みたいな台詞を言われ
私は失神しそうになった。




****

私の想いをチョコと共に受け取って____



ごめんなさいとしか言えません。
すみませんでした。
ベタなうえに、変に………orz



コメントお待ちしております!

22:紅& ◆MVj6:2014/03/09(日) 09:43 ID:W9c

「ゲーム」「紅色」「夜空」


「ねぇ、ゲームしようよ」


耳元で君が囁いた。退いて君の顔を見ると、君は
悪戯っぽくニヤリと笑い、僕の手を引いて
走り出した。


「えっ⁉ 待って、何処行くの?」


「そんなの決まってな〜いよ〜
走ってたらきっと何処かへ辿りつくわ」


足の速い君に、必死でついて行きながら
僕は全身で風を感じていた。


今は夏。
青々と澄みきった空の下で僕達は
いつもの様に遊んでいた。


でも外遊びというのは限りがあり、
その遊びを全てやってしまった僕達は
この4日間、ずっと空を見上げて
暇していた。


でも僕の前を走っている彼女が何か
遊びを思いついたようで、今日は
楽しくなりそうだ。



******

お久しぶりです。
全然、書いてませんでした……

お題は秋桜様から戴いたものです。
ありがとうございます。

では、続きを

23:紅& ◆MVj6:2014/03/09(日) 09:58 ID:W9c



「着いたーー!」

君がいきなり止まるもんだから、僕は
ぶつかりそうになりながらもギリギリで
止まった。


「ここ、何?」


「自然だよ!」


「それは分かるけど……
ここで何するの?」


そう言うと、君は又してもニヤリと笑い
そのまま後ろに倒れこんだ。


大の字になって、野原に寝そべっている
君は僕の質問に答える気はなさそうだ。


「ほら、あなたもやりなよ。
気持ち良いよ」


「うん」


短く返事をして、僕も同じように
倒れた。


「あのねー、ここで星を見るの」


「星……?」


「うん、星。ここは夜になると星が
綺麗に見えるの。だから、夜までここにいて
一緒に星空を眺めましょう」


うん、と返し僕は目を瞑った。
そよそよと風が涼しい。


「ねぇ…………」


「なぁに?」


僕は目を瞑ったまま問い掛けた。


「夜になるまで何するの?」


君がキョトンとする。
もしかして、考えてないとか………
そう思うが、アイデアマンの君だから多分
何か考えているだろうと信じた。


「そんなの決まってるじゃない。
寝るのよ」


「ね、寝る?」


「ええ。夜に星を見るんだから
今で寝ておいて、夜起きるの。フクロウと
同じ。私達は今日一日だけフクロウと同じ
ように過ごすのよ」


「それがゲームなの?」


「そう。フクロウなりきりゲーム」


そんなゲームがあったとは………
ちらりと君を見ると、目を瞑って寝息を
たてていた。

ざわざわという木々が揺れる音が
子守唄のよう。


その子守唄を聞きながら
僕も目を瞑った_____

24:紅& ◆MVj6:2014/03/09(日) 10:09 ID:W9c


*

「起〜き〜ろ〜やぁ〜!」


叫び声が聞こえて僕は目を覚ました。


「あ、やっと起きた。ほら、もう夜だよ」


「え、嘘⁉」


「本当」


君の言う通り辺りは暗く、空には
ぽっかりと月が浮かんでいる。

なんだか時間が狂ったみたいで、不思議な
気分だ。


「ほーら、あの星。赤いでしょ?」


「あ、本当だぁ。なんで赤いの?」


「あれはね、蠍座の心臓なの。
えーっと、名前はたしか……アンタレス!
だったと思う……」


「へー、蠍座の心臓かぁ」


夜空は銀色の星がこれでもかと言うほど
ぶちまけられており、チカチカと眩しいくらいだ。


「綺麗だねぇ……」


「うん……あ、流れ星!」


「え⁉どこどこ?」


「もう行っちゃったよ」


「え〜……」


僕達は、フクロウと同じように
いつまでも星空を見上げていた。

25:紅& ◆MVj6:2014/03/09(日) 10:16 ID:W9c



「そろそろ帰ろうかー」

「そうだね〜」

いつも通りの道を通って、家へ向かう。


「あれ?こんな道ってあったっけ?」


僕は薄暗い小道を指差した。


「ここから帰ってみる?」


「え⁉ でも、迷子になったら……」


「平気よ、私を誰だと思ってるの!」


「お、女の子………」


「違う! この街を知り尽くした
10歳の少女よ!」


何を自慢したいのか分からないが、
取り敢えず知り尽くしているのなら安心だ。

僕達はその薄暗く冷たい道に足を踏み入れた。



_____その五分後、僕はそれを後悔する事になるのに…

26:紅& ◆MVj6:2014/03/11(火) 22:49 ID:W9c


「夏でも寒いね」


「そうだねぇ。えっと、ここを右!」


君を手を引かれながら、僕は歩く。
暗闇の中、君の脳内の地図を頼りに
しながら家に向かう。本当に合っているだろうか?

君の指示で
曲がり角を右に曲がった時だった_____


キキィッと不快な音がし、僕は
突き飛ばされた。

後ろに倒れて、尻餅をつく。
と同時にドンッと重い音がした。


「…ったぁ…………え?」


打った所をさすり、僕は倒れたまま
顔を上げると……

__闇の中で光る二つのライト
__飛び散った液体
__倒れこむ君


頭の中で整理がつくまでに少し時間が
かかった。

そしてその液体が赤黒いものだと分かると
僕はカタカタと震え出した。


「……ぁ………な、んで、っ…」


倒れこむ君に近寄り、仰向けにさせた。
目を瞑って、ぐったりとしている。


後ろで車の運転手さんが何か言っている。

そんなの当然、頭に入る訳でなくって。
僕の目からは透明の雫が流れた。


「……なん、で……」


後悔が押し寄せて来る。あの時、
止めていれば。あの時、断っておけば。

こんな事にならなかったかもしれない。


溢れ出る涙と血の止め方が分からなくって
僕は途方にくれた。



泣き叫びながら、上を向くと夜空に輝く
紅色の星が嗤っている気がした_____


ーENDー

****

最後でおかしくなりますよね。
はい、秋桜様ごめんなさい。

そりてリクエストありがとうございました。
もう眠たいです。瞼重いです。
iPodの電源切って3秒で寝れる。
誤字脱字あったら、すみません。


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