永遠の悲劇。

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1:千早 ◆JKKE:2014/02/09(日) 18:48 ID:f7k



いつからこの悲劇は始まったのだろう。
それすらも分からない。

どんなに叫んでも、

どんなに助けを求めても、




_____この悲劇は廻り続ける。



◆作者挨拶
どもどもっ!←
知ってる方、いるかも..
違うHNでやってました、千早です。
どうぞ、宜しくお願いします。

2:千早 ◆JKKE:2014/02/09(日) 19:08 ID:f7k

「…っ、はあ…」

僕は溜め息をつく。
嫌になるほど寒い冬は、僕の気持ちをより深く沈ませるのだった。
今日は、何のイベントもない。
ただ学校へ行くだけだ。
なのに、気持ちが沈んでいる訳は、数十分前にあったのだった。

***

「テレビ見ようかな」

そう言ってつけたテレビ。
放送されていたのはニュース番組。
______その内容は。

『今日は、T高校で自殺をする人がいるでしょう。そしてT高校では、永遠に悲劇が続くことでしょう』

可笑しかった。何もかもが。
ニュースを読み上げるキャスターの表情も。
いつもは綺麗な黒髪も、真っ赤に染まっていた。

3:千早 ◆JKKE:2014/02/10(月) 08:04 ID:f7k

T高校は、僕の通う学校。
学校に行きたくない、という気持ちを抑え、僕は学校へ向かった。
外では、いつもは煩いほど鳴いている鳥の姿もなかった。
そして、空はどんよりと曇っていた。
これはきっと、善くないことが起きる象徴だ。
僕は直感的にそう感じた。

***

____そして、今に至る。

もう何回溜め息をついただろう。
それもわからない位、僕は追い込まれていた。
何かの、ドッキリかもしれないのに。

「おはよう。夏樹さん」

声を掛けてきたのは、クラスメイトの吉澤敦子さんだった。
僕は、"貴山 夏樹"という名前だ。
"僕"という一人称と、ショートの髪型のせいか、男子と言われることが多かった。
でも、彼女は、僕が女だということを初対面でわかってくれた。

「吉澤さん。…おはよう」
「今日は元気がないわね?…夏樹さん、気にしなくていいのよ。あんなニュースは」

嗚呼、やっぱり吉澤さんも観ていたんだ。
あのニュースを。
そうだ。信じなくていいんだ。
そう思い込もうとした。
____でも、やっぱり僕は悪いことが起きる予感がしていた。

4:千早 ◆JKKE:2014/02/11(火) 08:52 ID:f7k

***

僕達は、教室に入る。
どのグループの話題は勿論_____
"あのニュースのことについて"。

「ねぇ、見た?」「今日の朝のニュース」「有り得ないよね」

そんな言葉が飛び交っている。
僕はもう、体調が悪くなるくらい震えていた。
すごく、怖くて。

「ハイ、みんな席座ってー」

そう言って皆に声をかける担任。
皆はいつも通りの担任に質問を投げ掛ける。
「今日のニュース、観ましたか」と。

「ん?ああ、あれね。多分イタズラよ」

"多分"、がついているのが嫌だ。
もう、"絶対"イタズラだと言い切って。
担任は何も言わずに出席を取りはじめる。

「桜木みやびさーん…あれ、いないわね?遅刻かしら?」

その担任の声で、みんなざわつき始める。
「あいつが自殺するんだ」と。

5:千早 ◆JKKE:2014/02/15(土) 08:08 ID:sMg

「ほら、みんな、静かにしてー」

担任はそれだけ言うと、また出席を取り始める。
それでも、皆はまだざわついていた。

「貴山夏樹さーん」

担任が僕の名前を呼んだ時だった。
_______…その時、
上からヒトが落ちてきたんだ。

「きゃああああああ!!!やっぱり今朝のニュースは本当なのよ!みんな、この学校で死ぬのよ!!」

クラスメイトの若宮律花が耳を抑えて叫ぶ。
みんなは、教室の窓から下を覗いていた。
外では、冷たい、灰色の雨が降っていた。
担任は階段を走りながら降りていく。
僕達もそれに続いていった。

6:千早 ◆JKKE:2014/02/15(土) 08:51 ID:sMg

作者コメント*´∀`)ゞ

..ふっ。私は、千早さんd、(
ま、それは置いといてね←
タイトルの誕生秘話を話します( ´∀ ` )

本当は、『永遠に廻り続ける悲劇の話。』にしようとしたんですが..
なんかこーいうのあったなー、とか思って検索したらアウターサイエンスとあんまり変わらなくてw
アウターサイエンスは、『廻り続ける「悲劇」の話』←
てことで、『永遠の0』的なタイトルになったワケです;^о^)/

戦闘シーン入れてみたいな、とか思ってる今日この頃です。
だって、戦闘シーンてかっこいいじゃないですか?!
槍とか剣とかで戦うやつ!!、(

では、夏樹さんから一言!!←
『えーと、あn、(では若宮律花さんから一言!!
『更新されてる時は読みなさいよ』←

これからも宜しくお願いします!

7:千早 ◆JKKE:2014/02/16(日) 08:25 ID:9II

「みやび…なの…?なん、で…?」

地面に倒れているのは、ずっと一緒だった幼馴染みの姿。
ずっと一緒だと思っていたのに。
なんで自殺なんかしたんだろう。

いつも笑っていた彼女。
いつも元気だった彼女。
可笑しい所なんて、無かったはず。

______…そういえば。
「みやびの家、行ってみたいなー」なんて僕が言えば、彼女は全力で拒否してたっけ。
「そ、それより今日は本屋さんに行きたいかなー」と、誤魔化すように。
家で、何かあっさのかもしれない。

「夏樹さん、大丈夫?」

そう言って吉澤さんが僕の肩を叩く。
目は哀しんでいた。
…いや、そう見せてるだけなのかもしれない。
でも、口元は笑っていた。
まるで、彼女の死を喜ぶように。

8:tihaya ◆JKKE:2014/02/18(火) 17:43 ID:9II

「み、皆さんは教室に戻りましょう」

担任すらも震えていた。
担任というのは、こういう時に冷静になるものではないのか。
そんなことを考えていると、頭が痛くなってきそうだった。

みんな、担任の指示で教室に戻っていく。
教室に戻っても、みんな静かだった。
その時、不思議なことが起きた。
突如、教室に置いてある、使われていないテレビの電源がついたのだ。
壊れていたはずのテレビが。

「なにが起きたの…?」「…え、なにこれ…」

静かだった教室は、教室はざわつき始める。
そこに、一人の少女の声が響いた。

『先程、桜木みやびさんの自殺事故が起きました。そこで、犠牲者に選ばれたのは…_____』

女性、じゃない、少女の声だ。
決して大きくはないのに、耳に直接届くような声。
みんな、聞きたくないのか、耳を塞いでいる。

『…若宮律花さんです』

画面の中の少女は、ニッコリと微笑みながら言う。
名前を呼ばれた本人は顔を真っ青にしていた。

9:みみ:2014/02/18(火) 20:09 ID:A1.

いい話ですね。
私も こんな小説かいてますが、話の筋がよく、次が気になりますね。
見ていますよ!

10:tihaya ◆JKKE:2014/02/18(火) 20:59 ID:9II

>>みみ様
続きが気になり…、え?
更新頑張りマッスル!!←
土下座しちゃいますよ(
とりま、超有難う御座いました!!

11:tihaya ◆JKKE:2014/02/19(水) 17:29 ID:hN6

クラスのみんなは若宮さんを避難するような目で見る。
「あの子といたら危ないかも」などと小声で話始めた。

「ちょ、何いってるの?!あ、あれがホントだってみんな信じちゃってのワケ?!わ、私はなにもしてないんだから!!」

"彼女が何かをした"
とも言っていないのに、"何もしていない"と否定する。
必ず彼女は何か隠し事をしている。
僕は、直感的にそう感じた。

『_____…なにを言っているのですか?若宮律花さん?』

また、テレビの中の少女が話し始める。
…ニッコリと微笑んだ、その表情を一切変えずに。
そして、少女は続ける。

『元親友で、桜木みやびさんが虐待されているのを知っていた。…それでも、知らないフリをして、その挙げ句____』

少女は、もっと口角を吊り上げてこう言った。
『塾でずっといじめていた。___…恨まれるのなんて、当然でしょう?犠牲者になるなんて、当然でしょう?』…と。
信じられなかった。
"親からの虐待"、"塾でのいじめ"。
全て、僕に伝えてくれなかった。
相談してくれなかった。なんで。

「いやあああああああ!!私は、私はまだ死にたくないわ!許してっ!!お願いっ…!!」

若宮さんは絶叫する。
中には、それを嘲笑って見ている人もいた。

12:みみ:2014/02/21(金) 19:31 ID:A1.

こ、こえええええ!!
てか、虐待ひでーーー!!


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