悪魔の箱。

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1:さりあ。:2014/02/16(日) 15:32 ID:SxA

プロローグ

突き刺さる冷たい視線。
悪魔のような黒い微笑み。
幾つもの小さく聞こえる笑い声。

体を震わせ、涙を流す少女にそれらは向けられた。

「助けて…」

少女の助けを求める声は
誰にも届かぬまま、悪魔達の笑い声にかき消された。


はじめまして、さりあ。です。
前にも別の名前で小説を書いていました。
感想、アドバイスなどあればよろしくお願いします。

2:もみじ:2014/02/16(日) 15:43 ID:64Y

題名からきになってきたけど、プロローグすごいね!

3:さりあ。:2014/02/16(日) 15:51 ID:SxA

>>2
ありがとうございます!

4:さりあ。:2014/02/16(日) 20:39 ID:SxA

一話

悪魔の箱。


今日も耳を劈くような三匹の悪魔の笑い声が教室、
いや、悪魔の箱中に響き渡る。
そして教卓に腰掛けた悪魔の箱を創り上げた魔王、新川愛羽はその醜く歪んだ悪魔達の笑い声を満足気に聞いていた。

何て醜いのだろう。

少女、水沢瑛里華はその悪魔と魔王を交互に見ながら思う。

「瑛里華。」

瑛里華の視線に気付いたのか、愛羽は突き刺すような鋭い声で瑛里華の名前を呼んだ。
そして教卓からぴょんっと飛び降りた矢先、空気を切るように凄まじい勢いで目の前の生徒用の机を蹴り上げた。
机は大きく音を立て空中を舞い、床を突き刺すように激しく落下した。
その瞬間息が詰まるような緊張感が悪魔の箱を一瞬にして包んだ。
体は細かく震え、上手く声が出せない。
視界は液体に包まれぼやけ、溢れた液体が頬を伝う。

「何ジロジロ見てんだよ。」

愛羽は冷たく言い放つ。
愛羽の威圧的な声、目線が瑛里華をさらに追い込む。

「ごめんなさい…ごめんなさい…」

瑛里華は小さく震えた声で謝罪するのが精一杯だった。

そして思う、

この悪魔の箱から出して…

と。

5:もみじ:2014/02/16(日) 21:17 ID:64Y

みんな、題名の後にカキコ数かいてあるのに、
題名(36)とかさ。

これはついてない・・・なんで?

6:さりあ。:2014/02/16(日) 21:38 ID:SxA

ですよね…バグですかね?

7:さりあ。:2014/02/17(月) 18:55 ID:SxA

二話

こんな悪夢はいつまで続くのだろう…

目の前に散乱する生徒用の机を視界を包む液体越しにぼんやりと眺めながら思う。
そしてまた液体が溢れて零れ落ちた。
床に一滴、静かに落ちる。

顔を酷く歪めた愛羽はそれを見るなり、
勢いよくしゃがみ込む瑛里華の頭を踏み付けた。

「うっ…」

頭が割れるような鈍い痛みに瑛里華は押し潰されそうになるのを必死に耐える。
地面に這いつくばるようになった瑛里華を見るなり、3人の悪魔の1人、佐々木莉緒が口を開いた。

「汚い。」

莉緒の短く鋭い言葉が突き刺さる。
それを聞くなり2人の悪魔、宮月唯香、風原緋奈朶も次々と瑛里華を追い詰めるように静かに言葉を浴びせる。

「死ねばいいのに。」
「消えろよ、気持ち悪い。」

その言葉一つ一つが
確実に瑛里華を追い詰め、傷付け続けた。

その時愛羽が不気味に笑った。

「水持ってきて。」

莉緒に言い付け、瑛里華を踏み付ける力を強める。
瑛里華は押し潰されてたまるかと腕に力を込める。
そんな抵抗をしている中、

「水持ってきたよ。」

莉緒がバケツ一杯に水を汲み、
黒い微笑みを浮かべながら愛羽に渡した。
愛羽は無言でバケツ一杯の水を瑛里華にかぶせた。

体が急速に冷える。
体は震えを増し、上から容赦なく踏み付ける力に完全に潰されてしまった。

3人の悪魔から吹き出すような笑い声が聞こえる。

その笑い声を止めるかのように愛羽が冷たく言う。

「あんたの涙で床が汚れちゃったね。
だから汚いあんたごと綺麗にしてやったのよ。感謝しな。」

そして、3人の悪魔の笑い声が高らかに悪魔の箱に響き渡った。

8:もみじ:2014/02/18(火) 17:18 ID:64Y

バグなおった!

9:さりあ。:2014/02/20(木) 16:03 ID:SxA

ですねー。



今日か明日、更新すると思います


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