Horlas Honey

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1:千代紙 ◆9X3s:2014/02/16(日) 18:06 ID:PYM

ここは人間と妖怪、そして妖精が共に協力して過ごす世界、Horlas Honey(以後、ホーラスハニー)。
ここではみんな、笑顔なんです。
でも、そんな笑顔を脅かす者が現れました。
そのような者は、早急に退治しなくてはなりません。
さあみんな、ページをめくって。
一緒に異世界・ホーラスハニーでの出来事を見てみよう。
準備はいい?
それではstart☆

2:千代紙 ◆9X3s:2014/02/16(日) 18:10 ID:PYM

プロローグ1

「このバカ!」

罵倒と共に、身体中に入る蹴り。
私、何かした?
少女は蹴られながら思う。
枯れたはずの涙が、とめどなく流れていった。
誰か、誰か……。
お願いだから私を……。
助ケテ下サイ。

少女は暗い部屋でポケットから何かを出す。
それは、何処からか漏れる光に反射して、キラリと光った。
少女はそれを自らの静脈に当てた……。

3:千代紙 ◆9X3s:2014/02/16(日) 18:17 ID:PYM

プロローグ2

「ギャイン!」
一階から狐の鳴き声がした。
それも、二匹の。
二階で寝ていた少年はとっさに起き上がり、階下へ降りていく。
と、人の形をした影が現れた。
影は身を隠した少年に気付かず、去って行った。
影が去るのを見届けた少年は、先程狐の声がした方へ行く。
すると、リビングで二匹の狐が倒れていた。
真っ赤な鮮血が水溜まりを作っている。
「母さん、父さん!」
少年が駆け寄ると、一匹が薄く目を開ける。
「父さん、何があったの!?」
少年の問いかけに、父は小さく口を開く。
しかし、その口から言葉が漏れることは二度と無かった。

4:& ◆tEkM:2014/02/16(日) 19:54 ID:o4Q

新しいスレ発見☆(`・ω・´)

野薔薇

5:千代紙 ◆9X3s:2014/02/16(日) 20:33 ID:PYM

>>4

発見されてもうたw
来てくれてありがとう♪

6:千代紙 ◆9X3s:2014/02/18(火) 20:12 ID:PYM

プロローグ3

「ポルカ、私……」

少女が辛そうに呟いた。
その体からは、身長に合わない多くの血が流れている。

「マドリーナ、話しちゃダメ……!」

ポルカ、と呼ばれた少女は羽をパタパタさせ懸命に言った。
その言葉に、マドリーナは口を閉ざす。
そして、ポルカの方に手を伸ばした。
そのまま口をパクパクさせる。

「……マドリーナ」

ポルカは泣きながら親友の手を握る。
マドリーナの手の中には、彼女の宝物だったネックレスがあった。
彼女の口はこう言っていた。

『これをあなたに』

泣きわめくポルカを慰めるように降りだした雨の中、さっきまで確かにそこにあった命は、いつの間にかその灯を消していた。

7:千代 ◆9X3s:2014/02/21(金) 22:09 ID:PYM

age

8:千代紙トリップ変えました ◆DMOY:2014/02/23(日) 13:12 ID:PYM

♭余談♪

今回はHorlas Honeyの名前の由来です!
実に簡単なんですが、まずはホーラスの方から

妖怪→怖い→ホラー→ホーラス

うん、下らないですw

ハニーの方は、目の前に蜂蜜があったから←え

これを組み合わせてホーラスハニーですね(キリッ

9:千代紙 ◆.EnE:2014/03/07(金) 21:15 ID:PYM

第一章☆ep1☆

「……死ねよ」

“犯人”はそう言ってナイフをつきつけた。
目の前には怯えた顔。
しかし、その表情もやがては固まり、不自然になっていく。
その腹部は赤く染まっている。
しかし、“犯人”は刺し続ける。
狂気、という言葉が相応しいだろう。
しかし、その口から漏れる言葉は、何故か苦しそうだ。

「楽しそうにヘラヘラ笑うな」


*****

「本当にお化けなんて出るんですかね」

同級生の美雪が呟く。
只今の時刻、午前1:58。
後二分で校舎に入らなくてはならない。

「今日は日直の先生も帰っちゃったから出るかもね〜?」

三年生で部長のユイ先輩が脅すように笑った。

10:千代紙 ◆.EnE:2014/03/09(日) 15:37 ID:PYM

一年である陽菜(ハルナ)は、その顔を見てゾッとした。
今日この日だけは、午前1:30〜3:00まで校舎の生徒の立ち入りが許可されている。
これは陽菜たちの所属する都市伝説同好会の顧問のおかげらしいが、陽菜はまだ顧問を見たことがない。
何しろ顧問は、幽霊部員ならぬ幽霊顧問なのだ。
まあ、今日だけは校舎のどこかにいるらしい。
そんなことを考えていたら、夏なのに体がブルッと震えた。

「ユイ先輩は怖くないんですかー?」

美雪が不満げに聞く。
すると、彼女は舌を出した。

「だって前回は何も出なかったもん」

その言葉にいくぶんか安心する陽菜。
しかし、美雪は何か気になったらしい。
ユイ先輩を見て、恐る恐る尋ねた。


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