貴方は気付いていないかもしれない
でも、
伝えたいのは確かでした
もしも、
貴方のことが好きなことを気付いていたら、
貴方はどう思うか怖かった
結局、
学校の中ではいつも貴方のことを考えていました
主人公
峰城 香穂
・岡田 裕のことが好き
・真面目すぎる委員長として有名
岡田 裕
・気になる子がいるらしい
・不真面目だが女子には人気
「はぁはぁはぁ・・・・。」
どうしよう・・・
委員会に間に合わないよ・・・・・・・・・・
「きゃあっ!」
ドサっ!
「あっ・・。峰城っ!ごめん、ごめん・・・・・・。」
膝が少しズキズキ痛んでいた
せっかくのチャンスだし・・・・・・
「大丈夫・・・。膝がズキズキするだけだから・・・・。
それより、岡田君は?・・・大丈夫・・?」
「俺は別に・・・・。ほら、立てるか?保健室行くぞ・・・。」
「え?・・・・でも・・・。このくらい大丈夫・・・・。」
クラッ!
そこからはあまり覚えてない
「・・・・・・・・・・。」
「あれ?・・・私何してるんだろう・・・。」
「あ、起きたのね?」
「先生、私どうしてここに・・・?」
私はベッドから顔を出した
「ああ、岡田君がね、香穂ちゃんが倒れたって言って、
ここまで連れて来たのよ・・・。
しばらく、そこで休んでね。」
「はい・・・・。」
ガラアァッ
「大丈夫ですか?峰城さんの様子は?」
「金沖先生・・・・・。はい、今は寝ておられますよ・・・。」
「そうですか・・・・。倒れたと聞いたので・・・・。」
「起きて。もう大丈夫なはずよ。」
「広中先生・・・・・・。」
「あら、岡田君じゃない。」
私は起きていたけど、
寝たふりをした
「香穂ちゃんね、まだ起きないのよ。
もうすぐ起きると思うんだけどねぇ。
今は、そっとしてね・・・。
無理に起こすといけないと思うのよ。」
「そうですか・・・・。あの、広中先生・・・。」
「どうしたの?」
「峰城に伝えてほしいんですけど・・・。
今日はぶつかってごめんって・・・。」
「分かったわよ・・・・・・・。伝えておくからね。」