高校生の日常

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1:雨森/*:2014/03/05(水) 15:24 ID:PNs


登場人物

小森 飛鷺 (コモリ ヒロ) ♀
高1。口調が荒い。外見、制服も男子で声も低い

吉野 桐 (ヨシノ キリ) ♂
高1。飛鷺の幼馴染。無表情でクール

西瀬 翔太 (ニシセ ショウタ) ♂
高1。優しくて頭が良い。

佐野 夏輝 (サノ ナツキ) ♂
高1。極度の馬鹿。運動神経は良い

茅ヶ崎 篠 (チガサキ シノ) ♂
高1。可愛い系男子で意外に毒舌

2:雨森/*:2014/03/05(水) 15:35 ID:PNs


プロローグ


俺は女子が嫌いだ

女子は何かと煩い
いつも集団行動で一人で行動しない

トイレまで集団で行くのは流石に引く

その場で居ない女子の陰口とか
…彼氏の話とか好きな奴の話とか

正直、俺は全然興味ねぇし気後れしてしまう


この通り中学生になってから女友達が居ない
正確には居なくても良い

男子とつるんでから俺は男子になった


女友達なんて要らない
俺の日常は男子と馬鹿話する生活


それで良い
女友達なんて薄っぺらくて信用無いし
偽善者だから



____俺は男子に偽る女子で良いんだ

3:雨森/*:2014/03/07(金) 13:57 ID:PNs



「ねぇ!小森君ってイケメンだよね!」
「うんうん!超格好いい!!」


朝から騒がしい生徒玄関
俺は横目で女子達を睨む

「あ!今、小森君と目が合っちゃった~!」
「違うわよ。あたしと目が合ったのよ」
「はぁ?!私ですぅ~」


目合わせてねぇよ
睨んだんだが?
コイツら…めでたい奴だな…


俺は不機嫌のまま、1-Dのロッカーに向かう
運動靴と上靴を履き替え、廊下の角で生徒の少ない大職員室側へ曲がる

此方側に行くと女子生徒が居なく追い掛けられないからだ
……だが今日の俺は後悔することになった




『小森くぅ~ん!!!!』
「ゲッ!」


今日は待ち伏せ?!
マジかよ…

俺は直ぐにヘッドフォンを装着し、階段を三段跳びで上がる

陸上部エースの俺を舐めんなよ!
そのまま早足で教室に入った



ガラッ…


「お~!その汗だと随分追い掛けられたな?」
「おぅ…待ち伏せとか気持ち悪い…」


席に着くなり、一人の男子が俺に近寄る
佐野 夏輝

俺とは親友で小学生の頃からの付き合いだ


「良いよなぁ~…女子にモテて」
「全然良くねぇよ。女子にモテたって」
「…じゃあ俺がお前のこと好きだったら?」
「無理」
「即答かよっ!」


即答に決まってんだろ…
夏輝と付き合うとか絶対有り得ねぇ!

4:雨森/*:2014/03/07(金) 14:08 ID:PNs



        *



「じゃあ、中間テストの返すぞ~」

「はぁ~?!マジかよ!!」
「夏輝。お前声デケェよ」


夏輝と一連のやり取りをした後、先生に呼ばれテストを返された

「小森。お前、ギリギリ赤点免れたぞ」
「ほーい」


40点ねぇ…微妙だな

「ぎゃははは!ヒロだっせぇ!」
「夏輝。お前15点のクセに笑うなよ」
「そうだぞ~佐野。放課後補習な」
「はぁ?!何でだよ!!!」



夏輝。ご愁傷さまー


「あ。小森もギリギリだから補習な」
「………」



マジかよ…
陸上の練習が~…

5:雨森/*:2014/03/07(金) 14:54 ID:PNs



キーンコーンカーンコーン…


や…やっと昼だ…
俺は机にうつ伏せの状態になり、一息付いた


「ヒロと夏輝。食堂行こうぜ~」


ニコニコと手を振る男子と物静かな男子
あの二人も俺達の親友だ

茅ヶ崎 篠と西瀬 翔太

篠は、可愛い系男子
意外とドSな毒舌タイプで素早い
だからバスケ部では活躍している

一方、翔太は知的タイプ
頭が良く学年一位の座をキープしている
運動神経はダメダメだが優しい男子だ


後一人、俺達の親友で俺の幼馴染が居る
でも、欠席早退ばかりでサボり魔だから今日は見てないな…



「あ。夏輝~奢れよ」
「はぁ?!今、金欠中だぜ?!」
「勿論…全員分…払えよ?」
「……ん~じゃあ安いのにしろよ?あ。定食系無しな」

「んじゃあ…カツ丼定食~♪」
「おい!今、定食無しって言ったろ!」

「あ。俺は払うよ」

翔太は言う前に財布を既に取り出していた

何か…皆の性格が表れるなぁ…


「ヒロは何にすんの~?」
「…納豆定食で」
「お前も定食かよ!」


あ~食堂でネチネチ煩いなぁ…
耳に響くだろうが



「あ。小森君だぁ~…格好いい…」
「え~茅ヶ崎君の方が良いよ」
「ウチは絶対に西瀬君!」
「…今日、吉野君居ないんだぁ…残念」


う"…今朝の彼奴ら…
まさか食堂で追い掛けねぇよな…

はぁ…最近憂鬱だな…

6:雨森/*:2014/03/07(金) 15:27 ID:PNs



「そう言えば…俺モテねぇよな…」

溜息を付きながらラーメンの麺を箸で摘まみ、勢い良くすする夏輝

篠がからかい混じりで呟く
「まぁ…早急の女子、夏輝を格好いいって言ってないもんね~」

翔太は一心不乱にカレーを食べている
もうすぐ夏休みなのにカレーって…

「翔太、聴いてんのか?!俺が真剣に悩んでいると言うのに!」
「…お前はモテる方法より勉強を学べ
 夏休みは勝負だからな」

翔太の言葉に頷く俺と篠
夏輝は完全にふて腐れて麺をすすっている

だが数分して気を取り直した様子で…

「なぁ!夏休み何して遊ぶ?!」なんて言葉を繰り返してる

「おい…早急言ったろ?それに…夏輝は補習だろ」


ああ…そうだ…
俺、今日の放課後だけ補習だった…
俺は沈みかけてたテンションを更に沈ませた



       *


昼飯を食べ終わり、篠達と別れて夏輝と歩いていると…


「あっ!小森君だわ!!」
「嘘?!超イケメン!」


ヤバ…この雰囲気は…

「夏輝…逃げるぞ…」
「は?何で?」


『小森くぅ~ん!!!』


やっぱり!!

「え?!まさか追い掛けて来るパターン?」
「そうだよ!だから逃げるぞ!!」


俺は夏輝の手を掴んで猛スピードで走り出した

「おい…っ…お前…速すぎんだろ…!」
「お前も陸上部だろ!」
「俺は長距離じゃ無くてハードルなんだよ!」


いつものやり取りをしながら走る俺達
女子達は懲りもせず、追い掛けて来る


「ヒロ!何で女子疲れねーんだよ…!」
「ほぼ運動部の奴等だからだよ!!」

『待ってぇ~!!!!小森君~!!!』


俺達は屋上まで逃げ切り、大の字になった…


「はぁっ…はあ……死ぬ~…」
「だな……女子…マジで怖…」


恐るべし…女子共…

7:雨森/*:2014/03/07(金) 15:43 ID:PNs



「も、もう…追って来ねぇよな……」
「ああ…多分…」


大の字になりながら欠伸をする夏輝
早急の出来事が嘘の様に静かだ


しばらくボケーっとしていると…
突然冷たいモノが頬に触れた

「冷たっ!!夏輝!何すんだよ!」
「…ん?俺は何も……ぎゃあ!!」

夏輝は俺以上に驚き跳ね起きる
じゃあ…誰が…?
も、もしかして…もう女子達か…?!


「………良く汚い所で寝れるなお前ら」
「「桐!」」


深い溜息を付いている奴…
それが俺達の親友かつ俺の幼馴染

…___吉野 桐

無口で愛想が無くほぼ無表情
笑顔なのは寝てるときの寝顔ぐらい
幼稚園から俺は桐の親友だ


「桐!今日授業サボったな!留年するぞ~?」
「夏輝だって留年するぞ」
「お、お前だって…赤点ギリギリ免れたから危ないぞ!」

そ。俺らはアウト組なのだ
翔太は楽々進級だし、篠も赤点取る程では無い

危ないのは俺達三人だけと言うことだ
まぁ…桐はサボりさえ無ければ翔太を抜ける学力は有るが


「てかさ…もう時間ヤバくね?次、体育だぜ?」

夏輝が腕時計を確認したので俺も自分の腕時計を確認する

[1:00]


あ…もう昼休み終わってる…


「ヒロ!行くぞ!」
「お、おぅ…桐は?」
「……体育なら行く」

8:雨森/*:2014/03/07(金) 15:49 ID:PNs


微妙に訂正

×「お、お前だって…赤点免れたから危ないぞ!」

○「お前だって…赤点免れたけど危ないぞ!」


です…((汗

まぁ…前より書きやすいぞ…うん
やっぱ男っぽい主人公は良いねぇ((

9:雨森/*:2014/03/07(金) 16:11 ID:PNs



        *


『小森君~!メアド交換してぇ~!!』

「断固拒否!」
「…ヒロ羨ましい…」
「羨ましくねぇ!!」


『きゃああ~!怒る顔も格好いい~!』


はぁ…バカバカしい…
体育の授業まで追い掛けるのかよ…


て言うか…何で俺?!

桐の方が絶対格好いいし
篠は可愛いし
翔太は頭良くて優しいし

夏輝は……うん。馬鹿で面白いし?


しばらく追い掛けられ結局皆に無理矢理アドレス登録させられた…


『毎日メールしてねぇ~!』



……絶対に帰ったら全員のメアド消してやる!


「ヒロ~!試合すんぞ!」
「おぅ」


俺達のチームは桐、翔太、俺…その他
相手チームが…夏輝、篠、その他だ

女子チームは反対コートだが…
俺らを試合を真剣に見ている
ハタ迷惑だ


「前半5分、後半7分です。試合…始め!」

鋭いホイッスルと共に桐が相手からボールを奪う

その途端、女子達の黄色い声
煩…


「……ヒロ、パス!」

桐からボールを受け取り、相手を素早く交わす

更に女子の黄色い声がヒートアップする


そしてゴールにあっさりと入れる
ん。相手チーム超弱い


『きゃー!小森くぅ~ん!!!』

耳が壊れる…
俺は反対コートに居る女子を強く睨んだ

今、俺ぶち切れたからな
でも女子は目が合ったと勘違いして更に叫び始めた


……もうマジ勘弁だ

10:雨森/*:2014/03/07(金) 16:17 ID:PNs


あ。また入力ミス

× 俺らを試合を真剣に見ている

○俺らの試合を真剣に見ている

です((


本当に3DSって入力しずらい…
微妙にズレるし…

11:蜜柑:2014/03/07(金) 16:37 ID:AMw

ぉ?なんか スレおめでとw
(話まだ見てないスw)

俺3DSの方 書きやすいわww

12:雨森/*:2014/03/07(金) 16:40 ID:PNs

>蜜柑

あれ?もう学校終わったん?
蜜柑は四人の中で誰が好き?(ヒロ抜いて)

私は~…篠かなwドSで可愛い顔してるもん!

ん。ウチも3DS一番使いやすいよ!
受験生になるまで絶対に手離さない!
(高校生になったら携帯で来るしw)

13:蜜柑:2014/03/07(金) 16:43 ID:AMw

おうw 駅まで走ってギリギリ間に合ったw
(中学生 俺だけやったw)

知らんわねw後で話見とくわ

>>10>>12が矛盾してね?w

14:雨森/*:2014/03/07(金) 16:53 ID:PNs


あ〜今日部活行ってないの?
見てないのかよ!酷っΣ(°∀°'ΙΙ)ガーン

え?ああ矛盾してるねぇ…((
機械音痴だから3DSしか使えんのだよw

はい雑談タイム終了ー! ( ` ^´)/ピピーッ!

15:雨森/*:2014/03/08(土) 13:05 ID:PNs


「ヒロ、お疲れさん!」
「おぅ…マジ死ぬ…」


夏輝に貰った水筒の中身を一気に飲んだ


「あ…これ関節キスになるんじゃ…「阿呆」

俺はバカ夏輝の頭を叩いた
本当に阿呆なことしか考えねぇんだから…


『小森君!!お疲れ様ですっ!!!』


女子達が俺に水筒やタオルを渡す
それも沢山
……要らねぇよ。こんなに


「あ~…ありがと」

心にも無いお礼をしただけなのに騒ぎ出す女子達

「やったぁ!受け取って貰えた!」
「羨ましいなぁ~…」


はぁ…全く女子のやることが理解出来ん



あー…放課後は補習か…
マジでサボれねぇかな…

早く帰りてぇ~…

16:雨森/*:2014/03/08(土) 13:21 ID:PNs



       *


六限の辛〜い英語を終え、放課後になった



「んじゃ~この課題プリント全部書けよ!
 空白とか無しだからな!」


何枚有るんだよ…コレ
しかも部活の顧問だからって此方を放って置くのかよ!

俺はシャーペンをクルクル回しながら問題を睨む

「ヒロ~…腹減った」
「……問3教えてくれたらポッキーやる」
「ええ?!一番難しい奴じゃん!」
「じゃあ我慢しろ」
「う"ぐっ…」


俺は夏輝を無視して問題を解いていく
夏輝は髪をクチャクチャに掻き乱して頭を抱えている

はぁ…仕方がねぇ奴だなぁ…

「ん。ポッキーやる」
「…!!サンキュー!!」


嬉しそうに微笑む夏輝は無邪気で無垢なガキみたいだ


        *


「やっと終わった~!」
「あ。暗いから送るよ」
「な~に彼氏ぶってんだよっ!」

俺は夏輝の脚を蹴った
まぁ背高いし強そうだから頼りにはなるけど…


「う~ん…まぁ俺の方が喧嘩強いけど頼むわ」
「何かムカつくけど送ってやんよ!!」

17:雨森/*:2014/03/08(土) 13:40 ID:PNs



「んじゃーな!また明日!」
「おぅ」


俺は夏輝と別れて薄暗い夜道を歩いた

ガチャ…


「ただいま」


靴を無造作に脱ぎ、リビングへ向かった

「母さん。飯」
「まぁ…汚い言葉!…早く手洗いなさい」
「ほーい」


手を洗うのは日々の習慣
まぁ母さんが煩いからだけど

ハンドソープを三回押して直ぐに水で洗い流す
手で水滴を払い、二階へ上がった


ベッドにダイブして深い溜息を付く
今日は散々な一日だった
毎日の様に女子に追っかけられるから何時も疲れるけど

補習やら体育やら…
もう今日は寝よ…



俺はそのまま深い眠りについた

18:雨森/*:2014/03/08(土) 13:48 ID:PNs



        *



……ん…ふわぁあ…
俺は欠伸しながら携帯のアラームを止めた

あ…俺…夕飯食べてねぇ…!
それに制服のまま…

俺は深い溜息を付いて階段を降りた

「もう!遅いわよ。遅刻するでしょ」
「はいはい…」

目が半開きのままトーストにかじり付く



「早くしなさい。皆が待ってるわよ」


……皆?
夏輝達か?
珍しい…いつも別々に登校すんのに

「夏輝達?」
「いいえ。











女の子達よ」


ウゲッ…


俺は慌ててトーストを食べ、靴紐を結び裏口から出た



「行って来ます!」


何で朝っぱらから追い掛けて来るんだよ!!
女子の神経どうかしてるだろ!!




『あ、小森くぅ~ん!!!』

何で裏口知ってんだよ?!
俺は必死に学校まで走った


俺の高校生活…いつになったら静かになるんだよ…

19:雨森/*:2014/03/08(土) 13:57 ID:PNs



「はぁっ…はあっ…」
「ヒロおはよ~!また追い掛けられたの?」

篠が靴を履き替えながら笑顔で訊いてくる

「おぅ…朝から待ち伏せとか…」
「大変だねぇ~」


全然同情してないよな?篠…
俺は苦笑いしながらロッカーを開けると…



大量に何かがロッカーから出て来た


「うおっ!なんだコレ?!」
「スゲー…コレ全部…ラブレター?」


その数…ざっと50枚

俺は朝からぶち切れた
俺はその全部をゴミ箱に投げ付けた


いい忘れてたけど俺は女なんだよっ!!
顔と制服が男だからって勘違いすんな!



『あ~!見付けたわ!!小森君~!』


またかよ?!


「じゃ、じゃーな!篠!!」
「お…おぅ…本当に大変だな…お前」


篠…笑顔引きつってるぞ…
まぁ無理も無いが


『あ、小森君!!!ラブレター読んでぇ~!』
「わ…悪いけど付き合うとか無いから!!!」


女子と付き合うとか無いだろ!!
俺は正真正銘女なんだからな!!!

20:雨森/*:2014/03/08(土) 19:56 ID:PNs


「はぁ…何で俺が女だって分かんねぇんだよ…」

俺は机にうつ伏せになり溜息を付く
昨日もこんな状態になってたような…

夏輝が笑顔で答える


「そりゃあ…貧乳……痛でっ!!」

夏輝の変態発言でぶち切れた俺は脚を蹴った


「痛てぇな…じゃあ口調とかじゃねぇの?」
「……夏輝ぃ。何かぁ疲れちゃったぁ…的な?」
「はぁ?!気持ち悪!寒気するわ~…」


ムカついたのでまた一撃をくらわせる


「痛ってぇ…わ、分かった!悪かったって!だから殴んな!!」


はぁ…殴る気失せてきた…
俺はゆっくりと腕を下ろした




「何々?朝からラブラブだねぇ~…」
「「篠!!」」


篠がニヤニヤしながら教室に入って来る
後ろで翔太が分厚い参考書を眺めていた

今日も桐はサボりか?


「ラブラブじゃねぇよ!何で俺が!」
「だって…一応女でしょ?」
「まぁ貧乳で実は隠れぶりっこ……ってだから殴んな!!」
「ほら~…ラブラブ♪」


これがラブラブなのか?
てか有り得ねぇ…
絶対に夏輝とラブラブなんて有り得ねぇ!!

21:ゆき:2014/03/08(土) 20:27 ID:AMw

ぁ、読んだぜ((キリッ
面白いよ!!自分のとは比べ物にならんw

22:雨森/*:2014/03/08(土) 20:30 ID:PNs


そうかな?
何か最初ノリノリで書いてたけど…
桐の出番がね…((笑

御免よ~…桐…出番増やすぞ…

23:雨森/*:2014/03/14(金) 14:11 ID:PNs



「なぁ、夏休み俺の別荘に来ない?」

突然、篠が夏休みの計画を提案した


篠の父親は有名な会社の社長
母親は弁護士だから凄い金持ち
家は俺ん家の5倍もあり、執事が居る
別荘は何十個かあるらしい

俺達とは別世界の人間だ



「へぇ…別荘かぁ…」
「うん!それに別荘から海が見えるんだ~!」


海…!
よっしゃあ!絶対に行く!!


「俺行く」
「んじゃあ俺も!」
「夏輝、補習は?」

「仮病で誤魔化す」


ん~…先生にそれは通じるのか?



まぁ結局、俺達全員行くことになった

ついでに桐を誘えと言われた
何で俺が…


「何で俺が…!篠が提案したんだから篠が誘えよ!」
「良いじゃん~!桐と幼馴染でしょ?」


幼馴染だから俺が誘えと?!
意味分かんねぇ!!


「じゃ宜しくね~!」
「はぁ?!逃げるのかよ!!」



はぁ…何で俺がこんな目に…

24:雨森/*:2014/03/14(金) 14:23 ID:PNs



        *


俺は桐を誘う為、屋上に向かった

「桐~!!居るか~?!」


昼休みなので屋上に居る生徒が驚いて俺を見る

う"…俺、目立ってる…
皆の視線が痛い




「……大声で俺を呼ぶな」

背後から突如、低い声が聴こえたので後ろを振り返る
案の定、桐が呆れ顔で俺を見ていた


「お、桐居たか…」
「大声で呼ばれたら来るしか無いだろ」

まぁ…ごもっともですな…

「……で俺に何か用」
「あ!えーっと…夏休み暇?」
「唐突だな」


仕方がねぇじゃん
本題はそれしかねぇし

「……暇だけど」
「そうか!…篠の別荘行くんだけど…お前も行く?」

俺が誘うと桐は無表情で呟いた

「どうせ行かないって言っても強制的に行かせるんだろ…」

あはは…流石、幼馴染…
俺の本音が丸解りか…

「……行くよ…断って強制的に行かされるより楽だし」
「本当?!篠に行って来るな!」


俺は大喜びで屋上を後にした
これで全員来る…!

来週が楽しみだ!


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