絶対服従。

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1:小鳩 ◆PNUA:2014/03/08(土) 19:04 ID:hN6



ここは、少年少女達が檻の中で泣き叫ぶ、そんな学校。
この学校に来れば、教師の言うことを絶対に聞かなければならない。

教師に逆らった者は、殺される。
ここからは、逃げ出すことも出来ない。



______さあ、絶望と欲望の絶対服従ゲームの始まりだ。

2:小鳩 ◆PNUA:2014/03/08(土) 19:19 ID:hN6



(#0 プロローグというかその類のもの)

私、瀬川五月(セガワサツキ)は、ふと目を覚ました。
いつものベッド…ではない。
目の前に見えるのは鉄格子だけ。
夢だと思おうとして頬をつねってみるが、痛い、という感情が涌き出るだけ。
そこで私は確信した。
"やはり夢ではない"と。

「誰、か…。助けて…」

ガタガタと鉄格子を揺らすが、女子高生の力ではとても曲げたりは出来ない。
はぁ、と溜め息をついてもう一度寝ようとするが、もう目はパッチリ覚めてしまったようで、寝ることが出来なかった。

「おはようございます」

途端にこの数ヵ月間で聞き慣れた、綺麗な声が耳に響いた。
見ると、そこには新城澪(シンジョウレイ)先生が居た。

「お、おはようございます…」

私はぎこちなく笑う。
今日も、この絶対服従ゲームが始まる…______

3:小鳩 ◆PNUA:2014/03/09(日) 08:20 ID:hN6



(#1 いつも通りの日常)

キャハハハハハ、と嫌になるほどクラスメイト達の笑い声が響いている。
みんなグループになって何かを話している(内容はどうでもいいが)。
それに対して、ボーッと黒板を眺める私。

「それで昨日のドラマさー」
「あー、あれ可哀想だったよねー」

仲の良さを人に見せつけてなんの価値があるんだこんにゃろう。
こんな私は、彼女達の挑発に乗っているだけなのかもしれない。
と、そこに、「席に座ってください」と先生が入って来る。
「うわ、新城来た…」と、嫌がっている生徒もいれば、目を輝かせて先生を見つめる生徒もいる。
私は特にこの先生に何の感情も抱かなかった。
一言で言うと、人を敬うことや、嫌うことほどめんどくさいことはないからだ。

「委員長、号令お願いします」

先生にそう言われると、委員長は、「起立」と言った。
みんな同時に立ったのを確認したところで、「礼」と言う。
「着席」そういわれると、みんな席に座った。
このまま着々と授業は進み、昼休みになった。

***

「…いただきます」

手を合わせ、お弁当の箱を開ける。
そこまでは良かった。
いつも通りだった。
だが、一人の少女は私に声を掛けてきた。

「隣、座っていいか?」

と言って。
有り得なかった。
自分が高校に行って声を掛けられることなど、無いと思っていたから。
私は、勿論「良いよ」と言った。
彼女の名前は、夜風加乃(ヨカゼカノ)。

「アンタ、サンドウィッチ好きなんだな」
「え、なんでわかったのさ」
「教えない」

夜風さんといると楽しかった。
友達と話すことの楽しさを、久しぶりに実感できた。

そして、(多分思い出に残るであろう)楽しい一日は終わった。

4:小鳩 ◆PNUA:2014/03/09(日) 12:39 ID:hN6



(#1.5 作者が暇だったから作った余談コーナーというかその類のもの)

どうも、こんにちは。
作者の小鳩(コバト)と申します。

いい忘れましたが、この作品は、"殺し合い"や"自殺"などの死ネタを含みます。
苦手な方はUターンしてください。

この作品は、ハッピーエンドにはならないかと思われます。
はい、作者がハッピーエンド好きじゃないんで。

たまに、キャラの名前を募集したりするかもしれません。

是非コメント、お待ちしております。


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