秘密の鏡

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1:桃猫:2014/03/13(木) 17:50 ID:ySs

元鳳凰獣猫です。

今回はミステリー系のお話です。

2:桃猫:2014/03/13(木) 18:50 ID:ySs

〜本編〜

此処はとある中学校。
・・・・  ・・・・
いつもは、皆普通の人。

ただ、今日は皆が殺意に満ち溢れた顔で私を睨みつけた。
    ・・
私だけが普通の様で、誰も話しかけてこずに、

睨みを利かせていた。

まるで、私だけが違うかのように。

不思議な光景でもあった。

友達の留音まで、私を睨んだのだ。

突っかかってきそうな位に手を振り上げたその時、

「ダメよ、留音。」

足が震えた。

ガクガクと小刻みに動いたのが分かった。

その少女は私の方へ近づく。

「気をつけて・・。今日は、暴走が激しいみたいなの。」

「貴女は・・?誰?」

「私は此処の秘密を知る者。名は名乗れない・・。」

彼女は、金髪のフワフワした髪を揺らしながら、

私のことを直視した。

恥ずかしい気もしたが、その姿はとても可愛いのだ。

「貴女は、心矢 友里ね?」

「はい・・・。どうして名前を?・・・呼び捨てだし・・・。」

「決めたわ。私、貴女を導く者として。」

「って、何を?」

「まだ秘密よ♪一つだけ答えるわ・・。私は昔に、閉じ込められたの。
 でもね、死ななくって。不老不死なのよ、私。年齢は秘密。」

3:いっちゃん:2014/03/13(木) 19:07 ID:5OE

早く続きをー!!

4:鳳凰獣猫:2014/03/14(金) 18:27 ID:ySs

初コメント、ありがとうございます。

頑張っていきます。

続きを・・・。



カツっカツっカツ!

遠くで足音が聞こえた。

まるで、誰かが近づいているような、違和感を覚えた。

「ねえ、誰か来ない?・・・・。」

不安と焦りしかない。

「大丈夫よ。結界を張ってあるもの・・。
 ・・ 
 ある人以外は壊せないわ・・・・・・。」

「そう・・・・。」

何処に行くのか見当がつかず、不安だ。

「どうしたの?」

彼女は、私の顔を覗き込んだ。

「あのさ、何処に行くの?」

「・・・・。とりあえず、鏡を探してくれる?」

「鏡なら、私、持ってるけど?」

彼女は綺麗な金髪を結い上げ、

私の目の前に手を差し出した。

「鏡を貸してほしいの。ダメ?」

深い蒼色をした瞳で私を見つめた。

私も見つめ返し、鏡を彼女の小さな手にのせた。

「今から、呪文を唱えるから、聞いていて。

 神に仕えし者は、 汝 幸あるべき

 等しきは、 皆でありし。

 悪を罰するは、 その者の 死を意味しそうろう。」

「っ?何?」

「貴女の本当の力が出るようにしたの。

 もし悪がいたら、大変なの・・・。」

「悪?何ソレ?」

「今は・・・・。後で教えるわ・・・。」
 

5:鳳凰獣猫:2014/03/15(土) 12:00 ID:ySs

「とりあえず、私のことは李々と呼んで。

 大丈夫、私のそばに居れば悪は近寄れないから。」

「はぁ・・・。」

とこれで、この子は本当に何なんだろう。

魔法?みたいなのが使えるみたいだし・・。

何かひっかかる・・・。

あの見た目も、どこかで見たような気がする。

生き写しって奴?

そんなのいないだろうし・・・・。

「此処よ。」

6:桃猫:2014/03/15(土) 12:17 ID:ySs

「此処って・・・・。痛っ・・・。」

「気をつけて、友里。此処は地下室よ。」

「こんなとこあったんだ・・。」

目の前には、たくさんの本が並んでいて、落ちてきそうだった。

「音樹ーーーーーー」

「誰だい?」

「妃香李だよ。早く出てきて・・。」

ガバッ

「貴女、ひかりっていうの?え・・・。

 ひかりなの?・・・・・・ねえ・。」

あの時に見殺しにした親友、ひかり。

私のせいで死んだ、ひかり。

私だけが生き残った、あの日。

私なんか・・・。

「ふーん。あんたは、友里かぁ・・。」

「誰?」

「妃香李を不老不死にした、張本人さ。

 妃香李の最後の願いだったんだ・・・。

 本当はあんまやりたくないけどね・・・。

 でも、それが仕事だから、仕方ないんだよ?

 友里に会いたいと言い出すから・・・・・・。」

「じゃあ、ひかりなんだね?」

「ああ、その通りだ。」

7:鳳凰獣猫:2014/03/15(土) 15:37 ID:ySs

「でも、どうしてそんなことが出来るの?ありえないじゃん。」

「それがありえるんだな。

 死人を生き返らせるには、ある石が必要でな。

 その石は静玉宝石(せいぎょくほうせき)というのだが、

 その石は滅多にお目にかかれるものじゃあない。

 もし、見つけても呪文が失敗すれば元に戻れないし、

 不老不死どころじゃあないのさ。」

「それじゃあ、ひかりはどうして?」

命を懸けてまで?

私の為?

じゃあ、私はどうすれば?

「妃香李、少し外にいてくれ。」

「いいけど・・・。」



「あの、音樹(おんじゅ)さん?」

「ひかりは、私と初めて会った時に、親友に似てると言われてね。

 どこが似てるって聞いたら、瞳の色が似てるって・・。

 あんたに会った時、同じ瞳をしてて意外に驚いたよ。

 私みたいに目が赤い子は少ないからね。

 正直、嬉しかったよ・・・。

 それに、妃香李の親友に会えたしな。」

「願い事、叶えてくれる人は、貴女だけなの?」

「まぁ、居るには居るけど・・。

 不老不死の呪文は、知られていないみたいで。

 用途に合う人が呪文をかけるのさ・・・。」

8:桃猫:2014/03/15(土) 17:56 ID:ySs

ごめんなさい、癖で名前間違いました。
続きです。


「じゃあ、他にもいるんだ?魔法使いみたいなのが。」

「ああ。だがな、人間の世界に魔法使いは存在しない訳じゃない。

 たまにいるのさ。人間が魔力を持つことは、こちらとしては望ましくない
 
 お前は元々、死んでいたんだ。覚えてないか?」

 

9:桃猫:2014/03/15(土) 18:16 ID:ySs

「え?私が・・?死んでる?!」

「手首、見せて。・・・やっぱり・・・・。

 これは、生き返らせるときに出来る魔法印だな・・。」

「痛いんだけど?」

「呪文が消えるかもしれん。その印が消えると意味が無い。

 お前も不老不死にしてやらんといかんな。」

私も不老不死になるんだ・・・・。

「ん?お前、自分の魔法でしたのか?」

「そんなの知らないわよ。」

10:桃猫:2014/03/16(日) 20:59 ID:ySs

「お前、まさかっ!?」

「何?いきなり・・・。」

音樹は不思議そうに私の顔を見つめた。

「お前は、霊璃亜か?」

「誰よ?その人・。」

11:桃猫:2014/03/17(月) 15:24 ID:ySs

「知らないならいいんだが・・・。」

12:嶺亜 ◆QZSMYKc:2014/03/19(水) 20:11 ID:dco

おいらの名前があるお。←
苺猫もだ。←←

13:桃猫:2014/03/20(木) 09:44 ID:ySs

「それで、どうするの?」

「それでって?」

「妃香李が生きていて嬉しくないのか?」

「嬉しいけど・・・。此処から出たほうがいいんじゃない?

 暗いし、寒いし・・・・・・・。」

背中に氷のような冷たいものがあたる・・・。

「ひゃあ!」

14:Love&Peace:2014/03/20(木) 22:36 ID:dco

孤独板の私のスレ見て。

15:桃猫:2014/03/22(土) 14:39 ID:ySs

「驚きすぎじゃない?こんなんで・・・。
 って、ええ?・・・・・・・・・・・・。」

「誰?私は心矢友里・・・。」

「友里様ああっ・・・。お会いできるなんて。」

「冷たいんだけど・。」


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