双子の少女達の人生を描いたお話です
プロローグ
私たちは生まれてすぐ忌み子と呼ばれ
たもちろん名前などない。どっちがどっちかも
わからない
私たちは五歳の時親から引き離され
遠いとおい島に住むように言われた。
だが。私たちは二人生きているとみん
なが不幸になると言われた
だから。私は一回殺されかけた、
ナイフで腕を切り落とされた……
だが。その腕はなぜか再生する。
人間の手では私たち忌み子は殺せない。
だから。教会の人に忌み子になら忌み子を
殺せるだろう、そう言われ
私たちは自分達で自分達の手でどちら
かの命を奪わなくてはいけない
私たちに与えられた時間は五年。
五年の間にその白い服をきた奴を黒い
服を着たおまえが殺せ
そう命じられた。
そして私たちは島の教会の裏で住み始めた
「なぜ私たちは引きさかれなきゃいけ
ないのだろう?」
黒い服を着た少女はそう言った。
「あたし達が忌み子だから……」
黒い服の少女に白い服の少女がそう言った。
私たちは教会の裏でそう話していた。
「さぁ。今日は何処へ遊びにいこうか?」
「あたしは……海岸にいきたい……」
「うん」
私は頷いて白い服の少女の手を引いて
海岸まで向かった
「なぜ私たちは引きさかれなきゃいけ
ないのだろう?」
黒い服を着た少女はそう言った。
「あたし達が忌み子だから……」
黒い服の少女に白い服の少女がそう言った。
私たちは教会の裏でそう話していた。
「さぁ。今日は何処へ遊びにいこうか?」
「あたしは……海岸にいきたい……」
「うん」
私は頷いて白い服の少女の手を引いて
海岸まで向かった