文系男子と理系女子

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1:ぴかちう:2014/03/21(金) 11:22 ID:4bE

文系の彼は、明るいけど少しひねくれた少年。

理系の彼女は、おしとやかで静かな少女。





そんな、噛み合わない二人の物語。

2:ぴかちう:2014/03/21(金) 11:24 ID:4bE


光ヶ丘高校、二年一組。
授業終了を意味する、単調なチャイムが鳴り響く。
文也は教室の時計を確認した。
時刻はもう四時を回っている。
ホームルームが終わって、クラスの生徒は思い思いに出て行った。
大抵の生徒はこれから部活動なのであろう。
光ヶ丘高校では、部活動の所属を基本義務としているからだ。

「さて・・・どうするかなぁ」

席に座ったまま、頬杖をついて教室を一望した。
少し西に落ちてきた太陽の光が、教室へ斜めに差し込んでいる。
気づいたらクラスメイトは文也以外居なかった。

「なんだよ。誰も居ないのか」

文也が少し感傷に浸っていると、廊下側から一人の男子生徒の声が聞こえてくる。

「キミ、今日も話があるよ! こっちに来て!!」

「げっ・・・」

迂闊だった。生徒会長である。
会長は不要な部活を排除するという愚行に勤しんでいるらしく、最近は文也の所属する『麻雀部』を狙っていた。
そのため、放課後いつも文句を付けにやって来るのである。
逃げておけば良かったなぁ、と文也は今更後悔した。


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