ヒカリ カゲ

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1:海莉:2014/03/31(月) 15:27 ID:.bA

人物


主人公

灰田 美月 (ハイダ ミツキ)

頭がいい
明るく優しい
みんなに平等
運動が好き


白咲 真凜 (シロサキ マリン)


黒沢 優希 (クロサワ ユウキ)



大雑把ですが、ご了承ください

2:海莉:2014/03/31(月) 15:29 ID:.bA

このクラスには『いじめ』がある

それはみんな知っている

ほかの学年の生徒も

先生方も

保護者も

PTAも



……ねぇ、なんで


なんで……なくならないの?

3:あははのは:2014/04/03(木) 10:43 ID:.3E

小説面白いです!
頑張って下さいね^^

楽しみにしてます

4:海莉:2014/04/06(日) 10:13 ID:.bA

>>3

ありがとうございます!
頑張ります!

5:Roa:2014/04/06(日) 10:40 ID:2xw

始まり方がこれからの物語を楽しみにさせる様で凄い面白いです!
更新楽しみにしてます!!
頑張って下さい!!
>>海莉

6:海莉:2014/04/07(月) 13:24 ID:.bA

>>5

お二人目……!!
ありがとうございます!

7:海莉:2014/04/07(月) 13:47 ID:.bA

「ちょ、聞いてよみんな〜」

授業の間の10分間の休み時間

ストーブの周りで温まっていた私たちに
真凜が話しかけてきた

「昨日さ〜、先輩に『どうして黒沢さんをいじめるんですか?』ってLine来たんだけど!」

周りにいた優希以外のクラスメートが口々に言う

「え、アイツ先輩にまでチクったの?」
「サイテーじゃん」
「お前のせいだろって感じ〜」
「アイツぶっちゃけキモイしウザイし見てるだけでイライラする」
「このクラスにいらないよね」
「親の顔が見てみたい」
「アイツ、親いないはず」
「え!?うっそ!?」
「マジで!マジで!」


このクラスは嫌いではない

でも

「いじめ」は嫌い

いじめたくない

でも

いじめなきゃ……いけない

じゃないと……

わたしはまた、いじめられたくないんだ


「あれ、アイツ泣いてね?」
「あれくらいで泣くとか」
「お前のせいだっつーの」

「ね、美月もアイツうざいと思うよね!」

「もちろん!」

笑顔で答えた

うざくないよ、優希は

「消えて欲しいよねぇ〜」

「だよね!」

消えて欲しくない

できることなら自分を消したい

「うち、優希一番嫌い〜」

「肯定!」



一番、自分が嫌い

大っ嫌い

「死ねばいいのに」

「うん!」

……私が、ね

「あれくらいで泣くとか、弱」

「ね!」

優希は弱くない

一番弱いのは私だよ

でも……

どうすれば……いいの?

何か変わるの?

変えたい

変えれなかったら?

私が……


いじめられるんだ

8:海莉:2014/04/07(月) 14:03 ID:.bA

____昼休み____


昼休みも、みんな……優希以外のクラスメートがストーブに集まって話をする

「あれ、アイツは?」
「さあ?トイレじゃね?」
「うわ今日一日トイレ行けねぇじゃん」
「あーんもう!部活の時どうしよう」
「我慢しろ!それか……男子トイレか、漏らせ!」
「うわー……男子サイテー」

こんな普通?の会話をしている時が一番幸せ

……あ

優希……トイレ……

「真凜、私リアルガチにトイレ行きたくなったから行ってきます!」

「え、あいついるよ?多分」

「うん……でも、漏らしたくないし、男子トイレ入りたくないからさ!仕方ないよ!」

「そっか、そだね!」

「うん!」

そそくさとトイレへ入る

ふう……と軽く深呼吸をする

「優希……いる?」

「……だれ」

「美月……だよ」

「美月……何しに来たの?」

「えへへ……ちょっと優希に渡したいものがあって」

「……真凜たちに頼まれてバケツの水かけるとか?」

「……違う、違うよ?お願い、出てきて」

「いやだ」

「お願い……」

「わかったよ」

ゆっくりとドアを開けて

警戒するように

ずっと

ずっと

話したかった

優希が

出てきた

9:海莉:2014/04/09(水) 17:34 ID:.bA

「なに」

獣のような目で睨む優希は
鳥肌が立つほど恐ろしかった

冷たくて、光がない、そんな目

「あの、これ……いつも寒いのにストーブで暖まれないでしょ?だから……」

制服のポケットから未開封のホッカイロを10個ほど渡した

「あ、あげる!い、いらなかったら、いらないって言ってね!」

俯き、手だけ出す


沈黙


チラッと優希の方を見るとポカンとした表情だった

あああ、バカやっちゃった

よけいなお節介だったかな

どうか真凜にだけは怪しまれていませんように……

瞬間、手に冷たいものが触れた

「フフっありがと。もらうね」

驚いた

「時間差で教室戻ってきなね。ほんと、美月は怖いもの知らずだね。」

驚いた

「じゃね、ほんと、ありがと」

驚いた

優希が、『ありがと』って言った
優希が、もらってくれた
優希が、『美月』って呼んでくれた
優希が……

笑ってくれた……!


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