あの笑顔は遠いところに。

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1:夕月  ◆j2:2014/04/06(日) 14:11 ID:euA

あの笑顔を知ったのは、いつのことだったっけ。
あの涙を殺したのは、いつのことだったっけ…。

なんでだか、知っているはずなのに知らないような気がする。

でも、知らないってことは許されないんだ。
私があの笑顔に、遠すぎるとわかっていても――…

『ねえ、はやくいこうよ!』

「…うん、いこう」

またどこかで、あの笑顔に触れたいと思っているから。

            *

はじめまして…!
夕月(ゆづき)といいます!

葉っぱ天国に小説を投稿するのは初めてです。
恋愛6、友情4ぐらいで進めたいと思っています。

っとその前にアテンションを。

悪コメはしないでください。
意味不明な発言もお断りします。


あとは常識の範囲内で。
コメント下さるとうれしいでs((

よろしくお願いします。

       *

もくじ。  「甘酸っぱい青春のお話」

2:夕月  ◆j2:2014/04/06(日) 15:11 ID:euA

第零話  「それなりに楽しかった昔のお話」


小学6年生のころ。この少女はいわゆる「普通の子」で、友達もそれなりにいた方だった。
いじめなんてこのクラスには縁もなく、やろうと言い出す人だっていなかった。
男子は単純思考だが面白かったらしいし、恋愛ごとも興味がないわけではなかった。

そう、それなりに学校生活を楽しんでいたのだ。
これは大抵の、至って平凡な女子小学生に共通することだろう。

「彩葉! この子なんか変えるところない?」

話しかけられた少女、夏芽 彩葉は、少しばかり違う趣味を持っていた。それは同級生の二人、
七瀬 由実と雨宮 伊織と三人でしている遊び(?)、「キャラクター作成部」。

自分たちでキャラクターを作る。たとえばアニメがあって、その世界観に
合うようなキャラクターを作るとか、完全オリジナルで作るとか。
そのオリジナルキャラクターを使って、漫画や小説を作るとか。

ちなみに、これも一応「部」なので、部長がいる。それは夏芽彩羽。
この三人の画力は小学生にしてはいい方で、三人とも負けず劣らずだった。
しかも国語の成績が三人ともよく、小説を書くのにも向いていた。

仲も十分に親友といえるほど。いや、それ以上だったかもしれない。
まあこの三人にも、恋愛事情というのがあるわけで。

「…ねえ、ちょっとさ…。二人とも、こんな男の子知らない?」

口を開いたのは、部長の彩羽。少し曇っているその顔には、「何か」があるようだった。

「髪が真っ黒で、なんとか ひなたっていう名前で、背が中ぐらいの男の子。」

問われた二人は顔を見合わせ、さぁ?と呟いた。それから、伊織が問い返した。

「なんでそんなの聞くの? あ、もしかして好き…とか?」

この頃の女の子は、恋愛ごとが激しく好きなのね。とでもいうように彩羽は呆れて見せた。

「ちがうよ…。二年生のころになんかよく遊んでた子。
  なんかよく笑う子でね。今でも忘れられないの」

彩羽がしゃべり終わると、それまで黙っていた由実が口を開いた。

「それさ、転校してきてすぐどっかいった子じゃないかな。
  違うクラスだったからよく覚えてないけどね」

「ふぅん…。あ、掃除始まる! ほら、急がなきゃ先生うるさいでしょ!」

そんな事を言いながら慌ただしく教室を出ていく三人だった。



*end*

3:汐羅:2014/04/06(日) 15:43 ID:uwE

おぉ!!これが夕月様の小説ですか!!
夕月様の小説の題名、本当に目を引きますね!!素敵な題名です♪
「キャラクター作成部」、とかあって、設定からしていいですね!!
そしてなにより彩羽と伊織と由実の中の良さがたった>>2レスだけでも伝わってきました!
文章もとても素晴らしいですっ!
・・・なんて私が言えたことじゃないですね、すみません!参考になります!
これからのお話が楽しみです!
お互い小説版住民として頑張りましょうね♪

見にくくて&コメントが下手で&調子のりで、すみません。o゚(Д`q)))

4:夕月  ◆j2:2014/04/06(日) 17:21 ID:euA

汐羅さん>>

ノリで言ったあの一言でまさか本当に来て下さるとは…( ゚Д゚)

題名なんて…ははは…そこらじゅうに転がってそうな題名ですよ(´・ω・`)

キャラクター作成部って、私が学校でやってみたいものを小説に入れたんですよね!
まあ私は新小五なのでまだまだできそうにありませんがね、というかお絵かき好き居ませんがねあはははは((

文章が素晴らしいですと!!?いえいえいえ汐羅さんの足元にも及びませんよ…。
なんか文が読みにくいな、と投稿してから思っていたんですが…。

そういえばあの三人の名前って皆さんどう読んでいるんでしょう…?

はい、汐羅さんも小説版で頑張ってください!

では、またコメントしに行きますね〜!

5:夕月  ◆j2:2014/04/06(日) 18:09 ID:euA

第一話  「変わら無い少女のお話」


そんなこともあったっけ、と少女は道を歩きながら呟く。ふとあたりを見まわしてみると、うしろには
沢山の、私と同じ制服を着た少年少女たちが3人ほど歩いていた。

「間に合う時間より10分早く来たのになぁ…。妄想しすぎたかな」

妄想が趣味な彩羽は、今日もまた妄想をしながら学校へと向かっていた。
何を思ったのか少し歩く速度を上げ、曲がり角を曲がると、昨日入学した中学校があった。

「今日からキャラクター作成部再開。…あの男の子は結局いなかったけど」

そう言い、学校へ入っていく。校内はなぜだか、イチャイチャしている男女…ネット界では「爆ぜろ」
などと言われているリア充の姿が少しだけあった。
ああ、無性にイライラする。そんな感情を抱きつつも、下駄箱を通って私の教室、
「一年二組」へ入っていった。

教室には誰もいなかった。一番乗り、ということだ。

「まあ、このクラスも案外悪くもない」


呟いてみるが、返答などまるでなし。
でも呟いてみた言葉は本心である。由実と伊織とも一緒のクラスなのがなによりも安心できた。

そういえば、中学校になって小学校のころから大きくイメージを変えた子が私の小学校からでてた…
はず。


「あー、一番じゃなかったか…、彩羽、おはよ!」


初めてあいさつをしてたのは由実だった。ちなみにいってみると、由実は、恋バナ類が激しく好きな
少女である。
次は、伊織が教室にやってきた。

「おはよ!三番目か…由実より遅いって屈辱」

「どーいうことよー、伊織!?」

いつもみたいに喧嘩をしている。変わらないな、みんなも、私も。



*end*


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