大きな世界の能力者

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1:永久:2014/05/23(金) 20:45 ID:T5s

クリック感謝です^^

プロローグとか書こうかと思ったのですが特に思い付かなかったのでやめました。
ルールとか特に特別なものはありません。
荒さないで、等常識的なことです。

グダグダな文で更新も遅いですが宜しくお願いします^^

2:永久:2014/05/24(土) 08:39 ID:T5s

あいつはまた欠伸をしながらのんびりと出てきた。
私は両手を腰に当ていかにも怒っていますという雰囲気をつくり仁王立ってみせる。
「二分も遅れてるんですけど」
普通なら二分ぐらいいいや、なんて思うけれどこの待ち合わせの時間はそう思えない。
「二分ぐらいいいじゃんか…」
「良くない!」
きっぱりと言い切る私を面倒臭そうに流す。
まあ、その方が私は助かるからいいけど。
だって私はさ、前からカイトのこと好きなんだよ。
「ほらカイト、早く行くよ」

**

「ねえねえ、また女の子拐われたんだって」
何もないところをぽんとつつくようにすると宙にパネルが出てくる。
科学が進んだこの世界ではもう当たり前のことだ。
「あー・・・確か女だけを拐う能力者か?」
画面を見ながら黙って頷く。
最近長い黒髪の能力者が女の子を拐う事件が起こっている。理由は不明だから何を企んでいるのかと騒がれている。
学校でも先生が女の子に気を付けろとしつこく言っている。学校でも問題になったら嫌なんだろう。
「ま、私は大丈夫だけどね」
頭の上に何個もクエスチョンマークが浮かんでいるカイト。
悪戯っぽく笑って見せる。
「だって私が危ないときカイトが守ってくれるでしょ?」
「…まーな。だってキサキ弱いし」
嬉しい。言葉には出さないけどすごい嬉しい。

私の名前はキサキ=シハス。
カイトとは幼馴染みで現在片想い中。
カイトは一二の名家の1つムツキ家の息子、簡単に言うと金持ち。一応私も同じ一二の名家の1つシハス家の末っ子。
まあ、家のことなんかにあんまり興味はないけどさ

3:永久:2014/05/24(土) 13:13 ID:T5s

「あ、今日一緒に帰ってくれない?ちょっと買い物してから帰りたいからさ」
別に買い物はしたくないけどカイトともっと一緒にいたいから誘う。カイトは嫌そうな顔をするけど絶対一緒に行ってくれるんだよね。
「しょうがねえな」
そう一言だけ呟いた。普通にいいよとか言えばいいのに、ってそんなこといわれても気持ち悪いか… 内心そんなことを思いながらクスッと笑った。

**

辺りはもう真っ暗で宙に浮かぶパネルの光と綺麗な月の光が昼よりも綺麗にみえる。
結局何も買わなくてカイトと二人今日の出来事とか思い付いたことを暇潰しのようにただ喋っていた。
カイトが欠伸をし眠いのか歩くペースが遅くなる。私は早く帰らせてあげようと、たたっと駆けて角を曲がった。
そしてそこには月の光に照らされている黒く長い髪の人がいて私を見てただ一言「いた」と呟き、片手を上げた。
その瞬間工事に使うものと思われる周りに落ちていた長い鉄の棒がふわりと上がった。
ー逃げなきゃ
そう頭で思ったのに足が動かない。
相手は能力者できっと私を殺す気だ。
「おい、キサキ先いくなよ」
カイト。
のんびりと角を曲がって来たカイト私が振り向いたときにはもう、あいつの手は下ろされ、鉄の棒が私に向かってー

4:永久:2014/05/25(日) 10:43 ID:T5s

面倒臭そうにしながらもカイトはキサキを追い角を曲がった。
「おい、キサキ先いくなよ」
そうカイトがいった瞬間。中に浮いていた一本の鉄柱がキサキを貫いた。
辺りは鮮明な血で汚れ、カイトの足にも少量の血で濡れた。
「え…?」
目の前にはさっきまで一緒に話していたキサキがいて。なのにキサキぐったりと倒れている。
そしてもう一人黒い長髪の中性的な顔立ちの人がいて。
その人はキサキを抱き上げてカイトを見て「死んではいない。」と呟くように言った。
そして何処かへ消えていった。
その後もカイトは何が起こったのかわからずただただ呆然と立っていた。
何かを言おうとしても掠れた声で「あ…あ…」としか発することが出来ず、目の前が真っ暗になり、そして意識が途切れた。


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