トランプ・ジョーカー

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1:雪乃:2014/05/24(土) 13:31 ID:u.c

登場人物
小日向玲奈(コヒナタレイナ)
【ジョーカー】

天野大地(アマノダイチ)
【ハート】

神崎遙(カンザキハルカ)
【ダイヤ】

斉藤結城(サイトウユウキ)
【スペード】

小野寺帝(オノデラミカド)
【クローバー】

2:雪乃 最強(最凶)のジョーカー:2014/05/24(土) 21:22 ID:u.c

夏の暑い日差しが降り注ぐ午後、一人の少女は屋上で
真っ青な青空を眺めながら寝っ転がっていた。
やわらかい風がそよそよと吹き、だんだんと瞼が重くなってきた。
「少し寝ようかn・・(ドオォォォォン!!!!」
いきなり大きな爆発音が聞こえ目が覚めてしまった。
「ちっ今日もか・・・」
少女はゆっくりと体を起こし煙が上がっている方を見据えた。
キシャアアアアア!!!!
耳が痛くなるほど奇声が響きわたり、煙の中から並外れたムカデのような生き物が
体をくねらせ空を飛んでいるではないだろうか。
少女は怖がりもせずにただその不気味な生き物を見つめた。
「私の貴重な眠りを邪魔した罪はかなり重いぞ?」
少女は小さく呟き、スカートのポケットから
一つのトランプカードを取り出した。
表にはジョーカーの姿が描かれていた。
「アリスに誓って」
唱えた瞬間強い光に少女は包まれた。
すぐにだんだんと光が弱まり少女の姿が見えてきた。
少女の姿は制服から純白のスーツに変化し、
髪色は黒から銀色に変わり、瞳は黒から深い青色に変化した。
そして真っ黒なマントを着て仮面を付けた。
高い位置で結んだ銀髪を軽く揺らした。
「さぁ、ゲームの始まりだ」

3:雪乃:2014/05/27(火) 06:21 ID:u.c

「いたぞっビーストだっ!!」
ビルとビルの間から体をくねらせながら暴れるビーストが目に入った。
「珍しいなレベル5のビーストじゃないか」
帝は平然と眼鏡をカチャリと動かした
ビーストのレベルは1〜5段階に分けられていて、
レベル5町にでることはごく希で倒すのもかなり難しいとされているレベルだ。
俺達四人はそのビーストを倒すビーストハンターだ。
そのビーストハンターの中でも逸材が集まった集団を
【アリス・ガーディアン】と呼び、今は四人しかいない。
「とりあえず変身すんぞ!!」
「大地君、言い方が中二っぽいよ」
「うっせぇ結城!!」
「ちょっとここでケンカしないで・・・あれ?」
「どうしたハル・・・」
遙が指さした方向を見ると暴れるビーストの目の前には
黒いマントを着た青年らしき人が立っていた。
「あいつ一人でレベル5に挑むつもりか!?」
キシャアァァァッ!!!
ビーストが雄叫びを上げ、青年に勢いよく突っ込んできた。
「あぶなっ・・・!!」
俺は全速力で走った。
(ダメだっ・・間に会わないっ・・・!!!)
もうダメだと思ったその矢先・・・ーー。
青年の目と鼻の先でピタリと止まった。
「は?・・なん・・・」

4:雪乃:2014/05/31(土) 11:11 ID:u.c

それは一瞬の出来事だった。
青年はをおもいっきり地面蹴り、飛び上がった。
そして手から自分よりも大きな鎌を出し、力強く振り落とした。
ギャアアアアアアッ!!!!
ビーストの甲高い声が響きわたり、爆風と共に大量の砂煙が舞い上がった。
「くっ・・・ーー!!!」
俺は砂が目に入らないように固く目を閉じ、爆風に耐えた。
暫くし、ビーストの声も止み、砂煙も収まりゆっくりと目を開けた。
「・・・ーー!?」
そこにいる誰もが驚いただろう。
レベル5のビーストがまっぷたつに切断されていて死んでいた。
「レベル5のビーストを・・たった一撃で・・・」
俺は死んだビーストから青年の方へと目を向けた。
爆風でヒビが入った仮面を外し、綺麗な銀髪を風になびかせながら
ゆっくり瞼を上げ、吸い込まれそうな深い青色の瞳で俺達を見詰めた。
青年はニッコリ微笑み口を開いた。
「今日は暑いですね」
暑い暑い夏の空の下で俺達は出会った。

5:雪乃:2014/05/31(土) 20:54 ID:u.c

改めまして雪乃です。
感想やアドバイスを書いていただけるとめっちゃ嬉しいです。
よろしくお願い致しますm(_ _)m


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