普通女子

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1:ますみみはる:2014/06/14(土) 17:01 ID:af6

中澄花

金井妃菜

本郷和成

加藤彰人



「中さん。これ頼める?」

澄花の机に書類を載せてきたのは――加藤彰人――部長だ。

「はあ―――、頑張ります」

いつも悪いね、と課長は巨体を揺らしながらと
自分の机に戻って行った。
仕方ない、やるか。
澄花は書類に視線をやった。
明日、早ければ今日中に終わるかな。

よし、頑張るぞ。
澄花は気合を入れるように
腕を捲った。
そこへ――――


「あ、澄花。今日空いてる?」


飲み会の話を持ちかけてきたのは同僚の金井妃菜だ。
妃菜は指をアピールするように
澄花の机に手を置いた。

「―――何よ」
「やぁだ気付かないわけ。ちゃんと見なさいよ、指を」

膨れ面で指摘され、妃菜の指に視線をやる。

「ああ…指輪」

妃菜の右手に収まっていたのは
銀色の指輪だった。
嬉しそうに右手を振った。

「買ってもらっちゃった、彼氏に」
「彼氏って…ああ、山内君?へえ、山内君がねぇ」
「え…山内君?」
「…惚けないでよ。付き合ってるんでしょ」

ふあ?と思わず妃菜は情けない声を出した。
あんた、そんな馬鹿みたいな顔しないでよ。美人が台無しよ。

妃菜は長い前髪をかきあげた。

2:匿名希望:2014/06/14(土) 18:16 ID:2G.

面白そうですね


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