孤独少女と魔法使い

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1:あると:2014/06/15(日) 15:49 ID:KVM



私は貴方に出会って笑顔を知った
私は貴方に出会って寂しさを知った
私は貴方に出会って恋を知った
私は貴方に出会って友達を知った


私を籠から出してくれてありがとう







えとお久しぶりですこんにちは
今描いている漫画をそのまんまネタにしました
読んでいただけると嬉しいです

2:あると:2014/06/15(日) 16:07 ID:KVM

第1話

「ねぇ、知ってる?花奈(かな)先輩って人」
「あぁ、知ってるよ?あの右目に包帯巻いてる先輩でしょ?」

うるさいな…

「あの先輩、テストの順位1位しか取ったことないらしいよ!しかも全部100点だって!」
「マジで?凄っ!でもさ、友達少なそう」
「てか居ないんじゃない?」
…うるさい…!

「ねぇ、全部聞こえてるんだけど。何?なんか私に言いたい事でもあるの?」
そう言って私は後輩を睨む

「いっいえ…そんなつもりは…!」
「ごっごめんなさい!」
周りが「また花奈か」とざわつき始める

またこのパターンか…。
私はその場を直ぐ離れる

私、柊 花奈(ひいらぎ かな)は右目に包帯を巻いていて、テストいつもが100点と1位だからか、学校の有名人だ。
しかしこんな性格だからか、誰も寄っては来ないが。
毎日が普通すぎてとても退屈だった。
『どうせ次返ってくるテストも100点だろう』
そのな事を考えてた。
この日のこの瞬間までは…

3:あると:2014/06/15(日) 16:38 ID:KVM

第2話

ガラっ
「授業始めるぞー、の前に…テスト返すぞー」
数学教師が教室に入ってきた
*先程のやりとりは休み時間です*

(あ、次数学か…)
ぼけぇっと話しを聞いていた私に、先生の言葉が突き刺さった

「なんと今回のテスト、100点を取った人が1人も居ません…」

その言葉にワンテンポ遅れて辺りがざわつき始めた
「嘘でしょ?」
「え、柊さんは?」
「お、柊、人生初の100点未満か?(笑)」

私は周りの声が聞こえなかった
ただ、不安と焦りと動揺でいっぱいだった
(嘘でしょ…?私が…100点取れなかったなん…て…)
「そんっな…訳……!」

そこで私の意識がプツンっと切れた

目を覚ますと、見覚えのある部屋のベッドに居た
「保健室…?…あぁ、そうか…私、あの時…」
倒れたんだ、そう言おうとおもった時にテストの記憶がフラッシュバックした

そうだ。私、100点取れなかったんだ。
お母さんに怒られるな。
家、帰りたくないな…

そう思い、私は布団をかぶった

4:あると:2014/06/15(日) 17:20 ID:KVM

あ、関係ないですけど、読んでる神様が居れば教えてください((
あと、途中から小説書けないです。
何日か後に描きますので!
今日は多分書けます

5:あると:2014/06/15(日) 18:25 ID:KVM

第3話

私は憂鬱な気分で家の玄関のドアノブに手を伸ばし、少し低い声で「ただいま」と呟く
何も知らない母が「おかえり、今日テスト返ってきたんでしょ?」言い、私は肩を震わせた

「うん。数学以外はいつも通りだよ」
その瞬間、母が持ってた皿がガシャンッと割れ、それと同時に真っ青な顔で私の肩に手を置いた
「数学以外…?どうゆう事?ねぇ、花奈!!」
「数学が97点だった…ごめん」
母の顔が真っ青から今度は真っ赤になる

「謝ったって点数は変わらないわよ!なんで?ねぇ、どこを間違えたの!?」
「ケアレスミスだよ…ごめ
「こんなんじゃお父さんに合わせる顔がないわよ。もう何よ…!あんたなんてねぇ、うちの恥晒しよ!もう本当に馬鹿じゃないの?」

私の中で何かがプチンと切れた
なんで何もかも親に決められなきゃいけないの?
私の人生だよ!?失敗したっていいじゃん!
お母さんは?完璧だったの?完璧なの?
ねぇ…ねぇ!なんで?なんで!?

「…んで…」
「は?」
「なんで何もかもお母さんが決めるの!?私の人生だよ!?お母さんに決められたくない!!」
気付けば反抗してた。でも、きっとお母さんだって分かってくれる。
そう思ってたのに…

「…あっそう。貴方の為にって言ってきたのに。もういい。そう思うなら出て行ったら?」
「!!」
信じられなかった。というより、信じたくなかった。
私は…お母さんの『モノ』だったの…?
「っ分かった!出て行く!!じゃあね!!!」
私は要る物だけを鞄に詰め込み、家を出た。

「……彼女なら」
そう誰かが呟いた気がした

6:あると:2014/06/15(日) 21:45 ID:KVM

第4話

私は重い荷物を持ち、近所の大きな川原に座る
地味に格好いい事言って家を出てきたのは良いものの…
「行き場所なんてないよーっ!」
幸い人通りが少なく、近くに住宅街等なかったので誰にも気付かれずにすんだ。
生い茂る草の上に寝転ぶ
私はあの小さい世界から逃げられたんじゃないだろうか?

「…違う」
違うよ。私はただ単に、現実から目を背けただけ。
何も逃れられてない 何も解決してない
余計こじらせたんだ

溜め息をつき、起き上がって鞄からテストの解答用紙を出して紙飛行機を作って夜空に向かって投げる
「紙飛行機…何処に飛んで行くんだろ………魔界とか?」

…阿呆か。
何独りで言ってんだろ。虚し過ぎる

そんな事を思ってると、後ろから聞き覚えのない男の子の声が聞こえた

「魔界…いや、『魔法界』!あるんですよ!!」

「ぅわあっ!!?」
勢いよく振り返ると、男の子(同い年くらい(17歳)はとても驚いたようで、「落ち着いてください」と命乞いもどきをしている
「あっ…あんた誰?」
と言うと、男の子は何故か私の隣に座った
「え?あ!いきなり話しかけてすみません!自己紹介ですよね!僕、蒼太(そうた)って言います!」
蒼太と名乗る男の子は、とても不思議な容姿で、黒に所々ピンクが混ざった髪、澄んだピンクの眼で学ランのスボンとYシャツの上に紫のパーカーを羽織っている
こっちも自己紹介した方がいいかな?と思い、「私は柊花奈です」といっておいた

「じゃあ花奈さん!あのですね…貴方をずっと見てました!(ストーカーじゃない)で、ですね、一緒に魔法界へ行きませんか?」
後から『貴方なら優秀な魔法使いになれます!』と付け足した
が。
私には全く意味が分からなった

すみません。途中ですが終わります!
続きはかなり後かも

7:あると:2014/06/18(水) 18:58 ID:KVM

第5話

「魔法…界?がある……?」
「そうなんですよ!動物や自然がいっぱいで、あちらこちらで魔法が使われてるんです」
蒼太は目を輝かせながら語る。
……そんなのあるわけがないだろ。
しかし、私の口からは「そんな世界、あればいいのにね」と発していた

その時、目を輝かせてた蒼太は怒り気味な顔で私を見て、
「あるって言ったじゃないですか!聞いてなかったんですか!?」
と言った。
「うあっ!?ご、ごめん!100%信じてない訳じゃないから!」

分かってくれたのか、溜め息をついて勢いよく立ち上がり、私に手を差し伸べた
「…で、来てくれますか?僕は…来て欲しいですけど…」
………どうしよう。
今ここに残ったって何も変わらない。
けど、信じて大丈夫なのだろうか…

私は悩んだ末、差し伸べられた手に私の手をおき、「よろしくね」と呟いた
蒼太はにこっと笑って「はい」と言うと、何かを唱えた。

その瞬間、世界は白く輝き、気付けばそこは先程とは違う世界に居た


ここが魔法界ーー…

これが次の私の居場所。
よし、頑張るぞ!

私はそう心の中で宣言したのであった


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