デイズゲーム

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1:匿名くん:2014/06/21(土) 09:09 ID:COg

架空の世界の話です。
会社、人物、団体は現実の世界との関わりは一切ありません。

2:匿名くん:2014/06/21(土) 09:17 ID:COg

昼間から何か面白いことはないかとネットサーフィンをしている男が居た。

彼はふと目に止まったオンラインゲームの広告をクリックする。

デカデカと画面に映されたのデイズゲームというタイトルだ。

彼はそのゲームの説明を読んだ。

「リアルな感触?みんなでワイワイ、1人でモクモク、遊び方は自由?」

彼はとりあえずダウンロードをした。

彼は専用コントローラーが必要なことに気付き、住所を入力し、代金引き換えで購入することに決めた。

3:匿名くん:2014/06/21(土) 09:22 ID:COg

そして2日が経ち、時計の針が午後3時が回ったころに玄関のチャイムが鳴る。

「お届けものでーす」

彼は宅配の人の声でやっと起きた。

彼はバッとドアを開け、ちょうどの代金を支払い、 専用コントローラーの入った箱を奪うように手に取ると配達の人を追い出すようにそそくさとドアを閉めた。

4:匿名くん:2014/06/21(土) 09:42 ID:COg

「ん?ヘルメット?」

彼はコントローラーの説明書を読み、頭に被って寝るだけだなと理解した。

彼はメンドクセェと言いながらも、久しぶりにベッドに横になり、深い眠りに落ちる。

彼が夢の世界に入ると、軽快な音楽が流れ、デイズゲームとタイトルが表示された。

彼はリアルな感触と説明があったのを思い出し、男性でアバターを作った。

アバター名はスゴウ。

彼、いやスゴウがゲームを始めるというボタンをタッチすると辺鄙な村、ミギテ村というところからゲームが始まる。

「やっとかよ……」

スゴウに如月朱里(NPC)と表示された女性キャラクターが近付いてきた。

いきなり女性に右腕を挟まれる。

もちろん胸も当たり、当ててんのよというテンプレが返ってくる。

スゴウに女性特有の柔らかい体を興奮した彼は鼻血を出しそうだったが、スゴウはゲームのキャラクターなので鼻血は出ない。

スゴウはリアルな感触ってこれかと感動した。

もっとも、現実世界の彼は鼻血で顔や服が酷いことになっており、事情を知らない人が見たら殺人事件としか思えない惨状になっていた。

5:匿名くん:2014/06/25(水) 09:00 ID:AnY

朱里はスゴウに抱きつきながらこう言った。

「あなたはもう逃げられない……」

スゴウはえ?と驚いた。

彼女は囁くようにスゴウに耳打ちをする。

「あなたはもう逃げられない……この世界で死んだら、リアルのあなたも死ぬ……」

それはとても艶かしく、そして内容しがたい恐怖をスゴウに植え付けた。

「どういうことだ!?俺はまだニート生活を続けたいんだ!死ぬなんて嫌だ〜!」

「ふふっ……カワイイヒト……」と朱里はスゴウの顎を撫でながら言い、精々しぶとく生き残ってねと付け加えた。

朱里は無邪気な笑顔で去り際に「何もしないと村人に殺されるから頑張って仕事を探してね」と言った。

スゴウはどうしようかと考えていた。

働くのも嫌だが、死ぬのも嫌だと。

スゴウはとりあえず、説明書にあったようにメニューウィンドウと唱えると、メニュー画面が空に映った。

アイテムはパジャマのみで武器などのアイテムはない。

回復アイテムもない。

彼はどうしろと途方に暮れる。

6:匿名くん:2014/06/25(水) 09:26 ID:AnY

急にミギテ村にたくさんのアバターが現れる。

(NPC)と名前に付かない女性アバターもちらほら現れる。

彼女らはスゴウを指差し、嘲笑う。

そしてスゴウに聞こえる程度の声でひそひそ話の振りをしている。

彼女らの会話の内容はニートなんか死んじゃえよ、ネトゲやりたいならまず社会の歯車を経験してからだよねや、ニートって体が腐ってそうと散々な言われようだった。

スゴウはムカついたが、事実なので言い返すことが出来なかった。

スゴウは仕方ないのでRPGの基本としてNPCに声をかけることにする。

まず彼が話しかけたのはエリーというスーツを来たNPCの女性だ。

「汚いわね。まず仕事でもして服を買ってきなさい」

それ以降はスゴウが話しかけても「……」が返ってくるだけで、反応はない。

幼女が近づいてきて「おじちゃんくさーい」とケラケラと笑う。

彼女のコメントの上にはサマンサ(NPC)とあった。

「おじちゃん、服とか欲しいならあたしが買ってあげるよ?私のお願い聞いてくれたらだけど……」

サマンサの上目遣いに心を動かされたスゴウは二つ返事で頷いてしまった。

「最近、村の近くに女の子を拐うゴブリンが出るの……やっつけて!」

スゴウは丸腰だからどうしようとサマンサに言った。

「しらなーい、約束したんだから自分でなんとかしてよね?」

さっきとはまるで違い、サマンサの目はとても冷たかった。

スゴウはとりあえず、村の中から、外の様子を見る。

サマンサの言った通り、大柄な緑色をした男がうろついている。

「あれってゴブリンつーよりトロールかハルクだな……まるで」

スゴウは情報や武器を集めようと村中を駆け回った。

サマンサのふわりとした流れるような美しいブロンドの髪、ツリ目に似合う青い眼……それまるで精巧に作られた人形のようでスゴウの心を揺さぶったからだ。

厳密には、彼女はNPCなので人形と相違ないのだが。

スゴウは約束はともかくサマンサの評価を上げようと決めた。

7:匿名くん:2014/07/07(月) 11:16 ID:Avs

一旦あげ


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