*かなとりののリレー小説*

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1:かなりあ:2014/07/04(金) 20:23 ID:rwA

これは、私かなりあと、その友達のりのとが送る、リレー小説である。(笑)
リレー小説とは、小説を交互に書いていき、話を進めていくと言うものである。

*ルール*
荒らさない。
悪コメ、通報しない。
意味のない書き込み、関係のない書き込みはしない。

*注意*
この小説は、小説初心者が、何も考えずに書いていきます。あくまで遊び?なので、文章が可笑しいところや、話がおかしくなっている場合があると思います。
その場合は、見逃して下さい(笑)

また、感想などのコメントなどいただけると嬉しいです♪

それでは、スタート!!

2:かなりあ:2014/07/04(金) 21:57 ID:rwA

私の名前は長谷部 栞(ハセベシオリ)。ごく普通の中学生。
私は最近、この退屈な毎日に飽き飽きしている。なにか特別なことが起きないかと、うずうずしているのだ。
しかし残念ながら、最近はそれといったことは何一つ起こらず、退屈で退屈で、私は心臓が飛び出そうなほど落ち着きがなくなっていた。

3:りの:2014/07/05(土) 00:45 ID:ZC2

今日も退屈な一日が始まる。そんな事を考えながらいつもの通いなれた通学路を学校をめざして歩いていた。
すれ違う人も同じ、さえないサラリーマン風の男、遅めの朝の散歩しているおじいちゃん。すれ違う車も同じ、赤い軽自動車、白い軽トラ、
そこの角を曲がれば青い乗用車が来るのが見えるはず。何もかわら・な、、「ん?」見慣れないものが、、、車道の向かい側になにかいる。
「子猫?」まだ生まれてそう日もたってないようなアメショっぽい子猫が歩いている。
「かわいい」大の猫好きの私は子猫に駆け寄った。
その時!!飛び出した!心臓が!!!!いや、子猫が!!
子猫が車道に飛び出したのだ!青い乗用車が走ってくる。「あぶない!」私もとっさに車道に飛び出した。

4:かなりあ:2014/07/06(日) 07:58 ID:rwA

私は、車と接触するギリギリのところで車の前を通過し、子猫とともにゴロゴロと転がった。
「危なかった…」私はまだドキドキしている心臓の鼓動とともに、大きく息をはきだした。
子猫はきょとんとした顔で私を見つめている。私はその可愛らしい顔を、手で優しく撫でた。
ゴロゴロと喉を鳴らして、とても気持ち良さそうに目を細める。
私は不意に、この子猫の親猫がいないか、キョロキョロと周りを見回した。しかし、どこにもいないようだ。
「どうすればいいんだろう…」私は少し迷いながらも、子猫を抱き上げて、家に引き返した。もはやこの際、退屈な学校などどうでもよくなり、私の頭の中は、この子猫のことでいっぱいになり、これからどんなことが起こるのだろうと言うわくわく感で、私の心はみちあふれていた。

5:りの:2014/07/07(月) 02:42 ID:..I

しかし、家に帰ってきたものの家には母親もいる。みつからないように子猫を連れて家に入る事などほぼ不可能だ。
ひとまず庭の物置に子猫を隠しキッチンからミルクをもってこよう。「見つかりませんように」そうつぶやきながら足音をたてないように冷蔵庫からミルクを取り出し
物置へ戻った。お皿にミルクをあけるとおなかがすいていたのか子猫はすぐにペロペロなめだした。
「でも、ミルクってたしか猫にあんまりよくないんだよな」「帰り道、コンビニでエサ買ってくればよかった」「仕方ない買ってくるか、ちょっと待っててね」
私は子猫を物置においたままコンビニへエサを買いに出かけた。
子猫用のドライタイプのエサを買って急いで家へ帰った。子猫を隠した物置を開ける。シーン。。。
「いない!」どこにも子猫の姿がみあたらない。「どうして?外に出れる隙間なんかないのに」
母「何してるの!!?」真後ろに子猫を抱いた母親が立っていた。(みつかった)学校をさぼって子猫を連れて帰ってきたのがバレてしまった。
その後、延々とお説教が続いた。(失敗したな、帰りにエサを買ってくれば、、もしくはさっき一緒に連れていけば、もしくは、、、色々な後悔が頭をよぎる。

《やり直し!!!!》

「えっ?」「何?」
頭の中で誰かが叫んだ。と同時に意識が遠のいていく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・、私の頭の中は、この子猫のことでいっぱいになり、これからどんなことが起こるのだろうと言うわくわく感で、私の心はみちあふれていた。・・・
「え?え?え?え?えーーーーー?どうゆうこと?」「戻ってる?」私は子猫を抱きあげ家に帰ろうとしたあの時まで戻っていた。。。

6:かなりあ:2014/07/07(月) 08:57 ID:rwA

私はしばらく頭がくらくらして、やっと落ち着いた。
「どういうこと…!?」私は今起こっていることがどういう事なのか、今いる場所はどうして子猫を助けた場所なのか、頭の中がこんがらがって、今私がどういう状態なのか、全く理解できなかった。
とにかく家に帰ろうと、私は子猫を連れて、家に向かった。
すれちがう人や車、さっきと全く同じ風景が、私の目の前を通り過ぎていく。
「そうだ、家に行く前にエサを買っておこう」私は、さっき失敗したと後悔していたことをやり直すことにした。
「やり直す…そう言えばさっき頭の中でそんな声が聞こえたような……気のせいかな…」私はそんなことを考えながら、コンビニでエサを買って、家へ向かった。
やはり、家には母親がいた。このままさっきと同じように物置に子猫を隠せば、見つかってしまうかもしれない。
私は他に子猫が隠れられそうな場所を探した。
ふと目にとまったのは、庭のすみにある雑草が生い茂った木陰だった。あそこなら見つからないかもしれないと、私は子猫をそこに隠して、買ってきたエサを手に乗せて、子猫の口元に近づけた。
さっきと同じように、子猫はエサをパクパクと食べていき、あっという間に手にのせた餌はなくなってしまった。満足したように子猫はペロペロと自分の体をなめて、体を綺麗にし初めた。
その時後ろから足音が聞こえ、ドキドキしながら振り替えると、お母さんが眉間にシワを寄せて立っていた。
「何してるの!!?」(みつかった…また失敗だ…)
その時、再び頭の中で誰かが叫んだ。
<<やり直し!!!!>>
そして再び意識が遠のいて行く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・、私は再び子猫を抱き上げ家に帰ろうとしたあのときまで戻っていた。
「どういうこと…?」

7:匿名希望:2014/07/08(火) 02:53 ID:hkw

これで3回目、同じ場面を3回体験する事になる。なにがなんだか訳がわからない。たしかに日常とかけ離れた体験。いつもと違う。退屈からは開放されている。だけど、もしかしたら永遠にこれを繰り返すんじゃないかという不安もわいてきた。
「よし、今度こそ」「家はダメだ」私は今度は子猫をかばんにいれ家と逆方向の退屈な学校へ向かう事にした。
500メートル程歩くと学校が見えてきた。けどこのままかばんに子猫をいれたまま一日すごせる訳がない「どうしよう」学校のテスト問題を解く時より頭をfフル回転させて考えた。
・・・「預かってもらおう!」通り道におばあちゃんの家がある。おばあちゃんも猫が大好きだ。きっと預かってもらえる。
私はおばあちゃんの家の玄関まで来た。「おばーちゃーん!」大声で呼ぶと奥からおばあちゃんが顔を出した。

婆「あら、栞、おはよう、どうしたの?」
栞「おばあちゃん、夕方までこの猫あずかって」

  私はかばんから子猫を出した

婆「いいけど、どうしたの?」

  車にひかれそうになった子猫を助けて連れてきて困っている事を話した。

婆「まあ、そうなの、わかったよ、ちゃんと預かっておくから安心して学校行きなさい」

子猫をおばあちゃんに渡した。。。。。。。。。。。。。。。。。

≪クリアー!!!!≫

また、頭の中で誰かが叫んだ。「何?今度はクリアーって?」「いったい何なの?正解って事?」
何がおきているのか全く理解出来ない。だけど今度は戻らないらしい。

急がないと遅刻する。と思いつつも、退屈な学校へ急いで行くのもなんなので、特に急ぐ事無くもう300メートル程先の学校へと歩きだした。

8:かなりあ:2014/07/08(火) 09:26 ID:rwA

私は退屈な学校に到着し、教室に入る。担任が私を見る視線を感じて、私は急いで席に座ると、窓の外を眺めた。窓の外はやはり、いつもの校庭の黄色い砂。自分達で育てたいつもの花壇。そこの奥を見ると、いつもの変な形をした桜の木がある。また退屈な学校生活だ。
私はため息をついてノートに落書きをし始めた。
鉛筆で書いたのは、担任の似顔絵。その似顔絵にひげを書き、頬には渦巻きを書いた。最後にはその似顔絵の横に、バカと書いた。
ふと、教室のざわつきに気がついて辺りを見回すと、担任の顔に、さっきはなかったはずのモジャモジャなひげと、頬の渦巻きがあったのだ。
「え…?!これって私が書いたのと同じ…」私はノートの落書きと担任の顔を何度も見返す。
「せんせー、ふざけないでくださーい」生徒の一人が笑いながら注意している。
「ん?なんのことだ?」担任はまだ気づいていない。
朝のループ、今の落書き、どう考えても現実ではありえない現象が、今私の目の前で起きている。
私はとにかくこの場をどうにかしようと、ノートに書いた落書きを消しゴムでゴシゴシと消した。すると、何事もなかったかのように、担任の顔はもとに戻っていた。
どうやら、ノートに書いたことが、現実でも起こるようだ。例えば、クラスの誰かを書いて、腹に刃物が刺さっている絵を描けばそれが現実で起こる…。
考えただけで鳥肌がたった私は、それ以上考えないことにした。

9:りの:2014/07/08(火) 13:20 ID:4G2

休み時間、教室を出ると、目の前に女子に大人気の1つ年上の日向 類(ひゅうがるい)先輩が立っていた。同じクラスに妹がいて妹(舞)とは幼馴染でそのおかげで先輩とは面識がある。
そしてずっと先輩に片思いだった。

類 「あっ!栞、ちょうどよかった、これ、舞にわたしてくれよ、昨日教科書借りて返すのわすれちゃって。舞いないみたいだから、じゃ頼むな!」

先輩は私に数学の教科書を手渡して長めの髪をさりげなくかきあげて去っていった。

「あー、また一言もしゃべれなかった」
いつもそうだ、先輩が前にくると緊張してかたまってしまう。

舞がまだ戻っていなかったので机の上に教科書をおいておいた。
チャイムが鳴りつまらない授業がはじまった。

ボーっと授業を他人事のように聞き流していた時、ノートの落書きを思い出した。
「そういえばさっき、これ、書いた事がさっき現実になったな、さっきは似顔絵だったけど、文字だとどうなるんだろ?」

少し怖かったが興味心がそれを上回っていた。「試してみよう!」
私はノートに書き始めた。

『今日放課後、校門前で日向先輩にばったり会い、私に向かって「栞、おまえが好きだ」っていきなり言われる』

「かなり、ありえないな、、、」まあ実験だしもし本当になったらラッキーだしいいか。

半信半疑だけど期待もかなりしてしまった。

そしていよいよ問題の放課後。
私はそそくさと帰り支度をして足早に校門へと向かった。
校門近くには数人の男子がいる、その中に日向先輩は、、、いた。

緊張しながら校門へ近づく。
すると、日向先輩が私に気づき近寄ってきた。「きたーーー、まさか、まさか本当に?うそ、マジ?どうしよ」
心臓が今度こそ飛び出すと確信した。

そして、ついにその時が・・・

日向 「栞!今日はよく会うな、2回目だけど」
日向 「さっきはありがとな」

栞  「いえ、ぜんぜん」


特に告白される雰囲気ではない。この会話からどうなるんだ

日向 「そうそう、これ、おまえにやるよ、CD買ったらついてきたんだ」

先輩はポケットからチケットらしきものをとりだした。
日向「バンドの握手券、今日、夕方からあるから暇なら行ってこいよ。俺、用事あっていけないからさ」
日向「誰にやろうかと思ってたんだけど」
日向「舞が、このバンドおまえが好きだって言ってたから、じゃ、俺急いでるから、またな!」

先輩は行ってしまった。私は固まったまま。

「あれ?告白は?」
「ん?」
「このバンドおまえが好きだって・・・」
「おまえが好きだ」
「えーーーーーー!!!!!あり?これ?違うーーーー!!!」

《クリアー!!!!》
また頭の中で誰かが叫ぶ。

「クリアーじゃないわよ!、やり直してよー、やり直しー!」

しかし、何もおきなかった・・・・・

10:かなりあ:2014/07/08(火) 17:22 ID:rwA

「もーっ!何なのよー!」私は一人ポツンと校門の前に立ち尽くす。
少し不満はあったが、先輩と話せたのだからと思い、そのまま家に帰ることにした。
「あっ、そう言えば子猫…おばあちゃんに預けたままだった…」私は朝の子猫のことを思い出し、帰り道でおばあちゃんの家によることにした。
「おばーーちゃーん!!」私は大声でおばあちゃんを呼ぶと、おばあちゃんが顔を出した。
「なんだ栞じゃないか。どうしたんだい?」おばあちゃんに子猫を引き取りにきたと伝えると、おばあちゃんは首をかしげてこう言った。
「子猫?そんな子猫預かっていないよ?栞と今日会ったのも今が初めてじゃないか」おばあちゃんの言葉に驚きを隠せない私は、おばあちゃんにもう一度訪ねた。しかし、本当に今日、おばあちゃんとは会っていないようだ。
「え…?じゃあ朝の出来事は…?」私は考えれば考えるほどこの出来事が何なのかが分からなくなっていった。
その時、頭の中で子猫の鳴き声が聞こえた気がして振り返ると、そこは私の家の前だった。
「え…!?さっきまでおばあちゃんと話してたはずなのに…」私が辺りをキョロキョロと見回していると、玄関からお母さんが出てきた。
「何してるの?早く家の中に入りなさい」お母さんの手招きに引き寄せられるように、私は家の中に入った。

11:りの:2014/07/09(水) 01:53 ID:ukg

全くわからない。現実では理解しがたい事が次々おきる。「パラレルワールド?」いや、それ事態が現実離れしている。大体今はごく普通の日常だ私の部屋もいつもとかわりない。キッチンではお母さんがいつものように夕飯の支度をはじめている。いくら楽天家の私でも気にしないわけにはいかなくなってきた。誰かに聞こうにも信じてもらえるわけがない。
そうこう考えているとお母さんが私を呼ぶ声が聞こえた。

母 「栞ー」「栞ーー」「栞ーーー」お母さんは何か私に頼みたいときはなぜか必ず三回呼ぶ。

栞 「ハーイ、聞こえてるよー、何ーー」

母 「卵買い忘れたから買ってきてーー」

栞 「ハーイ」こんな時にわざわざ学校近くのスーパーまで卵買いに行きたくはなかったが仕方ないので渋々母からお金をうけとり玄関でスニーカーを履いた。

「面倒くさいなー」玄関のドアノブを回した・・・・《にゃー》

「へっ?」

私は一歩も歩いていないのにスーパーの入り口前に立っていた。

「これ?テレポーテーション?ってやつ?」
「私、超能力使えるようになったわけ?」

《違うよーーー!!!》

頭の中で誰かが答えた。

「ちょっと何?誰なのあなた。じゃあこれはなんなのー??」

答えは返ってこなかった。

12:かなりあ:2014/07/09(水) 13:13 ID:rwA

私はスーパーに入ると、頼まれていた卵を買って、スーパーを出ようとしたその時、ふと後ろから声をかけられ、振り替えると、そこには日向先輩が立っていた。
「あ、やっぱり栞だ」顔を確かめるように私の顔を覗き込んで先輩は呟いた。「え…!?先輩…!?どうしてこんなところに…!?」私は真っ赤な顔を手で隠しながら問いかけた。「ちょっと卵が切れちゃっててさ、買いに来たんだよ」「え…!?私もです…」私は自分も同じことをしに来たと伝えた。
「そうなんだ!奇遇だね。良かったら、明日#&ק∞…ごめん!用事があるから行くね!」日向先輩はそういうと、急いで帰ってしまった。
「え…?今なんて…?」私は、良かったら、明日…の次の言葉が聞き取れなかったようだ。
私は少し気が落ちたが、先輩と会話が交わせたと、すごく嬉しかった。
そして私は、家に帰ることにする。

13:りの:2014/07/10(木) 08:05 ID:Ciw

「明日、明日、、なんて言ったんだろ?」
「よかったら、明日、、、って事は何かのお誘い?」
「デートだったりして」私は少し口元が緩んでにやけてしまった。
帰り道はとくに何事もなく家に着いた。

栞「ただいまー、ハイ、卵。♪」 私は上機嫌だった。

母「あ、そこ置いて、ありがと、何?楽しそうだけど」 

栞「別にー」

他の人が見てもわかるほどハイテンションだった。

栞「今日、夕飯は何ー?」

母「オムライスよ」

栞「やった♪」 私は母の作るフワフワオムライスが大好きだった。

・・・・「でも、オムライス作るのに卵、買うの忘れたんかい!」私の少し天然は母似のようだ。

「あー、もう、明日、なんなんだろ、気になるー」部屋に入ってベットで足をジタバタさせた。

母が呼んでいる

母「栞ー」「栞ーー」 呼んだのは二回だ。頼み事ではないようだ。

栞「何ー?」 私は部屋から出ようとした。

「早く明日にならないかなー」

《にゃ》

キッチンの母の元へ

栞「おかあさん何?」

母「ほら、遅刻するよ、早く学校行きなさい!」

栞「えっ?」

朝になっていた。。。「タイムスリップ?。。。」・・・・・・・・オムライス・・・は?

14:かなりあ:2014/07/12(土) 08:47 ID:rwA

私はせっかくのオムライスが食べられなかったことにガッカリしながら、学校に行くことにした。
「はぁ…もうどうなってんの〜」私は昨日の夜から一瞬で朝になった事が気になっていた。
「そう言えば、明日…何て言ったんだろ…?」私はその事の方が気になって、ドキドキしながら、急ぎ足で学校に向かった。
教室に入ると、日向先輩がこっちを振り向いて、私に近づいてきた。
「えっ?な、何ですか?!」私は顔を真っ赤にして一歩下がった。
「昨日の事、考えてくれた…?」日向先輩は、あのとき言われたことのことを言ってるようだった。しかし、私はあのとき言われた事が聞き取れなかったのだ。どう言えば言いか、私が迷っていると、
「…分かってるよ。ごめんね…」
日向先輩は、がっかりしたように方を落として、席に戻ってしまった。

15:りの:2014/07/13(日) 01:11 ID:Mck

「なんだったんだろう?日向先輩、私、ものすごーく大事な事聞き逃したのかも」

がっかりしたようにも見えた日向先輩を思い出しながら何を考えればよかったのか気になって仕方なかった。

「明日、良かったら・・」「考えてくれた?」「分かってるよ、ごめん」・・・キーワードはこれだけ。
「あーー分からない!、かと言って今更なんて言ったか聞くのも変だし」
「そうだ!もう一回あの時に戻れれば・・・」
「戻れー、戻れー、やり直しー、やり直しー」私は根拠なくブツブツ念じた。

しかし何もおきない。

「なんで戻らないのよー。肝心なときにー」

そんな事ばかり考えていたらチャイムがなり何の授業だったのかさえわからないまま休み時間になった。
私はフラフラと教室を出て気がつくと日向先輩の教室の前に来ていた。
窓際でいつもと違ってなんとなく元気なく外を見ている日向先輩を見つける。

「日向先輩、元気ない、何か私に頼んだの?何があったの?あー、もう、今、何考えてるのよー」

《ミャー、ミャー》

頭の中で子猫が鳴いた。

16:かなりあ:2014/07/14(月) 08:20 ID:rwA

その時、頭の中で誰かが喋った気がした。
「え・・・?」
その声を集中して聞き取ろうとすると、ちゃんと言葉として聞こえてきた。
『好きだ…栞の事が、好き。』
「えっ!?!////」その声はまさに、日向先輩の声だった。私は顔を真っ赤にして日向先輩を3度見ほどした。
目線に気がついたのか、日向先輩は私の方を見てきょとんとした顔をしている。
「え・・?!て、ことは・・・両思い?!?!」私はとっさに大声を出してしまった。クラスが少しざわめく。
「・・・///」私は恥ずかしさのあまり顔を埋める。その時、また頭の中に声が聞こえる。
『栞、両思いって・・。まさか他に好きな人が・・?』日向先輩のがっかりしたような声に、私はとっさに、日向先輩に訴えた。
「違うのっ!私が好きなのは!!」日向先輩が驚いたようにこっちを振り向く。
「あ・・・//えっと・・////何でもない。」私はさらに顔を真っ赤にして顔を埋めた。
「さっきから何なの…////」
その時教室に担任が入って来て、授業が始まった。

17:りの:2014/07/15(火) 08:53 ID:YEk

席につきはしたが、授業に関心などかけらもなかった「先輩、私の事が好きなの?さっきの声は何?」「先輩の心の声?それとも私の妄想?」
「聞いてみたい、けど恥ずかしすぎる、でも聞きたい」もう栞の頭の中は日向先輩がかけまわっていた。

「聞く、聞かない、聞く、聞かない、聞く、聞かない、聞く、聞かない、聞く、聞かない、聞く、聞かない」頭の中でおわりのない花占いがはじまった

先生 「・・・・長谷部・・・長谷部・・聞いてるのか?聞く気あるのか?」

ガタッ!!飛び出すように席を立つ

栞  「聞かない」ハッキリ声を出してしまった。

先生 「長谷部・・・後で、職員室きなさい」

おもわず慌てた

栞  「違うんです!先輩が私の事好きで、私も先輩の事が!。。」

先生 「・・・・違わないな、、、やっぱり職員室」

教室内が爆笑の渦につつまれた

栞の顔からは炎が出ていた。
それでもやはり日向先輩が気になって仕方ない。

「休み時間、もう一度先輩の所に行こう」

職員室・・・・・行く気などカケラもなかった。

18:かなりあ:2014/07/15(火) 17:04 ID:rwA

休み時間、私は職員室には行かず、日向先輩の所へ行くことにした。
「せ、…先輩!!」私は思いきって先輩に声をかける。
「な、なに…?」先輩は、ちょっとびっくりしたようにこちらを向く。
「いや…えっと…言いたいことがあって…」
「あ、うん…なに?」「き、昨日、買い物で会ったよね?そ、その時の先輩の話…よく聞こえなくて…も、もう一度言ってくれませんか?!」私は思いきって言いたいことを投げつけた。
「…!?…どうりで朝あんな態度だったわけか!」先輩は納得したように明るい表情になると、言った事を教えてくれた。
「え!?そうだったんですか!!」私は先輩の言葉に驚きながらも、気が晴れ、心の中のもやもやが、一気に消えたような気がした。
そういえば、昨日から続くこのかいき現象は何なのかが問題であった。
「先輩のことは解決したけど…なんなんだろ?もしかして、私の頭がどうにかしちゃったとか!?」私はが少し不安になっていると、校内アナウンスが流れた。
<<長谷部栞、長谷部栞、至急職員室にしなさい。繰り返す……>>
担任からだった。私はヤバいと思い、急いで職員室へ向かう。

19:りの:2014/07/16(水) 08:04 ID:Uhk

職員室に入ると担任の先生が厳しい表情で待っていた。

先生 「来たか」

栞  「すみません」

先生 「おまえ最近、少し、変だぞ、授業も聞いていないようだし、何かあったのか?」

厳しい表情ではあったが心配してくれているようだった。

先生 「そういえばおまえ今週、琴の発表会だったな、あの変な音の出る琴でやるのか?」

 栞は毎週お琴を習っていてその発表会が今週末ある。

栞  「あ、あの琴は壊れてもう使えないんで、もう一つ家で使っているので出るので大丈夫です」

先生 「そうか、ならいい、なにか心配事があれば相談するんだぞ、授業もちゃんと聞きなさい」

栞  「はい、すみませんでした」

栞は職員室を出て教室へ向かった

「でもあの壊れた琴捨てるの嫌だと思っていたけどもらってくれる人いてよかったな」
「あの変な音の出る琴のどこがいいんだかわからないけど・・・」
「あんな琴、他にもらってくれる人いるわけないわ」
「学校おわったらあれ、きれいにしておかなきゃ」

今日、琴をもらいにくる。・・・・先輩が・・・

・・・学校がおわり家へ急いで帰った。

20:かなりあ:2014/07/17(木) 14:44 ID:rwA

「ただいま〜」私は、靴を脱いで二階にある自分の部屋に向かう。
「栞〜?ちゃんと手を洗いなさいよ〜!」お母さんの声が聞こえる。
「分かってるよ〜!!」私は少しイラっとしながら洗面所に向かう。
「えっ…?」私は鏡に写った自分の顔に目を疑う。
「先輩…!?」私は自分の顔がどうしても先輩に見える。何度も顔を確認する。
「なんで!?どうして!?」その時、玄関のチャイムが鳴った。
「栞〜?日向君来たわよ〜?」「こ、こんなときにぃぃいいい?!」
私はマスクをして恐る恐る玄関へ向かう。
「…?栞、風邪?大丈夫?」日向先輩がキョトンとしたような顔をする。
「う、うん。ちょ、ちょっとね」少し焦りながらも、用意しておいた壊れた琴を、日向先輩のもとまで運ぶ。
「ありがとう。大丈夫?しんどかったら無理しないでね?」日向先輩が顔を覗きこもうとする。
「あっ!だ、大丈夫だから!!」両手で必死に顔を隠す。
「じゃあ、琴ありがとうね。お大事に。」日向先輩はそういって帰ってしまった。ドキドキした。

21:さらん:2014/07/18(金) 23:30 ID:XYw

先輩が帰ったのを確認してから、栞は急いで自分の部屋へ戻った。
そして鏡で自分の顔を確認する。
「どう見ても日向先輩だ・・・なんなのこれ、なんでこうなったの?どうしたら戻るのよー!!!」
この顔のままでは部屋から出る事も出来ない。

「とにかく落ち着こう」

栞は鏡を見ながら、昨日からのおかしな出来事を振り返ってみた。

「まず、いつも通り普通に学校へ向かったでしょ」
「次に子猫を見つけた」
「車にひかれそうになった子猫を助けた」
「家に連れて帰ったらお母さんに見つかった」
「・・・・・!!!ここからだ。変な出来事が始まったの!」
「やりなおし!!!って声が聞こえて・・子猫を助けたところまで戻ったんだ」
「その後、ノートに書いた事が起こったり、テレポーテーションしたり、未来へ飛んだり、心が読めたり」
「そして、今は変身。」
「何か起きる時は変な声が聞こえる。でも今回は聞こえてない。」
「やっぱりわからない!なんなの?これ。始まりは子猫、子猫、子猫」

栞は何度も助けた子猫を思い浮かべた。しかしなにもわからない。

「もう、いいかげんにして!」
「この顔!どうしたら・・・・・」

栞は再度自分の顔を鏡で見た

「!!!」
「子猫になってる・・・」

栞の顔は先輩の顔から助けた子猫の顔にかわってた。もはや人間ですらない。
「いやーーーー!!!!」

「何・何?なんで猫??」

「・・・」

「今、私、ずっと子猫の事考えてた・・・」
「さっきはずっと日向先輩の事考えていた」
「って事は・・・自分の事ずっと考えると・・・・」

《にゃははは》

子猫と人間がまざったような声が聞こえた。

22:かなりあ:2014/07/19(土) 15:57 ID:rwA

鏡を見ると、もとの自分の顔に戻っていた。
「や、やっぱり、考えてた人の顔になってたんだ…」
自分の顔に戻ったことを確認してほっとした私は、気持ちを整理しようと、ベッドに寝転がった。
「猫…あの子猫を助けたせいで、私はこんなことになってるってこと…?あの子猫…なんなの…?」
私は子猫の事を考えながら、眠りに落ちていった…………………・・・・・・・・・・・・・
「…!?」
私は、はっと目を覚まして起き上がると、そこは、自分の部屋でも、ベッドの上でもなかった。
「えっ…?ここ…どこ…?」私は、白い霧に囲まれた場所に、一人横たわっていた。その時、また猫の鳴き声が聞こえた。
「にゃぁ〜ん」
今度は頭の中ではなく、周りのどこからか聞こえてきた。
「えっ…?どこ…?どこにいるの!?」びっくりした私は、キョロキョロと辺りを見回す。
その時、視界の先に、光る瞳が2つ、ギラッと輝くのが見えた。

23:りの:2014/07/20(日) 14:56 ID:VY2

「キャー!!」栞は驚きながらも念の為女の子らしさを意識して出来るだけかわいい声で悲鳴をあげおそるおそる光った方向を確認した。
その時、目がしゃべった。

目「お礼、喜んでもらえてる?」

栞「お礼??」
 
目「そう、助けてもらった恩返し」

栞「あなた、あの昨日の子猫・・なの?」

目「それ以外どの子猫がいるの?」

栞「いや、そうじゃなくて..昨日からの変な出来事はみんなあなたが?」

目「助けてもらったら普通、恩返しするっしょ?映画にもあるし」

栞「猫の恩がえ・」・・・・・

栞は不思議に思いながらもどうりで一つ一つが完璧じゃない事に納得した。
「子猫の仕業じゃ・・・ね」

栞「あの、もう、いいから、もう、恩返しはしてもらったからね」

目「そうはいかないよー」

目「一応この後、敵が出てきて、栞が変身して様々な能力でやっつける設定なんだけど」

栞「いや、それはやめて」

目「じゃあ、退屈な日常から開放されたいってのぞみだけ続けるね」

栞「本当にいいから普通に戻して」

目「それは出来ないよ。まだ23だもん」

栞「???何のこと?」

目「1000で栞は退屈から開放されていい所に行けるよニャハハ」

栞「何それ?意味わかんない」

目「とにかく続くってこと。じゃ、またねー、ニャモ」

そういうと、目は閉じて、白いモヤも無くなり栞は自分の部屋に立っていた。

「・・・何、これ、現実・なの?」

「つまり、私が望んだことが起きるってこと?」
「子猫の解釈だから微妙に変になるけど・・・」
「先輩におまえが好きだって言ってもらいたかったら、ああなちゃたし、栞の事が好きは栞の琴が好きになっちゃたし・・」
「1000ってなんだろ?」

いまいち納得出来ないまま部屋を出た。
そして、ちょっと試してみたくもなった。

24:かなりあ:2014/07/20(日) 17:40 ID:rwA

そう言えば、あんな壊れた琴、なににつかうんだろぅ…。
私は先輩のことが気になりながら窓の外を眺める。
(夕焼けがきれいで、まるで吸い込まれそうな、あの空の遠くには、何があるのかな…。行ってみたi………………!?)
「や、やばっ…」私は、願った事が子猫の仕業で現実になるのを思いだし、はっと上をむく。
「もう…もとに戻ってよ…」私はため息をつきながらベッドに座る。その時、お風呂がわく音が聞こえて、続いてお母さんの声が聞こえる。
「栞〜!?お風呂行っておいで!」
「はあーい。」私は返事をして、だらだらとお風呂場へ向かう。
棚からバスタオルを取り出して、風呂場に入ると、湯煙で辺りはもやもやとして蒸し暑かった。
「はぁ〜…」顔をお湯につけて、ブクブクと音をたてて…どんどん深くしんずんで…・・・・・。

25:りの:2014/07/20(日) 23:42 ID:lSQ

しずんで、しずんで、まだしずんで・・・「って、どこまでしずむんじゃっ!!!!」
栞はさほど深くないはずの浴槽でどんどん深くしずんで行った。

不思議と呼吸は出来る。「これも、子猫のー?」「でも、今、特になにものぞんでない」
どれくらいしずんだのかはもうわからなくなっていた。
そして、どんどん周りが広くなる。
そして少し明るい。
突然何かが目の前を横切る。
「きゃっ」驚いて、今目の前を横切った物体を探してみた。
「魚?」そこには見たこともない鮮やかな魚が泳いでいた。
そして、上を見上げてみた。

「すごい、きれい」
そこには、太陽の光が降り注ぐように水の中にさしこんでいて、鮮やかな魚の群れ、その近くをイルカが数頭泳いでいる夢の中のような景色があった。

栞はしばらくその光景に見入ってしまった。
「でも、どうして?こんなの考えていなかったけど・・・」

《空の遠くーー》

「あっ!それかーー」「じゃあ、ここは空の向こうのどこかの海の中って事か」
「空の遠くで宇宙じゃなくてよかったーー」
「じゃあ、どうして陸じゃなくて海の中?」

《服きてないし・・・ニャゴ》

「そこは気つかったんかい!」

などと軽くツッコミいれていると上の方から声が聞こえる。

母「栞ー」「栞ー」「栞ー」3回呼んだー、何か頼まれる。

体が勝手に急上昇する。

26:かなりあ:2014/07/21(月) 19:02 ID:rwA

「ぶはっ!!」水面から勢い良く顔をあげる。
「栞〜?開けるわよ〜?」そういってお母さんがお風呂場に入ってきた。
「あ、…な、何?」私は少し焦りながらも浴槽から出て、タオルを体に巻き付けた。
「あ、お願いだけど、今日の夕飯作ってくれない?」「えー!?何で私が!?」
「お祖父ちゃんが倒れたらしくて、今から病院行ってくるわ。だから、お願いね。今日はあっちで泊まって来るから。」
「え!?お祖父ちゃんが!?大丈夫なの!?」私は、小さい頃から大好きなお祖父ちゃんが倒れたことに驚きを隠せず、目を見開く。
「大丈夫よ。心配しないで。」お母さんは私の肩を叩きながらそういうと、バタバタと出掛けていってしまった。
「大丈夫かな…」私は心配でたまらない心を落ち着かせながら、自分の部屋へ向かった。
「はあ…なに作ろ…」私は今日の夕飯のメニューを考えながらベッドに転がる。
「こんなとき、猫の力でパッ!って目の前にご飯が現れたらな」そんなことを期待しながら何か起きないかと待っていると、またあの声が頭の中に聞こえてきた。
<<分かった!>>
「え…!?まさか本当に!?」ドキドキしながら、部屋の机を見つめていると、お皿に何やら、クッキーのような物が乗っている物体が現れた。
「え…?何これ」私はそれを手にとって、不信に思いながらも口に放り込んだ。
「うっ…!…マズッ!!!!」私はあまりのまずさにその物体をはきだして、もう一度その物体を確認する。
「これっ!猫用のカリカリ!?」私はそんなものを口にしたことを思い返し、ゾクッとするのを感じる。
「ちょっとー!何てもの食べさせてくれちゃってんの!?」文句を言ったが、返事は無かった。

27:りの:2014/07/23(水) 22:37 ID:cnM

仕方なく、自分で渋々作る事にした。「んー、何作ろうか・・栞特製レトルトカレー、絶品カップラーメン、迷うな」
めったに料理などしない栞は全く思いつかなかった。
「野菜炒めでいいや」
めちゃくちゃ適当に野菜を切ってフライパンに油をしいて野菜をぶち込んだ。
適当にフライパンを振る。
「出来たー、完成」
お皿にこれまた適当に盛り付けた。
「あとは・・・インスタントのお味噌汁」
「やーめた」

野菜炒めの味付けしていないことに気づいていなかった・・・

「お祖父ちゃん大丈夫かなー?」

と、心配していると電話がなった。

「もしもし」
「・・・・」
「長谷部ですけど」
「・・・・」
「もしもし?」
「・・・・」
「ガチャ・・ツーツーツー」
「何?無言電話?」

いきなり切れた無言電話にイラッときていると再び電話が鳴った
「また無言だったら怒鳴ってやる!」
「ハイ、もしもし」
「し、お、り・・・・・・・・・ガチャ、ツーツー」
「え?今、栞って言った?」

聞き取れたのは、しおりだけだった。しかし聞き覚えのある声だった。

28:かなりあ:2014/07/24(木) 08:38 ID:rwA

それいこう、電話が鳴ることはなかった。少し不気味に思いながらも、野菜炒めを口にする。
「…?!まずっ!………味付け忘れてたぁ…キャベツはしんがゴリゴリしてるし、ニンジンは固いし、こんなの食べられないよ〜…」
そんな事をぶつぶつ言いながら、私は無理矢理野菜炒めを口につっこみながらご飯を食べ終わると、食器を流しに放り込んで自分の部屋に戻った。
「はぁ…なんだったんだろ。さっきの電話…聞き覚えのある声だった気がするんだけど…気のせいかな…」
私はさっきの電話を気にしながらベッドに潜り込んだ。
「はぁ…眠…」私はいつの間にか、そのまま眠ってしまっていた。

「はっ…!?」私ははっと目が覚めて、ベッドから飛び起きる。
「私…寝ちゃってた…」ふと窓の外を見ると、もう朝になっていた。窓から流れ込んでくる風が気持ちよかった。
「はぁ…そういえば、お母さんまだ帰ってないのかな」
お母さんがいるかどうか確かめに、リビングへ向かう。
誰もいない。
「まだ病院にいるのかなぁ…」少し心配になりながら、冷蔵庫の中の牛乳をコップに注ぐ。
腰に手を当てて牛乳を飲みほすと、視界に入った時計を確認した。
「げっ!?もうこんな時間!?…学校行かなきゃ!!」
私は急いで服を着替えて家を飛び出した。

29:りの:2014/07/24(木) 22:40 ID:6y.

家を飛び出すと目の前に二人のおじさんが立っていた。

おじさん「長谷部さんですね」

栞   「は、はい。えー、どちらさま?」

おじさん「真ん中警察署の者です。お母さんいらっしゃいますか?」

栞   「母は昨夜から病院へ行っていてまだ帰っていませんが。」

二人の警察官は顔を見合わせうなずいた。

警察  「実は、この近所で昨夜、事件がありまして、申し訳ありませんが確認して頂きたい事がありますので、これから署のほうまでご同行お願いします」

栞   「え?私ですか?母になにかあったんですか?」

警察  「それは、・・・とにかくご同行お願いします」

栞はこんな事は当然はじめてで、だんだん不安になってきた。
栞は心配になってきたが、フラフラと警察の車に乗り込んだ・・・・・

・・・・・なんだこのシリアスな展開は・・・・これも退屈から開放されたい願いをかなえている子猫の仕業だろうか?

30:かなりあ:2014/07/25(金) 08:23 ID:rwA

警察署に到着し、私はおじさん二人に連れられて、小さな個室に連れられてきた。
「あ、あの。それで、何なんですか…?」私はドキドキしながら椅子に腰かける。
「実はね、昨夜、中央病院の道端で、何者かに刺された、女性の死体が発見されたんだ。それで、これから質問することに、正直に答えてほしいんだ。いいかな?」
「あ…はい…」おじさんの言葉に、不安や恐怖心を抱きながら、私は真剣に話を聞くことにした。
「じゃあ、始めるよ。まずは、名前と住所と電話番号を教えてくれる?」
「あ…長谷部 栞です。△市○町10-01です…電話番号は、1234-56-7890です。」
「ありがとう。じゃあ、最近お母さんが、誰かにきょうはくされたり、心当たりないかな?」
「あ…ありません。」
「じゃあ、お母さんが…」「あのっ!さっきから何でそんなこと聞くんですか!?お母さんに何かあったんですか!?」
「いや…それは…」「何かあったんですね!?お母さんはどこですかっ!?」
私は、おじさんの言動に不安を覚え、お母さんに何もないことを必死に確認しようとした。
「答えてよっ!!!」
<<にゃははは>>
その時、また頭の中に子猫の鳴き声が・・・・・・・・・

31:りの:2014/07/26(土) 00:32 ID:Sro

警察「よし、答えよう!、なぜかどうしても答えたくなったな」

「もしかして・・・私が今、答えて欲しいって願ったから?・・・」

栞「ちょ。ちょっと待って下さい・・・、いえ、私が次に答えて下さいって言うまで待って下さい」

警察「よし、わかった。待つよ」

「これは・・ちゃんと具体的に間違いがないように願わないと大変なことになりそう・・・」
 
栞は子猫の仕業だということを悟り、子猫でも間違わないくらいに具体的に安全に何事もなくこの出来事がおわる方法を必死に考えた。

「えーと、中央病院の近くで発見されたのは・・TVのバラエティー番組の企画で街の面白い瞬間を探していた番組スタッフが発見した道端で鳥の糞を頭にかけられて、通行人の誰かに指を指されて笑
われた中国人の詩帯(し・たい)さんで・・それを見ていた私のお母さんが通行人に注意して通行人は謝って立ち去った、お母さんはそのまま病院へ戻ってしまった、お母さんは最近、きょうは、く
されていた。って元気になったお祖父ちゃんに持ってきてくれって頼まれていた畑の野菜の話をしていた。・・それで・・中央病院の近くで財布を落としていたのを詩帯さんが警察に届けてくれて、
中に入っていた身分証明書からお母さんのものだってわかって、たまたま暇だったおまわりさんが届けにきてくれたけど、確認と書類の関係で連れてこられた。」

「んーー、かなり無理あるけど。。なんとかこれで、お願い!!」

《ンーーニャン》

栞はドキドキしながら警察官に言った

栞   「じゃあ、答えて下さい、何かあったんですか?」

警察官 「実は、これなんだけどね、」

警察官は机の上に財布を一つ置いた。

32:かなりあ:2014/07/26(土) 20:35 ID:rwA

そのあと、私が願った通りの設定で話が進められ、私は無事、家にかえることができた。
「ただいま〜」「おかえり」
家に帰ると、いつもの聞きなれた優しい声が、リビングから聞こえてきた。
「お母さん!帰ってたんだ!あのね、これ、警察の人が届けに来たよ!」
私は、警察の人から預かった、お母さんの財布を差し出した。
「あら!これ、やっぱり落としてたののね!よかったぁ」
お母さんはほっとした様子で財布を大事にカバンへしまった。
「あ…ところでお祖父ちゃん大丈夫だったの?」
「大丈夫よ。すぐ退院できるって」
私はお母さんの言葉にほっとしながら、テーブルに並べられた、お母さんが作った夕飯を食べ始めた。
「美味しいっ!」
私は、昨日の自分が作った不味すぎる夕飯を思い出して、その美味しさに、つい声に出していってしまった。
お母さんは、普段感想なんて言わない私が、そんなことを口にしたのを少し驚きながらも、とても嬉しそうだった。
「栞、明日、一緒に料理しよっか?」
夕飯を夢中で食べている私に、ぽつりとお母さんが呟いた。
「え?いいの?!やったあ!」
私は前からお母さんと料理がしてみたいと思っていたので、すごく嬉しくて、自然と笑顔が溢れ出した。
「ええ。じゃあ、明日は休日だし、一緒作ろっか!」「うん!」

そして私は明日、お母さんと一緒に料理をする約束をした。

33:匿名希望:2014/07/29(火) 00:57 ID:Xis

ごはんを食べおわり、食器の洗い物を手伝っている時に栞はもう一つ忘れていた事を思い出した。
昨日の奇怪な電話の事だ。
「そういえば、あの電話ってなんだったんだろ」
「いたずらにしては私の名前言ってたし・・・」
「またかかってきたらなんか怖いな」

と考えているとみごとなタイミングで電話が鳴った。

「まさか・・・」

おそるおそる電話をとる

「もしもし・・・」
「・・・・」
「もしもし!」
「・・・・ま・た・・・」プツ、ツーツー
「もしもし!もしもし!!」
「なんなの一体、こわいんだけど・・」

それっきりその日は奇妙な電話はこなかった。

そして、翌日。いつもの休日より早く目が覚めた。
顔を洗って、歯を磨いているとお母さんに呼ばれた。

母 「栞ーー。舞ちゃんが来たよーー」

日向先輩の妹の舞がなぜかこんな朝早くにきた。
急いで玄関へ向かう。

栞「舞、おはよ、どうしたの?」

舞「え?もしかしてメール見てないのー?」

栞「メール?ごめん、まだ見てない。」

舞「もうー、返信ないから、もしかしてとは思ったけど、まあいいや、早く出かける準備して!」

栞「え?え?どこへ?」

舞「いいから、早く!時間ないから!」

栞はわけがわからないまま言われるがままに着替えて準備した。

舞「行くよ!!」

舞は栞の手を引っ張って足早に歩きはじめた。

34:かなりあ:2014/07/30(水) 21:36 ID:rwA

「えっ?ちょ、舞!ど、どこいくの!?」
「いいから!」
舞は、私を引っ張って、どこかへ向かっているようだ。
「はぁ…はぁ…も〜何〜?」
「ほら!」
「わぁ………!」
私は、目の前に広がる光景に、目を疑った。
「栞ちゃん!お誕生日おめでとう!!」
クラスのみんなが、集まってきて、その部屋には、大きく、栞ちゃん、お誕生日おめでとう!っとかかれていた。
壁には、お花やリースが飾ってあって、とても綺麗だった。
「み、みんなどうして・・・?」
「栞ちゃん、今日、誕生日でしょ?だから、みんなでお祝いしよう!ってなってさ♪」
一人の女の子が、前に出てきた。
「み…みんな…っ」
「ちょ、栞!な、泣いてるの!?」
「な、泣いてないよっ!///…ズビッ」
私は、嬉しくて、涙がこぼれてきた。こんなの初めてだった。お母さんも、いつも私の誕生日を忘れていて、誕生日祝いをすることなんて、そんなに無かったからだ。
「栞ちゃん!これ、プレゼント!みんなでお金出しあって買ったんだよ!」
「こ、れっ…!」
私は、その渡されたのもに、目を輝かせた。

35:りの:2014/08/02(土) 21:00 ID:oOw

渡されたプレゼンヨは真っ赤なリボンのついた猫のぬいぐみだった。
どことなく助けた子猫に似ている。

「みんな、、ありがとう!」
プレゼントより何よりみんなの気持ちがうれしかった。

舞 「昨日と一昨日この事で何度も電話したんだけどなんか電波悪くてさ、仕方ないからメールしたんだけど結局見てないんだもん」

栞 「あっ!あの変な電話、舞だったんだ!」

舞 「変なってなによー」

栞 「ご、ごめん」

気味の悪い無言電話が変な事に発展しなくて栞はホッとした。

「どうりで聞き覚えのある声なわけだ・・・」

その後みんなでワイワイ話したりオードブルを食べたり、楽しく時間は過ぎていった。


舞 「じゃあ、部屋暗くしてケーキに火つけよう!」

舞の掛け声でカーテンが閉められ一人が部屋の電気を消した。

「パチッ」

部屋が暗くなり何も見えなくなった。

舞 「ちょっとー、電気先に消したら真っ暗でろうそくに火つけられないじゃん!!」

そのとき何かが動いた。

「ガサガサッバタバタバタ!」

「キャー!!!!」

誰かが悲鳴をあげる

栞 「何?!どうしたの?!!電気つけてーー!!」

誰かが部屋の電気をつけた。

36:かなりあ:2014/08/04(月) 20:52 ID:rwA

「え…?なに…これ…」
そこには、見たこともない光景が広がっていた。
クラスメイトの一人が、悲鳴をあげながら、何かに怯えている。
そして、その子の目線の先には・・・・・・・・
・・・・・・・・あの、赤いリボンのついた猫のぬいぐるみがあった。
ぬいぐるみは、まるで生きているかのように床を這いつくばって、その子の方へと近づいて行っていた。
「きゃ、きゃーーーー!!!!!」
辺りにみんなの悲鳴が広がり、私は呆然としていた。
「な、何で…?!こんなの…願ってないのに!!」
<<あはははははははははははは>>
今度の声は、低い、ノイズのかかった人間のような声だった。
「痛っ…?!」
その時、足に激痛がはしるのを感じて、足元を振り払う。
見てみると、足にはあの猫のぬいぐるみがしがみつき、あの赤いリボンで、私の足首を締め付けていた。
よく見ると、そのリボンには小さな針が何本もついていた。その針が、足首にブスブスと突き刺さっていく。ズキズキと痛む激痛に、私は悲鳴を押さえることができなかった。
「痛い!!痛い!!誰かっ!!」
私は泣きながら必死にリボンをふりほどこうとした。

37:りの:2014/08/05(火) 21:28 ID:zxE

しかし、リボンはほどけない、それどころか少しずつ長くなって足首から膝、太ももへとのぼってくる。
ブスブスと針を刺しながら・・
「痛い!いやーーーーー!!」
「助けてー」
栞の顔は恐怖と痛みで青ざめた。

『死ねばいい・・・死ね、死ね・・・』
猫のぬいぐるみがしゃべった

舞「どうなってるのー!!これ!栞!!」
舞は栞に巻きついたリボンを強引にひきちぎった。
するとリボンはスルスルと栞の体からすべり落ちた。
栞はゴロゴロと転がってリボンから離れる。
しかし、次の瞬間ちぎれたリボンがそれぞれのびはじめ他のクラスメートに襲いかかる。


「キャー、キャー!!」
部屋中に悲鳴が響いた。

必死で栞が叫ぶ
「誰か、誰か助けてーーー!!」
「猫ーー、子猫ーー、なんとかしてーーー!!」

《選んでにゃ》

「何?何ーーー?」

《1.このまま戦う》

「え?何?今度は何が始まったのー!?」

栞の声を無視して子猫の選択肢がつづく・・

《2.やりなおし》
《3.・・・・・》

38:かなりあ:2014/08/06(水) 09:32 ID:rwA

「3…3は何なの!?」
<<選ぶにゃぁ…>>
「どうしよう…どうしよう…」
<<早くするにゃあ…くわあぁ>>
「3…何か…3がいい気がする…3!!3番!!!」
<<にゃぁああ〜ん>>
「…!?」
その時、天地がひっくり返ったかのような感覚におちいり、私はたっていられず、倒れ混んでしまった。・・・・・・
・・・・・・
「…?っえ…?」
そこは、青々とした草や花がたくさんはえた、見たこともない綺麗な花畑だった。
とその時、視界の中に、白っぽい物がくねくねと動くのが写る。
「こんにちは。栞ちゃん♪」
私の目の前に立っていたのは、人間のように話し、人間のように二足歩行をしている、あの子猫だった。あの白っぽい物は、この子猫の尻尾だったのだ。
子猫は可愛い声で私にお辞儀をすると、にっこりと笑った。
「ちょ、あ、あなたっ何?!…」
「にゃはははは」
それは、いつも頭の中に響いていた、あの子猫の声だった。
「さ、さっきのも、全部全部、あなたの仕業?!」
そういって、さっきリボンが絡んでいたあしくびを見てみると、そこは真っ赤に晴れ上がって、小さな針のあとがぽつぽつとたくさんついていた。
「きゃっ?!なによ…これ!どうしてくれんのよ!!恩返しするんじゃなかったの?!…」
「ち、ちちち違うにゃー!!」
「何がよ?!」
「僕は栞を助けてあげたじゃないか!」
「助けたって!じゃあこれはなによ?!」
私はその傷を子猫の目の前に出す。
「にゃああ…いたそうだにゃぁ…大丈夫にゃん?」
「大丈夫にゃん?じゃないわよ!!」
「にゃ、にゃぅう?」
「まさか、あんたの仕業じゃないの…?」
「だからそういってるにゃん!!」
「じゃあ…誰が…」
その時、私は背後に冷たい気配を感じた・・・・・・・

39:りの:2014/08/14(木) 02:16 ID:zyE

栞は恐る恐るゆっくり後ろを振り向いた。
「キャーーーーーーー!!」
振り向いたそこは信じ難い見るも無残な光景だった。
舞を含むクラスメイト全員がリボンにグルグル巻きにされ、薄暗い部屋で血だらけになって逆さまに吊るされている。
体から血を噴出している子もいる。
前を見ると美しい花畑で子猫がキョトンとしている。

栞「ちょっとーー!!あんた、早くみんなを助けてよ!!!!」

栞は子猫の腕をグイッとつかんで怒鳴るようにせめよった。

子猫「え?ダメだよ。」

子猫は当然のように答えた。

栞「なんでよ!早く助けないとみんな死んじゃう!お願いだから助けて!」

子猫「そんな事言ったって自分で選んだじゃん・・」

栞「選んだ?何を?いいから早くーー!」

子猫「だ、だからダメだって・・」

子猫「3、他の全員の命と引き換えに自分だけ瞬間移動で脱出。さっき選んだじゃん。」

栞「え?えーーー!!、3ってそれなの?」

子猫「うん」

栞「そんな最低なの選択肢に入れないでよ!私、みんなを助けに行く!」

子猫「ここから向こうには戻れないよ。ここは絶対安全。」

子猫「ちなみに4は全員無傷で瞬間移動で脱出だったんだけど、こっち選ぶと思ったんだけどニャン」

栞「ニャンじゃないわよー!なんでそっちが後なのよ、先に言いなさいよ!もうなんでもいいから助けて!」

栞は泣きじゃくって子猫に頼んだ。

子猫「困ったニャー、かなえた願いの取り消し出来ないし・・」

子猫は少し考えて、「じゃあ、こうするかニャ・・・」

あまり乗り気ではないような感じで栞に話した。


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