切な恋

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1:まいろにぃー:2014/07/06(日) 13:02 ID:LyQ


 人物紹介

*橋本愛美(hasimoto emi)
 年齢 14歳の中学2年生。
 性格 明るくて男女問わず人気者。恋愛に関しては何も分からず、どうすればいいのかわからなくなってしまう。
 備考 部活は入ってない。好きなものはひまわり。嫌いなものはおばけ。

*田中翔太(tanaka syota)
 年齢 愛美と同い年。
 性格 愛美同様、明るくて男女問わず人気者。女の子から告白されることも多々ある。
 備考 部活は入ってない。好きなものは犬。嫌いなものは数学。

*神田優大(kanda yudai)
 年齢 愛美と同い年。
 性格 わりと無口でクール。学年問わずモテる。
 備考 部活は入ってない。好きなものはココア。嫌いなものは苦いもの。

*安斉友美(anzai tomomi)
 年齢 愛美と同い年。
 性格 言いたいことははっきりと言う。
 備考 部活は入ってない。愛美の親友。

*川崎和輝(kawasaki kazuki)
 年齢 愛美の一つ下の後輩。
 性格 優しいが愛美には小悪魔的。
 備考 愛美とは委員会が一緒。

2:まいろにぃー:2014/07/06(日) 13:30 ID:LyQ


 −第一章−  《幼馴染の私達》

 「愛美ー!早くしなさーい!」
 「はーい!今行くー」

 もう!お母さんったら、まだ間に合うのに。
 まだ寝てたかったな………。

 「ふぁ………」

 あくびをしてカーテンを開けると翔太が急いで支度をしていた。
 時間、まだあるのに。
 私と翔太の家は隣同士で生まれたときから一緒だった。小学校までは一緒に行ったり、帰ったりして
たのに、今は別々。
 どうしてだろう。嫌いになったのかな?
 でも、学校では普通に接してくれるし。わかんないよ。
 また一緒に行きたいな。
 そんなことを考えながら家を出るとちょうど翔太が出てきた。

 「あ………」

 二人同時にそう言った。
 どうしよう。と、とりあえず…

 「おは…」
 「ごめん、急いでるから」

 そう言うと翔太は走って行ってしまった。
 今避けた?よね………。
 なんでだろう。

 「愛美おはよう」
 「あ、友ちゃん。おはよう」
 「何よ、テンション下がってるわね」
 「うん………あのね、翔太が何か避けてる気がするんだ」
 「なんで?仲良いじゃない」
 「学校ではね。でも、今日朝会ったら急いでるからって行っちゃったんだよね」
 「用事があったんじゃないの?」
 「そうかな…」
 「そうよ、気にすることないわよ。あ、そうだ今日空いてる?」
 「え?今日?何もないよ」
 「ここの近くに新しいカフェが出来たの。一緒に行かない?」
 「そうだな〜うん!行く!」
 「よし!決まり!じゃあ、放課後下駄箱で少し待っててくれない?先生に呼ばれてて」
 「いいよ!」
 「ありがと」
 
 友ちゃんこと安斉友美。私の親友でいつも相談にのってくれる。
 友ちゃんには本当に感謝してる。
 カフェか………。久しぶりだな。
 よーし!今日は楽しむか!朝のことはきっと私が勘違いしてるだけ。
 
 「………」
 
 神田くん?どうしたんだろう?何か用かな?
 
 「神田くん?何か用かな?」
 「………」
 「神田くん…?」
 「無理しないで本当のこと本人に言えばいいのに」
 「え!?」
 「それだけ」
 「え、あ、ちょ!」

 神田くん………。何だったんだろう?
 本当のことを本人に…?
 あ、翔太のことかな?せっかく、朝のこと吹っ切ろうと思ってたのに。
 あぁ!もう、早く放課後にならないかな。

3:まいろにぃー:2014/07/06(日) 14:01 ID:LyQ


 「やったー!放課後だー!」
 「じゃあ、少し待っててね」
 「うん!」

 そういえばどこに新しいカフェあるんだろう?
 近いって言ってたけど…。
 ここら辺の情報網はやっぱり友ちゃんのほうが早いか。
 放課後はみんな部活か。私も入ろうと思ったけど翔太が入んなかったからやめたんだっけ。
 翔太とまた一緒に帰れるんだろうなって思ってたから。
 友ちゃんも入ってないみたいだし、選択は間違ってなかったけどね。
 
 「愛美ーバイバイー!」
 「バイバイー!また明日ねー」
 「お、橋本じゃん。彼氏待ち?」
 「違うから」
 男子生徒と笑い合ってると翔太が来た。
 「下駄箱でイチャつかないでくれる?」
 「なんだよ、翔太ー。あ、幼馴染がとられてヤキモチ妬いてんのか?」
 「…翔太?」
 「別にそんなんじゃねぇよ」
 「ははっ、そうだよな。翔太彼女いるもんな」
 え………?
 「は?!いねーし」
 「みんな気づいてますよ?朝早く来てるのも部活に入ってないのもすべて彼女との時間にしたいからだろ?」
 「ちげぇよ」
 「………」
 「あ、橋本ごめん…」
 「愛美、こんなの嘘だから」
 「………何が?ごめん、全く聞いてなかった。あはは〜」

 男子生徒も翔太も私がそう言ったら帰って行った。
 翔太に彼女?いたんだ。そうだよね、中2にもなれば彼女ぐらいいるよね。
 知らなかった、そんなこと知らなかったよ………。

 「ふぇ………」
 私にはそんなこと関係ないのにどうしてこんなにも悲しいんだろう。
 胸がすごく絞まって、息が苦しい。
 「また田中か?やめればいいのに、あんなやつ」
 「…う、神田、くん?」
 「いくら幼馴染でもずっと一緒にいられるわけじゃねぇんだよ」
 「でも、一緒にいて安心するのは翔太だけなんだもん」
 「はぁ…田中のこと好きなんだろう?」
 「え?好き?私が翔太を…?」
 あ、これは恋なのか。翔太を思って胸が苦しくなるのも、翔太に彼女がいるって聞いてこんなにも悲し
いのは恋だからなのかな?
 「っ?!///」
 「お前、もしかして気づいてなかったの?恋だって」
 「うん…」
 「隠れ天然か?お前」
 「違うもん」
 「まぁ、いいや。お前のそれは恋だ。どうしてくんだ?」
 「恋だって分かったんだから翔太を好きになる」
 「いや、もう好きになってんだって」
 「あ、そっか。じゃあ、翔太にも同じ気持ちに…」
 「出来るのか?そんなこと」
 「出来ないけど、そうなってくれたらなって」

4:紅:2014/07/06(日) 14:12 ID:7LQ

幼なじみとの恋か…おもしろそうです!
楽しみにしてます!


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