【小説】復讐のシンデレラ

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1:。&◆aw:2014/07/11(金) 17:26 ID:/PM

++こんにちは++

TSUKIと申します^^

お気づきになる人も多いでしょうが、私は以前、小説「愛と棘」を葉っぱ天国で連載していました☆☆

しかし。。。 少し物語の構想がまとまらなかったので

ストップさせていただきました。。。 ゴメンナサイ。。。。(反省中)

今回のお話も「愛と棘」と似たような物語ですので、物語の予習(笑)をしておきたい方は

こちらをご覧下さい☆☆(ただしまだちょっとしか書いてません)

http://ha10.net/novel/1404977699.html

次は、登場人物と作者のプロフィール、そしてこのスレでのルールを

書きますね☆☆

それでは。。。。後ほど^^

2:TSUKI:2014/07/11(金) 18:08 ID:/PM

++お詫び++

先ほど、名前を「TSUKI」と言いましたが

実際は。&◆awと表示されておりました(泣)

ゴメンナサイ。。。

++プロフィール++

【性別】女。ちなみに学生です
【趣味】アニメを見ること、小説を書くこと
【メッセージ】超気まぐれに更新していきますが、よろしくお願いします!!
       コメント待ってるよ〜^^

++ルール++ 

重要な所には○をつけています

@ 個人情報、悪口、チェンメ、アダルト、広告等を貼るのはやめてくださいね♪
  もしも何度も繰り返された場合はアクセス禁止にします!

A この小説は、みなさんに楽しんでいただけるように構成しています^^
  コメントで、喧嘩や暴言は控えましょう☆

B 荒らしは基本スルーで☆

C この小説への不満は受け付けます。
  が、見ていてみなさんが不快になるものは容赦なく削除します。

以上です☆

++登場人物++

♢井上 美月♢高校三年生。クラスでいじめに遭っている。自分の本当の母親を探している。
♢渡部 摩矢♢美月の本当の母親。ある事故が原因で亡くなってしまった。
♢有栖川 姫乃♢摩矢を殺した。
♢井上 優斗♢摩矢の元カレ。美月の父親。
♢井上 幸子♢美月の育て親。摩矢の同級生。摩矢の同級生。
♢大沢 亜梨沙♢美月の同級生。美月をいじめている。

〜姫乃の取り巻き達〜
♢京子♢
♢雅♢
♢さくら♢
♢莉子♢
♢若葉♢

〜亜梨沙の取り巻き達〜
♢花♢
♢奈々♢
♢純子♢
♢りんな♢
♢志保♢

3:TSUKI:2014/07/11(金) 19:04 ID:/PM

〜ママ〜

 穏やかな楠木が見守る校庭で、派手な格好をした女子高生ーー姫乃たちのグループーーが、足を広げてベンチを占領していた。
パリパリとボテトチップをつまみながら、みんなで雑談をする。
 ファッションやダイエット、そして恋バナで盛り上がっていた彼女たちは、周りが迷惑そうに通り過ぎて行くのも全く目に入って
いない。そのグループには、女王様と取り巻き達が存在していた。その女王様が、有栖川姫乃である。姫乃は、親が大企業の社長で、
家は大変お金持ちだ。豪邸と言われる場所に住み、頼めば何でも買ってくれるような甘い家庭で育っていた。姫乃の持ち物は、父が
出張のお土産で買ってきてくれたという高級バッグ等の高級品である。姫乃は、自慢げに持ち歩いては、皆が指をくわえて見ているのを
冷笑し、バカにしていた。
 
 一方で、姫乃とは全く関係のない、二人の少女がいた。その少女とは、渡部摩矢、井上幸子である。摩矢は、大きなくりくりとした目
がチャームポイントの、明るい少女。素直な性格で、姫乃に負けないほど、男女問わずとても人気があった。特に男子からは、そのルックス
と性格から非常にモテた。
 幸子は、そんな摩矢の大親友だ。幸子は、少し気が強かったが、摩矢と同じく、明るい性格の持ち主であった。
 そんな摩矢と幸子は、姫乃のグループから敵意の目を向けられているのも知らずに、毎日平和な学校生活を楽しんでいた。

「マジムカつくよね、あのバカ女ども。特に渡部の方が。ちょっと可愛いからって、調子に乗りやがってさ」
姫乃は、腕を組みながら、いまいましそうに言う。
「分かるわ、姫乃。ところで、渡部摩矢に最近彼氏ができたらしいよ」
このグループの情報通ことさくらが、いやらしい笑みをうかべた。
「さくら、それ、ホント!?」
今度は京子が、騒ぎだした。
「京子ってバカだよねえ。さくらの言うことなんだから、嘘な訳ないじゃん」
雅がため息をつく。そこでさくらが、回ってきたうわさ話を広めた。
「摩矢から告ったらしいよ。で、もうキス済みだってさ」
「キス済みい〜!?なんちゅうことだ!」
若葉が、目をまんまるにする。
「みんな、ちょっと待って」
姫乃の一言で、一気に賑やかさはなくなる。
「いい案があるんだけど。幸子をうちらのグループに入れて、摩矢をいじめない?」

4:TSUKI:2014/07/11(金) 19:13 ID:/PM

***

「うん。。。」
姫乃の「素晴らしい提案」に、みんながこっくりとうなずいた。
「そして、あの邪魔者を、この学園から追い出すのよ!」
姫乃は、さらに声を強める。
「それ、いい。。。」
「さすが、姫乃。。。」
姫乃の悪の魔法にかかってしまったのだろうか。。。
グループは、邪悪な表情を浮かべて、姫乃の意見に賛成した。
「じゃあ、これで決定ね!あはははは!!これで、あの邪魔者を追い出せるわ!ざまあみろ!あはははは!」
姫乃の笑い声に、皆は少し引いたが、姫乃の命令に背いたら、今度は自分が学園(ここ)から追い出されるかもしれないと思い、
しかたなく従うことにした。

ーーこれで、摩矢はあと数ヶ月もたたないうちに、人生が終わることになった。

5:TSUKI:2014/07/13(日) 09:05 ID:/PM

***

 翌日。四限目の後、いつものように摩矢と幸子は、お昼を食べようと学食に向かった。
「お腹すいたねえ、幸子」
摩矢は、お腹をさすりながら言った。
「何食べようか」
幸子は、学食のメニューを見ている。
「見せて」
摩矢は、身を乗り出すと、メニューに目をやった。
「わーお、日替わりメニュー490円!安いし、おいしそう」
「摩矢が日替わりにするんなら、私も日替わりにする」
「お金払いに行こう」
摩矢と幸子は、仲良く肩を並べて、レジへと向かった。

「みんな、幸子を狙うなら今がベストタイミングよ」
姫乃達は、木の陰に隠れて、摩矢と幸子のやり取りをじっと見ていた。
「幸子さん、こんにちは。姫乃です。良ければ、一緒にお昼食べませんか?」
先ほどとは違う甘い声で、姫乃は幸子に声をかけた。
「あ。。。姫乃さん。。。なんで、私なんかと」
幸子は、摩矢と食べたかったため、わざと、遠慮がちに言った。
「いいから、いいから。私、この間休んでいたじゃないですか。あの時、実はハワイで休暇をとっておりまして。幸子さんに、お土産を
買ってきたのです。それを、今、渡そうと思って」
幸子は、思わずにんまりとしてしまった。姫乃からのハワイ土産なら、豪華で高級に違いない。ハワイの高級化粧品?いや、高級
菓子詰め?
「ありがとうございます、姫乃さん。それでは、一緒に食べましょう」
幸子は、摩矢より、姫乃の方を取ってしまった。幸子は、摩矢の暗い表情に気がつかない。
「良かったわ。ちょうど、いい場所を取っておきましたの。では、行きましょう」
姫乃は、摩矢をちらっと睨むと、遠くへ行ってしまった。
(幸子。。。姫乃ちゃんも、なんで摩矢を置いていくの。。。)
摩矢は、一気に食欲が失せてしまい、会計しようと並ぶ、行列をさっと抜ける。
 胸に、大きな傷がついてしまったようだ。摩矢は、胸を押さえながら、校舎の裏側で、涙を流し始めた。

6:TSUKI:2014/07/14(月) 18:01 ID:/PM

***

「『今日の放課後、一緒に帰ろう。午後六時、楠木のところで待ってるから。井上優斗』だってさ」
いつもより早めに来た莉子と雅が、摩矢の下駄箱に置いてあったメモを発見した。
「い、井上優斗って、摩矢の彼じゃん!ちょっと、これ、姫乃に見せよう」
クールな雅が、珍しく大きな声をあげた。
「見せるって雅。。。やっぱアナログだわ、あんた。この情報化時代に。。。普通はスマホで写真を取って、姫乃に送るっしょ」
莉子がてきぱきと作業を進める。
「ま、私、未だにガラケーだしね」
つぶやきながらも、雅は莉子のスマホの画面を覗き込む。
「あ、覗きケータイはダメですよ」
莉子がにやりと笑った。
「って、うちら、友達じゃん!!!!」
「あははは、動揺してる〜 雅、可愛いとこあるじゃ〜ん」
莉子が思いっきり笑い出す。雅の顔は、真っ赤だ。
「そ、そんなことで笑ってる場合があるんだったら、さっさと送りなさいよっ!」
「あははは!雅、二次元にトリップしたら?なんか雅、アニメキャラみたいだよ!あのツンデレってやつ?
雅って名前もアニメとかに出てきそうだよね〜」
「うるさい!」
雅の顔はもっと赤くなった。
「はいはい、分かりましたよ」
莉子が、目元を拭きながら言う。
「。。。その、みんなが使ってる「LINE」とかいうやつ、教えてよね」
「はいはい、また今度ね」

7:TSUKI:2014/07/14(月) 18:28 ID:/PM

***

 雅が、手慣れない様子でスマホのキーを打っている。スマホの練習、と、莉子の指導入りで姫乃にメッセージを送っているのだ。
ーーもちろん、「LINE」で。

「難しく考えないで。操作は、だいたいガラケーと一緒だから」
「。。。送信っと」
「ふう、お疲れさま!」
莉子と雅は、額の汗をぬぐった。同時にLINEの使い方も教えてもらい、画像送信もできて、雅は満足だった。
 姫乃からの返事は、メッセージではなく、通話でかかってきた。
「もしもし?莉子?」
「あ、姫乃。莉子。今、雅と靴箱にいる。まだ誰も来てないみたい」
「了解。こっちは、今、さくらたちとコンビニにいる。それより、あの画像って何?」
「ああ、アレね。実は、今日の朝、渡部摩矢の靴箱で発見しちゃってさ」
「分かった。すぐ行くから待ってて。」

ーー五分後。
姫乃たちが、息を切らして走ってきた。
ーーそこには、幸子もいた。

 プルルっプルルっ。。。幸子のケータイに、電話がかかってきた。
「ごめん、ちょっと。。摩矢から電話。。。」
「えっ!?幸子!それ、取るな!」
「いいじゃん、幸子。あいつからなんか聞き出せるかも」
姫乃が言うので、幸子は応答した。
「もしもし?」
幸子は少し声を荒げた。
「あーっ、もしもしい〜?摩矢だよ〜っ♡今あ、いつもの場所で待ってるんだけどお」
「うっ。。。!」
そのぶりぶりな声に、雅が、口を押さえた。
「ごめん、今日朝練あるから。じゃあね」
「そうなんだあ、またねえ♡頑張ってねえ」
「待った!」
通話が終わろうとしたとき、姫乃が、声を上げた。
(ケータイ貸して)
姫乃は、幸子に手を出した。
「ちょっと待って、摩矢」
「う〜ん?何い〜?」
「もしもし、摩矢さん?姫乃です」
「あっ。。」
とっさに、摩矢の息が詰まった。
「てめえ、うぜーんだけど。ぶりっこオーラ出して、幸子に近寄るのいい加減やめたら?こっちは。てめえのその態度に、
超迷惑してるんだよ」
いきなり、姫乃が怒鳴った。
「あ。。あの。。。」
そのまま姫乃は電話を切ると、またいつもの笑顔に戻って、幸子にケータイを返す。
「はい、どうぞ。幸子は、昨日みんなで建てたアノ計画に、協力してくれるよね?」
姫乃のその形相に、幸子は、いいえと言うことができない。

ーーええい、摩矢なんか捨てちゃえーー!

「うん。もちろん」
幸子は笑顔で返す。
「そうか。なら良かった」
姫乃は、黒い微笑みを浮かべた。


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