君の前から消えてしまう前に。

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1:真月:2014/07/21(月) 11:10 ID:ESk

〈プロローグ〉

君の前から消えてしまう前にー……


君が泣かないように、僕は笑っていよう。
最後まで笑っていよう。


『ずっと一緒にいる』って約束はこんな僕じゃ無理かもしれない。

君には幸せになってほしい。

でも、僕には変わらない思いがある。


それはね……












君の事が好きだって事。

2:真月:2014/07/21(月) 11:13 ID:ESk

初めまして!
真月って言います!
小説書くのは初めてです!

頑張って書きたいと思います!

コメントなど頂くとやる気出ます(*´∀`)♪

3:真月:2014/07/21(月) 11:18 ID:ESk

ここはいったいどこなんだろうー……?


暗くて消毒液のにおいがした。

不安になって、ギュッと手を握った。

「……晴斗?」

ん?双子の兄の声が聞こえる。

4:真月:2014/07/21(月) 11:50 ID:ESk

「……風斗?なんで、僕こんなところに……?」

風斗は安心したのか少しだけ声をうわずらせて話す。

「……良かった!大丈夫だ。もうすぐ父さんたちも来る。ちょっと、先生呼んでくる!」

……どうして?

頭がうまく追いつかなかった。
考えても無駄なのだろうか?

ボーッと暗闇の中で不安に駆られていた。

5:sango:2014/07/21(月) 13:46 ID:5oI

題名に惹かれて読んでみました
小説のルールも完璧でした!

登場人物をまとめて表示して頂けたら幸いです^^

6:真月:2014/07/21(月) 16:50 ID:AMY

sangoさん!
ありがとうございます!
小説のルールあれでいいんですね!
登場人物まとめます!
ご指摘ありがとうございました!
これからも読んでいただけると嬉しいです!

7:真月:2014/07/21(月) 17:01 ID:146

榎村 晴斗(えのむら はると)
14歳 中2 男子
主人公

榎村 風斗(えのむら ふうと
14歳 中2 男子
陽斗の双子の兄

榎村 悠斗(えのむら ゆうと)
41歳 男
晴斗、風斗の父親

榎村 優紀子(えのむら ゆきこ)
38歳 女
晴斗、風斗の母親

佐東 宏(さとう ひろ)
32歳 男
医者

8:真月:2014/07/21(月) 17:09 ID:146

(コンコンッ)

控えめなノックの音が暗闇に響く。

「ハイ、どうぞ」

(ガラッ)

「佐東先生!今から呼びにいくところで……」
「じゃあ、意識戻ったんですね!良かった」

若い男の声が聞こえた。
多分、30代ぐらいの。

コツコツと足音が近くまで近づいてきた。

「晴斗さん、見えますか……?」

9:真月:2014/07/21(月) 17:13 ID:146

「真っ暗で、何も見えません、電気つけてもらっていいですか?」
「なにいってんだよ、晴斗……?」

不安げに話す風斗の声がする。

「さっきから、風斗の顔も、先生……?の顔も見えないんだよ」

10:真月:2014/07/21(月) 17:17 ID:146

「……晴斗さんは目が見えていないかもしれませんね」
「そんな嘘だろ、あの事故のせいなのか……?」

二人が何を言っているのかさっぱりわからない。

目が見えていない?事故?
なんだよ、それ……

11:真月:2014/07/21(月) 17:17 ID:146

榎村 晴斗(えのむら はると)
14歳 中2 男子
主人公

榎村 風斗(えのむら ふうと
14歳 中2 男子
陽斗の双子の兄

榎村 悠斗(えのむら ゆうと)
41歳 男
晴斗、風斗の父親

榎村 優紀子(えのむら ゆきこ)
38歳 女
晴斗、風斗の母親

佐東 宏(さとう ひろ)
32歳 男
医者

12:真月:2014/07/21(月) 17:18 ID:146

sangoさん!
ありがとうございます!
小説のルールあれでいいんですね!
登場人物まとめます!
ご指摘ありがとうございました!
これからも読んでいただけると嬉しいです!

13:レア◆LE:2014/07/22(火) 12:14 ID:djc

初めまして♪
この「君の前から消えてしまう前に」、は先が読めなく、スリルのある面白いおはなしで、私のお気に入りです!
登場人物もわかりやすい表示で、一目で名前・主人公との関係・役柄などを知ることができました!
更新、楽しみに待ってまぁす(*^^*)

14:真月:2014/07/23(水) 20:21 ID:JpU

レアさん!

初めまして!
ほめすぎですよ!
でもそういってもらえると期待を越えるものを!ってなりますw
応援ありがとうございます!
頑張ります!

15:真月:2014/07/23(水) 20:28 ID:JpU

静まり返った病室で、僕は今、どんな状況か分からなかった。
周りは暗闇なのだから……

「……ごめんね晴斗、お母さんが気付いてたら……!」

母さんは何故か僕に謝り続けている。
理由はまったく分からない。

「もう、いいだろ?話が進まないじゃないか……」

疲れているのか、少しかすれた声で話す、父さん。

「あのさ……」

みんなの視線が集まった気がした。
暗闇の中でも分かるほどおも苦しい空気。

「何で、僕はさ……」

16:真月:2014/07/23(水) 20:39 ID:Iwk

「父さん、母さん!」

急に、風斗が声をあげた。

「俺が晴斗に話すよ、父さんも、それに母さんも疲れてるだろうし」
「風斗今は、そんなこといってる場合じゃ……」

「父さん!」

つい、強くいってしまう。
こっちの身にもなってほしい。
目が見えていないだの言われて、頭がパンクしそうなのだから。

「……大丈夫だから、帰って」

不安だらけだ。

母さんが気をつかって

「行きましょう?お父さん。二人ともしっかりしてるわ」

母さんはいつものようにニコッと笑った気がした。

17:真月:2014/07/23(水) 20:54 ID:Iwk

……どれくらいの時間がたったんだろう?

父さんと母さんが出ていってから、風斗は一言も喋ってない。

「なぁ、風斗……」
「……なんだよ」

鼻声で話す風斗はきっとさっきまで泣いていた。
……小さいときと何も変わっていない。

「いや、話してくんないのかなって」
「まだ怖いんだ、本当に晴斗があんなことしたのかなって……」
「は……?」

一瞬、制服姿の自分が屋上に立っている景色が浮かんだ。









どうして……

18:真月:2014/07/23(水) 21:00 ID:Iwk

7月の生ぬるい風が制服を揺らす。
僕は、屋上に一人立っていた。

「……疲れた」

ぼそっと呟いて下を見た。

確実にここから落ちたら死ぬだろう。
痛みなんて感じないだろう。






あ……れ……?



目の前が真っ暗になった。
……死ぬつもりなんてなかったのに。

19:真月:2014/07/23(水) 21:04 ID:Iwk

「……なぁッ!お前嘘だろ!?なんで落ちるんだよ!ふざけんなよ!」

風斗は叫んでいた。泣きながら。

「何があったんだよ!なんで……だよ……」
「風斗……ごめん」

そうだったのか、僕、死のうとしてたんだろうか……

20:真月:2014/07/23(水) 21:08 ID:Iwk

「覚えてないんだ……何も」

また重い空気……

「やっと分かったよ、暗闇なんかじゃないんだ」

そっと目に手をあてた。

「見えてないんだな……僕の目は」

また泣いている小さな声が聞こえた。

21:真月:2014/07/23(水) 21:11 ID:Iwk

……どれくらいの時間がたったんだろう?

父さんと母さんが出ていってから、風斗は一言も喋ってない。

「なぁ、風斗……」
「……なんだよ」

鼻声で話す風斗はきっとさっきまで泣いていた。
……小さいときと何も変わっていない。

「いや、話してくんないのかなって」
「まだ怖いんだ、本当に晴斗があんなことしたのかなって……」
「は……?」

一瞬、制服姿の自分が屋上に立っている景色が浮かんだ。









どうして……

22:真月:2014/07/23(水) 21:17 ID:Iwk

あ、同じの書いてしまいました…
すいません。

ここで中学生編は終了です!
高校生編では、新キャラ登場します!
ここで発表します!

上野 季雪(うえの きゆき)
15歳 女子

23:真月:2014/07/24(木) 18:17 ID:QRQ

それでは、高校生編スタートです(о´∀`о)

24:真月:2014/07/24(木) 18:28 ID:QRQ

「……すごいよ!少しぼやけるけど見えてる!」
「良かったね、ありがとな、柏」

僕は今目が見えている。
鮮やかな色が僕の心を踊らせているのだ。

「晴斗くん、どうかな?」

この人は柏さん、どうやら佐東先生の幼馴染みらしい。
柏さんは今日僕専用のメガネを作ってくれたのだ。

「ありがとうございます!これ本当に未完成なんですか?」
「まぁね、少しぼやけるだろうから、高校生活が始まるまでには完成させるさ」

25:真月:2014/07/25(金) 21:41 ID:Keg

しばらくおやすみさせていただきます。

26:真月:2014/10/06(月) 21:42 ID:iEs

復活したいと思います!

27:真月:2014/10/06(月) 21:49 ID:iEs

柏さんは僕の頭を撫でた。すこし大きな手の感触。

「そろそろ帰ろうか、晴斗くん」
「はい、先生、柏さんありがとうございました!」

僕は柏さんに頭を下げる。

「どうってことないさ、君は前だけ向いていきればいい」

前だけ……向いてか。
確かに僕は目が見えないことを理由にしてきたのかもしれない。
でも今は少しでも見えているんだ。
怖いことなんてもうない。

「それでは、失礼します!」

先生の車に乗って、夜の風を感じながらこれからの生活を思い浮かべていた。


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