みんなの心には太陽があるはずだから。

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1:花奏:2014/07/24(木) 19:01 ID:mUc

誰だって、心に太陽がある。

どんなに小さくても、心の奥底に隠れていても、
絶対ある。

だから、さ。
太陽の存在、忘れないであげて。

信じれば、どんどん大きくなるの。
もっともっと、輝けるの。

みんなの心にある、私の知らない小さな力。

その力は努力すればするほど、どんな空にだって、羽ばたけるよ。

きっと、きっと。
いや…

絶対に。

2:花奏:2014/07/24(木) 19:25 ID:mUc

「えー、これから光陸女子高等学校、入学式を…」

「まじだるくねえー??入学式とか。早く帰りてえんですケドー」

「あーあ。眠。早く終わんねーかなあ、
ウチさあ、この後カレシとデートなんだけど。このままじゃ遅れるっての」

県内一、頭がいい高校、光陸女子高等学校。
けれどそれと同時に、
県内一、荒れてる学校といっても過言ではないだろう。

入学式も、ザワザワしていて校長先生の声なんて全く聞こえない。

「入学式をー…始めます…」

校長先生はこの空気に慣れてしまったのか、
注意をしようとしない。

先生の話とか、祝辞とか、全然聞き取れないまま、

「校歌斉唱」

これがきた。

「菜の花のー咲くこの街にー」

とっくに歌は始まっているのに、誰も声を発さない。
この学校にとってはもう当たり前のこと。

「あーあーひかーりーおーかー我らがー」

そんな中、私は。

「ちょ。誰?歌ってんの。ちょーうけるんすけど」

「しかも大声。何何、漫才でも始まったの?」

1人、大声で。

「いとーおしーきーひかりーおかー」

歌っていた。

3:花奏:2014/07/25(金) 11:52 ID:mUc

「みなさん、はじめまして。新入生の浅雛彩羽(あさひな いろは)です」

校歌を歌いながら舞台にか上がって、大きな声で挨拶した。


「何、コイツ。ちょーキチガイじゃね?」

そんな声が飛び交っている。

「突然ですが!今日から、この学校の生徒会長になりました!」

大声で叫ぶ。すると、生徒達の声は一瞬消えて…

「は?」

「えっ?」

「はあああああ!?」

疑問の声で帰ってきた。

そりゃそうだ。目の前で入ったばかりの新入生が
「今日から生徒会長です〜」
とか言われたら、すごく驚き、疑うだろう。

「昨年度の生徒会長は三年生で、
卒業したため生徒会長がいないと聞いています。
それで…先生を説得して、生徒会長になりました!」

なぜ私がそこまでして生徒会長になろうと思ったのか。
生徒達は、疑いが浮上しているに違いない。

「私の目標は、この学校を…」

すーっと息を吸い、はーっと息を吐く。

「昔みたいな光陸女子高等学校に、戻すことです」


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