ごめん、穂花

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1:海莉:2014/08/03(日) 23:59 ID:AOY

主な人物

篠崎 穂花 (しのざき ほのか)

15歳

高校一年生



佐藤 穂花 (さとう ほのか)

22歳


佐藤 真人 (さとう まさと)

22歳

2:海莉:2014/08/04(月) 18:30 ID:AOY

「穂花ー今日ヒマ?」

「ごめん、今日はこれから放課後デートでっす♡」

「もう!たまには付き合ってよ!?」

「ん!じゃまあ、また明日ね♪」

「じゃね!」

小走り気味に廊下を進む

まだ教室にいるかな?

廊下を曲がってすぐのドアを覗き込む

「すみませーん……」

「穂花ちゃん!悠斗ー穂花ちゃんだぞ!」

「あ、穂花!ごめん、ちょっと待ってて!」

「いつもいつも、ありがとです!佐藤くん!」

「え?いいのいいの!気にすんな!てゆーか、何で名前……」

「悠斗に聞きました!」

「そうなんだ!」

佐藤真人くん

悠斗のクラスメート

バスケがすっごく上手

女の子からの人気が高い

これくらいの情報しかないけどね……

「穂花、行こ!」

「うん!じゃね、佐藤くん!」

「じゃな!」

悠斗と一緒に歩き始める

また悠斗、背伸びたかな?

……かっこいいなぁ

「穂花、今日はどこ行く?」

「んー、クレープ食べたい!」

「んじゃ行くか!」

学校を出て、二人でクレープを食べに行く



……はずだった

3:海莉:2014/08/04(月) 18:53 ID:AOY

「ん……あれ、ここどこ?」

なんか体が軽い

体重がないみたい

……痩せたのか?

目の前に広がる初めて見る世界

「ここは天界の入口ですよ」

「だれ!?」

驚き綺麗な声が聞こえた方を見る

「こんにちは、篠崎穂花さん」

「……キレー」

「あら、ありがとう」

目の前にいたのは髪が金色でほんのりウェーブがかかった
長い髪に花飾りをつけた美女

こんな人になりたかった……!

「穂花さん、行きましょう」

「どこにですか?」

「え?天界ですよ?」

「ああ、天界ですか!……はぁ?」

「え?」

「ちょい待ってください。順を追って説明してください」

「はい。あなたは今日、命を落とされましたよね」

「え?や、生きてますよ」

「いやいや、亡くなられたんですって」

「……帰る」

夢だな、きっと

そうだそうだ

「あなたは今日、死んだの!」

ほっぺをつねる

……おかしいな

今度は強く頬を叩く

「いったぁ!?夢じゃない!?」

「もう!そうだって!」

「や、いやややややや!だって私まだ、え?」

「もう!行くよ!」

「いーーーーーやーーーーーだーーーーーー!」

「いーーーーーくーーーーーのーーーーーー!」

「嫌だったら嫌!」

「行くったら行く!」

その場にしゃがみこむ

これはきっと悪い夢だ

そうだそうだ

「だって、死亡リストにあなたの名前が……あれ」

とたん、後ろで凄まじい悲鳴が聞こえた


「どしたの」

「い、いや〜……実は篠崎穂花と篠原穂花、間違っちゃった……てへぺろっ」

「……は?」

「あなたは今日、死なない予定だったのに、私が間違って魂持ってきちゃった」

「……イマイよくわかりません」

「だから!あなたはもっと先に死ぬはずだったのに今日、私のミスであなたを死なせちゃったの!」

「……はぁああああああああああああああああ!?」

「ごめんさーい……」

「いやいやいや!ごめんさいじゃないって!ありえんって!」

「まあまあ!」

「まあまあじゃねえ!」

「うっ……うう〜」

「嘘泣きすんな!」

「あ、バレた?」

「バレた?じゃねえよ!っつーか嘘泣きなのかよ!」

「えへへ」

「なに照れてんのぉ!?」

この後しばらく私とこいつの言い合いが続いたことは
言うまでもないだろう

4:海莉:2014/08/09(土) 01:00 ID:AOY

「ねえ、早く返してくれない?戻りたいんだけど」

「う〜ん……まぁ、今からならまだ間に合う……かもっ☆」

「かもっ☆……じゃなくて!かえして!」

「わかった〜(*´∀`*)」

この子……イカれてる

おっこだ、おっこ

キチガイめ

「じゃあね、これあげる!」

「なにこれ」


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