文学少女、恋を知る。

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:匿名希望:2014/08/07(木) 15:25 ID:Wco

小説家を夢見るヒキコモリの少女、空木 雛乃は夏休みの間田舎のおばあちゃんの家に預けられる。
ヒキコモリでヒトミシリな雛乃だったがそこで触れ合ったたくさんの人、たくさんの経験によって
次第に成長していった。しかし夏休み15日目雛乃が図書館に行っている間おばあちゃんは熱中症で倒れ
亡くなってしまう。私の所為だと責任を感じる雛乃に思いもよらぬ出会いが訪れる…

2:匿名希望:2014/08/07(木) 15:40 ID:Wco

第1話「夏休み」

「雛乃、ご飯…できたわよ?どうする…?」
お母さんの声がする。ご飯なんていらない。今は話しかけないで欲しい。
やっと新しい小説が書けそうなのに。話しかけられるから集中力が途切れる。
「…うん…後で食べる…置いといて。」
「わかった。置いとくわね。あったかいうちに食べて頂戴。」
うるさいな。人間は3日位何も食べなくても生きていけるんだ。
わざわざ毎日持ってこなくてもいいじゃないか。お母さんはそういうことわかってない。
「…うん…」
「また後で来るからね…?」
来なくていい。来て欲しくない。私は今集中してるんだ。
「来なくていいよ…わざわざ…」
「…わかった。じゃあお皿持ってきてね…?」
やっと行ってくれた。人と話すのが苦手な私からしたら1日3回も部屋に来られるなんて迷惑なだけだ。

3:匿名希望:2014/08/07(木) 15:55 ID:Wco

「雛乃?ご飯食べた?」
「来なくていいって言ったじゃん。」
「そ、そうね。でも3時間も下に来てないからご飯食べたか心配になっちゃって…ごめんなさいね」
「いらないんだってば…私は今集中してるんだから…邪魔しないでよ…!」
「ごめんなさい…でもご飯はちゃんと食べないと」
「だからいらないっていってるでしょ!?何でわからないの!?」
「…ごめんなさい…」
はぁ。やっと行ってくれた。子供の気持ちも分からないでこれでも親なのか。
でも怒鳴ったのはやり過ぎたかな。明日謝っておこう。
今日はもう11時だし寝ようかな。

4:匿名希望:2014/08/12(火) 09:26 ID:Wco

「…の!…ひーなーのー!お友達来てるわよ!」
…もう朝か。眠れた気がしないな。…ってえ?友達?そんなのいたっけ?
まぁいいや。とりあえず帰ってもらおう。
「朝っぱらからうるさい…帰ってもらって。」
「…でもせっかくお友達が来てくれたのよ?」
あぁもうめんどくさい。私に友達なんていないのに。
「いいから帰ってもらって!私に友達なんていないの知ってるでしょ!」
やっといなくなった。その途端眠気に襲われる。
「あの…雛乃ちゃん?いる?」
…今度はなんだ。またお母さんか…いやお母さんはこんな声じゃない。
だとしたら誰?強盗?いや相手は私の名前を呼んでいる。知り合いなのは確か。
でも私はこの声にピンとこない。やはり強盗なのか?私は殺されるのか?
「あの…雛乃ちゃん?聞こえてる?聞こえてるなら返事してくれるかな…?」
やけに親しげだ。誰だ誰なんだ。いやでも聞こえてるなら返事しろと言っている…
ここは素直に返事した方がいいのか…?どうする私どうする雛乃…考えろ…考えるんだ…!

5:匿名希望:2014/08/12(火) 09:36 ID:Wco

「あの雛乃ちゃん?入る…よ?寝てたらごめんね!」
どうしよう…どうすればいいんだ。呼びかけに答えるべきか相手が去るのを待つか…
「おじゃましm
「うわああああああああああごごご強盗!!!!!あああああああああああああ」
「うあああああああああああ!?!?なっ何何何!?雛乃ちゃん落ち着いて!!」
「ひいいいいぃ!?話しかけるな!触るな!!気安く名前を呼ぶなあああああ」
「ごっごめんね!?私だよ!!飯田彩奈!!彩奈だよ!?覚えてない?」


書き込む 最新10 サイトマップ