部活戦線

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1:肴:2014/08/12(火) 15:06 ID:InY

始めまして
肴です
始めての小説です。
文才?何それて感じですので、それでも呼んでくれたら嬉しいです。
この小説はなんかこう...部活同士で敵対しあっているというか...
苦手な方はUターンで。
それでは始まり始まり〜

2:肴:2014/08/12(火) 15:17 ID:InY

私立音野裏学園吹奏楽部

部員数7名

毎年アンサンブル部門にしか出場せずとも、全国大会の常連校である。

そんな彼女達を襲った一つの悲劇。

“なぜ私たちがこんな目に”

誰もがそう思った。

悲しみは終わらない。

悲しみはついてくる。


「それでも私はーー」

3:肴:2014/08/12(火) 15:44 ID:InY

キーンコーンカーンコーン

放課後、チャイムが鳴る

楽しそうな喋り声や笑い声

みんな、ウキウキしてる

私もついこの間まではこのチャイムが楽しみで楽しみで仕方なかった、なんて

今更言ってもね...

「ふぅ...」

大きな扉の前

私は息をつく

ここから先は、私が“あいつら”の敵であることを見せびらかすようなものだ。

それでも私はーー

行く!

ガララララッ

バシャッ

ガッ

上から水の入ったバケツが降ってきた。

制服はびしょ濡れだし、当たったバケツが頭に痛い。

周りからは「やった!」だの「ざまあww」などと聞こえてくる。

何が「ざまあ」なんだろう。

私が...いや、私たちが何をしたと言うんだろう

「クレア!」

後ろからヨシカ先輩が走ってきた

「クレア...大丈夫?」

「はい」



「私は大丈夫です」

4:肴:2014/08/14(木) 03:45 ID:InY

その後「先に行ってて」と言って去って行くヨシカ先輩を見送りながら、大きな扉の向こうーー音楽室に入った

そう。

私は吹奏楽部。

この学校の吹奏楽部は、廃部寸前のところを『毎年全国大会に出場している』と言う理由で耐えている

「こんにちは...」

「おっす!クレア先輩!」

最初に話しかけてきたのは、九軸ルミ

「こんにちはルミ。今日も可愛い」

「そんな...私可愛くないですよ?」

「いやいやいや、何を言っているんだ君は」

割とマジな方でルミは可愛い

アイドル、モデル、芸能人...

いろんな所からスカウトされ、可愛さにプラス、話し上手まで兼ね備えたルミはあっという間に有名人

でも...そのせいでいじめの標的にもなってしまった

今では芸能活動もやめてしまっている

そしてそのルミが“この”吹奏楽部に入ってしまった

そのため、ルミへのいじめは日に日に悪化している...らしい

「あの...先輩、聞きにくいんですけど...」

「...ああ、制服?...いつものこと...だよ」

“いつものこと”

ああ、いつからだろう

こんなのが“いつものこと”になったのは

「私...こんなのが“いつものこと”だなんて...嫌です」

それは...

「私もだよ。そしてこの吹奏楽部のみんなも、きっとそう思っている」

私はルミの方を向いて頷いた


『こんなの終わって欲しい』

『誰にも縛られずに』

『他の部活動と協力しあって』

『ふつうの部活が』

『みんなで楽しい部活が』

「...できたらいいのに...」



「あいつ狙えー!」

「吹部だ!」

バキッ

ドガッ

「痛っい...」

“ほら今日も”

ガラララララッ

“そんな願いを”

「サキ先輩!」

“踏みにじられる”

5:肴:2014/08/22(金) 17:28 ID:InY

高宮サキ

高校三年生

一人称は「私」

好きな食べ物は納豆

嫌いな食べ物は苦瓜

得意科目は理科

苦手科目は体育

そして

部活動は

“吹奏楽部”

彼女の役割は


「部長!」

「ん、なーに」


“部長”


「青アザひどいですが大丈夫ですか?保健室に...」

「へーきへーき。それに行ったところで『あいつら』が待ち伏せしてるだろうし」

「そんな...」

普通そうな顔しているけど痛いんだ

右足をかばっている

「ッ...私包帯取ってきます」

「クレア!」

「クレア先輩!」

待ち伏せしてるだろうけど...知ったこっちゃないな!

今は先輩の足の処置が優先だ

「おい...来たぞ!」

「よし!」

バリバリ聞こえてる...

なんかされるな

「失礼しま...ブッ!」

痛い...なんか投げられた...しかも目に当たった...

「よっしゃ!」

「クリティカルwww」

なにこれ...って上履き!

「......」

痛みを堪えて、養護教諭の先生から包帯をもらう

「どうぞ...あまり怪我しないでくださいね。この治療用具は学校みんなの物ですから」

「...はい」

先生たちも見ているだけでなにもしない

それどころかたまに悪口も言われる

「...っ」

涙で視界がぼやける

でも...みんなの方が私より苦しいはず

私が泣いてちゃいけない

「ただいま...でいいのかな?」

「おかえり」

私は慌ててサキ先輩の足の手当をした

「ありがとう...ごめんね。私のせいで」

「!なんでサキ先輩が...」

「顔。腫れてる」

「...あんまり痛くないので大丈夫です。痛いのは見た目だけなので」

そう言って笑えば、「そうなの?」と言ってサキ先輩も笑った

本当は、すごく痛いけど

「はい...okです。しばらく座っておいた方がいいかも...です」

「ありがとう...それじゃあ部活始めようか!」

「はい!」




...知るわけないじゃないか

これから起こることなんて




ーー痛い いたい イタイ


『そんな...嘘でしょ!?」


『イヤ...』



『私の目が...』


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