天然girlと俺様boy

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1:碧:2014/08/19(火) 11:37 ID:XiU

〜主な登場人物〜

・西野 美希(にしの みき)

・門真 凉(かどま りょう)

・瀬戸川 響(せとかわ ひびき)

2:碧:2014/08/19(火) 12:01 ID:XiU

「美〜希っ!」

いった…
もぅ…相変わらず鈴ちゃんは元気だな。
でも、いい加減毎朝叩いてくるのは止めて欲しいな

「…き?美希っ」
「へ?」
「もー!またボーっとして〜。もう二年生なんだからシャキッとしなさい!アハハ」

私、西野美希。普通の女子中学生
よくボーとしてしまう性格で天然って言われてる。
自覚はないんだけどね
で、目の前にいる元気の良いこの子は私の親友桜野鈴ちゃん。
鈴ちゃんは元気でクラスのムードメーカーで誰とでも仲良くなれる性格。
しかも頭も良くてほとんどの人が尊敬してるくらい。
私も密かに尊敬してたりする
こんな人と親友になれたのは運が良かったかもしれない。

「あ、そろそろ先生が来る!じゃあまた後でね!」
「うん」

<ガラガラガラ>
あ、来た。
私は机の上に置いてあった教科書を机の中に入れた時

「「キャアアアアア!!」」

女子の叫び声が聞こえた。
キャア?
キャアって先生が来たんじゃないの?
まさか…不審者!?
ゆっくり顔を上げてみる…

「「凉様っっっ!!」」

凉……様?
って誰?

3:碧:2014/08/19(火) 13:12 ID:XiU

凉様って誰?
女子の目線の先には同じ学校の制服を着た男子生徒がいた
まぁ。とにかく先生じゃなかった。
で、この教室に何か用でもあるのかな

「りょ、凉様。何か用ですか?」

ある女子が顔を赤らめながら話し掛けた。
あ、そっか。
あの子は凉様って人のことが好きなんだ。
そっかそっか。青春だねぇー

「あー…別に。おい響。ホントにここにいんのか?」

…響?
また聞き覚えのない名前が…

「ここだと思う。さっき女の子に聞いたからね」

見知らぬ男子が『凉様』の後ろからひょこっと顔を出してきた。

「「ひ、響様!!!!」」

4:碧:2014/08/19(火) 15:42 ID:XiU

「あの…一体何か……」
「えっとね。西野美希ちゃんって女の子いる?」
「えぇ!?あ、いや、はい」

『西野美希ちゃん』
西野…美希…って私!!??
な!私あの人達になにかしたっけ?
え、えっと。どうしよう

「お前が西野?」
「ひゃっっ!?」

いつまにか目の前には『凉様』と『響様』がいた。
しかも『凉様』は私の顔からわずか5センチのところに顔を近づけて私の顔をマジマジと見てる。
ち、近すぎる…
耐えられなくなってチラッと周りを見ると呆然、唖然、気絶している女子がいる。
ほ、保健室に連れていかなくていいのかな。

「あ〜…いんじゃね?」

やっと離れてくれたと思ったら意味不明な言葉を吐き出した。
『いんじゃね』ってなんのこと?

「でしょ?てことで西野美希さん」
「ひゃ、ふぁい」

あわわ、いきなり名前を言われちゃったから変な声で返事をしちゃった。
二人を見ると『凉様』は目を見開いて私を見てるし『響様』は腹を押さえて爆笑してるよ…
すっごく恥ずかしい…

「アハハ!こりゃモテるわ。な?凉。俺が惚れるのも分かるでしょ?」

モテる?
惚れる?
ホントになんのことを言っているのー?

「…知らね」
「アハッ言うと思った。西野さん!」
「な、何?」




__「俺と付き合って!!」

5:碧:2014/08/19(火) 20:25 ID:XiU

今まで私は『恋愛』なんてまだ早いと思ってた。
周りからは「鈍い」と言われ続けていたけど私は気にしないで普通の学校生活を送ってきた。
これからも……これからも同じような生活を送るんだなーって思ってたんだけど…

__「俺と付き合って」

この言葉が私の「恋愛の歯車」を動かし始めたんだと思う

6:Ruka:2014/08/19(火) 21:18 ID:H1.

おもしろいです。続き頑張って!

7:碧:2014/08/20(水) 19:14 ID:XiU

Rukaさん
コメントありがとうございます(照)
続き頑張りたいと思います。
これからも楽しんで読んで頂ければと思います。

8:碧:2014/08/20(水) 19:41 ID:XiU

付き……合う?
どこに…ではないだろうし。
となるとこれは……
___告白?
え、でも告白って「好き」とかじゃないの?
いきなり「付き合って」って言われても…私『響様』のこと知らないし。

「……ウソ…ウソよ!!」
「そ、そうよね!!響様がこんなブスなんかに…」

そーそー。
あの女子の言う通りだよ。
私なんかにこんな美男に告白するとかありえないよね……

「…ブス?君、まさか西野さんのことを言ったの?」
「え、えっと…」
「…おい、響」
「…っ。あ、西野さんごめんね」
「い、いえ」

今…
……一瞬見えた響様の表情…
私がブスって言われた時の表情…
怖かったな…
__クスッ

「…え?」
「な、何?」
「今、笑ったから。西野さんが笑ったから何かなって思って…」

え!?笑っちゃってたの?
恥ずかしい……
でも何で笑ったのか言わないとただの変態だよね。
よし!言おう!

「え、えと……可愛いなって思って…」
「かわ…いい?俺が?」
「うん。私ね最初のキミの印象が『王子』って感じだったんだ」
「……あ。うん」
「でも、違かった!どんなに優しそうな人でも怒ったりして、感情を出すよね!で、キミのそのギャップが可愛いって思ったかっ…ら…あ。…つい……えと、ゴメンね?」

ああ!喋り過ぎちゃった!!
引かれた……かな?

「ナニそれ…」

ですよね!
気持ち悪いですよね!!
うぅ、目を合わせられないよ…

「西野さん……」

うぅ…
あー…何言われるかな…
もう、私のバカ!!
最悪だよ……

「……すぎっ」
「へ?」

よく…聞こえなかった…
「すぎ」てのは聞こえたから…
「キモすぎ!」とか?
ああ、あり得る。
もー!!!ホンっトに私のバカっ
はぁー…

「西野さん___」

9:碧:2014/08/23(土) 12:20 ID:/66

「西野さん!」
「……」

…っ!

<ガラガラガラ>
「お前ら!何しっ……!!!」

へ?
せ、先生?
どうしよう!大変だよ!!
違うクラスの響様達が見つかったら怒られちゃうよ!
…ってすでに見つかってるよね
でも…なんで先生は何も言わないんだ?
それになんであんな焦った表情をしているんだ?
それに比べて響様は別にって顔をしてるし…
今まで賑やかだった教室が突然静まり帰った

「……先生」

その沈黙を破ったのは響様だった。
…謝るの…かな?

「このクラスの一時間目、自習にしてくれませんか?」

……何言ってるの?
そんなのムリに決まって…

「わ、分かった。じゃ、じゃあお前らちゃんと自習しとくんだぞ」

そう言い残して先生はコソコソと教室を出ていった。
え!?先生!!??
いいんですか!!????
一体…なんで…

「西野さんとりあえず屋上に行こう?」
「え…はい」

私は混乱状態のまま屋上に連れていかれた。
皆は…特に女子は……私を睨んでいるように見えた…
そんな女子の視線を無視して屋上に向かった。
__……
屋上は夏を感じさせる日射しが照りつけていた。
私達は影に座った。
右に凉様、左に響様が座っている状態。
なんで私を挟んで座るんだろうか…
ってか凉様は寝てるし
響様に聞いたら「いつもだから気にしなくていいよ」って言われたけど気になるよ
はぁ〜…よくこんな暑い中で寝れるな……

「西野さん」
「は、い?」

あ、そうだった。
私、響様と話をするために屋上に来たんだった。

「オレ…マジで西野さんのこと好きなんだ」

なんてストレートなんだろうか…
女の子がきゃあきゃあ言うのも分かる気がする…
だってかっこいいもん
ちゃんと目を見て話をしてくれるし…
__でも

「あの、でも私、響様のこと知らな…いので…」
「だと思う。でも一回だけ話したことがあるんだよ?」

話したことが…ある?
私は集中して記憶を巡らせた
……あ…

「としょ…しつ」
「そう。それ!覚えててくれたんだ!」

思い出した…
あれは一年の時…

10:にっきー:2014/08/23(土) 17:45 ID:.Jo

こういうの本当に好きです!!


王道ですねw!

天然の主人公というのもいいですし!
これからもがんばってください!!

11:碧:2014/08/24(日) 02:36 ID:/66

〜*にっきー様*〜
ありがとうございます(//⊃∀⊂)

そんな!大げさな…っでもありがとうございますっっ!

ホントに!?…ですか?
天然キャラにして良かったですっ!

はい!がんばります!!
これからもよろしくお願いします!!

12:碧:2014/08/24(日) 03:09 ID:/66

あれは…私がまだ入学したばっかりのころだった…
私は本が読みたくて図書室に行ったんだっけ。
そしたら窓際に座っている男子生徒がいたんだ。
なんだか悲しそうで切ない表情をしていた
気にかけないようにしてたけどお人好しの性格もあって声をかけることにしたんだ。

『あの…』
『……ん?』
『何かあったん…ですか?私で良ければ聞きますけど……あ!いや!別に嫌ならいいんですよ!?…えと…?』
『……プッ』
『笑っ…た?』
『アハハ!君を見てたら悩みも吹っ飛んだよ!!ありがと』
『いえ。私は何も』

うん。ホントに何にもしていない。

__…それでこの人と関わるのは終わったと思っていたけどまさかこんな状態で再会するなんて…

13:にっきー:2014/08/24(日) 15:03 ID:.Jo

いえいえ!

本当に面白いですよ!

私も小説書いてるんですけどうまくいかなくてw

14:碧:2014/08/25(月) 01:01 ID:/66

〜*にっきー様*〜
ありがとうございます!(*>_<)

にっきー様の小説読ませて頂きました。
話の構成がきちんとされていて面白かったですよ!
私のよりすごく小説って感じがします!!
自信をもって下さい!!

15:碧:2014/08/25(月) 16:08 ID:/66

「でも…そんなに会話もしていないのにどうして私なんか…」
「うん。いつもなら特に女子は話した後は関わらないようにしてるんだけど…あの日の後…よく西野さんを見かけることが多くなって」

…見られてたんだ
私全然気づかなかった…
あの時、よく顔を見てなかったから学校で見かけても分かんなくて素通りしてたっけ…
ん?なんで響様は私だって分かったんだろう…
響様もよく私の顔見てないだろうし…

「でも、あの時私、名前教えていないのにどうして私だって分かったの?」
「西野さんはもともと男子の中では有名だったから。去年の入学式…『可愛い一年が入ってきた』って…先輩だって狙ってた人がたくさんいたよ?告白しようとしてた人だって…」

ぜ…全然知らなかった…
でも私…告白されてないし…
…あ…もしかして私…
__告白を告白として認識してなかったの!?
え、えと、もしそうなら…私…すっごく失礼なことをしてたことになる…

16:にっきー:2014/08/25(月) 16:32 ID:k0U

読んでくれたんですか!
ありがとうございます。

よかったらこれからもよろしくお願いします!
今度はアドバイスもらえると嬉しいです!

よかったらでいいんですけど、フリートークで話しませんか?

http://ha10.net/test/read.cgi/frt/1408091915/l50
よかったら来てください

17:碧:2014/08/29(金) 20:55 ID:NzY

〜*にっきー様*〜
いえいえ(^^*)

私なんかがお役に立てるか分かりませんが是非次の機会にさせていただきますね(_ _”)

いいんですか!?
嬉しいですっっ\(*∀*)/
近いうちに行かせて頂きます!
お誘いありがとうございます(照)

18:碧:2014/09/06(土) 00:08 ID:teo

「で、でも…わた…」
「ねぇ?オレじゃダメ?」

…っ。
そういうの反則だと思う…
そういう言い方されると断りにくくなっちゃうよ〜…
でも…ホントに私…

「…響様のこと知らない…し…えと…ごめんなさい」

…言った…
ホントにごめんなさい…
知らない人と付き合うっていう行為は私のプライドが許さないっていうか…
はぁ…結構断るのにも勇気がいるな…
ぅぅ〜…心が痛い…

そんなことを考えながら立ち上がって教室に戻ろうとしたら…
__パシッ

「待って」

響様に腕を掴まれた。
え?まだ何か話すことがあるの?

「な、なに?」
「西野さんはオレのことを知らないから付き合えないっていったんでしょ?」
「え、うん」
「なら__」

19:碧:2014/10/02(木) 00:04 ID:bs6

「なら、オレのこと知ってよ」
「え?」
「今これで終わりじゃなくて、今からちゃんとオレを見てよ。一人の男としてさ?」

一人の……男。
掴まれた腕が妙に湿っている
これは…汗?
緊張してるのかな…

「うん。分かった」
「ありがと!」

響様の顔が笑顔になる。
この答えがあってたのかはわからないけど…
きっと…大丈夫だよね!

20:碧:2014/10/03(金) 00:34 ID:bs6

「じゃあ…自己紹介しよっ」
「あ、はい」

人の名前を覚えるのは少し苦手だけど。
なんか響様のことは覚えられそうな気がする…

「じゃーオレからね」
「はい!」
「オレは瀬戸川響。A型で9月13日生まれ」
「ふむふむ。……あ、と私は…」
「西野美希ちゃん!」
「はい!えと、A型の12月24日生まれです」
「イヴが誕生日!?」

わっ!
響くん意外とすごい反応するな〜
イヴが誕生日だって知って驚く人は結構いるけどここまで驚く人は初めて見た。
前のめりに目を大きく見開いて…まるで幼稚園生みたい…

「へー…って涼!」
「…あ?」

こ、怖い…
気持ちよく寝ていたところ起こされて不機嫌になる人はいるけど…
この人…怖すぎ…
私の苦手なタイプだ…

「涼も自己紹介しろよ。これからお世話になるかもだし」
「…俺には関係ねぇよ」
「いいから」


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