あまいちゅうどく。

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1:まつもと:2014/08/21(木) 19:53 ID:X2Y



駄作ですが読んでもらえたら嬉しいです。



コメントは喜んで全力で返させて頂きます。←


よろしくお願いします*

2:まつもと:2014/08/21(木) 20:22 ID:X2Y



プロローグ



ハマってしまった。


やめたいけどやめられない。





「愛してるよ」


弱ってる私に貴方が耳元で甘く呟くの。








今日も貴方に夢中です。


貴方から抜けられそうにありせん。

3:まつもと:2014/08/21(木) 20:56 ID:X2Y



「は?嘘でしょ」


「嘘だったらどれだけ良いか…」



「やっぱ一回シメる必要があるな」

「マジでやめて。リリが言ったらシャレになんない」


お昼休み。和気あいあいと皆がご飯を食べている中、私と親友の曽根 莉々(ソネ リリ)は和気あいあいとなんて出来ないような溜息が出る話をしていた。

いつもは大学の外のベンチとかでリリと食べるが、雨が降りそうなので今日は食堂で食べる事にした。



外を見ると空は暗く、灰色がかっていてポツリポツリと雨が降ってきた。


うん、まさに私の気持ちと同んなじ感じ。




私、佐々木 恋(アキタ レン)は、彼氏に4回目の浮気をされてしまいました。

4:まつもと:2014/08/22(金) 02:32 ID:BpA




彼氏、浅井 良(アサイ リョウ)21歳で私の二つ上。


彼は社会人で会社に勤めている。



彼に出会ったのは高校一年の時。

私の一目惚れだった。



彼に近づきたくて、彼が所属していたバレー部のマネージャーをしたり

彼が好きな漫画や音楽は片っ端から調べて彼と話す為のネタにしたり

部活が終わった後は彼を待ち伏せして一緒に帰ったり


今思うと当時の私はかなりヤバい奴だった。ストーカーでしょ…

しかし、やった甲斐あって(?)見事念願の彼の彼氏になったのだ。


彼氏になるまでに色々苦労した…

彼、すごくモテるから。



かっこいいし、勉強も出来たし、スポーツも出来たし、すごく優しくて落ち着きがあって、いつもニコニコしていて…


本当に私には勿体無さ過ぎる程素敵な人で。

付き合った当初は、リリによく「不釣り合いね」と満面の笑みで言われた。


私にかっこいい彼氏ができて妬んでいたんだろう。




しかし、今では…


「あんな最低野郎と付き合ってる意味がわかんない。浅井先輩にれんは勿体無い、別れろ」



彼の言われよう…(笑)

5:まつもと:2014/08/22(金) 02:52 ID:BpA





「ちょっとイケメンだからって調子乗んなってんの」


きっと、私よりリリの方が彼の浮気を怒ってると思う。

リリは本当に友達想いの良い子だ。
少し口が悪いけど(笑)


高校生の時に、リョウが私と付き合っているのを気に食わない子達が私に嫌がらせしてきた時は

リリがキレてその子達をひとりでボコボコにした。



リリは停学になるし、私は大泣きするし、リョウは困った顔して私を必死に慰めてくれて、色々大変だった(笑)





「んで、どうするの?今回も許すの?」

「…反省してるし、許そうと思う」


はぁ…っとリリが大きな溜息をついた。



だって、リョウから離れるなんて私には考えられない。

6:まつもと:2014/08/22(金) 03:13 ID:BpA




「本当に反省してるのかな」


「してるよ」


お昼ご飯を食べ終え、教室に戻り席に着いた。

私とリリの席は隣同士。




「あー、本当ムカつく。浮気する浅井先輩も浮気野郎を3回も4回も許せちゃうれんにも」

席に着くなりボソッとリリが呟いた。




私だってムカつくよ。

何回も別れた方がいいのかなって思った。

でも…リョウが彼氏じゃなくなるなんて私には考えられないの。



「れん、本当にごめん…もう絶対しないから」

必死に私に言ってくるこの彼の言葉を信じたいの。
この言葉聞いたの4回目だけどね。




「次は絶対ないよ、大丈夫」

「だといいけど。あーぁー、今度浅井先輩に会ったら二度と浮気なんか出来ない面にしてやる」


「ちょっと!本当、リリが言うとマジでシャレになんない」

7:まつもと:2014/08/24(日) 22:45 ID:K5c




本当、私何やってんだか。


もし私がリリの立場で私を見ていたら馬鹿な女だと思うだろう。

浮気を3回も4回もする男なんて別れた方がいいって思う。




3回も4回も浮気されても許してしまうのはリョウが好きだから。

ずっと一緒にいたいの。馬鹿みたいだけど。




それにきっと、何回も浮気される私にも原因はあるんだから。

8:まつもと:2014/08/24(日) 22:56 ID:K5c




「リョウ〜?今日何食べたい?」


一人暮らししてるリョウの家で私の作る晩御飯を一緒に食べるのが日課になっていた。

料理出来ないからって外食とコンビニ弁当ばっかりのリョウに体に良くないからって私が作っている。


ついでに私も一緒にご飯食べてたりしたらこれが毎日続いて日課になったのだ。



「れんが作ってくれる物だったらなんでもいいよ」

後ろから抱きついてくるリョウはリョウの匂いがした。


…この間まではクッサイ香水の匂いがしたけどね。


「じゃあ今日は、リョウが好きなグラタンにしようかな」

「やった!美味しいの作ってね♪」

「任せなさい」


この幸せが続いたらなぁ。

9:まつもと:2014/08/24(日) 23:08 ID:K5c




私が作ったグラタンを美味しい美味しいって食べてくれるリョウ。


作ったかいあったな。



後片付けはリョウがやってくれて二人でソファに座りながらテレビを観た。

「ねぇ、れん」

「ん?」


「俺の事、許してくれるの?」

真剣な顔をして私を見るリョウ。

リョウが言っているのは浮気の事だろう。



「…許してなかったら来ないよ」

そう言うとリョウに苦しいぐらいに抱き締められた。

これじゃあ、ただの都合のいい女かな…?


「れん、大好き。愛してる」

私の耳元で呟くリョウ。

心の中では何かが違うとわかっていても喜んでしまう私は馬鹿なんだろう。

10:まつもと:2014/08/24(日) 23:20 ID:K5c




リョウが私にキスして、そのまま行われる行為。


その手で何人も他の女を抱いたと思うと吐き気がしそう。

私と付き合ってるのに4人の女とそういうことしたの?
…もしかしたら、それ以上の人数した?


「リョウ、待って…」

そう思うと私は行為の途中でストップをかけた。


いつも流されるままやってきたけど、躊躇したのは初めてだった。



「ん?」


「あの…」

止めたはいいけどしたくないなんて言えない。

でも、こんな気持ちでは出来ない。


「ごめん…出来ない」

勇気を出して言った。


しかし何も言わないリョウ。

言った後悔が押し寄せてきた。

11:まつもと:2014/08/24(日) 23:24 ID:K5c



嫌われたらどうしよう。


面倒だと思われた…?



これでまた浮気されたら…




後悔が頭の中で渦を巻く。




「仕方ないよな」


やっとリョウが言葉を発した。

そう言ってリョウは私のおでこにキスすると「風呂入ってくるね」と言ってソファから降りた。

12:まつもと:2014/08/25(月) 01:49 ID:u6M



私、愛されてるだ。

そう思えた瞬間。すごく嬉しかった。



乱れた服を整え、リョウがお風呂から出てくるのを待っていた。





____________________________

_______________





「あれ、私…」

どうやらソファで寝てしまっていたようだ。



部屋の時計を見ると午後10時。


「リョウー?」


リョウを呼んでも返事がない。
外に行ったのかな?



ガチャ


「あ、起きた?」

ビニール袋を持って部屋に入ってくるリョウ。
きっとコンビニに行っていたんだろう。


「お邪魔しまーす♪」

リョウの後から入ってくる人がいた。


「咲ちゃん…」

何でいるの?

神戸咲(コウベ サキ)
私と同期で同じ高校、大学に通う。大学は学科は違うから全然会わないけど高校の時は一緒のクラスになったりしてた。

高校の時、私はこの子にいじめられていた。



「れんちゃん久しぶり!たまたまリョウ先輩に会ったんだ〜♪」

気味が悪い程笑顔で私に寄ってくる咲ちゃん。


なんで選りに選ってこの子を…


この子はだいぶ面倒。
自分中心、自分の思い通りにならないと駄目みたいな感じの子。



高校の時は、この子を中心に散々嫌がらせされた。
原因はリョウと付き合っているから。


咲ちゃんもリョウが好きだった。

しかし、リョウは私と付き合っていてそれを気に食わない子達が集まって咲ちゃん中心で私に嫌がらせをしてきたのだ。




まぁ、最終的にはリリにボコボコにされて咲ちゃん達もリリと一緒に停学になってたけどね。


それなのに、よくノコノコと私の前に現れたな。




「あ、私お邪魔かな?」



「そんな事ないよ!3人で呑もうか」


えっ……

13:まつもと:2014/08/25(月) 01:55 ID:u6M



「やったー♪呑ものも」


リョウは咲ちゃんと二人で冷蔵庫の中を漁って何か作りだした。


リョウ、何でそうなるの?

私が咲ちゃんに高校の時にいじめられてて、この子の事苦手なの知ってるでしょ?


咲ちゃんなんて、顔も見たくない感じなのに…



だからって今帰ったらリョウと咲ちゃん二人っきりになってしまう。

それは駄目だ。


…ここは我慢しよう。




「あ、そういえばー、私二人のLINE知らない!教えてほしいです♪」


勘弁してよ……



リョウは私の気も知らず笑顔でLINEを教えていた。


「れーんちゃん♪LINE教えて」

「…リョウから聞いて」


本当、勘弁してほしいな。

14:まつもと:2014/08/25(月) 02:07 ID:u6M




おつまみやらお酒やら用意して三人で呑む。


こんな時でもお酒は美味しい。



「二人まだ続いてるんですね〜♪いいなぁ」

「神戸さん彼氏いないの?」

「いませんよー!彼氏欲しい〜、あっ、リョウ先輩れんちゃんと別れたら私なんてどうですか?♪」

「んー…って、れんに怒られちゃう(笑)」


ずーっと二人で話していて、私のいる意味あるのかなって思えてきた。



もう帰りたい。

2時間ぐらい経ってリョウがお開きにしようかと言ってお開き。

リョウの車で家まで送ってもらった。咲ちゃんも。


「リョウ先輩、れんちゃんいきなりすみませんでした!楽しかったです♪また呑みましょ!」

もう絶対やだと思いながらも笑顔で彼女を見送った。






車内でリョウと二人っきりになり、ここで私が爆発する。

15:まつもと:2014/08/25(月) 02:14 ID:u6M




「ねぇ、私が高校の時にあの子に何されたか知ってるよね?」


「…ごめん、あの子しつこくて」

「本当あり得ないよ。何が三人で呑もうなの?意味わかんない」


リョウは何も言わずずっと黙りっぱなし。

私の怒りは収まらない。


「LINEとか本当勘弁してほしかった。もうアカウント消す。リョウも消してよ」

「えっ…」


ここでやっと言葉を発したリョウ。



「何でそこまでする必要があんの?」

「そこまでする程私はあの子が嫌なの」




「…そこまで嫌な子じゃないと思うけど」

16:まつもと:2014/08/25(月) 02:51 ID:u6M



「…あの子の味方するだ。あの子に私が何されたか知ってる癖によくそんな事言えるよね」


「ごめん。俺が悪かった」



泣きそうになったけど必死に我慢した。

何か言ったら泣いてしまいそうだったから何も言わず家まで送ってもらいリョウとは別れた。



自分の部屋に入ると我慢してた涙が一気に目から溢れた。

17:まつもと:2014/08/25(月) 02:58 ID:u6M



私が泣きそうになっていたのを察したのかリョウは何も言わず別れる前に抱き締めてごめんなと謝ってくれた。


私はそれに頷くしかなかった。




ずるいよね、これだから何回浮気されても嫌いにはなれない。


泣き止んでから落ち着いたのでリョウにLINEを送ろうと思った。




SAKI♡ 『れんちゃん♡♡今日は久しぶりに会えて嬉しかった!!』


きっと咲ちゃんだろう。早速LINEが送られていた。

咲ちゃんからのLINEは後回しにしてリョウにLINEを送った。


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