ある雨の日。

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1:結莉◆0Q:2014/08/31(日) 17:22 ID:N/M

結莉と申します。小説を書くのは初めてで右も左もわからないような状態ですが...。
アドバイス、感想お待ちしております。

2:結莉◆0Q:2014/08/31(日) 17:51 ID:N/M

 それは、ある雨の日。委員会で遅くなってしまったから、ひとりぼっちで帰ることになった。
「…どうしよう」
傘が、ない。
「だって、今日は寝坊して天気予報見てなくて...。わ、私は悪くないもん...。」
誰も聞いてくれないのに、弁解するように私は話す。
...濡れちゃうなあ。
梅雨の初めの、優しい雨が私にかかる。
「何で置いていったのかな」
仕方のないことなのに、我慢出来ず呟いた。


「酷いよぉ...」
私が悪いのに、泣く所でもないのに涙が溢れる。
雨は、強くなる。
「何で、なんでよぉ...」
いつも、いつも皆私を置いていくんだ...。
い、つも...?いつ、も?言葉の意味がわからなくなって、事実を認めたくなくて、その場にへたりこんだ。

3:結莉◆0Q:2014/08/31(日) 18:21 ID:N/M





「大丈夫、です、か?」
頭上で小鳥のような高い声が聞こえた。
雨は、私の上でだけ止んでいる。
「あの、」
「大丈夫ですっ!」
小鳥のような可愛らしい声が鬱陶しく感じたのか、怒ったような口調で言ってしまった。
びしょびしょのスカートのせいで、足が重かったけど、凄い勢いで立った。と、その途端また雨が降った。
傘を、さしてくれてたのかな。
その傘をさしてくれていたであろう彼女はびっくりしたのか一歩後ろに下がったようだった。
ゆるいウェーブのかかった髪と、つぶらな瞳。背は同学年なら小さいぐらいで、まるでポメラニアンのようだった。
今の状況は、心配してくれた可愛らしい女の子を地味な少女が一方的に突き放した…というのが妥当だろう。
どうしよう…

4:結莉◆0Q:2014/08/31(日) 18:37 ID:N/M

「あの…」
…そうだ。彼女は何か言おうとしていた。考えごとをしている場合じゃない。
「ごめ…「綾さん、ですよね?」
彼女は一歩前に出て、私を見上げるように言った。
「えっ?」
うん、私はいかにも綾だ。雨谷綾。
…誰だろう。私を彼女は知っているのに、私は彼女が思い出せない。
「人違い、ですか?」
「い、いえ…」
良かった、とでもいうように彼女はほのかに笑い、私の方に傘を向けた。
「いいよ。その体制、辛いでしょう?」
私は得意の作り笑顔で言うと、彼女の手から傘をひょい、と取り上げ、相合傘のようにして、二人でさした。
「ありがとうございます。」
私が愛想笑いしているのなんて知らずに、彼女は言った。

内心、焦っていた。知らない女の子に名前で呼ばれ、相合傘までしているなんて。
普通じゃありえない。

何だか怖くなって、急ぎ足で歩いた。

5:結莉◆0Q:2014/08/31(日) 20:04 ID:N/M

<書いてみて>
い、いえ→作り笑顔
の不自然さに気づいて頂けたでしょうか...?
この状態で彼女は少女に見せる自分を取り繕っているのですが...。
少女は綾のことを知っているのに、不自然すぎる行動。少女もそれに動じないのはおかしかったですね...^^;
お恥ずかしい><

6:結莉◆0Q:2014/09/03(水) 16:37 ID:N/M

何とか頑張って繋げてみます...><


「綾さん、どうしたんですか?」
彼女は心配そうに言う。
「ど、どうって?」
「何か、変ですよ?今日。」
顔も名前も知らない奴に話しかけられて、変じゃないやつがいるのか...?
「ひ、酷いなあ。私はいつも通りじゃん?」
「そう、でしょうか...?」
彼女は怪訝な顔をする。
「…うん。いつも通りだよ。」
笑って見せる。
「そーかなぁ…?」
納得がいかない、とでも言うように私を彼女はじっと見ていた。

そのまま何も言わずに、雨の中を歩いた。
「あ、じゃあ私こっちだから!」
「え、あっちじゃないんですか…?」
私は右を、彼女は左を指した。
「やだなぁ。今はこっちだよ。」
私はそう言うと、また雨の中に駆け出していった。

7:結莉◆0Q:2014/09/05(金) 22:03 ID:N/M

と、ここで不思議なことに気づいた。
私の前の家を知っている人はいないはずなのに…。
あの頃の私に友達なんていなかったし、もしいても忙しくて家になんか入れないし…。
彼女は何故知っていたのだろう。可愛いらしくて不思議な彼女は、童話に出てくる妖精のようだった。
妖精さんに、また会えるといいなぁ。そんなことを考えていると、顔が緩んでしまいそうだけど、誰も見てないもんね。私はまた、走り出した。


気がつくと、空は泣くのをやめて、笑顔を見せた。

8:結莉◆0Q:2014/09/06(土) 18:05 ID:N/M



「ただいま。」
誰もいない家で呟いた。
早く宿題を終わらせて、寝てしまおう。
でも、その前に携帯を確認しよう。私をおいていったあの子達に文句を言ってやるんだ。


もう!置いてかないでよ〜。(`・э・´)
寂しかったんだからね!><

こんな風に。まあ、送る相手もいないけど。
...はぁ。
ため息をつく。昔から私は、ひとりぼっちだった。
孤独感が私を襲う。

やめやめ、さっさと宿題しよっと。
私の昔からの友達である、音楽プレーヤーに電源を入れた。

9:結莉◆0Q:2014/09/06(土) 18:23 ID:N/M

瑞琴...それは、私のお気に入りアーティストである。
ネットで見た時は、びっくりした。こんなに可愛らしく、でも美しく歌えるひとがいたんだ...!
他の曲も聞いてみると、すぐに気に入って、アルバムの<みことのり>も即買だった。


そんな瑞琴の曲、星空を聞きながら、宿題に取りかかる。
今日は、少ないなぁ。すぐに終わらせて、寝てしまおう。

10:miu◆Ng:2014/09/06(土) 19:02 ID:.TQ

これか〜続ききになる〜

11:miu◆Ng:2014/09/06(土) 19:05 ID:.TQ

専スレというものがあったから顔をだしてみたのだが…

12:結莉◆0Q:2014/09/06(土) 19:53 ID:N/M

>>10
ありがとう。まったり更新だけどよろしくね。
>>11
何か問題でも?

13:miu◆Ng:2014/09/06(土) 20:16 ID:.TQ

>>12
いえ

14:結莉◆0Q:2014/09/06(土) 20:20 ID:N/M

>>13
ならいいよね!

15:miu◆Ng:2014/09/06(土) 20:21 ID:.TQ

>>14
おっおう!!

16:結莉◆0Q:2014/09/06(土) 20:21 ID:N/M

さて、雑談はおわりにして更新しますね

17:結莉◆0Q:2014/09/06(土) 20:35 ID:N/M

…ふぅ。宿題も終わったし、風呂を沸かしてから夕飯を作って食べよう。
今日は何があるかな。お、肉がある。ハンバーグ…は面倒だしなぁ…。野菜炒めにでもしようかなぁ。

決めた。焼肉のタレで野菜と一緒に炒めよう。と、その前に、お風呂のスイッチを入れておくか。
お風呂場へ足を運ぶと、
「ただいま」
という声が聞こえた。お母さんだ。
「おかえり」
無愛想に言った。
「お、食材から考えるにアレね。丁度食べたかったの」
お母さんは嬉しそうに言った。
「うん。お風呂沸かしてるから、沸いたら入って。」
「はーい。」


お風呂が沸いた合図のメロディが鳴り、
「じゃあ、入ってくるね。」
とお母さんは言った。

こんなに元気そうだけど、母子家庭なのでお母さんはずっと働いている。
無理しなくても良いのに、私の将来の為と塾に行かせてくれている。きっと、お母さんも一人ぼっちなんだろうなぁ。
そんなことを考えながら、皿に盛り付けをしていた。

18:結莉◆0Q:2014/09/06(土) 20:43 ID:N/M

お母さんもお風呂から上がったので、夕飯を食べていると

お母さんは、唐突に話しだした。
「ごめんね。私のせいでこんなボロアパートで…」
何かあったのだろうか。でも、嬉しそうだ。
「どうかしたの?」
「でもね、私…


再婚出来そうなの」


え?さ、いこん?じ、じゃあ私にお父さんが新しくできるの?
私にはお父さんは一人しかいない。

「嫌だよ!」
テーブルの上の皿を取っ払って、私はきっと怖い顔で言った。
それにお母さんは呆然としているらしく、手をだらんと下げていた。


続く

19:結莉◆0Q:2014/09/07(日) 20:27 ID:N/M

おかしい文章などが出ていますが、皆さん、頑張って脳内補完でお願いします

20:結莉◆0Q:2014/09/13(土) 09:15 ID:N/M

「あ、綾…?」
「もう嫌だ!お母さんなんて大嫌いだから!」
私はそういうと、周りの惨状なんて気にしないとでもいうように、部屋へ戻った。


…狭い私の部屋。母子家庭の私達には丁度良いけれど、それが広くなる。きっと、落ち着かなくなっちゃうよね…。
嫌いなんてのは嘘だ。確かに、服とかは安物で追いつけていないところもあるけど。女手一つでここまでしてくれたお母さんは好きだ。
けど、けど…病気で死んだお父さんを捨てるのは許さない。
確かに前の物質的な豊かさが戻るのは嬉しいかもしれない。でも、その代わりに、大好きだったお父さんの代わりが来るのは嫌だ。

落ち着かないまま、ヘッドフォンをつけた。

21:結莉◆0Q:2014/09/13(土) 20:01 ID:N/M

むしゃくしゃする。こんな時は
プレイリストの一番上の項目を選択した。


…私に希望と、安心をくれるこの声…瑞琴のこの声を聞くと安心する…

気が付くと、私は寝ていた。


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