また君に、会えるなら。

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1:結月。◆A.:2014/08/31(日) 17:54 ID:4k2






 また、大好きな君に会えたら。


 その時は──────…







 ──────温かく包み込んでくれますか?






『また君に、会えるなら。』

2:結月。◆A.:2014/08/31(日) 18:10 ID:4k2





─────私は何時から、変わってしまったのだろう──……



「れーいっ! おはよー! 今日もいい朝だねっ!」
「……今雨降ってんじゃん」


 私、唯季玲の側に、友人である笹波桜が駆け寄ってくる。駆け寄る、というよりは、飛び付く、と方が近い。
 今は夏の後半辺りで、もうすぐ秋だ。パラパラと降る雨も久しぶりで、新鮮な感じがする。天気は良くないが、このくらいの雨なら気持ちがいい。


「アンタ、濡れてるよ。このハンカチ使いなよ」
 そう言って桜にハンカチを渡すと、「ありがとうっ」と言って嬉しそうにハンカチを受け取った。



「あ、そういえばさ」
 桜は私が渡したハンカチでブレザーを拭きながら口を開いた。
 こいつの言うことなんて、きっと大したことじゃないだろう。


「転校生来るんだって、うちのクラスに」

3:佐倉聖◆A.:2014/09/01(月) 18:52 ID:4k2



「…だからなに?」
 私が興味無さそうにそう言えば、桜はむっ、と頬を膨らませた。
 上履きを履き、2-Bの教室へ向かっていく。階段を上がる音と、沢山の話し声が頭のなかに流れていく。ほとんどのグループの話題が、転校生について≠ニいう話題だった。
 ポツポツと降り続ける雨を窓から見ていると、いつの間にか教室に着いていた。

「…転校生が水沼君だったら、興味なくないでしょ?」
「……はあ? そんなのアンタに関係ないでしょ、」

 ──────水沼恋。私の幼馴染みで、中2の時に九州に引っ越していった。ここは東京だし、九州は遠いから引っ越し以来全然合ってないけど。
 
「関係あるよー、! 私達友達でしょー?」

4:董香、◆A.:2014/09/02(火) 19:17 ID:4k2



 ────友達、か。
 今は友達だ、って言ってても、その関係はいつかきっと崩れていくんだ。
 人間関係なんて、そんなもんだ。

「おはよーっ、」
「おはようございます」

 挨拶をしながら、教室へ入っていく。担任はまだ来ていなかった。
 

5:董香、◆A.:2014/09/04(木) 19:00 ID:4k2


「おはようございまーすっ!!」

 担任である竹村美代子(独身、彼氏募集中)が挨拶をしながら入って来た途端、教室はざわめき、「せんせー早く転校生紹介してよー!!」と叫んでいるやつもいる。
 転校生なんて、興味ない。────でも、もしも転校生が水沼君だったら──…

「ではー、お待ちかねの、転校生紹介でーすっ!」
 先生は、ばばーんと言わんばかりに勢いよく教室のドアを開け、転校生はその姿を現した。

6:董香、◆A.:2014/09/06(土) 19:29 ID:4k2


「水沼涼だ、好きなやつ以外は興味ない。仲良くしてくれなくていい。」

 入ってきた転校生は、それだけ言った。
 なんだか愛想のないやつだ、人のこと言えないと思うけど。

「水沼さんの席は唯季さんの隣ですー」
 私は先生の言葉に顔をしかめる。あんなやつの隣は正直言って嫌だ。
 第一印象は最悪、そんなやつの隣なんて。

7:ミレイ:2014/09/07(日) 10:53 ID:H1.

続き頑張ってください


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